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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第606回】ご相談下さい。。

2014年09月30日 | 金融
先日はご紹介頂いていたお客様が

9月最終日もりぞうファミリー

として名乗りをあげてくださいました。

今期もとっても充実しました。


今期は特に皆様、個性的なお客様が多く

打ち合わせの度にワクワクしてしまいます。


皆様、素晴らしい家になります様、

たっぷりお打ち合わせしていきましょう( ̄^ ̄)ゞ


さて、前回の続きです。

では、行きます。


変動金利商品と固定金利商品を

選択する際には、あなたが一体どのくらいの

「金利優遇」を受けられるのか、

ということが大きく影響してくるのです。

これを確認するための手段として

「事前審査」という制度がありますので

住宅探しを始めるのであれば

早い段階で行っておいた方が良いかもしれません。

いずれにしても住宅ローン商品を選択する際に

「変動金利は将来支払額が増えるかも

しれないから不安だ」という感覚だけで商品

を決定するのは大変な損害を被る可能性を生じ、

危険です。


あえて、判断基準を申し上げるならば、

あなたの金利優遇幅を割り引いた変動金利

の35年間の平均値が、現在の固定金利商品の

金利を上回ると思うかどうか?です。

(上記の例で言うのであれば0.725%で

スタートする変動金利の35年間の平均値が

2.66%を上回ると思うかどうか?

ということになります)

もし上回ると思うのであれば「固定金利」

を選ぶべきでしょうし、下回ると考えるのであれば

「変動金利」を選ぶべきでしょう。

また、判断のためには「金利の過去における変動の推移実績」

や、支払いが始まった後に金利上昇が起きた場合の

「リスク回避の方法」なども必要な情報です。

最終的にはご自身で決定しなければならないこと

ではありますがライフスタイルによりご提案は

様々
です。専門家のコンサルティングを

しっかりと受けて、正しい判断ができるように

十分な情報収集を行ってください。


 宜しければご相談下さい^^

【第605回】続・・・正直迷っております。

2014年09月29日 | 金融
前回の続きです。

ところが変動金利商品には「金利優遇制度」

が適用になるのです。

これにより支払い額に非常に大きな差が発生

する可能性があります。

「金利優遇制度」とは銀行が借入者個人の

状況を踏まえ、審査することで貸出に関する

リスクを評価し、リスクの度合いに

応じて金利を割り引くサービスのことです。


例えば、勤務先が上場会社やその関連会社、

公務員の方、返済負担率が25パーセント以内

におさまる方や自己資金が全体の20パーセント

お持ちの方など、とっても属性が良い場合は

(↑↑この言葉は余り好きでは無いですが^^;)


最大で1.75%の金利優遇サービスが受けられます。

そうなると変動金利商品は2.475%の金利がなんと

0.725%にまで下がることになるのです。

この場合、前回の条件での月々払いは94,377円となり、

35年固定商品との差は月33,767円にも達します。

果たして毎月33,767円も多く支払いをするのに、

このような方も「35年固定商品を選ぶべき」

ということが言えるでしょうか?


続きは次回。。

【第604回】正直迷ってます^^;

2014年09月28日 | 金融
先日、山梨中央銀行の勉強会に行ってまいりました。

ずばり、言うと変動金利への見方を変えなくてはと

正直思い始めております。



変動金利型と固定金利型のどちらを選択

すべきかという疑問について、一般的な

回答としては「現在は低金利時代で、

今後、さらに低くなる可能性は低い。

だから今のうちに金利を固定しておくべき」

ということで固定金利の商品をお勧め

する意見が多いでしょう。

インターネットや雑誌記事の論調

もその方向です。しかし、不思議な

ことに実際に国内における

新規住宅ローンの利用者の実績を見てみると、

毎年、変動金利の利用者が多数派なのです。

これは「金利優遇制度」が大きく影響しています。

例えば35年固定商品の金利が2.66%、

変動金利商品が2.475%(平成26年9月現在)

だとした場合、仮に3500万円を35年

払いで借入れたとすると、35年固定では

月々128,144円、変動金利では月々124,654円となり、

その差は3,490 円です。このくらいの差であれば、

この先金利が変わらないという安心感

のために支払っても良いと考える方は

多いかもしれません。

しかし、実は今の変動金利の魅力は

それだけではないのです!!


