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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第215回】Wでおいしい?

2013年07月14日 | 住宅
 最近消費税と住宅ローン控除を天秤にかける方が多く見受けられます。
そんな中で今日は一つ整理してみたいと思います。

 今年の9月までに請負契約が完了していれば、住宅の引き渡しが来年
4月以降(消費税増税後)でも消費税は5%のままですが、住宅ローン控除の
適応は、控除幅が大きくなったものを適応できるのでしょうか?

 つまり、Wでおいしい思いを出来るのかといったもののご質問が多いです。

 結論から言うとNOです。

平成26年4月1日以降の引き渡しでも、平成25年9月30日までに請負契約を締結
すれば住宅に適応される消費税率は5%です。

 消費税率5%の住宅に対する住宅ローン控除は、消費税率5%の期間に対応する
住宅ローン控除(平成26年3月31日入居までの内容)が適応されます。【第213回参照】

 消費税をとるか、ローン控除をとるか、どちらがお得か?がひと目でわかる
表を作成致しました。

 ご興味のある方は是非声を掛けて下さい^^
 

【第214回】新入社員説明会

2013年07月13日 | 日記
 本日は連日に続く厚さが嘘のような気候で過ごしやすいですね^^

 さて、先日東京にて新入社員説明会に参加してまいりました。
皆さん、非常に優秀で、人の話を聴く際の顔つきもさることながら姿勢が
とても良く、感心してしまいました。

 とても熱心でもりぞうの考え方などを熟知されている方が多く、
私たちのお話を『うんうん』という感じで大きく頷きながら聞いてくれておりました。

 その姿勢をみていて思ったことは、人の話を聴くときには相手の顔を見て
しっかりと頷く、出来ているようで意外と出来ていないこの行動の大切さ
を若干22歳の方達から学びました。

 どのような方からも勉強するという姿勢を持てば、毎日が成長に繋がります。
新しいパワーと触れ合ったお陰で、本日は力がみなぎっております。

 今日は夜、7:00からBBQに招かれているので、お陰様で沢山食べられそうです^^
さらにパワーをつけてきます^^;

 そして、この方たちが入社してもりぞうの屋台骨を支えるべく、大きく飛躍する頃には
もりぞうの名が世間的にもっともっと認知され、もりぞうで家を建てることが
一つのステイタスになっていることを一つ目指したいと思います^^

 今後とも、応援の程よろしくお願い致します^^

【第213回】住宅ローン控除の大きい人、小さい人

2013年07月10日 | 住宅
 日々猛烈な暑さが続きますね^^皆様ご体調管理はお気をつけ下さい。

 来年4月以降、消費税増税による住宅市場の冷え込みも懸念されます。
1997年の消費税導入時は、駆け込み需要とその反動から住宅市場が大きく
冷え込みました。

 その為今回は、消費税率アップの時期に合わせて、ローン控除の枠を拡大
するなど、優遇施策が打ち出されております。

 ただ、そこに問題が発生しております。住宅ローン控除が拡充されたので
「今住宅を購入しなくてもいいや」と勘違いさてている方がけっこう多いという事象です!!

 例えば3000万円の建物が消費税が3%上がったとしての増額分は90万円ですよね。

年収400万円の方が2600万円の融資を組んだとして、2014年4月以降入居し住宅ローン拡充
の恩恵をうけたとして、2014年3月までに入居した場合との差額は10年間でたったの29万円です。

 なんと61万円も今動いた方がお得なのです。これは16歳未満のお子様がお一人での
計算ですので2人・3人と増えるたびに扶養控除の関係で住宅ローン控除はどんどん減っていきます^^;

 ご存知でした?

 ではどんな人が、十分に住宅ローン控除の恩恵が受けられ、増税前より得をするか?
それは年収700万円以上10年後の借り入れの残債が3500万円以上の方
 つまり、これは富裕層向けの施策です。

 このように、年収により元々支払う所得税や住民税が一般的な方は、消費税アップに見合った控除を受けることが難しいのが分ります。この事実が世間的にはまだまだ浸透しておりません。

 住宅ローン控除の拡充があるからと余裕を見せている方、早めの行動をお勧め致します。
 

【第212回】ホントの保険

2013年07月09日 | 住宅
 昨日の話の中で住宅ローンの団体生命保険について少し触れましたので
今回もそのつづきです^^

 良く、賃貸派の意見として、自分の城を持つことへのリスクが挙げられますが
本当にそうでしょうか?

 例えば、ご主人に万が一があった場合、月々の家賃は誰が払いますか?ご主人が長期
医療を必要として、会社を長きに渡り休む場合、家計は苦しくなります。

 家賃を待ってくれる大家さんでしたら良いでしょうが、今のせちがないご時世追い出される
事も充分あり得ます。このような不安はどう解消されますか?

