歩かない旅人

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非核化に向けてのトランプ流・北の三代目との外交戦の行くへ

2018-05-30 13:27:50 | 産経ニュースから記事を拾う

 

          

  

   北朝鮮核廃絶問題は、今や欧州迄関心を持ち始めた、世界共通した出来事として、大きな関心が集まっています。今日の産経新聞から湯浅博氏のコラムを書き写しましたが、いつも私が用いていたキム三世より、北の三代目の方がぴったりくる感じがしますので今度からこれを用います。

   今日の産経新聞を読むと、北朝鮮は今度は真面目にシンガポールで行われる米朝首脳会談に向けて、【スリートラックで実現へ・正恩氏側近が訪米】と言う見出しを一面左側に載せています。

   【米朝首脳会談】米、板門店、シンガポールのスリートラックで実現模索 非核化へ北の態度は

   今回の北朝鮮の慌て方は、実に小気味のいい見ものでしたが、こんな、センスのない田舎芝居に日本の外務省はじめ日本政府が翻弄されていたのかと思うと、実に敗戦時のGHQが日本に貸したWGIPのクビキノ重さに改めて、考えてしまいます。

     中国外務省で記者会見する陸慷報道局長=25日、北京(共同)

       中国外務省で記者会見する陸慷報道局長=25日、北京(共同)


  特定アジアの悪口雑言に今はただひたすら耐えていますが、占領政策でチャイナや朝鮮半島の非難を禁止されていたのが、いまだに独立した講和条約後も、なぜかこの特権は生き残って大手を振るっています。

    

  メディアやネットで荒れ狂う差別だのレイシストなどの問題は、いまだに日本の報道機関が、敗戦状態、占領状態から抜け出ていないのでしょう。

  今日もテレビを見ていますが、日大アメリカンフットボール問題ばっかりやっています。「モリ・カケ」があんまり視聴率を取れなくなりだして、北朝鮮問題からなるべき眼を逸らそうとする魂胆が丸見えです。日本も戦争に巻き込まれる可能性もあるのに、この鈍感さはどこから来るのでしょう。

     5月6日に東京都内で行われた定期戦で、パスを投げ終えた関学大QBに背後からタックルする日本大の宮川泰介選手(関学大提供)

 

  しかしアメリカの大統領がトランプ氏に決まったことも奇跡だし、メディアの当てが外れたのも、日本がアメリカの制約の理解があるうちに憲法改正ができる状況に近づいているというのも事実です。

  拉致家族を目の当たりにしてどうにもできない日本の憲法を変えると言うのは普通の独立国であったら、考えられない事態です。小さな国であっても独立自尊の精神を持った国なら自国民救出をするのは当然の国としての行動です。それを今日本のメディアは駄目だと言っているのです。

  何故ならば日本と言う国はアジアを侵略した過去がある、朝鮮半島を植民地にしたというフェイクニュース、嘘情報を、テレビに出ている御用学者や、テレビ局の方針を喋るアナウンサーにまで浸透して連日吹き込んでいます。

  なんという厭らしい、特定アジアに対する忖度であり、卑屈な罪悪感を、日本人は持ち続けろと言う印象操作、洗脳を行ってきました。底に現れたトランプ大統領の型破りの行動と言われるやり方が、安倍首相の影のバックアップに成っているのを、やっと日本人も気が付き始めました。

 

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   産経ニュース・平成30年5月30日掲載分

    

         【湯浅博の世界読解】

  トランプ流・瀬戸際外交の先手

 

   トランプ米大統領は米朝首脳会談の中止を宣言する“衝撃書簡”によって、効果的なブレーキを踏んだ。トランプ氏が半島危機回避のショーマンシップを誇示しているうちに、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が中国の習近平国家主席との2度の会談を通じて強気に転じていたからだ。

   トランプ流の瀬戸際外交は、効き目が十分だった。北朝鮮の3代目は先手を打たれて、もはや「交渉の決裂」や「軍事の挑発」など本家の瀬戸際外交が使えなくなった。

その上、中国の後ろ盾という1枚カードでは、かえって米国の怒りを買って、韓国の文在寅大統領との再会談という2枚目のカードを切らざるをえなかった。

   板門店で開かれた南北首脳会談で握手する韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=26日(韓国大統領府提供・共同)