続きは次回。


【第603回】神仏混合

2014年09月27日 | 日記
先日は無事、工程会議を終え来期の着工目途

を大方、立てる事が出来ました。

大工さんや職人さんが遊ばないよう念入りに

調整をして行きたいと思います。

 さて、先日はその会議が終わった後、

某有名寺院のご住職のお宅の地鎮祭に参列

してまいりました^^


以前、こんな印象的な出来事がありました。

地鎮祭の日程を決める際に、こちらは勿論、仏式で

地鎮祭を行うのだろうなと思いながらも、

一応「仏式と神式、どちらで地鎮祭を行いますか?」

と質問をしました。

 そうしたら、なんと真剣な表情で、それも

即答で「神式でお願いします。」と

仰られました、とてもびっくりした後

大爆笑が巻き起こった事は創造がつくかと思います^^


シェフはご自分の家では料理を余りしない

のと同じで、ご住職もご自分の家ではその

領域から若干の距離を置きたいだろうと勝手に

思ってしまった出来ごとでした。



↑↑↑先日、神式での地鎮祭の写真です^^




神仏混合^^神様、仏様、が見守っていてくれ

ております。工事の安全、ますますのご繁栄を

祈願しつつ、最高の家にしていきましょう!




【第602回】森林公園

2014年09月26日 | 住宅
本日は午前中工程会議となります。

8・9月でもりぞうファミリーに

なっていただいたお客様のローテーション

を考えていきます^^

楽しみな会議です。。



さて、先日は休日なので読書と運動

をしに近くの森林公園へお邪魔しました。

この公園、小高い所にありとっても

眺めが良く盆地を一望できます。

そして、名前の如く森林に囲まれて

おり、自然体になれる自分がおります。


因みにこんなところです。


↓↓↓




素敵ではありません?


平日は誰もいなくて、自分のプライベート

ガーデンと化しています。

読書にフットサルの自主練←こっそりやってます。

↑さみしい男です^^;

を主にするのですが、心身ともにリラックス

するのが分ります。

地元にこのような素晴らしい施設が

ある事を誇りに思います。


大切して行きたいですね^^



【第601回】待ってでも食べたい^^

2014年09月25日 | もりぞう
 そうなんです!


ある年齢層の方とは20代後半・30代前半の女性ですね^^

口コミが瞬く間に広がる世代。

新しいものを取り入れる感覚がある世代。

そして、自分の意見をしっかり家庭に反映できる世代に


向け、発信をしました。


結果どうなったか?


ご存じの通り 「消臭剤買ってきて!」ではなく、「ファブリーズ

買ってきて!」に変わってしまいました!



若鮨さんの販路拡大はまさにこれと同じです。

本格的なお鮨屋さんはお金を使ってくれる層が欲しい訳です。

つまり、”味の違いがわかる方” ”最上のネタを選ぶ方”

とのつながりを持っていたいのです。


しかし、このような層は中々外へ発信しません^^;

自分の”隠れ家”として利用されてしまいます。


 そこで、若鮨さんは、発信力のある

女性を完全にターゲットとしました。女性が来やすい

ようにと店内はとってもおしゃれな造りにし、

メニューも女性がワクワクするようなもの

ばかりです^^ 女性一人で入ることも全く

躊躇う必要がありません。



そうなんです...



女性が気に入れば、”口コミというツール”が

その後に、待っております。


美味しいとなれば・・・

友人と...

会社の仲間と...

家族と...

親戚と...



と段々輪が広がり...


そして、最も欲しているシチュエーション。


”大事な人”をもてなす時は

『若鮨よねっ』となっていく訳です。こうなると



「並んででも食べたい!」となってきます。


県内で名実ともにナンバー1になった後は、

回転ずし(ぐるわか)を展開しました。


既に若鮨というブランドイメージがついて廻りますので

「若鮨さんの回転ずしなら必ず美味しいはず...」

となっていきます。



 ここまで書くと、こちらの副店長がなぜ

もりぞうで建築をしたくなったかが
ご理解出来ると思います^^

お読み戴き、ありがとうございました。

ではっ

祝^^【第600回】シュッシュッ

2014年09月24日 | 住宅
 前回の続きとなります。

こちらのお客様は山梨県のお鮨屋さん

で知らない人はいないと言われている程

の名店 ”若鮨本店”の副店長です。


 若鮨さんの2代目の社長が、しっかりと

経営学などを学び今のお店を繁盛させて

おります。

 繁盛の軌跡を追うとやはり、そこには

かなりの戦略があります。


 このお店の販路拡大策はファブリーズ

の進め方に似ております。

ちょっとだけご紹介しますね^^


 ファブリーズは、今は知らない

人はいないというくらいの商品になって

おりますが、導入当初どのような工夫を

されたかを知る人はあまりおりません。

 
 実は日本にはそれまでスプレータイプの

消臭剤は無くそのようなニーズもありませんでした。

そこへ、勝負を挑んだのです。勿論、勝算

はありました、欧米での成功がそれです。


結果、どうでしょう!今や『シュッシュっ』と

言う代名詞と共にスプレータイプの消臭剤が

世を席巻しておりますよね?

