初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第902回】いい家とは、ランニングコストとメンテナンスコストが低い家

~家のコストは「ライフサイクルコスト」

              で考える~

家のコストには、家を建てる時の「建築費」

などのイニシャルコスト(初期費用)、

そして、暮らしている間にかかる「光熱費」

、「保守メンテナンスや修繕費」、

「税金や保険料」、そして家を建て替える

ときの「解体費用」などがあります。

これらをトータルで考えたものを

「ライフサイクルコスト」といいます。

今まで家が資産になるという話をして

きましたが、資産として残すことを考えず

、一世代で”消費”するのであれば、

家づくりにかかるイニシャルコストは当然

低い方がいいという考えになると思います。

しかし、ライフサイクルコストで見た場合

、家にかかるコストというのは、建ててから

かかるものの方が大きいともいわれます。

例えば、最低5年ごとに必要となる土台、柱

の防腐・防蟻処理の費用
使用する

断熱材によっては、年月の経過による、劣化

が著しい
ものもあります。

ちなみに断熱材が劣化してしまうと、快適性

が下がり、冷暖房費が増えたり、隙間からの

湿気流入で結露が生じ、建物劣化の原因にも

つながります。

このようなことはご自分で調べないと、誰もご丁寧

に教えてはくれません^^;


”良いスーツは生地と仕立てで...”

”おいしい料理は素材と仕込みと腕で...”


すべて同じですね^^
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