歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

メディアはどこまで安倍政権の邪魔をするか

2017-06-29 10:11:38 | 産経新聞の記事から抜粋

 

        

 

   我らがホープ、稲田朋美議員が、待ち構えていたメディアの罠にはまってしまいました。戦前、私たち少年は、♫ 肩をならべて兄さんと 今日も学校へ行けるのは 兵隊さんのおかげです お国のために お 国のために戦った、と良く歌ったものです。

   この気持ちは今も変わりません。お国の為に、すなわち私たち子どもたちや妻や老人、恋人たちの為に、この日本を守ろうと戦ったのです。どの国だって兵隊さんは命を懸けて、自分の属する国の為に命を懸けて戦います。チャイナのように一つの主義主張者の利益を守るためにも、命を懸けて戦うのが兵隊さんの役目です。

   兵隊さんに対する目線が日本ほどメディアによってゆがめられた国はありません。ある意味、国というものを保持するために兵隊さんを持たない国はないでしょう。自衛隊を憲法違反だと叫ぶ、売国学者やジャーナリスト、メディアでさえ、日本から警察を無くそうとは考えられないでしょう。しかもいま日本は、周りを危なっかしい国に囲まれています。

   

   例えば軒先にスズメバチの巣を作られて、家族が刺されたりする危険にさらされたら、日本の場合は保健所の人が来て駆除してくれます。刺される前、被害を受ける前に駆除してくれます。それを誰かが刺されて大けがをしたり、死んだりしなければ動けない。スズメバチの駆除は私たちの仕事ではないと言われたら、どうしましょう。

   稲田朋美議員は兵隊さんに対する尊崇の念を持っている数少ない議員の一人です。靖国神社に必ず参詣する議員の一人でもあります。日本という国を愛することが罪悪のように教育する日本の中で、正面から向かい合っています。反日メディアにとって実に目障りな存在だったでしょう。

   都議選の応援演説での発言内容を撤回する事を発表する稲田朋美防衛相=6月27日、東京・永田町(春名中撮影) 

 都議選の応援演説での発言内容を撤回する事を発表する稲田朋美防衛相=6月27日、東京・永田町(春名中撮影)

   そんな稲田議員が些細な発言を大きな問題にしようと、この問題を足掛かりに安倍政権の力を弱めようとする勢力にがっちり利用される羽目になりました。さっそく安倍首相は稲田氏の続投を支持しましたが、いい判断だと思います。弱みを見せたり逡巡したりすれば、そこを一気呵成に攻めてくるのが朝日を先頭に左翼勢力の特徴ですから。

   しかも、モリ・カケ問題は、それほどダメージを与えなくなり朝日新聞社の、これからの存続さえ危ぶまれてきている状態です。フェイク新聞、おさがわせ新聞という汚名を、着せかけられています。慰安婦問題のまだ後始末さえしていないのですから。

   今日の『極限御免』はそういう意味でしっかり阿比留氏のご意見を聞いてみたいと思います。女性初の首相候補の一人でもあり、愛国者でもある稲田氏の足を引っ張る勢力から、せめて産経新聞ぐらい、それらの手から守る姿勢を見せてもらいたいものです。

 

 

  

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【阿比留瑠比の極言御免】産経新聞・平成29年6月26日 付

          

 稲田防衛相は猛省せよ ただ公人・私人の峻別は無理がある


  ただでさえ学校法人「加計学園」問題などで痛くもない腹を探られ、支持率が低下している安倍晋三内閣にとっては、泣きっ面に蜂の事態だろう。稲田朋美防衛相の都議選集会での失言問題のことである。

  「防衛省・自衛隊、防衛相、自民党としても、お願いしたいと思っている」

  こう自民党候補への支持を訴えた稲田氏は、後に発言を撤回したが、野党側は当然、やれ憲法違反だ、やれ自衛隊の政治利用だと勢いづいている。

  「今回の発言の内容は、撤回して謝罪して終わりという話ではなくて、完全にアウトだ。自衛隊の士気にも関わる問題だ」

  自身の「二重国籍」疑惑をめぐり発言が二転三転どころか四分五裂した揚げ句、結局は蓋をしたままの民進党の蓮舫代表がこう糾弾しても説得力は感じない。とはいえ、口をすべらせた問題発言であることは否めず、稲田氏には猛省を求めたい。