もっというと消臭剤というと、スプレー式をイメージ

してしまいませんか?


このように新たな需要をある層に【消臭剤=スプレー式

=ファブリーズ】と創りだす事に成功したのです。。


そして、ここからが本来の狙いです。


スプレー式が浸透し、『ファブリーズ』という名前

が定着したら、置き方消臭剤を愛する顧客、つまり日本

で相当なシェアを持っている層へのアプローチです。


結果、どうでしょう^^; 置き型の分野でも

シェアナンバー1を獲得してしまいました^^;


そうなんです。手軽に消臭できるという

イメージを”ある年齢層の方”に植え付け定着

したら、本来狙いたい層へアプローチする^^


このような消臭剤戦略が綿密に練られていた訳ですね。


若侍の2代目もこのような”柔道家戦略”を練りに練り

若鮨の露出を始めました。。

では、まずどのような層にアプローチしていったかと

いうと...


続きは次回。

【第599回】土地から購入の20代半ばのお客様。

2014年09月23日 | もりぞう
 先日は、午前中、土地の決済にお邪魔させて

いただいたのと、その後は地鎮祭^^

土地が中々見つからなかったお客様だけあって

なんだか、感慨深い時間でした。


 こちらのお客様は20代半ばで奥様とお子様

(ご長女1歳)と3人暮らし^^

土地から探されて、もりぞうの家をお建てになります。

そして、そのほとんどの資金をご自身達で捻出されます!


 お若いのに凄い決意ですよね^^


そして、こちらのお客様がもりぞうへ決めた理由が

面白いです^^ 因みに...ご主人様のご職業が

大いに関係しております^^


ヒントはお鮨屋さん...です...(^_^)


続きは次回。

【第598回】何処も必至なのはわかりますが...

2014年09月22日 | 住宅
 先日はご紹介いただいたお客様のご契約でした。

当面お二人でお住まいになる方達ですが、大きい

いや、かなり大きい家となっております。

もうちょっと、しぼっていきましょうか^^;


 さて、このようなご紹介をいただいての有難い

日となったわけですが、ご商談されていた他社さん

の攻勢が凄く、ご本人の所へは勿論、お父様の所

へも2日に1回は来られるとの事で...^^;

どのように断ったらよいかという事にお時間を

割いた、変わったお打ち合わせとなりました。


 勿論、一歩間違えばこちらがそのような立場に

なっていたわけで...^^;

何とも心苦しいのですが、家を2軒建てる訳にも

行かないので、断り方を伝授させていただきました。


 需要と供給のバランスが完全にアンバランスの

この業界。余りにも会社が多すぎですし、何を持って

家とするかのコンセプトが様々です。

 今回ご縁をいただいたお客様は、木造⇒鉄骨⇒木造

という遍歴があります。

 商談する中で価値観が変わり、迷い、時間をおいて

家づくりを一旦遠くから眺めたら、本質が見えてきた

というイメージでしょうか?

 ですから、残っていた会社は鉄骨系・木造系様々でした。


大手思考からもりぞう思考へシフトされた感覚、こちらの

ブログをご覧になっている方でもりぞうで決めた若しくは

建てられた方なら、なんとなく頷きますよね^^


 しかし、色々な会社のやり方をみていると、お客様が

喜ぶような事をしてあげていないので、『大丈夫か!』

と言いたくなってしまいます。ただ単に契約が欲しい!

というスタンスが余りにも出すぎていて、この業界の

レベルが疑われてしまいます。

 必死なのはわかりますが、また上司が怖い?のか解りませんが

進め方をもう少し考えた方が良いかと思います。

契約では無く、もっと本気で家を創っていきましょう!

我々も、もっともっと頑張ります^^


 





【第597回】働く人を見る

2014年09月21日 | 住宅
 最後のポイントは人材です。

実際に工事を進めてくれているのは

職人さんであり、どんなにシステムを

進めている大企業でも、最終的に触れ合う

関係は人間と人間の関係です。職人気質

で付き合いにくい面があるかもしれませんが

正直で永く付き合える職人の人となりを

観察してみてください。

特に職人さんは、嘘は言えません!

