歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

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活字から映像へのこの時代で

2016-08-09 10:37:08 | 月刊雑誌「WいLL」を読んで

 

   


 私自身も、日本人として、自分の属する国家観は、ずいぶん変わってきましたが、日本全体の母国に関する関心も大きく様変わりしつつあります。相変わらず、日本を貶める勢力は、その数は弱くはなったとはいえ、いるという事実は消せません。

 それらを全部くるめて現在の日本があります。日本の現状に対する、憲法問題も、改憲派と護憲派が互いに不毛の理論とも言えないもので争っています。ある意味で遅れているともいえるし、また進んでいるともいえます。

 最近、私の近所には4軒あった新刊本を扱っていた店が姿を消しました。それでも古本屋が二軒と市立図書館がすぐ近くにあります。この図書館はかなり大きな図書館で、30万冊以上揃えられていて、千葉県中の図書館と連携しています。

 一回10冊まで10日間無料で借りられます。まだパソコンに興味を抱かなかった時代は、一か月50冊ぐらい平均借りていました。出版社が売れないはずです。それでもこの本は手元に置きたいと思った本は、古本屋で探すのが楽しみになりましたが、今はその整理で捨てるのに苦労しています。

  

 今は月刊雑誌を毎月二三冊買うぐらいですが、それでも。書評を見て何冊かは、本屋を見かけたら覗いてかなり買っています。そのほとんどがこれらの書評に頼っていることは、大変助かっています。

 

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 (月刊雑誌『WiLL』 2016年9月号より)

 ≪西村幸裕の 今月のこの一冊≫

 『日本人も知らなかった 日本の国力(ソフトパワー)』

   

          川口 盛之助 著

    

       評者・・・ジャーナリスト 西村 幸裕


 ジョセフ・ナイが提唱した〈ソフトパワー〉という言葉が一般語として認知されるまで二十五年が必要だった。日本でもナイの『ソフトパワー・21世紀国際政治を制する見えざる力』が日本経済新聞社から翻訳が出たのは米国と同じ2004年だった。

 だが、その14年前の1990年に『不滅の大国アメリカ』で、ナイは〈ソフトパワー〉という言葉を初めて定義した。

 当時は冷戦終結直後で、米国はソ連に勝利したはずだったのに、米国衰退論が唱えられ始めていた。そこでナイは、軍事力=ハードパワーに代わる新しい外交の武器としての、文化力=ソフトパワーを唱えたわけである。

 本書は日本の外交や安全保障=軍事の専門家によって書かれたものではない。また、それが日本の問題点を鮮明に浮かびあがらせている。ナイが米国の外交・安全保障の専門家であったにもかかわらず、日本から〈ソフトパワー〉の関する重要なコンテンツが、その場より発信することは、皆無に近いからである。

 著者の川口盛之助氏は気鋭の戦略家である。本書は日本の〈ソフトパワーとしての国力〉をあらゆる分野で定量化、数値化し、「才能の総量」をGNT(グロス・ナショナル・タレント)として表して、工業力、産業力とは異なる日本人のあらゆる分野における「才能」を国力として提唱している。

 《本書は、さまざまな専門分野における才人たちの活躍ぶりについて国籍別に定量分析を行うことにより、日本の「お国柄の可視化」を試みた。まったく新しい日本文化論です》と、冒頭、川口氏は言う。

 科学、アート、文学、スポーツ、音楽、とおよそすべてのソフト・リソースをジャンルに隔てなくフラットに扱い、14の分野で世界各国のパワーの差を本書は解明している。

 いわば、あらゆる分野で金メダルを競う、ソフトパワー世界選手権、オリンピックを本書で展開してくれるのである。

  

 ノーベル科学賞が続出する「基礎知力系」、スポーツの「基礎体力」、モータースポーツを対象にする「操縦系競技」、レスリング、柔道などの「格闘技」、サッカーなどの「球技と射的」、さらにチェス、ポーカーなどの「頭脳スポーツ」、

 小説などの「読み物の世界」、そして、踊り、歌、動画制作、美術・デザイン、話術、味、と14分野で日本が世界の中で非常に高い「GNT」を誇っていることを明らかにしている。

  

 近代から産業革命の時代を経て、高度資本主義社会はひたすら「GDP」を目標として世界各国に競ってきたが、本書を通読するとそのような経済システムそのものへの懐疑と別の方法論を日本が持ち得るのではないかと、期待できる。