   蓮舫

  閣僚、とりわけ実力組織たる自衛隊を指揮する立場にある防衛相は、日頃から慎重な上にも慎重に振る舞うべきだからである。

    ご都合主義の報道

   自衛隊をめぐっては、民進党は前身の民主党政権時代の平成22年11月、自衛隊全部隊に対し、友好団体などに属する民間人が自衛隊行事で、民主党政権の批判をしそうな場合には参加させないことを求める通達を出すなどした。

   当時、言論の自由を侵す明白な憲法違反だと指摘されたものだが、ここで自民も民進もどっちもどっちだと言いたいわけではない。

  

  ただこの際、一言述べておきたい。時と場所によって「公人」「私人」や「防衛相」「自民党議員」を使い分けることにはそれなりに理も必要もあるにしろ、昨今の野党やメディアの風潮は、あまりに建前論のきれい事やご都合主義に流れていやしないか。

  今回、稲田氏が非難されているのは、防衛相・閣僚としての立場と一自民党議員としての選挙応援演説の峻別を怠ったことである。

  だが、安倍首相が5月3日の都内の集会で、「自民党総裁の安倍晋三です」と断った上で憲法9条に自衛隊の存在を明記した条文を追加する憲法改正を提案したとき、野党やメディアの反応はどうだったか。

    

  例えば朝日新聞は同月11日付の社説「首相は身勝手が過ぎる」でこう書いた。

 「首相と自民党総裁の肩書の、なんとも都合よい使い分けである」

 また、16日付社説「国民分断する首相方針」でもこう強調している。

 「行政府の長である首相が自らの案を期限を切って示し、強引に動かそうとするなら、『1強』の暴走と言うしかない」

  一方、民進党は日頃は国会質疑で、谷垣禎一総裁時代に作られ、安倍首相が直接関わっていない自民党憲法改正草案について首相に執拗にただし、見解を引きだそうとしてきた。ところが、安倍総裁としての提案を示すと、同月18日の衆院憲法審査会で「国会の立法権を侵害する」(中川正春氏)と批判していた。

  

  批判する側も、視点が定まらないように見える。ちなみに、6月1日の衆院憲法審では参考人の2人の憲法学者がともに、安倍首相提案に関し「憲法尊重擁護義務に反しない」などと答え、問題ないとの意見を表明しているが。

   靖国参拝論争でも

   公人か私人か、首相・閣僚か一議員かという論争は、振り返れば靖国神社参拝をめぐっても長年戦わされてきたが、そもそも、その区分けにどれほどの意味と有効性があるのか。

     

  国会で答弁し、外国要人と交渉を行う際の首相は間違いなく公人だが、家族や古い友人と食事をしている際や、入浴中は私人だろう。ただ、プライベートの時間を過ごしているときであろうと、政局や外交上の課題が完全に頭から去ることがどれほどあるか。スイッチをオン・オフするようなものではあるまい。

 人間も社会も複雑で曖昧な性格を最初から抱え込んでおり、表もあれば裏もある。それを明確に割り切ることができるように単純に論じるのは、非現実的であり、偽善的でもある。

(論説委員兼政治部編集委員)


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   政界を上手に泳ぐだけが代議士の仕事ではない筈です。議員になった動機も、稲田議員は弁護士出身ですが、日本人戦犯として死刑にされた百人切りという日本の新聞に掲載され、朝日新聞記者本田勝一の「中国の旅」に載せられた二人の兵隊さんの弁護を引き受けてからの、議員出馬です。

   稲田議員ほどブレない政治家であれば、敵も多くいるでしょう。しかし安倍晋三という男はそういう頼りがいのある、日本人らしい代議士に同じ同志としての心意気を感じているのでしょう。自民党といえども一枚岩ではありません。増税をたくらむ財務省との戦いも、隙あらば安倍首相の弱みを握ろうとする勢力も、自民党内には多くいると聞きます。

   

   反安倍派にはこれから政権の中枢に座れる保証もありません。小池百合子都知事も、反安倍派に属したため、いったん政界から引き、都知事になりましたが、その手法はどうも本当のほしゃはとは言えない、あやふやな裏の顔が垣間見えます。

