FMEN式雑記

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築山を歩く(枡桝楽しい裏路地編)

2023-02-25 23:45:32 | 単純まちあるき
楢山築山散策。
次は裏路地です。
県道28号からわかれます。
一通です。
まっすぐは旧デイリーストア交差点から来た道に出ます。
今回は右へ曲がります。
逆一通だから車では一切見られない景色。
ここは1970年代まで県道28号として使われバスも走ってました。
目の前は中通高等看護学院。
左にかなりきついカーブがあります。
昔の写真では学院となりに新聞屋さんがあったみたいです。

カーブを曲がるとまた直角に交差点。
目の前は旧長門屋菓子店跡地。
こうして直角カーブを重ねるクランクに交差点を取り付けてるのがまさに城下町の通り。
敵が攻めて来られないように曲げを繰り返した天然の城壁「枡形」である。
楢山は他にも枡形やボトルネックのように幅員を伸び縮みさせた道が目立ちます。

長門屋側が旧28号牛島方面。
ここをバスが走っていたんだから。
むかしはその先に「丸秋産業」という会社があり看板が不気味でしたがいまは形跡も会社データもなし。
左へ行きます。
左へ行くとデイリーストア交差点を経て税務署へ。
まっすぐ行きます。

交差点拡大。
ここも枡形みたいになってます。

また左が開けてます。
楢山公園ではなく楢山街区公園です。
近くの幼稚園の園庭も兼務してます。

車なら強制的に左に行かされて旧働く婦人の家(旧南中学校)から楢山公園の雑貨屋さんに回されますが、歩きなんでまっすぐ。

こちらが楢山公園方面。
むかしは旧南中学校の丸い建物がありました。

こっからは逆一通です。
この狭さからなぜかわかります。
また、このあたりは歩行者専用道路もかなりあり「規制区間内住民〜」をよく見ます。

道がひらけてきました。

これも枡形交差点。
左は楢山広小路交差点、右は牛島へ。
車では見られない楢山広小路側の一枚。
聖霊の教会も。
このあたりはフジヤ商店という店がありましたがなくなってます。
なぜか電柱広告が「マジヤ」に見えてました。
牛島側。
市内から来るとこの枡形で都心部が終わるイメージがありました。
どことなく寂しい雰囲気がしたもんです。
今回はどちらでもなく直進。

今度は一通が逆転します。
やはり狭い広いを繰り返します。
規制標識も多数だし、ミニ枡形もいっぱいあります。
こんな静かな街ですが古い資料やYouTube見るとなぜかここあたりにラブホがあったとか、信じられません!
世田谷や田園調布のようなどことなく高貴な街な雰囲気もありますね。
このあたりは枡形だけでなく袋小路トラップもありますから注意。
目の前は築山小学校。
右は太平川、左はドジャースへ。
左へ行きます。
今度はよる以外ドジャース方面に向かう一通です。
とにかく一通ばかりです。
ドジャース側は行ったから右折します。
このあたりに駄菓子屋があったような?
築山小学校通学路に入ります。
一通ではありませんが、戻りが辛そう。
学校終わり時間でした。
児童が写ればうるさい時代なんでかわしながら写しました。

この交差点を右折したら築山小学校。
電柱にも出てますが秋田市内の学校では一番取り付けや通学路がせまいのでは?と。

秋田市立築山小学校。
取り付け道路も短くせまいです。

さらに東へ。
2010年までは右に道がありませんでした。
だから狭い寺町であり信号もないT字。
なぜか標識は80年代風ですが。
まっすぐは逆一通で金照寺山に出ます。

右手、牛島駅方面。
秋田環状線はいまだ未完です。
左に曲がります。
前は肉屋もありましたがなくなりました。

右の酒屋は営業はしてますが、地下にワインセラーがありますという看板はなくなりました。
よくNHKのカメラで映る最遠部です。
交差点は今回の起点。
街歩きもゴール目前。

太平川方面。雪でまっしろ。
あと1ヶ月半もすればピンクの道になります。

このあたりはむかしは楢山桝取町と呼んだようです。
古い人がマス通りやマス取りとよくいうのはこれか。
なぜか枡が旧字と並べてます。
旧字はいまはフリーアナウンサー兼生物学者のあの人で有名になりました。

枡形を歩いて最後は枡取へ。
ますます街歩きが楽しくなる、楢山でした。
楢山はまだまだ見どころありますよ。

築山を歩く(表町通り編)