 現在、わが国に降りかかる超少子化・高齢化の問題。そしてなかなか脱出できないデフレスパイラルも、こんな切り口から捉え直すことで、新たな糸口も見えてくるのではないだろうか。

 本書が提唱する日本の「GNT」を世界のトップにすることで、安全保障上の問題にも貢献するのは間違いない。

 そういう意味で、ジョセフ・ナイのソフトパワーと同様に、日本にとって極めて重要な示唆となっている。言語系発信力とハードパワーの強化が今後の課題である。

 

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 人間の進歩とでも言うのか、学習能力で、国を挙げての総力戦争は、もう地球上では起こらないだろうと予想されています。何しろ最終兵器を人間は持ってしまい、地球の二・三個以上破壊してしまう核爆弾を持っているのですから、迂闊に戦争など出来るものではありません。

 しかし人間というものの欲望は計り知れません。見ビイキで日本って、結構いい線言っていると思う時のほうが多いのですが、少子化や高齢化が進み、将来に対する不安もありますが、いい国になっていて誇れる国だと思います。

 文化的に多様な面を持ち、今や世界が日本に学ぶような雰囲気さえ漂うようになりました。日本語は難しいと思われていましたが、日本語を達者に使う欧米人も増え、日本語は、今まで言われていたような異端な言葉ではなく、国際的にも話しやすい、国際語になっても不思議ではありません。

  

 そんな日本に何かと絡んでくる特亜三国ですが、もともと行きがかり上の隣国となっていますが、民族としての共通性や、価値観が全く違い。迷惑しているのが現状でしょう。無理やり友好などと言わないで、淡々と付き合うべきです。それが日本のためであり、世界の為でもあります。

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都知事選は都民だけのものではない

2016-07-26 11:35:12 | 月刊雑誌「WいLL」を読んで

 

  


 月刊雑誌『WiLL』9月号が送られてきました。巻頭コラム群の中から、今話題の都知事選についての門田隆将氏のコラムを取り上げます。この時点では、鳥越氏の淫行事件は、まだ表面には出ていません。

 

 しかしその問題を抜きにしても。鳥越氏は、すでに胡散臭い人物として、すでに都知事になんぞ相応しくないと多くの人々は分かっていたはずです。民進党も共産党も、目が曇ってしまったのでしょう。

 スキャンダル抜きでもうすでに怪しげな人物で、馬鹿の一つ覚えのように、反日、護憲、反原発という単純極まりない、そのくせ世間的には、ずる賢く、うわべは生涯ジャーナリストとは笑わせます。

 鳥越俊太郎7月25日の名言 「大島は消費税を5%にします」

 今現在でも、まだ立候補を辞めない図々しさは、左翼独特の手前勝手な理論で、何とかしのいでいますが、すでに当選など遠くにすっ飛んでしまいました。この立候補は、何といっても共産党主導で執り行われた結果でしょう。

 

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  HEADLINE

 事件の現場から

 これほど面白い「都知事選」はない

  

    ノンフィクション作家  門田隆将

 

 今回の都知事選挙ほど面白いものはない。

 エゴ、名誉欲、短慮、勘違い・・・・人間の持つあらゆるものが浮き彫りになっているという点で、「選挙の本質」を見せつけるものであり、まさに政治の真の姿をそのまま教えてくれている。

 日頃、私が口にする〝DR戦争″という側面も、そのまま当たっている。興味深さという意味で、これほどの選挙は、なかなかあるものではない。低調だった参院選に比べ、まさに〝血沸き肉躍る″選挙なのではないだろうか。

 興味をそそらせてくれた最大の立役者は、何といっても自民党である。自民党東京都連の石原伸晃会長と都連のドン・内田茂幹事長の愚かさは超弩級と言えた。

 

 元環境相にして防衛相、そして浮動票取り込みにも期待が持てる小池百合子氏がすでに立候補を表明しているのに、「俺に挨拶がなかった」と息巻き、結局自民党を分裂選挙に追い込んだ。

 「事前の相談もなく…」と言ったあの記者会見の時の石原氏の姿と短慮ぶりには、有権者もあきれ果てたに違いない。

  