  これからが、安倍政権の総仕上げの時です。ますます邪魔や妨害、スキャンダルや自民党内の内紛を起こそうと、反日勢力日本のメディアとの戦いは熾烈になるでしょう。



【鈴木哲夫】 あさラジ! 地雷を踏んだ玉木雄一郎w 獣医師会 崩壊の危機!!! 2017年6月28日

2017-06-29 00:24:04 | 我が国を冷静に見つめれば

地上波テレビがひどすぎます。末期的症状に入ってきて

なりふり構わぬ、間抜けなニュースを垂れ流しています。

【鈴木哲夫】 あさラジ! 地雷を踏んだ玉木雄一郎w 獣医師会 崩壊の危機!!! 2017年6月28日


文法の解釈も国益に架かったならば、「身の程知らずめ!」

2017-06-28 11:38:36 | 産経新聞の記事から抜粋

 

         

 

  今日は産経新聞の学術面から、初めて取り上げますが『国語逍遥』という欄があります.清湖口敬氏が執筆されていて、今日の分は86回目となっています。こういうさりげない小文が、結構力を持っていることも知っています。

   普段あまり、見過ごしがちでしたが、見出しの「一旦緩急あれば」の文字が、この分を読もうとするきっかけになったかもしれません。何しろ教育勅語の中の一節であり、何かとこの箇所だけをとって、危険な思想だとする学者さえいるのですから。

      

   今日は朝から、稲田防衛省の発言をめぐって、安倍攻撃の新しい材料が一つ増えたとばかりに飛びついています。福山哲郎議員に続き、共産党の小池晃氏も同じようなことを言って煽っています。あの福島瑞穂さえ出てくるでしょう。メディアは野党の太鼓持ち、いやメディアの太鼓持ちが野党四党かもしれません。

 

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  【国語逍遥】 産経新聞平成29年6月28日 付(86)

         産経新聞論説委員  清湖口敏 

                   

   一旦緩急あれば 「文法の誤り」とは何ごとぞ


  

   たまの涼しい朝には家を出る時間を少し早め、湯島天神(東京都文京区)に寄り道してから出社することがある。日頃の運動不足の解消を兼ねた、ほんのささやかな「逍遥」である。

 

 ♪湯島通れば思い出す

 

 お蔦(つた)主税(ちから)の心意気

    

 

   境内を歩くと決まって口ずさみたくなるのが、子供時分からの聞き覚えの流行歌「湯島の白梅」だ。そしてこの一節を口ずさむたびに必ず想起されるのが、教育勅語に対する昨今のつまらぬ批判である。歌と勅語に何の関係があるのかは結末に譲るとして、まずはその批判の一端を。

 

   昭和23年に国会で失効宣言が採択されてから70年目の今年、教育勅語は予期せぬ“復活”をとげた。森友学園問題が発端となって、にわかに世間の関心を集めることになったのである。

   

 

  「憲法や教育基本法などに反しない形で教育に関する勅語を教材として用いることまでは否定されることではない」との答弁書が閣議決定されるや、一部のマスコミは「戦前の価値観に回帰しようとする動きの一環」(4月2日付朝日社説)などと反発した。

  

   しかし武蔵野大教授の貝塚茂樹さんは「教育勅語の歴史を直視せず、徒(いたずら)にこれを全否定することがさも民主的であるかのように振る舞うのは歴史に対する欺瞞(ぎまん)である。こうした態度が逆に、教育勅語を『神懸り的なもの』として扱うことになることに気づくべきだ」と叱正する(4月26日付本紙『解答乱麻』)。

   批判は、勅語の中の「一旦(いったん)緩急あれば義勇公に奉じ…」の「あれば」は文法的に誤っているといった方向にまで及んだので、さすがに小欄も取り上げないわけにはいかなくなった。


   『週刊文春』(3月30日号)ではジャーナリストの池上彰さんが、文法の間違いがあるとの指摘も紹介しておくと断った上で、「もしも国家に危機があるとするならば」の意では〈「あり」の未然形+ば〉の「あらば」が当時の文法では正しく、「一旦緩急あれば」では「危機は必ず来るから、そのときには」の意になってしまい、誤用である-と書いていた。

    

   反論したのが大阪大名誉教授の加地伸行さんである。月刊誌『WiLL』(6月号)で、まこと懇切丁寧に「あれば」の正当性を主張した。全文を引けないのは残念だが、概略を以下に示したい。

    

   古文の立場からは、助詞「ば」には3種のつながり方がある。

   (1)「あらば」(未然形+ば)は「もし~であるならば」(仮定)を表す。

   (2)「あれば」(已然(いぜん)形+ば)は「~ので」(理由)や「~したところ」(契機)を表す。

   (3)「あれば」(已然形+ば)は(2)の意味のほかにも、「或(あ)ることが有ると、いつでもそれに伴って後(あと)のことが起こる」という〈一般条件〉を表す。「一旦緩急あれば…」も「国民として、危急が起きたときには当然、戦う」の意だから(3)に相当し、文法として正しい。