2023-02-25 23:02:58 | 単純まちあるき
今日は別だが、最近は雪も減り自転車や車で回りやすくなってきた。
んなわけでオフに歩いた楢山築山地区を。
秋田市の中でもかなりの古町です。

起点は南中学校より南から。
今はNHKのカメラが映るあたり。
ここを西へ。
そもそもこの通り、何ていうんだろ。
楢山通りとか楢山本町通りとか築山街道とかいろいろうかびそう。
後に、名前が判明します。
なお、左が楢山で右が南通です。
むかしは学習塾がありましたが、潰れてしまいました。
懐かしい秋田の地場アイドル、プラモの自販機。
pramoは活動休止し、サンベン台頭で数を減らしています。
このあたりは商店街ですが、例に漏れず。
ただし、やってるとこはがんばってます。
右のビルはコンピュータ会社。
奥のATMは閉店した北都銀行楢山店の代替機。
餃子の店。
減る店あれど増える店あり。

前も取り上げたト一屋→ドジャース本店。
【訂正】コメントによればドジャースになってから本店ではなくなったようですが、自分のイメージはやはりト一屋本店です。

こちらは中通病院から南大通りにでる一通の取り付け。
ドジャース右手がボウリング場時代の建物です。
標識の横には履物屋さんがあります。
一日一本平日のみなレア路線、楢山大回り専用な楢山本町バス停です。
むかしはコンピュータ会社のあたりにありませんでしたか?

八百万の神。
更に、更に歩きます。
左手は国際タクシー本社です。
向かいには秋田銀行がありましたが代替機もなく潰れてしまい楢山は民間銀行は0になりました。
渡ります。
左手は松美の家本社。
名前からして新屋っぽいですが。
まだ売れる前の加藤夏希をCMに出したりしてました。

松美やや向かいにあるこの店は広栄堂。
この日はしまってましたが、夏は生クリームグレープフルーツソフトかき氷(通称・生グソ)で賑わいます。
ちなみにこのあたりは甘味処がたくさんありましたがかなり減ってます。

またまたゴミ捨て看板。
FMENの法則では「ゴミ看板のスポンサーは潰れている」です。
どうやらこの道、「楢山表町通り」というらしい。
元々ここは表町と呼ばれていたとか。
野口酒屋は多分閉店、西館の家具は大町6丁目から卸団地に移転。
潰れてないのは初?

表町コインランドリー。現役。
左は秋田市で最後まで経営していた銭湯「星の湯」。
これの閉鎖で秋田市から銭湯は消えました。
今、跡地を地ビール工場に転用する予定とか。
楢山広小路交差点。
左は牛島、右は聖霊高校を経由して中通へ。
左に見える建物は肉のお天気や。
昔は小売が1階にありました。
右は楢山郵便局。
対面銀行はこのゆうちょ銀行だけです。
右手にも秋田バード屋というペットショップや自転車屋、本屋、写真屋、宝石屋など商店街でしたが今はミルク焼きの鈴為もちやぐらい。
左右は一通であり、バスは奥から左に曲がるため経路がかなり変わるポイントです。
楢山広小路バス停近く。
右手は共立病院。

左手は南部地区の歯科校医でもある河原田歯科。
時計がたまに狂ってますがこの日は大丈夫でした。
逆から撮影。
懐かしい吊り標識です。
また向き直し。
左手は一通出口ですが旧働く婦人の家へ。
このあたりは一通が多く城下町らしさを感じさせます。

ジャイアンが出てきそうな昔ながらの雑貨屋さんです。
雪道具が秋田らしいかな。

公園が裏に控えてますが、交番がありましてジャイアンの次はこち亀な雰囲気。
こちら秋田市楢山公園前派出所って感じ。
もっともこち亀に近い交番かもしれません。
楢山公園正門。
雪はまだまだ。
ジャイアンも両津もいませんでした。

秋田市西部の防砂開発をした栗田定之丞生誕地がこの楢山公園。
となりには寿司屋があり、いつもはお祭りや相撲みたいな高いのぼりをあげてますが冬だからかあげてませんでした。


交差点。
左は登町で右は税務署に行きます。
左手はむかしはデイリーストア、右手には幼稚園がありましたが、潰れてしまいました。

まもなく下新橋交差点。
このあたりには幽霊ホテルと言われた秋田キャピタルホテル跡地がありましたが今はガソリンスタンドがスペースを広げるため壊されました。
右の倉庫はガソリンスタンドの危険物倉庫ですが最近使ってるのでしょうか。
【追記】向かいの消火器防火設備の「相場商店」が展開してるプロパン屋の倉庫とか。
また、むかしは手形大回線が走っていてここに下新橋バス停があったみたいです。