 そのうえ、両人の名で、「親族を含めて非推薦の候補を応援した場合は、除名などの処分の対象となる」という民主主義社会ではあり得ない強権的な通達を都連に発して、世間を唖然とさせた。

 二人が動けば動くほど。彼らが担ぎ出した増田寛也・元岩手県知事の「票が減る」というジレンマに陥っているのがおかしい。

  

 ついには、元都知事の猪瀬直樹氏まで登場して、当の都連のドンに「自殺に追い込まれた」という都議の存在が暴露された。夕刊紙に今度はその都議の未亡人が登場し、実際に都連のドンに対する大批判まで展開されるという「場外乱闘」ぶりだ。

 それにしても、この二人が担ぎ出したのが、かの小沢一郎の〝秘蔵っ子″であり、岩手県知事時代に、ファーストクラスの使用が県議会で批判を浴び、さらには岩手県の財政を悪化させ、総務相時代には東京都民の税金四千億円を地方へ配分させる立役者だったというのだから、話にオチまでついている。

 しかし、鳥越俊太郎の野党統一候補としての出馬の驚きと比べたら、それもまだ序の口だっただろう。この選挙を面白くさせたのは、〝究極の後出しジャンケン″で出てきた、鳥越氏その人である。

  

 出馬会見では、公約もなく、「知りません」を連発し、対立候補の公約さえ読んでいなかった。翌日の候補者の共同会見では、「安倍政権は戦後最悪の内閣。買ってヒトラーがやったことを日本でやろうとしている」と、安倍批判の持論を展開した。

 かのヒトラーに時の政権をなぞらえるというのは、よほどのことがなければできまい。国政選挙ではなく、これが都知事選であることを、全く理解しておらず、「この人は都知事になって何をやるつもりなんだろう」と怖くなった有権者もいるのではないだろうか。

 冒頭に書いた〝DR戦争″というのは、今の対立軸は「左」と「右」ではなく、DとRによるものだという意味である。Dとはドリーマー、すなわち夢見る人、Rとはリアリスト、つまり現実を見る人のことだ。

 厳しい国際社会の現実や、多様化する価値観に対応ができないまま、いまだに「左右」の対立でしか物事を捉えられないのが日本のマスコミだが、そのドリーマーの代表ともいえるのが鳥越俊太郎氏である。

 日頃から危機感の欠如した論評でおなじみの同氏だが、一昨年の終戦記念日に放映されたNHKスペシャル『日本の平和を考える』での発言には、さすがの目を丸くした人が多かったのではないだろうか。

 外交評論家の岡本行夫氏に対して鳥越氏は、「一体どこの国が日本に攻めてくるって言うんですか?」 「(中国が攻めてくるというのは)妄想です。そんなことはあり得ない」と繰り返した。

 岡本氏が、「妄想?じゃあ自衛隊も必要ない。(平和を)祈っていればいいんですか?」と問うと、

 鳥越氏は、「自衛隊は必要です。災害が起こるかもしれない。万一、ないとは思うが中国が攻めてくる可能性はあるかもしれない。その場合は自衛隊が戦うべきです。アメリカなんかいらないです」と、直前に語った自身の意見まで否定した。

 鳥越氏に限らず、七十年代から「時間が止まった」ままのジャーナリストは数多い。日経新聞の世論調査では、小池氏の支持者は主に二十代から四十代、鳥越氏は五十代から七十代だそうだ。

 戦後のうわべだけの正義にどっぷり浸かった団塊の世代が〝ドリーマー″の主流を占めていることが窺える調査結果である。

 DR戦争とは、「世代間戦争」でもある。結果がどうなるのか、その意味でも、これほど面白い都知事選挙はないのである。

 

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 門田氏の「新聞に喝!」は昨日産経新聞よりコピーしましたが、それにも鳥越氏の淫行事件は書かれていません。門田自身自分で言うように〝ブン屋魂″とかいうものがいつの間にか忘れてしまったのではないでしょうか。

確かに都知事選は面白くはなってきましたが、品がなくなりました。

ひとえに、マスメディアの責任は大きいと思います。偏った報道をいまだに繰り返しているからです。くだらない売国主義者に阿って、変にタブーを作り上げ、桜井誠氏を無視することによって健全な報道を放棄したということです。

  

たぶん、メディアの中枢は鳥越俊太郎一本だと思います。そういう流れを作ってきたのもメディアですが、こんな罠が待ち構えていたとはとんだ計算違いでしょう。メディアに人を見る目がないということが露呈しました。

