「マイナス水素イオンは存在しない」と言う人がいます。
岩波書店の理化学辞典には、こう記述されています。
通常、水素イオン(H)はK軌道に一個の電子(e-)が入っていて、H+になっているが、マイナス水素イオン(H)の場合、2個の電子(e-)が入っていてHになっています。H+H→H(水素ガス)となることでその存在が証明できます。 |
ブリタニカ国際大百科事典にも、マイナス水素イオンについて説明が書いてありました。
最近の研究で、マイナス水素イオンは存在しなくなったのでしょうか?
それとも理化学辞典やブリタニカ国際大百科事典は何十年も間違いを掲載し続けているのでしょうか?