下新橋交差点。
右はかつての映画街有楽町から秋田駅や山王方面。
左は柳原・卸町方面。
まっすぐは下新橋をわたり川反へ。
下新橋地区の川反は下ネタな雰囲気が強くさらに北側がらしい川反です。
キャピタルホテル廃墟後はだいたいENEOSの壁の前後にありました。
事故が多い交差点であり、自分が高校入りすぐあたりに女子大生がはねられた事故で改良されスクランブル交差点です。
左折します。
二股っぽいのは柳原サティ方面の右手が現県道28号、左手が旧県道28号だから。

続きは左に入り裏路地を歩きます。

秋田バス戦争・中央編

2023-02-24 20:20:46 | バス・タクシー・その他陸海空運
ずっと金曜日に特集していたバスシリーズですが、実はあるとこを忘れてました。

これは、中央部。
忘れてた理由として基幹過ぎて灯台下暗しだったからか。

○移管までの流れ
元々(一部別地区扱い含)は、
市営→県庁経由交通局線、県庁経由県立プール&スケート場線、たけやパン線、商業高校線、県庁寺内経由交通局線、通町寺内経由交通局線、東北製紙線、大川町経由交通局線など
中央→県庁八橋線、長崎屋車庫線(2つ合わせて中央交通線)
だった。
特徴としては一部を除き県庁市役所を通る。
また、昔は中央交通は秋田地裁前の市民広場で運転打ち切り。
基本道が広いからどちらも大型中型小型様々走っていた。

○移管開始からは
第一次で「たけやパン線」(正式名・山王線)が移管され、これにて県庁八橋車庫線が新設された。
たけやパン線は昔はクリスマス電球工場前で終わっていたが、後に中央交通車庫近くのデイリーストア本店のバス停まで延伸。
免許維持のためにやっていた感が強くて真っ先に対象に。
この移管は仕方がないが、操車機能としてダブル入ならまたどうだったか。
大川交通局や東北製紙は移管前になくなっているようだ。

○交通局廃止後
廃止少し前から中央交通が交通局を間借りしていたが、廃止あとに交通局の蛭根車庫は中央交通臨海営業所にかわった。

緑の部分には昔は市章。
また左手の出入り口のポールから乗れる。
昔何回か市営時代に始発乗りをしたことがある。
なぜか臨海土崎線や臨海新屋西線の「臨海県庁秋田駅」の幕だったことも。
あと、市営時代はたくさんバスが出ていたから旧県立球場で中総体の応援して秋田駅までバス使うなら律儀に球場で待つより交通局まで降りた方がかなり早いし、しかも空いていた。
閑話休題。
そんな臨海だが、やはり支社に格下げされて本数は減っている。

○管轄の整理は正しいの?
この再編でただでさえ管轄にうるさい中央交通なのだが、やはりきつい管轄再編をした。
中央管轄→中央交通線、県庁寺内土崎線、将軍野線、南部全般、三吉神社方面線、東口発止線、手形山大学病院線など
臨海管轄→五城目線、追分線、新国道経由土崎線、大学病院以外の手形方面線、西部全般、泉ハイタウン線、神田線、添川線など
である。
管轄にうるさいというのは、その営業所の管轄のバスは他には絶対入らないということ。
例えば秋田駅→牛島→御野場→新屋→新屋西→秋田駅→通町→生協みたいな編成は無い。
市営時代は関係なく効率で走らせていたが。
これのなにが問題かといえば営業所で差がでること。
南東部冷遇に感じるのは臨海厚遇にされている感があるかと。
秋田で減便減車かかると特定の路線だけ減る構造だから。
臨海は
・減便が少ない
・買物広場や秋田駅前待機が優先なため始発の待ち時間が少ない
などがある。
なかでも悲惨なのが手形山や将軍野かもしれない。
長年市営バスだった名残で臨海だったのが秋田に配置転換されてからは減便も増えたりしている。
ちなみに寺内は臨海から異動してから大型バスも来なくなっているし、移管時に交通局の県庁寺内経由と通町寺内経由の2系統は引き継がれていない。
反対に長年大川反だった五城目追分土崎の新国道3兄弟は臨海に異動されたから比較的安泰。
管轄なんて客にはなんも関係ないからもう少し緩やかに管理したらいいのに。