という事は、メディアは共産党の思想に限りなく近いということでしょう。まさにリアリズムに欠けた、時代遅れのドリームを追う、しかし自分たちは未だに前衛だと信じ込んでいる困った連中だということです。

こんな連中が日本の世論をリードしてきたのですが、ようやく終わりを告げる時が来たようです。しかしまだまだ選挙となるとわからないことが多すぎますが、もう鳥越の線と、共産党に生まれた誤った信頼感は消えたでしょう。

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年寄りはアリかキリギリスか、

2016-06-27 07:49:58 | 月刊雑誌「WいLL」を読んで

 

 


 月刊雑誌はもう8月号になってしまいました。さっそく届いたばかりの、雑誌から、巻頭コラムを書き写しました。

 

 来月7月は参院選挙と都知事選挙が日本中を騒がせるでしょう。戦後新しく日本に押し付けられたごとき憲法をめぐっての論争も、選挙の底辺では、奏でられている、あるいは最も重要な問題かもしれません。

 気を付けて新聞に目を通すと立憲主義者と称する左派リベラル主義者がかなり居ることが改めて気が付きます。実に都合よくあの摩訶不思議な日本語とは言えないような憲法を、自らの保身のために守ろうとしています。

 私自身もこの筆者と同時代といっても2歳年下の78歳となり、テレビを見る時間が多くなりましたが、実に意地悪な、捻くれた見方をしている点は少し似ているかもしれません。見たくもないタレントが増えて、地上波の見る時間がだんだん少なくなりました。

 テレビの放送内容は、どこかの勢力の圧力により、妙に偏ってきたことに気付きだしたのはもう何十年になりますが、今やもっと嫌な勢力がのさばり出していることに愕然とします。

 

 

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 (月刊雑誌『WiLL』2016年8月号より)

 〔 朝 四 暮 三 〕

   

            加地 伸行

 

 老成、不健康老人。人とあまり会わず、会うのはテレビ画面上の人物、これは気楽で、手にコーヒー、時にはビールで。

 それだけに、画面の格好つけた連中のあらがよく見える。例えば、政治屋と取り巻き評論家とがこんなことを言っていた。基礎年金は月額7万円弱に過ぎず、生活できない人が増えているので増額せよと。思わず耳を疑った。本気で言っているのかそれ、と。

 年金は国民の老後の生活費のすべてを保障するものではない。あくまでも補助なのである。ここのところよく誤解される。

 すなわち、国民はしっかり働いて、節約し、貯蓄しながら生活し、老後に備えなさい。老後のその時の補助として年金を出しましょうという事なのである。

 そういう厳しさをイソップ物語のアリとキリギリスの話が教えているではないか。もっとも最近は冬で困ったキリギリスをアリが暖かい巣に入れ、食べ物を出して助けてやると言う風に、人道的いや蟻道的に遇するという話に仕立てられ、その展開に子たちは感動するとのこと。

 

 これはおそらく日教組のインチキヒューマニズムの宣伝化であり、それは年金をもっと増やせと言う要求とつながっているのであろう。

 しかし、老生のような性悪人間は、そんな仕立て話に騙されず、こう解釈する。雪の冬、アリはキリギリスを暖かく巣に向かい入れ、飲ませ食わせ、安心して寝たところを襲い掛かり、アリさんたちの餌となったとさ、行きはよいよい帰りは恐い、こわいながらもメデタシメデタシ。参ったか、日教組。

 年金額増加へのさらなる要求の本音は、人権擁護といったようなものではなくて、最後は(お上にぶら下がり)という、日本人の現感覚からきているのではないだろうか。

 日頃は自我の確立とか個人主義の優先とかと美々しく宣伝しはするものの、実は何でもかんでも政府がちゃんと用意しろという利己主義の主張なのである。

 その利己主義をしっかり後押しする屁理屈が近頃我が物顔でのさばっている。いわゆる立憲主義とやらである。

 遡れば、フランス革命。社会の頂点にあったカトリックを追い出して政権分離に成功。カトリックの下にある王らの首を斬り、政治権力を握った連中が、己らの地位の正当性を主張するために、議会を舞台にしてみなが作った憲法を推し頂き、それを義務として守っていきますと称し国民に約束した。