 せっせと大家さんの為に払っているその家賃は本当に価値がありますか?都心のような
利便性があるならまだしも、山梨のこの田舎で←失礼だな^^; 本当にその価値が見出せますか?

 私も結婚して3年間はアパートに住んだことがあります。しかし全くと言っていいほど
ここで素晴らしい価値を見出せたとはいえません。むしろ、今まで大家さんに払った
家賃250万円を家づくりの一部につかえていたらなと良く思ったものです。

 人の価値観はそれぞれですし、これが絶対正しい何てものはこの世に存在しません。

 しかし、家づくりをする上での、税制面、金利面、保険面の手厚さを知れば知るほど
家づくりの必然性を強く感じます。

 このあたりは今後、じっくり、お話していきたいと思います。ではまた。

 

【第211回】生命保険の減額

2013年07月08日 | 住宅
 本日は山梨県暑かったですね^^; 勝沼と甲府で1・2フィニッシュでしたね。。

 さて、増税がらみで来場戴く方の多くに住宅ローンへのご不安があります。
何千万円もの借入を起こすので当たりまえの事だと思いますので
何回かに分けてご紹介していきたいと思います、是非ご参考にして下さい。

 ではいきます^^

 住宅ローンの不安の中でも、一家を支える方に万が一の事があったらと思うと、
家づくりに踏みきるのは容易ではありません。

 ただ、もんもんと考えていても、前に進みません。ちょっと具体的に考えてみましょう。
30代会社員の例です。住宅購入後の生活費は、住宅ローンの毎月返済額は70,000円を含めて
約280,000円。

 ご主人に万が一の事が起こった場合、住宅ローンには団体生命保険という生命保険が
付いているので返済は全額免除となります。

 住宅ローン返済分の70,000円分が無くなるので、毎月の返済額は210,000円に下がります。

更に、ご主人が使っていた食費、光熱水道費、携帯電話代やおこずかいも不要になる為、
生活費は生前の7掛けに下がると言われております。

 210,000円の7掛けは147,000円ですね。

18歳未満のお子様が2人いらっしゃらると仮定すると会社員の遺族年金の平均受給額は

           月々約146,000円!

 これだけでも毎月の生活費はまかなえますが、更に一般の生命保険や勤務先からでる
死亡退職金なども合わせると、特に不自由する事はなさそうです。

 そこに、もし奥様のパートなどの収入を得られるとしたら・・・

 如何ですか?住宅ローンの不安ちょっとは和らぎましたか?

住宅購入時に、高額な生命保険を見直す理由はこんな感じです^^
次回はもう少し踏み込みます。。お楽しみに^^

【第210回】塗り壁^^

2013年07月07日 | 住宅
 本日は着工前のお客様のお打ち合わせが2件、どちらも個性的な家で
お打ち合わせするのがとても楽しいです^^

 さて、本日はもりぞうの仕様でもみられる、室内の塗り壁についてです。
近頃、街の至る所におしゃれなカフェや雑貨屋さんを良く目にします。

 そんなお店の壁を良く見てみると、クロスではなく、何かが塗ってある!
何だか味があるな~、この雰囲気いいな~と思う事は無いでしょうか?

 自分の家もこんな風におしゃれにしたいと思いますよね^^

最近は増改築の需要が高まる中、室内の塗り壁の要望が増えてきており、
ご自分で施工される方もチラホラ^^

 理由はホームセンターやインターネットで気軽に購入できるほか、既存の壁が
クロスでも、その上から、塗り壁にすることが可能になってきたからです。

 クロスを剥がしての施工は、クロスの上紙だけでなく、下紙も剥がさなくては
なりません。

 その為、手間は倍以上かかり、ゴミも出ます。

壁紙の貼り替えをお考えの方!いっそのこと「塗り壁」にしてみては如何ですか?

 雰囲気が全然違いますよ!!

【第209回】地域ビルダーの本領。。

2013年07月06日 | 住宅
 前回からの続きです^^

 賃貸住宅の市場でも同じように考えられています。賃貸住宅は建設費に対する
利回りで進められますが、その中には減価償却による節税効果が巧みに利用
されております。

 建てて20年も経ち減価償却の効果が薄れると、上手に建て替えて回転させた方が
良くなります。

 この時に、やはり同じ言葉が聞かれるのです。

 『20年もすれば、建物の価値はゼロみたいなもの・・・』と。

実は、日本で建てられている新築住宅の過半数は賃貸住宅です。賃貸などの事業用
の住宅としては、やはり消費財である方が都合が良いのです。

 実際に事業用の住宅のシェアの多くは、年間1000棟近くを手掛ける住宅メーカー
にあって、普及に貢献してきました。

 しかし、戸建て住宅では地域の住宅ビルダー企業が7割以上を建設しております。

 まるで消費財としての家は住宅メーカーが建て、耐久財としての家を地域のビルダー
が建てているという縮図のようにも見えます。

 今や耐久財として社会ストックになる事が求められる時代になりました。

 それどころか住宅が耐久財でなければ、国が豊かになれないという試算もあります。

戸建住宅を検討する時には、耐久財としての住宅の資産価値を真剣に考えておく必要が
ありそうです。

 皆様、くれぐれも、TVCMには騙されないでくださいね。。

【第208回】20年で家の価値はゼロ?

