歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

日本のメディアはフェイクニュースを流すのに鈍感すぎる

2017-06-23 11:04:31 | 産経新聞の記事から抜粋

 

         

 

        自民党の高級官僚出身、東大法学部出身旧厚生省キャリア官僚を経て自民党衆院議員が、秘書に対しての暴言を録音され、それを発表されてしまいました。埼玉4区の豊田真由子議員です。想像通りテレビは繰り返し、今日一日中これを放映し続けるでしょう。

     

   これも安倍首相の責任だと野党の蓮舫や共産党の小池議員などが、テレビにしゃしゃり出て、これ幸いと自民党攻撃をしています。それでなくても自民党に不利なニュースを、鵜の目鷹の目で探し回っていて、中には明らかに「フェイクニュース」じみたものが蔓延していると、われらが阿比留瑠比記者が、『極限御免』に書きました。

   これは確かにフェイクニュースではありませんが、世間知らずな高学歴だけをありがたがる風潮に、改めて警告が出されています、豊田議員は早速病院に逃げ込んだ形になりましたが、病気は本当かもしれません。


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【阿比留瑠比の極言御免】 産経新聞・平成29年6月23日 付

蔓延するフェイクニュース 朝日新聞のスクープ記事もなぜか不自然 加計学園問題の文書写真が

   産経新聞タイトル・蔓延する「フェイクニュース」

         


      産経新聞論説兼政治部編集委員・阿比留瑠比


   

   22日朝、テレビで民放番組にチャンネルを合わせると、森友学園の籠池泰典・前理事長の顔が大写しとなった。

  籠池氏が21日夜、安倍晋三首相の私邸などを訪ね、寄付を受けたと主張する100万円を返却しようとしたが断られ、記者団の取材に応じた場面だった。

 

      

  籠池氏は現金100万円だという紙の束を持っていたが、本物の一万円札は上下の2枚だけで、中身は白い紙であるように見えた。

 

  国会で大騒ぎし証人喚問まで実施した森友問題も、内閣支持率を低下させた加計学園問題も結局、火のないところに煙を立てた「フェイクニュース(偽記事)」ではないのか。

 

  「怪しい」「疑わしい」「信用できない」、などといくら追及しても、核心に迫るファクト(事実)は出てこない。

  その半面、忖度だとか面従腹背だとか曖昧な言葉ばかりが飛び交い、「事実がないことを証明して納得させろ」と、不可能とされる「悪魔の証明」が堂々と求められている。

 


     不自然な写真

 

  

  「自分自身も(記事を)書かれる立場として、(加計問題が)いかにフェイクかとよく分かる。フェイクニュースは蔓延している」

 

  自民党の小泉進次郎衆院議員は1日の記者会見で、こう指摘していた。そもそも加計問題が一気に火を噴いたのは、朝日新聞が5月17日付朝刊の1面トップ記事「新学部『総理の意向』」「文科省に記録文書」がきっかけだった。

    

  

  記事は、加計学園の獣医学部新設計画について、文部科学省が「内閣府から『官邸の最高レベルが言っている』『総理のご意向だと聞いている』などと言われたとする記録を文書にしていたことがわかった」というスクープだった。

      

  それはいいが、記事に添えられた「大臣ご確認事項に対する内閣府の回答」と題された文章の写真が不可解である。写真はなぜか下側が暗く文字がよく読めないが、文科省が15日に発表した同様の文書をみると、その部分にはこうある。

  「『国家戦略特区諮問会議決定』という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか」

  つまり、安倍首相の指示だと取り繕ってはどうかという話であり、逆に首相の指示などないことを示している。

  ところが、そこが朝日の写真では不自然に隠された形となっている。これでは「印象操作」と言われても仕方があるまい。


    真実は不確実


  「安倍政権に批判的な記者の一人」であり、安倍政権が掲げる政治目標に「ほとんど賛同できない」という立場の元朝日記者でジャーナリストの烏賀陽弘道氏は、新著『フェイクニュースの見分け方』でさまざまな情報を検証している。

      

   その上で、

   (1)日本会議=安倍政権の黒幕説を首肯できる事実は見いだせない

   (2)(安倍政権の言論統制を非難する記事や出版物の)「報道に介入した」「圧力を加えた」「統制した」と主張する根拠がわからない

   (3)(高市早苗総務相の放送法関連答弁について)民主党時代と同じ発言を根拠にした「安倍政権は報道の自由を恫喝している」という非難は不思議-などと結論付けており、うなずける。

        

  

  米国の著名なジャーナリスト、リップマンは1922年刊行の著書『世論』で、ジャーナリストの仕事についてこう訴えている。

   「人びとの意見形成のもととなるいわゆる真実といわれるものが不確実な性格のものであることを人びとに納得させること」

   フェイクニュースが蔓延しているならば、なおさらだろう。

             (論説委員兼政治部編集委員)


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   朝日新聞はよほど日本が嫌いだということが良く分かります。フェイクニュースを流すようになったら、その新聞は単なる機関紙であって、公正なマスコミという名称を名乗れない筈です。

   いつから朝日新聞はこんな社風になったかは、村山社主とのお家騒動から、社員も株主となり、労働組合が戦後のGHQの影響で異様に強い立場になり、共産党や特定アジアの工作人が多く入り込んだ可能性は否定できません。

   なんといっても当時は日本を代表する新聞社であり、ここを握れば、日本の行く末を好きなようにコントロールできると考えての上の予定道理の、占領軍の浅知恵でした。GHQ自身もかなり共産党員がいたと言うのは、今や公然たる事実だと分かっています。


  そんな新聞社が、安倍首相に対して大きな危機感を持っているのはわかるような気がします。安倍首相は日本を立て直すことが出来る数少ない一人です。立ち直られては困る特定アジアの国にとっては活きるか死ぬかぐらいの大問題でしょう。

    

   特定アジアの安定というよりも、チャイナや朝鮮の味方と言ったほうが早いかもしれません。そんな朝日新聞が、切羽詰まって流した加計学園のフェイクニュースです。横良く落ちぶれ果てたと言わざるを得ません。