○そもそも同じ系統に似た位置の車庫は必要?
大川反も臨海も同じ県庁経由で少し行けばは同じ。
県庁方面がダブついてしまうんだから、臨海は仮操車場に残して市営時代は南東部に強かった東営業所(これも移管担当艦にされて非効率になり潰れた)を残すか、トランスポートの名目で新屋に南営業所か飯島に北営業所を設立か御野場仁井田四ツ小屋に新しい操車場を置いても良かったかも。
持論であるからまたいつか書くけど、臨海はマイタウン集約団体を作りそれの車庫にすればいいかもしれない。

○古巣に帰ってきていたバス
秋田市の所有バス「やまびこ号」と他一台が厳密には市の道路部だが臨海営業所にいた。
これらは市営時代を知らないが先輩たちがいた場所にいた。
確かに市営バスはここにいたを思わせる一枚。

バスネタばかり続きました。
明日は違う話題にします。

回送だけの路線

2023-02-23 22:22:43 | 秋田市営バス
昨日は中央交通の教育研修車を話題にしたが、今日は20年以上前に市営バスで見た珍路線である。

このバスは高校への通学でよく見た。
主に新国道の秋操駅入口交差点をユーランド方面からでて新国道を北へ。
野村交差点で右折するもの。
反対も見たりしたし、帰る時間がまちまちだがよく見たり。
ちなみに、将軍野線だと市立体育館横からでてきて旧街道→一本松方面に曲がる。

地図にしてみた。

こんな路線、見たこと無いって?
それもそのはず、これは回送線。
すでに堂の沢油田地区や新国道の陸運局入口→高野二区は移管済み。
まだ外旭川新川線がないことや堂の沢県庁があったからこんなルートだろう。
始発はわからないがまず交通局と見ていい。
んで終点は位置からして旭野団地あたりと思われる。
旭野〜交通局は路線があったが、これは保戸野回りで県庁経由。 

回送でしか回らない実在しない路線なのに、なぜか市営バスは好んで移管までこのルートを使っていた。
市営バスもたまに面白い回送があり、前に歩いた手形再開発で今は廃道になった東部線を市営バスがよく利用休憩しているのが電車から見えたり、7号トレース線とも言える臨海→茨島→新屋なんてのは定番。
ちなみに早いバスに乗れば自衛隊入口でそこを始発する神田線がよく休んでいたのも懐かしい。
大昔、中央交通しか乗り入れず入ってくるのは小学校や幼稚園の遠足でしか入らない仁井田の内部区間に市営の回送が何回か入ってきたことがある。
その日は何もないし、何より遠足や大森山研修や社会見学、記録回の日で市営を出すと秋田八丈や羽後交通風ワンロマが定番だが本当に街中で見るおなじみな中型バス。
結婚式や葬式や法事、納骨とかのために○○家として出していたのか、進出を見越してテスト運行をしていたのか今となっては謎。

幻の教育研修車

2023-02-22 21:14:12 | 秋田中央交通バス

肝心の幕がぼやけてしまいました!

これ、「教育研修車」という。
実はこれの後ろについて山王十字路〜秋田駅まていた。
後ろは英語で「OUT of service」があり。
CNAのラッピングだから、臨海車か?
わざわざ幕がある。
LEDなる前は「秋田中央交通」とか「回送」とかだった。
なかなか見ない車、12月にEastiを見たときにかぶる気も。

それより前はわからないが、山王十字路→川反入口(元交通公社前)→中通を経て客がいないのに買物広場2番線に停車。
※久々に買物広場降車なしなこちらも買物広場に乗り入れていた。
そのあと研修車は秋田駅前9番線横付けして軽く停車した後に今度はABS南方(市場入口方面)に走り抜けていった。

いよいよ年度末が近づき、ダイヤの改正でもあるのかいま中央交通では見ないルート取り。
市営時代の県庁明田経由桜ヶ丘線がそれに近いがいまは東部はほとんど東口発止になり、唯一でてる城東消防経由桜ヶ丘線は秋田駅前発止。
まあ南東部の発止系統も実質は大川反や臨海からそのまま引き継ぐパターンが大半。
今回も自分が乗ったバスは仁別リゾート公園線に切り替わり、すぐ発車した。

果たしてこの研修は春から何かがかわるんだろうか。
90年代前半、仁井田の中に「秋田中央交通」幕の2世代前の塗装のバスが何回も走ってきたら本当に運行が開始されたことがあった。
今は廃止されたが、まさかの新路線?
はたまた桜ヶ丘線のまたまたの改変?
本数が少ないのに城東消防経由桜ヶ丘線を通しにしたら着席率が悪くなりそうな気もする。

でも、こんなワクワクした回送線は久々かも。
市営でも昔ありましたがこれはまたの話。