 何のことはない、己の地位の保全理論に過ぎないそれが立憲主義の正体なのである。つまり、立憲主義なるものは、議会に基づく近代政治における政権担当者の地位の正当さの根拠づけのための理屈に過ぎない。

 見よ、社会主義国家では、憲法は持っているものの、政権担当者は、社会主義(共産主義)をもって国家を運営するのであって立憲主義など名目に過ぎない。

  

 例えば、中国大陸では、信教の自由が憲法に明記されているが、政権担当者はそれを守るどころか、逆に諸信者を弾圧している。立憲主義に普遍性などないし、同一概念ではないのである。

 さて日本。中国、朝鮮などと同じく、伝統的に宗教は政治の下にあり、初めから政教分離である。また王朝交代があったわけでもない。

 明治政府は立憲主義としての憲法なしで政治の近代化に成功し、維新後20年もたってから憲法を作った。つまり(後付け憲法)であって(立憲主義憲法)などではない。

 明治憲法は法の最高者であり、政権担当者に限らず(国民はすべて遵守すべきもの)と理解してきた。そうした理解や感情は、日本国憲法に対しても同様であって今日に至っている。

 日本人には、立憲主義などというアチャラカ思想など不要なのである。古人曰く、両(ふたつ)ながら高くんば、重塗るべからず。(中略)両ながら貴(立つ)とければ、双(なら)ぶべからず、と。

 

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 今の時代、外食ほどどんなに安くとも、危なっかしい時代はないと思っていますが、若い連中を見ると、我々の時代より身長も体重も一回り大きくなり、異人種を見る思いがしますが、我々自身も親の時代より一回り大きくなっているという事に不思議さを感じます。

 今の私と老妻は年金と健康保険に守られて生きている有り難い身分ですが、不満なんか少しも思っていません。しかし、メディアは無理やり不満を持つ、下層階級として彼らのイデオロギーの支持者にしようとしていますが、こんなにありがたい国が世界のどこにあるでしょう。

 

 しかし、私もかみさんも実に忙しい。そして時間の過ぎるのが恐ろしいくらい早い。しかしなかなかあの世にはたどり着けない。そんな思いをよそに、次々怒る出来事は私たちを飽きさせません。しかし人間はいく処の終着点に向かって居るかも知れません。

 辛口のコラムを読むことが今の私にとっては珠玉の時間かも知れません。駄文を書いているのも退屈しのぎかも知れませんし。生きている証になるかもしれません。あるいは最も無駄なことを言ているかも。

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田舎の一年より京の三日

2016-06-01 09:41:52 | 月刊雑誌「WいLL」を読んで

 

 

 

 きょうから6月に入ります。例の舛添知事の問題を抱える都議会が、今日から始まるそうです。朝のテレビ朝日はかなりこの問題を深く突っ込んでやっていました。右も東も敵に回したことになりますがどうなるでしょう。

5月27日の会見に出席した東京都の舛添要一知事=東京都庁

 都議会の自民公明は、過半数を優に超えていますが、舛添氏に関しては本人の意思に任せるというのが大半の公式な意見のようです。すぐ始まる都議会選挙をにらんだ、腰の引けた情けない対応です。

 雑誌の書き写しが、延び延びになって中々載せられませんでしたが、今日はそれを片付けてしまうという図々しい横着をします。

 5月27日の会見に出席した東京都の舛添要一知事=東京都庁

 伊勢志摩サミットは、今まで日本で行われたサミットの中で出色の成功したサミットと歴史に刻まれるでしょう。オバマ大統領が広島に行ったことも含めて、全て安倍晋三という稀有な宰相を日本が持てたということも含まれるでしょう。

  

 伊勢志摩サミットに集まった各国のそれぞれのコメントが産経ニュースに載っていますが、場所も気に入ったみたいですが、なんといってもホスト役の安倍首相の魅力的で、さえた演出が目立ったサミットともいえます。

 

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【伊勢志摩サミット】 2016・5・27付
G7首脳が伊勢神宮訪問を称賛「素晴らしい経験をした」「悠久の歴史に感動」

 主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に参加している先進7カ国(G7)首脳らは26日、三重県伊勢市の伊勢神宮訪問について、同日の討議の中で安倍晋三首相に「素晴らしい教訓と経験を与えてくれた」「聖なる場所に行くことができて感動した」などの感想を寄せた。日本政府が明らかにした。

