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明日の記憶

2008年06月16日 | 映画(ネタばれ)邦画
渡辺謙、樋口可南子。

若年性アルツハイマーの話。

アルツハイマーの進行過程がリアルだと思った。

病気の話は、周囲の反応に共感や「自分がこういう病気の人とどう接するか」

ということを考えがち。

でもこれは、本人の苦悩や恐怖がよく伝わってくる。

さすが渡辺謙。

アルツハイマーに限らず、どんな病気や事故も、自分にも訪れる可能性がある。

そう考えると、怖ろしい。

けど、この映画を見ると、周囲の助けってホント必要だなと思う。

どんなになっても、自分のことを見捨てない家族や友人の存在は大きい。

今まで、自分より弱いと思っていた人に助けてもらうことになるかもしれない。

親の介護をするものだとばっかり思ってたら、

自分が介護をしてもらわなきゃならない事態になるかもしれない。

自分を大切にしてもらう為にも、自分も人を大切にしないといけない。

自分を大切にすること=周囲の人を大切にすること

そんなことを思った。

現実は、自分が実際に弱い立場にならないと、弱い立場の人の気持ちは分からないもの。

人間て、ほんとに身勝手で、都合の良い生き物だよね。

でも、それをコントロールすることができるのも人間だと思う。

私達は、頭が良い生き物なのです。

本当に強い者は、優しくなれる。

私はなんて小さな人間なんだろうと、自分の心の小ささを実感させられた。

私は今、病気でもなく、いくらでもがんばることができる。

幸せなことだ。

またまた、うっかり忘れるとこでした(^_^;)

(★★★★☆)
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