FMEN式雑記

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確かに旋風はあった

2024-01-20 22:48:31 | バス・タクシー・その他陸海空運
市内某所を自転車回り中。
大寒の晴れ空に見たこれは。
金農バスだ!
あの旋風で集まった寄付金で買ったのか。

もう6年も前とは信じられない。
吉田もオリにトレードされた。

ただ、こんな立派なの運転できる人確保できたのがすごい。



秋田バス戦争・中央編

2023-02-24 20:20:46 | バス・タクシー・その他陸海空運
ずっと金曜日に特集していたバスシリーズですが、実はあるとこを忘れてました。

これは、中央部。
忘れてた理由として基幹過ぎて灯台下暗しだったからか。

○移管までの流れ
元々(一部別地区扱い含)は、
市営→県庁経由交通局線、県庁経由県立プール&スケート場線、たけやパン線、商業高校線、県庁寺内経由交通局線、通町寺内経由交通局線、東北製紙線、大川町経由交通局線など
中央→県庁八橋線、長崎屋車庫線(2つ合わせて中央交通線)
だった。
特徴としては一部を除き県庁市役所を通る。
また、昔は中央交通は秋田地裁前の市民広場で運転打ち切り。
基本道が広いからどちらも大型中型小型様々走っていた。

○移管開始からは
第一次で「たけやパン線」(正式名・山王線)が移管され、これにて県庁八橋車庫線が新設された。
たけやパン線は昔はクリスマス電球工場前で終わっていたが、後に中央交通車庫近くのデイリーストア本店のバス停まで延伸。
免許維持のためにやっていた感が強くて真っ先に対象に。
この移管は仕方がないが、操車機能としてダブル入ならまたどうだったか。
大川交通局や東北製紙は移管前になくなっているようだ。

○交通局廃止後
廃止少し前から中央交通が交通局を間借りしていたが、廃止あとに交通局の蛭根車庫は中央交通臨海営業所にかわった。

緑の部分には昔は市章。
また左手の出入り口のポールから乗れる。
昔何回か市営時代に始発乗りをしたことがある。
なぜか臨海土崎線や臨海新屋西線の「臨海県庁秋田駅」の幕だったことも。
あと、市営時代はたくさんバスが出ていたから旧県立球場で中総体の応援して秋田駅までバス使うなら律儀に球場で待つより交通局まで降りた方がかなり早いし、しかも空いていた。
閑話休題。
そんな臨海だが、やはり支社に格下げされて本数は減っている。

○管轄の整理は正しいの?
この再編でただでさえ管轄にうるさい中央交通なのだが、やはりきつい管轄再編をした。
中央管轄→中央交通線、県庁寺内土崎線、将軍野線、南部全般、三吉神社方面線、東口発止線、手形山大学病院線など
臨海管轄→五城目線、追分線、新国道経由土崎線、大学病院以外の手形方面線、西部全般、泉ハイタウン線、神田線、添川線など
である。
管轄にうるさいというのは、その営業所の管轄のバスは他には絶対入らないということ。
例えば秋田駅→牛島→御野場→新屋→新屋西→秋田駅→通町→生協みたいな編成は無い。
市営時代は関係なく効率で走らせていたが。
これのなにが問題かといえば営業所で差がでること。
南東部冷遇に感じるのは臨海厚遇にされている感があるかと。
秋田で減便減車かかると特定の路線だけ減る構造だから。
臨海は
・減便が少ない
・買物広場や秋田駅前待機が優先なため始発の待ち時間が少ない
などがある。
なかでも悲惨なのが手形山や将軍野かもしれない。
長年市営バスだった名残で臨海だったのが秋田に配置転換されてからは減便も増えたりしている。
ちなみに寺内は臨海から異動してから大型バスも来なくなっているし、移管時に交通局の県庁寺内経由と通町寺内経由の2系統は引き継がれていない。
反対に長年大川反だった五城目追分土崎の新国道3兄弟は臨海に異動されたから比較的安泰。
管轄なんて客にはなんも関係ないからもう少し緩やかに管理したらいいのに。

○そもそも同じ系統に似た位置の車庫は必要?
大川反も臨海も同じ県庁経由で少し行けばは同じ。
県庁方面がダブついてしまうんだから、臨海は仮操車場に残して市営時代は南東部に強かった東営業所(これも移管担当艦にされて非効率になり潰れた)を残すか、トランスポートの名目で新屋に南営業所か飯島に北営業所を設立か御野場仁井田四ツ小屋に新しい操車場を置いても良かったかも。
持論であるからまたいつか書くけど、臨海はマイタウン集約団体を作りそれの車庫にすればいいかもしれない。