 ほかにも「日本文化を学べた」「伝統の継続性と悠久の歴史を感じた」「感動を伴うものだった」「精神的によい経験をさせてもらった」との声が相次いだ。

 サミットが行われている三重県志摩市・賢島や会場のホテルについても「素晴らしい会場に感謝している」「景色、自然が非常に最高である」「おもてなしが日本の特徴だと知っていたが、それを証明するおもてなしだった」との評価だったという。

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いよいよ安倍首相が世界の中でも重要な位置に、現在いるという事実を見せつけました。元首相中曽根康弘氏のように、目立とうなんてそぶりは微塵もありません。真正面からの素顔です。

雑誌『WiLL』で、日下公人氏が、おなじみ日本贔屓をしていますが、気分よく聞ける話です。日下氏の予想は常に日本がこれから世界をリードする立場になるという持論ですが、幻では無さそうです。

 

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 (月刊雑誌『WiLL』 2016年7月号より)

  
 HEADLINE    繁栄のヒント

  田舎の一日より京の三日

   

            日下 公人

 

 2016年をお迎えたとき「日本の安倍は間もなく世界の安倍になる」と考えた。つづいてそう思う人が少ないのはなぜだろう。と考えた。

  

 (1) 今まで聞いたことがないから奇矯の言だとする判断がある。

 (2) マサカと思うこれまでの常識がある。

 (3) その理由と根拠を聞くまでは賛同できないと考える慎重さがある。

 (4) それよりも何よりもそういう考えがもう広がっているかを知りたいという前後左右を見る用心もある。

 (5) それは世界が決めることだから日本人の自分はそうなってから考えようという遠慮がある。

 (6) 何はともあれ、日本の安倍首相が何を始めるか見よう…とその人たちは考えている。

 だが、世界と日本の関係はすでに劇的な変化を始めている。古い考えでは世界は先進国と後進国の二つに分かれていて、独走するのが先進国で追随するのが後進国だったが、 その独創力は 

 「1」  白人国が持っている。

 「2」  キリスト教国に限る。

 「3」  民主主義国に限る。

 「4」  自由主義国に限る。

 「5」  高度工業国に限る。

 「6」  軍事大国に限る。

  

 と考えてこの6条件がない国は永久に後進国だと思ってきた。つまり日本は世界をリードする先進国にはなれないとするのが常識だった。

 しかし、今の世界を見ると日本は立派に世界をリードしている。日本の成功と繁栄と道義の実行を見て、〝国造りの模範は日本だ〟と考える国が次々に現れてきた。

 これは新しい現象で「先進国が独走するから残りは後進国になる」のではなく、「多くの国が後につづくときある国が先進国といわれるようになる」と考えをあらためねばならない。つまり、リーダーを決めるのはフォロワーである。

 こう考えると「世界の安倍」が誕生する予測が生まれる。そう思わぬ人は欧米伝来の勉強のし過ぎである。〝田舎の一年より京の三日〟と言うが、今は日本の三日である。

 数年前、新首相が誕生して初めてサミットに出席するとき赤坂のレストランでこんな思いつきを話した。最初のあいさつではぜひこう言って下さい。

 〝ロンドン・パリ・ニューヨークは確かに立派な町だが、東京にも誇れることがある。それは交通整理をする人が初老の女性で、かぶっているヘルメットの下には白髪が見えるが、人々は整然とその指示に従っている。

  

 欧米の大都市では屈強の警官がしていることだが、どちらが文明的だろうか。それから欧米の大都市が日本のようになるのは十年後だろうか、それとも二十年後だろうか。それでもダメなら日本は二十年以上先進国ですね〟と。

 ホントは百年以上と言いたいが、その理由を書いておこう。

 今から約百年前、第一次世界大戦が終わったとき先進諸国が日本の発言を期待し、耳をかたむけたことがあったが、今はその頃によく似ている。全ヨーロッパは戦争のため荒廃したが、なぜこんなになるまで戦ったのかはだれにもわからなかった。

 また、今後どうすれば良いかを言える国もなかった。そこで当時の四大先進国は国際的行政機関を新設した。その国際連盟事務局次長には日本人の新渡戸稲造が選ばれた。

  