良いにつけ悪いにつけ、実際の所を

正直に語ってくれます^^  また、

話しかけられると、意外とうれしかったり

するものです。勇気をだしてお話してみて

下さい^^

過去5回の記事を見てわかるように建築現場は、

会社の経営やポリシーまでを知る事が出来る、

まさに情報の宝庫です。

近隣で建築現場を見かけたら

ここで学んだ新しい目で観察してみて下さい。

ではっ

【第596回】どんな木材が使われているか?

2014年09月20日 | 住宅
 実際に現場の中に入って良し悪しを見極める

為には、それなりの知識が必要です。基本的な

説明は建築会社の人の話を聴くことです。


因みに建築現場で構造材を見たら、最初にどこの

木材かを確認してみてはいかがでしょうか?

木材を見てどのような材かを見抜く事は難しい事

ですが、案外輸入材の柱は分りやすいのです。


 四季の変化が豊かな日本産の材は、比較的

木目のはっきりしている材が多いようです。

ムラが目立たなくて、綺麗に見える材は逆に輸入材

の可能性があります。特にホワイトウッドという

材は樹種がある訳ではなく、白っぽく見える材

を総称して呼んだものです。

そのほとんどが、割りばしや障子の桟に使われて

おります!ちょっとビックリですよね!そのような

材料を建築の構造材に使うなんて」って思いますよね^^;

木造住宅ではその会社のコンセプトにより樹種もまちまち

で、国産材と輸入材も混在しております。

ですから、かなりの割合で

ご自分の所の材料を明確に応えられない営業マンが

おります。本当に大切な所はどこか?今一度真剣

に考えたいものです!


【第595回】仕事の質

2014年09月19日 | 住宅
 次に現場の清掃状況をみてどれだけ


質の高い仕事ができるのかを判断すること


が出来ます。整理整頓されている現場は、


それだけで企業の品質が高い事を意味します。


当然、施主としても気持ち良い事です。


 また、日課として仕事の始まりと終わり


にしっかりと清掃をしているか。さらには


現場だけでなく、全面道路から周囲にまで


清掃が出来ている企業であれば施工を依頼


しても安心出来る企業です。


きっと現場で働く職人さんまで含めて、社員


が一丸となって住まいづくりを楽しんでいる


企業なのでしょう^^

【第594回】看板は建築会社のビジョン

2014年09月18日 | 住宅
建築中の現場をフラッと見るなんてことは



普通の方でしたら、中々出来ませんよね^^



ですから、道路から観察するしかありません^^;



最初に確認すべきポイントは看板です。



工事確認看板という法的に提示を義務化されて



いるものと、会社独自で提示している看板が



ありますが、後者の看板は建築会社の住まいづくりの



スローガンやポリシーが記されている事が多い



と思います。



 どんな住まいづくりを目指している企業なのかなど



経営者のビジョンがわかります。



 今度、このような看板を見かけましたら、



立ち止まって、 ゆっくり読んでみてください。



面白いものですよ^^


【第593回】建築会社の普段着

2014年09月17日 | 住宅
 もし、建築現場を近隣に見つけたら、

将来の家づくりの為にも観察しておく事

をお勧め致します。建築現場はまさに

普段着の建築会社の姿を知る事が出来る

情報の宝庫です。

特に完成現場ではなく、未完成の建築現場を

見ると様々な事がわかります。

 例えば、建築現場では、会社の技術力

、さらに、企業の体質や会社運営の在り方

を見抜く事が出来ます。工事中の現場を

見ておくことは企業を選ぶうえで大事な

のです。

チェックポイントは次の5つです。


1.看板

2.安全

3.人材

4.清掃

5.木材

    です。

続きは次回。。

【第592回】建築会社の力がわかる情報の宝庫

2014年09月16日 | 住宅
 先日は、自然とノリ突っ込みが出来る

お客様との楽しいお打ち合わせ^^

いつも、楽しい話題をご用意いただき

ありがとうございます。

さて、今回のお題に入ります。

では、いきます^^


住宅展示場はお客様に、より具体的に住宅

をご理解いただく為の建物です。実際に

住まわれるお客様の家を見ることも勉強に

なります。

ただ、建築会社の本当の実力を吟味する

のには、建築現場を見る事を強くお勧め

致します。どのようなポイントを確認したら

よいか、現場でのチェックポイントをご紹介

を次回より5回シリーズでお送り致します。

是非、ご覧下さい。