○古巣に帰ってきていたバス
秋田市の所有バス「やまびこ号」と他一台が厳密には市の道路部だが臨海営業所にいた。
これらは市営時代を知らないが先輩たちがいた場所にいた。
確かに市営バスはここにいたを思わせる一枚。

バスネタばかり続きました。
明日は違う話題にします。

秋田バス戦争・新政策?編

2023-02-17 22:06:12 | バス・タクシー・その他陸海空運
今年に入りずっと金曜日にまとめていた秋田バス戦争シリーズ。

まずは本編前に。

秋田駅西口にこのような発車標ができていた。
近い時間からわかるもの。

さて、本編。
サービス編のコメントにもありましたが、次のような事業ができていた。

予約制乗り合いタクシーとな。
リンクによると、2/14より市が南部地区でタクシーの委託運行実験を開始。
会社は高尾と国際。
南部は路線冷遇が一番ひどい地域であり、これで改善なるか?と思うもどうせ期待はできない。
見た瞬間に磯野波平や大原大次郎みたいになるんだろうなと開けた。

路線図。
呆れてものが言えん的はずれな施策。

なにに不満があるか?といわれたら。

1 城南地区混雑緩和にまったくタッチしてない
南部の冷遇や再編で一番割を食い、大混雑を起こしている楢山牛島の城南地区と秋田駅の動きに関わってこないから、結局なにも解消しないのでは?と。
こないだ、柳原大住と牛島御野場が比較的近いダイヤで合う時間に遭遇。
大住は比較的少なめな入りで御野場は積み残しになるぐらい混雑。
しかも大半が城南地区降車。
これ、牛島でダイヤを軽く離したらどちらも適度に乗るんじゃないの?と。
こんな解決をしてくれていない。

2 アキカに非対応
アキカに非対応、現金のみはアキカ普及の流れに逆行してるんじゃ?

3 デマンドのせいで高額で儲からない
秋田マイタウンの欠点のひとつ、予約デマンドを採用している。
これのせいで初乗りが300円にもなる。
こんな動きなら歩いたほうがいい。
さらに300円や他のデマンドの100円もだが、タクシー初乗りより安くそれすら赤字なのにこんなんしたら赤字はもう見えてるんじゃ…と。
しかもタクシーより安いにしてもこれでは割高。

4 遊びに行く小学生か!
裏路地がかなり多いため、かなり停留所が目立たない。
距離も近接すぎて小学生が遊びに行くレベルじゃ?と
今年は雪が残るからあれだが、雪が無いと自転車とか使いますよ。
そして裏路地は雪ばかり。定時に来れるのか。
さらに通学通勤にはほとんど役にたたない。

こうしてみると、あまりにも不満がでたからとりあえず実験しようとしただけに見える。
これなら小さなリエッセポンチョレベルのバスを高尾あたりが買い秋田駅→二ツ屋、南高校、仁井田とか日赤→仁井田、御野場あたりまで流したほうがマシじゃないのかと。

しかも市の事業ときたもんだ。
結局、南部地区の冷遇はつづくのでした。

秋田バス戦争・サービス編

2023-02-10 23:16:31 | バス・タクシー・その他陸海空運
秋田バス戦争シリーズです。
前回は市側を指摘しましたが、今度は民間側の指摘。

○営業所の管轄が不便
これは南部、東部にみられる話だが秋田営業所の路線と臨海営業所の路線があり、臨海のほうが比較的減便が少ない。
また、車が大きいというポイントもあるが南部は楢山、東部は大松沢がネックになり大型を出せないというのがあるから仕方がない。
そして、未だに乗り場が市営バスの時代から変わって無く、便により違う。
北部はすべて同じ乗り場に集約されたが、南部だと中央古来と市営から来た旧東営業所管轄が大きく離されたまま。東部も同じ。
また、営業所とエリアがあってないためにダイヤの使い勝手が悪い。

○出発時間
これはどの方面にも言えるが、似たような行き先の街や系統が短間隔で来た後に長く待たされるダイヤを組み過ぎではないのだろうか。
乗り換えで接続がわるいダイヤにあてがわれたらみすみす発車する2台を見送り1時間待たなきゃならないなんてよくあった。
どんな組み方してるのか。

○着席率や住民率をきちんと計算してほしい
南部や東部は本数がわるいと書いてるが、早朝や最終、それも休みでも混むのはあきらかにダイヤ設定の失策ではなかろうか。
秋田営業所の狙いうち減便や経路変更で人が集中するのを客が増えたとよろこんでるとかではないですよね?