 新渡戸は戦勝国によるドイツ領の分割に反対すべく一高・東大の同窓生だった柳田国男をジュネーブに招き、「委任当時」という画期的な新制度を研究する委員にした。

  

 委任統治は現地人の「独立援助」が目的でその時日本は戦争の目的は領土の拡張という何千年もの歴史を終わらせたが、アメリカは国際連盟を脱退して反対した。しかし日本だけは独立援助を実行した。

 今さわがれる難民やテロの問題の淵源はここにあるのだと日本はもう一度世界の中心で世界のために叫ぶべきである。

 南洋諸島を委任統治した日本はまず島民たちの伝統文明と文化の詳しい調査をし、つぎに独立を果たすまでの道程を考えて実行した。

 それまでのドイツの統治は流刑地としての利用のみで、その後のアメリカのジャブジャブの食糧援助で島民たちの独立精神をつぶした。それから七十年たって、今のヨーロッパは旧植民地からの難民流入対策が見つけられないでいる。

 中国はこれを〝人口政策の勝利〟と称しているが、ホントは日本が実行した独立援助が勝利すべきなのである。

 

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 日本という国は素晴らしい国だという認識をしていますが、今日もあの舛添なにがしが、都知事にしがみつこうとあの手この手で、むなしくあがいています。この人は意地になっていますが、絶対に日本人のポリシーを持ち合わせていませんが、メディアは視聴率稼ぎに利用しています。

 ヤメ検上がりの弁護士が二名、舛添氏の疑惑を、どういう理由を付けるか知りませんが。晴らすために雇われたそうです。弁護士もいろいろいますが市民運動家を応援するような、リベラル弁護士も何かと顔を出します。信用ならない輩が多いのも知られた事実です。

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時代遅れの思想がメーキャップを新たに

2016-05-11 10:19:37 | 月刊雑誌「WいLL」を読んで

 

  

 

 きょうの産経新聞の第一面はアメリカオバマ大統領が27日に広島訪問という見出しが大きく報じられています。アメリカが世界の警察官としての最後の大統領になるかもしれませんが、今後の世界は、大きな曲がり角に来ているかもしれません。

  

 花田編集長に去られた後の雑誌『WiLL』6月号は、新しい論陣を加えて、相変わらず同じ編集方針を、今のところ進んでいると思っていますが、今月6月号は「総力大特集 日本共産党の正体」の6本の読み物が全部『Hanada』にそっくり移ってしまいました。

  

 そこで前号の『WiLL』に連載された、今は共産党を除名され、共産党についてのスペシャリストの、【日本共産党の履歴書」】の中から、抜粋して一部ここに載せてみたいと思います。がその前の雑誌『WiLL』5月号の、共産党の成り立ちを抜粋します。

  

 

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 (月刊雑誌『WiLL』2016年5月号より)

 総力大特集 日本共産党の正体

 日本共産党の「黒い履歴書」 

   より一部抜粋(1)

    

     共産主義研究家  兵本 達吉

 

 「平和憲法擁護」?

 そもそも共産党とはどんな党なのか、どんな起源を持ち、戦争や平和と、また現行憲法とどんなかかわりを持つのか、根本的なところから検討を加えてみる必要がある。

 日本共産党は、コミンテルン(世界共産党)の日本支部として、1922年7月15日に創立された。1917年にロシアに世界最初の社会主義革命がおこり、その革命を支援するためにコミンテルンが組織された。その日本人グループが日本共産党なのである。

 コミンテルンは、民主集中制と呼ばれる上意下達(上意下達)の軍隊的規律を持ち、資本主義の打倒、全ての階級の廃止という目的を実現するためには、「武装闘争をふくむ一切の有効な手段」をとる。

 そして日本共産党はコミンテルンの指導のもとに、ロシア革命と「同一の道」を通って日本革命の実現を目指すことを誓って加入した。

  

 戦前の日本共産党には綱領はなく、それに代わって、27年テーゼとか、32年テーゼがと呼ばれる綱領的文書がある。いずれもモスクワで外国人によって書かれ、日本共産党に与えられたものである。

 27年テーゼはブハーリンが書いたもので、彼が粛清されるとクーシネンが書き直した。これが32年テーゼと呼ばれるものである。徳田球一らが、このテーゼと活動資金とピストルをモスクワで受け取って帰ってきた。

    