   漢文の立場からも加地さんは、漢文訓読では例えば「行いて余力あらば~」と未然形で訓(よ)んでもいいが、一般的には、未然形相当のときに已然形で訓む慣行がある-と言及している。

   教育勅語は井上毅(こわし)の草案を基に元田永孚(ながざね)が成文化に協力したといわれるが、加地さんは「井上、元田ともに漢詩漢文の造詣の深さでは超一級の人物である。その成果としての名文、教育勅語に対して文法の誤りの指摘とは、身の程知らずのチンピラである」とバッサリ。いやもう、なかなかの快気炎であります。

  

   「あれば」の正当性は以上の「加地説」で言い尽くされ、付け加える余地は全くないが、かといって「では今回の小欄はこれにて」ともいかないので、古文の「ば」の用例をもう少し詳しくみてみたい。

   万葉集に載る山上憶良の長歌「瓜(うり)食(は)めば子ども思ほゆ…」の「食めば」がまさしく右の(3)に該当し、「瓜を食うといつも子供のことが思われ」の意味になる。

   百人一首の「明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな」も「夜が明けてしまうと、必ずまた日が暮れるものとは知っていながら…」と、やはり(3)の例に挙げられよう。旺文社全訳古語辞典は「『ぬれば』は『已然形+ば』で、ここは恒常条件を表す。『…と、いつもきまって』の意」とわざわざ注記している。

   それなのにどう勘違いしたのか、「夜が明けてしまったので、再び日が暮れて…」と(2)の「理由」に解した古語辞典が、私の知る限りでわずか1点とはいえあったのには驚かされた。

  

   さて、冒頭の「湯島の白梅」に戻ろう。既にご賢察かとも思われるが、「湯島通れば思い出す」の「通れば」も、古文法上では(3)の「(湯島を)通るといつも…」の意味になると考えられる。いや、そう考えないことには、文語調の詞に漂うせっかくの情緒も台無しになってしまう。

   それでも「文法上は『湯島通らば』が正しい」と言い張るのであれば、作詞者の佐伯孝夫さんも泉下から一喝を見舞うのではなかろうか。

 「身の程知らずめ!」


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   日本の左翼勢力は果たして日本に敵なのでしょうか。左翼勢力がメディアのけた外れの、政府攻撃「政権交代」の大合唱で、左翼勢力が政権を一時担いました。政権を担った左翼勢力は、日本の国益のために働いたでしょうか。

   チャイナや韓国の為になる政策は数多くやりました。無法な体当たりをしてきたチャイナの漁船を、どんな武器を持っていたか知りませんが。それらを使わず必死の覚悟で逮捕しましたが、民主党政権はそれを沖縄地検の責任にしてあっさり返してしまいました。

   相手のまるでご機嫌取りみたいな、日本の為だとは口が裂けても言えないようなことを平気でして恥じません。いくら日本のメディアが何と言おうともこれで民主党は、日本の政府にふさわしくない党だと、知らしめてしまいました。

   いくらメディアが応援しようとも、そのメディアでさえ、民主党のおかげで評判を一気に落としてしまった結果になってしまいましたが。凝りもせずと言うより、メディアの中に入り込んだ特定アジアの工作人がそれを緩めず、政府攻撃を続けています。

    

   それはもう特定アジアの中の事情で会って日本の事情より優先しているのが日本のメディアなのでしょう。ここまでくるともはや時の過行くのを待つだけです。特にテレビがひどいことになっています。今日の稲田問題もそうですが、それっとばかりに群がるさまは、モリ・カケ問題ではどうしようもないと思い知らされているからでしょう。


   「一旦緩急あれば」の時は迫っているかもしれません。日本の強みはここにあるということを特定アジアは、まだ覚えている人もあるでしょうし、まじめな歴史学者もいることを信じています。今弾圧されたり、話せない正しい歴史を認識している学者が、特定アジア内にいて、それとなく日本を恐れている面もあります。

   それが日本の強い抑止力になっているのを日本の野党を含め認識しているのでしょうか。自民党の中にさえ、当選するために自民党から出ている人も大勢います。「一旦緩急あれば」という言葉は重い言葉です。いい加減な解釈をするな池上彰!