また、最近は座席自体を減らしている。
そもそも最近の無駄に間隔空きすぎて前列などを削りデッドスペースをふやしてる車両はどうにかならないのか。
ただの路線バスなのにファーストクラス並な車両なんか言い値でかわされて何のサービスなのかね。
よほどな赤字路線や時間ならそれでいいけど。
また、最前列を禁止する意味も。
運転士によっては前によってくださいだの注意がはいり、リュックカバンがぶつかりそうはおろか客とキススレスレまで近づけながら「コロナ対策のため〜」。
一体何のための対策ですか?
また、この会社は5類後も開ける気はなさそう。
なぜなら「事故防止〜」という禁止も見たから。

○経営が苦しいなら…

小さい頃、秋田駅や木内で市営バスの広告を見るのが好きなぐらい市営バスは民間の割に広告を集めていた。
だが、中央は広告がラッピング以外は消極的な感があるような気がする。
広告をいれるのを期待してないような。
ちなみにラッピングも全国的な会社は少ない。
飛び込み営業なんかしなくても小口募集をかけてみるだけで違うような。
また、車内放送の広告も好きだったが最近は減ってる。
「お降りのお客様は〜」がいらない気がする。
みんな、わかるよと。
なぜなら秋田の人は早押しクイズ並みに押すのが早いから押されている場合が多数。
※その割に高校生クイズだと弱いよなあ…
そこを切って広告をいれるだけでも。

○運転手、よくなった質悪くなった質
昔に比べてやけに怒るようになったなと思います…
例えばデッドスペースに荷物を置いた客に怒ったり(本人の私物や臨海の車は掃除道具を置いてるのに)、相席が嫌だから立ってたりするのに詰めてくださいと怒る人がいたり。
また、運転も遅れているのに妙に鈍足でわざと信号に引っかかるようなはいり方されたことも。
ドアも大きなバス停で寒い中待っているのになかなか開けてくれない一方、反対に乗りがいないのに入口、降りがいないのに出口まで開けて寒い風をいれるような。
昔だとよくラジオを流してくれてましたがいまは…
※2006年だったかな。夏休みに県外から帰省した時に秋田駅→仁井田への遅いバスでABCラジオ(当時ABSが受けていた)の阪神巨人戦を流していた運転手がいました。なんか良かった。
だが、よくなった面もあり香港映画みたいな暴走野郎や車間距離がやばい運転手はもう見なくなっていたり、怒る系も怒り方は温和になっている。
まあ、こんなに大変なのにストもやらない段階ですごいのかも。
減便ばかりじゃ不安で求人出しても集まらないでしょうに。

今回は苦情ばかりになってしまった。
ただ、住民を乗せてるというより何か家畜や動物のような貨物なのか?扱いを受けたりすると…
愚痴ばかりの次はいよいよ、提案に向かっていきます。

秋田バス戦争・失策行政編

2023-02-03 20:45:33 | バス・タクシー・その他陸海空運
令和5年になり、きがついたら週1であげていた秋田バス戦争シリーズ。
さらに踏み込む、しかも政治的だから嫌ならもう今日は諦めてください。

秋田市のバスが悲惨になった理由、
それは市営バスの白紙移管につきる。

自分で手持ちもなく、切り出す走る動画もないからグーグルから切り出した。
これが秋田市民思い出の赤バス、秋田市営バスである。
馬車→路面軌道からはじまったバスは、仁井田や下北手など一部をのぞいて路線網を広げたが2006年に秋田中央交通に移管され、消滅した。

○移管の流れ
かねてから赤字のつづいていたバスを立て直すために2000年に競合路線の整理を目的に移管が始まっている。
もう一度書く。
赤字体質を治すために路線一本化をするためにはじまった。