 
   6月12日のシンガポールでの首脳会談まで、北がどこまで歩み寄れるのかに焦点が移った。ここに至るまで北の動きは、米中2つの大国が相手の危ういゲームであった。

   北の3代目は超大国との交渉にあたって、厳しい制裁をすり抜ける経済支援の担保が必要だった。3月に列車で20時間かけて北京入りしたのも、今月上旬に大連に飛んで習主席と2度目の会談をしたのも、米国からの圧力に耐える制裁緩和を要請するためであろう。

   中国からみると、米国という「戦略的競争相手」と向かい合うためにも、北には安定した緩衝地帯であってほしい。同時に、3代目が、米国の同盟体制を切り崩す対米カードになる余地があるなら、適度に手なずける方が得策のはずだ。

   中国は米朝首脳会談の計画が持ち上がったことで、なんの外交努力もなく反抗的な金委員長との関係を修復でき、国境貿易の緩和ができた。

    

原油の対北輸出を増やし、北からの女性労働者を受け入れはじめた。さらに北は、石炭を市場価格以下の値段で、中国に輸出する準備を進めているという(米ウェブ誌「ナショナル・インタレスト」)。

   3代目は中国の後ろ盾を得て、対米交渉で強気に出てきた。ポンペオ国務長官のいう「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)を拒否したうえで、あくまでも「体制保証」を狙った。北には核の製造技術が手元にあるし、核弾頭は隠せる方法がいくらでもある。

   トランプ氏は習氏が中朝首脳会談と前後して、非核化に向けた「段階的で同時並行的な措置」を求める3代目の立場を公然と支持したことが気に入らない。米紙の社説は、国連制裁を破るような中国の行為を批判し、北と取引のある中国企業への経済制裁の強化を呼びかけている。

   トランプ氏の衝撃書簡に示された不満の含意は、北が「朝鮮半島の非核化」を主張することで核を温存しようとすることにある。北の3代目は、「北朝鮮の非核化」とはいわずに、一貫して「半島の非核化」としてトランプ政権が求める「リビア方式」をしりぞけてきたからだ。

   リビアの場合は、核の関連資材を米国に引き渡したのであって、核開発に成功している北とは決定的に違うとの建前だ。3代目からすると、交渉のテーブルにあるのは大量破壊兵器の相互削減でなければならない。

   「半島の非核化」なら、韓国に核がないことの厳格な証明が必要だし、米国の拡大抑止にまで対象を広げて、在韓・在日米軍の撤退にまで要求を引き上げることも考えられる。しかし、トランプ氏の急ブレーキによって、北が首脳会談の軌道に戻るよう望んだことから、交渉の攻守が逆転した。

     (東京特派員)

 

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   【米朝首脳会談】米朝首脳会談実現は「非核化」進展が前提 ポンペオ国務長官はNYで金英哲氏と会談へ

   会談に向けて北朝鮮も動いていますが、アメリカがどのくらいの覚悟を持ってやってくるか、教えてもらってない感じがします。北の三代目の地位を守るためにだけ、保身のためにだけ、他の側近はここまで全力を挙げるでしょうか。アメリカのリビア方式はその真の目的を知ったら、会談が行われるか。

    

   まだ事態は流動的だと思いますが、ボルトン氏を起用し、リビア方式で一気に行うという強硬裁定に、北朝鮮が従うかどうか、国内にはいられたくない北の三代目にとって、自分の面子を守るか、命を守るかの二者択一を迫られていると言っていいでしょう。

   北朝鮮とトランプ:「リビア方式」を巡る二重の誤解 | 鈴木一人 | コラム ...

   6月12日と言う日は日本にとっても無関係な日ではなく、火の粉が降りかかる程度のものではなく、日本の名目上アメリカの基地を狙って、あるのかないのか信じられませんがミサイルをぶち込むでしょう。非常に粗悪なミサイルですから、狙い道理に打ち込めるかどうかわかったものではありません。

   こんな状態にしてきた戦後日本政府も、ここいらで真面な独立国としての行動が取れる国に成って貰いたいものです。

 

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1 コメント

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Unknown (simple10)
2018-11-29 13:51:08
仰る通りだと思いますね。
特に、今となっては二大国の間に挟まって無体な要求をされる可能性が日本にはありますので、真の意味の主権国家となれる具体的な方向性を見出す必要に迫られていると思います。
まあ、大変難しい課題だとは思いますが、国民が努力する方向を示してくれるリーダーの出現が待ち遠しいです。

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