をさせていただき、とってもパワーを
いただけた1日となりました。
拠り所の源泉はやっぱり良いですね^^
さて、前回からの続きです。
例えば、ほぼ同じ立地条件で、広さや
間取りも同じ50平方メートルの部屋が
あったとします。
片方は賃料が9万円。
もう一つの部屋は10万円。
立地と広さや間取りなどの条件が
同じなら、よほどのことがない限り
9万円の賃料を選びますよね^^
ところが、「エネルギーパス」の
表示を見ると、9万円の部屋の年間
エネルギー消費量は300KWh/㎡
10万円の部屋の年間エネルギー
消費量は100kWh/㎡です。
1kWh/㎡ 30円で年間光熱費と賃料
のコストを計算してみると---
賃料9万円の部屋
(9万×12か月)+(50×300×30)=153万円
賃料10万円の部屋
(10万×12か月)+(50×100×30)=135万円
というように、実は賃料10万円の部屋の方が
年間18万円も、トータルのコストが低く
なります。
このように「エネルギーパス」で、個々の
家の省エネルギー性能が明らかになると、
光熱費の低い家は相対的に高い賃料設定
をすることができます。
逆に光熱費のかかる家は、賃料を下げなければ
借り手がつきません。
そうなんです...
社会の要請でもある再生可能エネルギー
の普及などで、エネルギー需給環境
が急速に変化することが予想される日本
でも、ドイツの「エネルギーパス」の
ような仕組みが近い将来導入される可能性
はかなり高いと思っております。
家のエネルギー効率を高める為には、
建物全体の断熱性能や気密性、省エネ性能
、自然エネルギー利用などを、どのように
組み合わせて最適化させるかを考えて
家づくりをする必要があります。
後付けでこれを行うことはむつかしい
ので注意が必要です。
2世代・3世代にわたって永く住み継がれ
、生活基盤になる「本当にいい家」だから
こそ、エネルギー効率を考えることは、
避けては通れないポイントの一つなのです。
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