しかしながら、翌年からがらりと話が変わった。
競合すらしてない寺内、柳原などを全面移管。
秋田市営バスルートマップで北部、南部がまるまる白地図になったショックよ。
移管しても路線は維持するとしつこくリリースしていたが。
そんな間に、2006年廃止と早々決まり一気になしくずしで路線は消える。
そして王貞治侍JAPANが優勝した雰囲気のなか、ひっそりと市営バスは消えた。
県外の街時代なため、ネットでしか追えなかった。

○終わった途端の掌返し
んで独占した中央交通だが、さっそくなことをやらかす。
移管した路線を赤字を理由にバンバン廃止しまくった。
はい、先ほどに注目。
競合を整理するだけ→路線は維持するから、独占した途端に足をゴミ箱に捨てるような市民に対する裏切りとも言えるやり方をしはじめた。

○行政のひどさ
そもそも、行政からしてまずいことの繰り返しであった。
赤字体質を変えるためとかいいながら、廃止ありきで市民に対するパブコメもろくに行わず、車両や建物などは市民資産であり、路線は許認可を伴う利権である。それらを売ったというよりあげ渡しを一存で一社随意な白紙契約みたいに行った。
んで風船ゲームみたいにまた赤字路線がマイタウンで帰ってくる有様。
参入できる会社を吟味、民間経営できるのかの精査、場合によっては新会社設立や合弁化もあったのにやったのがまずかったのでは。
羽後、JR、緩和されてきた新規などたくさんあったが、そんなすり合わせがあったのか。
あの民間大好きな大阪も市営バスは民間にゆずりわたしなんてしてない。
移管に前のめりであった石川元市長は五城目。
中央交通の渡辺一族も五城目というのも臭い。
しかも、マスコミでも当時毎朝魁を読んでいたし、帰宅部だから夕方ニュースを良く見てたが検証や反論が報じられた記憶はない。

○市営バスを黒歴史にして泥沼に
市営バス廃止したかわりに押し付けられた中央交通も気づいたのは廃止後。
今度は市に救難を頼みマイタウンを走らせることに。
だが、マイタウンは秋田駅などからはでられず乗り換えありきで運賃もあきらかに採算性がわるい、ポールも異なる。
大規模にやれば市営バスの失敗が見えるから男気を見せられないのか?と。
しかも市の小ささはまだある。
中央と共通でつくったポールを金がやばいのにわざわざ全部差し替えたり、ぐるるを作るときのデザインで「赤は使わないから応募しないでください」と謎の縛りをかけたり、市営バスの静態保存もしないまま。
そこまでして探られたくないの?と。

○争点が消える渡り船
これだけのことになれば、市民もさすがに怒るはずだがなかなか争点にならない理由がある。
秋田市の市長選挙が2009年から知事と同じになったため、争点が知事にながれて報じられにくくなった。
交通のみでなく土木、経済、除雪、ゴミなどあるのにである。
統一地方選でも市長知事は分離されるからわかるが、知事に埋もれて消えるパターンはなかなかない。

○県外の事例
良く「秋田レベルなら1社が妥当」と言われたりしたらしいがはたして県外はどうなのか。

札幌 市営バスを2社に移管廃止
函館 市営バスを1社に移管廃止
青森 弘南+市営(一部整理あり)
盛岡 岩手県(秋北とおなじグループ)+岩手県北
仙台 ミヤコー+市営(市営の名取や塩釜方面や競合を整理)
山形 ヤマコー
福島 福交
東京 都営バスは一部の事業者でしかない
大阪 市営バスを大阪シティバスに

多分、福島山形を見て思ったのか札幌ですらムリだったからと決まったのだろうがあちこち調べたんだろうか。
仙台こそが「競合整理」であり大阪はマイタウンであるとすれば、はたしてこうなるか?
ちなみに秋田県内でも羽後交通や中央交通から移管されて大々的な保証をしてるとこはある。

○波には逆らえないなら
それでも青森仙台みたいにできなかったにしても、できないことを風呂敷広げてやってダメでしたはいくらなんでも。
中央交通もムリを試算すれば良かったのではないだろうか。
あれだけマイタウンに移管されているなら潰さないほうがまだマシだったのでは?と。
とにかく中央交通に路線をあげたくて仕方がなかった市と路線利権が欲しかった中央交通の前のめりが今なんじゃ。
んでツケは市民にまわる。
アキカ遅れに先進地から後進地に転落したバスロケなどなどサービスも悪化。
もう石川、渡辺両氏は鬼籍だから意は二度と聞けない。

のこるのは、県都の貧弱な足だけである。

まだまだこれ、続きますよ!