2013年07月05日 | 住宅
 明日は、オーナー様宅案内です。築5年と築6年のお客様を今から家を建てる
お客様をお連れしてご案内させていただきます^^

 同じ地域に新たなお客様が、もりぞうで家を建てるかもしれないという事で
オーナー様も大変楽しみにしておられます^^

 さて、【第206回】からの続きです。

 ではいきます。

住宅の消費税については、もっと不思議な事があります。それは、中古住宅
についての扱いです。

 実は中古住宅の売買では、個人間の売買で消費税はかかりませんが、
不動産事業者が売主になると消費税対象となります。

つまり仲介であれば消費税はかからないのですが、不動産事業者が買い取りをすると
消費税が発生してしまうのです。

 そして、消費税が極力少なくなる為には、単純に建物価格が安くなれば良いという
考え方になります。

 「20年もすれば、建物の価値はゼロみたいなものですから・・・」という言葉
が聞かれるのも、こうした背景があってのことではないでしょうか?

 事業としては、住宅は資産価値が少ない消費財の方が良いということです。

 続きは次回。。

【第207回】新入社員採用プロジェクト

2013年07月04日 | もりぞう
 本日、本社より新入社員説明会への参加のオファーを戴きました。
このような事は初心に戻る絶好の機会なので二つ返事で「OK」と伝えました。

 我が社もいよいよ、新入社員を採用できる環境になり本当にうれしいです。

商品がとても”とがっている”会社なので、社員一人一人が会社のコンセプトを理解
するのに4年という月日が掛かりました。

 他社にはない厳選素材と企業理念【第26回~39回参照】これらの要素を扱える
幸せをお話したいと思います。当日が楽しみです^^

 思えば、今の会社の前身のサンワホームに入社したのが15年前【第76回~第78回参照】
『あっ』という間の出来ごとで気付くと37歳^^:

 37歳の私が、新入社員説明会に行くという事は、もうお分かりですね。私で若手なのです^^;
只今、もりぞうは11県下に渡って営業展開しておりますが、営業職で私より年齢が下の方は、
ほんの数人です^^;

 このようなおじさん臭い中^^;ここ5年~6年は皆で力を合わせ、今の会社を社長を支えてきました。
そんな中で生まれたのが250棟限定販売という建築業界では異例中の異例、数を追わない経営方針です。【第172回参照】

 お分かりですか?この会社は、本物を味わいたい人の教育に餓えております。。

 若者よ、もりぞうイズムを継承し、一緒に日本に無くてはならぬ会社にして行きましょう^^

 おじさん達は本気です^^

 


【第206回】ドッチ

2013年07月03日 | 住宅
 先日は、本当に久しぶりのフルコートでのサッカーの試合でした。
左サイドバックを担当したのですが、相手のスピードについていけません。
 本気で走りこみを慣行していこうと思いました。

 さて、前回からのつづきです。

 ではいきます^^

 住宅というのは本来は耐久財でなければならないものです。

しかし、実は住宅が耐久財か消費財かという判断は、国としても
定められていないのです。

 政府省庁間でも扱い方は違い、その代表格といえば、財務省と総務省
の違いです。

 財務省の消費税では、新築住宅には課税されるので消費財として扱われ
ています。でも土地は消費財ではないので消費税は掛かりません。

 一方、総務省統計局が発表している消費者物価指数では、世の中の物価
の変動調査の中に、住宅価格は含まれておりません。

 それは単純に消費財ではないからと理由です。住宅の物価指数には賃貸価格
のデータが採用されているらしいのです。

 消費税と消費者物価指数、つまり財務省と総務省で住宅が消費財か耐久財か
という判断が分かれているのです。

【第205回】資産価値のある家

2013年07月01日 | 住宅
 本日目にした住宅関連の情報誌にこんな見出しが躍っておりました。



住宅は財産になるのか?です。

 
 

住宅は耐久財なのか、それとも消費財なのか。人生で一番高い買い物




である住宅が、耐久財か消費財かで大きな差があります。

 


財産といわれると耐久財と思えてきますが、消費税が掛かる事を考えれば




消費財としか思えません。

 


では、なぜ消費財としての考え方が普及してしまったのでしょうか?

 


という興味深い記事です。




ビジネスの香りがプンプンする内容ですよね^^;




 驚きの連続でした。続きは次回。。