 この32年テーゼでは、天皇制が「絶対主義的天皇制」と規定され、革命的打倒の対象になった。

 当時、モスクワに留学していた学生が『天皇』とは何かと質問されて、それは「ツアー」のことだと答えると、ロマノフ王朝を打倒してまだ革命の熱気が残っていたロシアでは、「ツアー」を打倒しないでどうして革命ができるのかということになり、打倒の対象に選ばれた。

 当時、わが国では、天皇は国民の尊崇の対象であったので、片山潜らの党員は大変なことになった、とガタガタと震えたという。こうした動きに対応して、治安維持法(1925年)が制定された。

 特に天皇制の打倒を目指す運動は厳罰に処され、指導者は死刑に処されることになった。共産党は厳しい弾圧を受けてほとんどの党員が転向したが、ごく少数の党員が獄中で生き残り、戦後の党を再建した。

 「平和運動」の実態

 「侵略戦争に反対し、反戦平和のためには、投獄にも屈せず、命をかけて戦った日本唯一の党である」というのは日本共産党の最大の自慢のタネであリ、セールスポイントになっている。

 これも、真実というよりは、共産党独自のロジックのすり替え、こじつけである。マルクス主義の教義によると「戦争と平和」の問題も階級闘争と関連付けて理解される。資本家や帝国主義者が行う戦争は不正義の戦争であり、これには反対するけれども、

 労働者や農民が行う戦争、内戦や内乱などの革命戦争、社会主義国が行う戦争は正義の戦争であり、これは断固支持すると言うのが「正しい」立場だとされる。

 コミンテルンが日本共産党に与えた任務は、中国大陸に展開していた日本軍が社会主義の祖国、ソ連邦へ攻めココムことを阻止すること、そして中国で進展しつつあった「支那革命」を支援することであった。

 つまり、兄弟党に対する国際的支援であって、いわゆる「平和運動」とは全く性質の違うものである。自国の軍人にビラを配って脱走を即し、自国の政府に銃口を向けるように即す行為を、普通、「平和のために戦った」とは言わないのである。

 戦後、共産党が戦争に反対して大々的に「平和運動」を展開したものに、朝鮮戦争がある。「朝鮮戦争反対!米国は朝鮮から手を引け!」と全国で一大キャンペーンを繰り広げた。

  

 今日では、朝鮮戦争は北朝鮮の金日成がスターリンと毛沢東から支持の約束を取り付けて開始したことが明らかになっている。共産党は、当時はアメリカ軍の侵略戦争だとして全国で盛んに反対運動を繰り広げた。

 スターリンや毛沢東から指示を受けた日本共産党が日本国内で騒乱を引き起こし、朝鮮戦争の後方攪乱を企てると同時に、あわよくば「内乱」に発展させる試みであった。

  

 スターリンや毛沢東から、自国の政府を転覆せよという指示を受け、外国(中国)に軍事基地を設けて、放送局まで作って宣伝・扇動報道を行い、青年たちに軍事教練を施し、山岳地帯に軍事拠点(実際には大したことはしていなかったが)をつくらせ、

 警察や税務署を襲撃し、皇居前の広場を血に染めて交通機関を襲撃し、列車の運行を妨げた。失敗に終わったというものの、これは立派に「内乱罪」「外患罪」に該当するものであって、「平和運動」とはいえないものである。

 以上のようにその歴史を見ても、日本共産党を平和の使徒、平和憲法の守護神のように考えるのは噴飯ものである。(一部抜粋)

 

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 共産党は歴代その代表がどのように決まっていくか本当の事情は知らされていません。今の志位委員長も、とぼけた顔をして、「平和憲法」を護れ!などと、野党のリーダーになったつもりでいます。

 かなり左に傾いた民進党の中にも、いくら選挙のためとは言いながら、共産党と共闘を組むのに危機感を持っている人々も増えだしました。今まで、巧妙に共産党はプロパガンダを見事にしてきました。

  

 その気になって信じ込んでしまう人もかなりな数はいるでしょう。シールズなどと止むに止まれず立ち上がった政治に目覚めた若者たちという触れ込みですが、バックに共産党がいることがネット情報でバレバレになったことを共産党はとぼけています。

 兵本氏の寄稿文は非常に分かりやすく、共産党の内部告発ともいえます。全文11ページの長い文ですが随時抜粋して行きたいと思っています。日本の敵ともいうべき存在ですから。

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