歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

田原総一郎「日本の嫌韓感情を持つ理由が分からない」 本気ですか!

2017-06-16 10:59:58 | 産経ニュースから記事を拾う

 

           

 

 

    この田原氏の言葉を聞いて、聞き間違えかと一瞬信じられない気持ちでした。仮にもテレビ界では、ある種の信奉者もいる人であり、リベラル側の代表的論客として、一応は認識はしていたのですが、今現在の嫌韓論は、その責任のほとんどは韓国側にあります。

   その過程も知らないのか、知ろうとしないのかわかりませんが、韓国の反日教育のすさまじさを実施に調査しようとか、その調査された実態を、見たり読んだりしたのでしょうか。

   

   日本大使館前に建てられた、嘘っぱちの慰安婦像もどきを、日韓合意以後も、そのままにして撤去をしない韓国に対して、嫌韓感情を抱く理由が分からないとは、私はそっちのほうが理解できません。この疑問はまじめな疑問なのでしょうか。ふざけていませんか。

 

 


 韓国人の反日感情は、非常に強いわけではない
日経ビジネス 6月16日

   6月13日付の読売新聞朝刊に、興味深い記事があった。読売新聞社と韓国日報社が共同で世論調査を実施し、ムン新政権が発足したことによる、今後の日韓関係への影響を聞いたものだ。

  日本では、「変わらない」が70%、「悪くなる」が20%、「良くなる」が5%。これに対して、韓国では、「良くなる」が56%、「変わらない」が32%、「悪くなる」が7%だった。

    

 

  文新政権は、どうもはっきりしませんが、北朝鮮に非常に親近感を抱き、日本統治時代の歴史についても、まじめに勉強したという傾向はみられません。今まで通りの日本の植民地政策は、酷いものだという被害者意識はそのまんまです。

   百田尚樹氏の「今こそ韓国に謝ろう」を、まず読んでみてください。読まないにしてもそういう本があるということを、側近のものは教えてやってほしいと思います。あくまでも日本で書かれた本ですが、韓国の歴史書よりは真実が書かれているでしょう。

     

  この結果をどう読むか。僕は韓国国民が日韓関係に対してある種の「期待」をしていると受け取った。日本人の多くは、「韓国人は反日感情が強いから、日韓合意にも反対している」というイメージを持っている。ところが、今回の世論調査によると、韓国人の方が日韓関係について前向きに考えているようだ。

 

 

   韓国には用日という言葉を、まさか田原氏が知らないはずはないでしょう。サード設置で、チャイナから様々な経済的処置をとられ、ロッテグループは営業停止をさせられている店舗数が100店舗におよび、観光客も韓国へは禁止しているそうです。

   

   チャイナにすり寄ったのに、これほど冷たく扱われ、何かと日本に頼らなければならないという雰囲気が、韓国にあふれています。それを用日と言いますが、向こうがそれによって凌ぐことが出来ても感謝などしません、当たり前なことをしていると韓国は、昔から上から目線で事を運びます。



  この結果を見ると、日本人の韓国に対するイメージは、韓国人の日本に対するものよりネガティブだ。もっと言えば、韓国が日本に対して反日感情が強いと言うが、意外に日本人の韓国に対する嫌韓感情のほうが強いのではないか。これこそ重大な問題である。

  韓国人が日本に対して反日感情を持つのは分かる。日本は明治時代に日韓併合を行い、韓国を事実上の植民地にしてしまった歴史がある。韓国人がこれに反感を持つのは仕方ない。


     明治時代に日本は韓国を併合しましたが植民地にしたのではないということぐらい、田原氏ならわかっているはずですが、戦後東京裁判史観にまさか侵されたまんまではないでしょうね、知っていて、そういう印象操作をあちらこちらにちりばめるという姑息な手段はそろそろやめてもらいたいものだと思います。


 

    
  しかし、日本人の嫌韓感情の根本的な理由はよく分からない。一つ言えるのは、今、日本人の間でナショナリズムが強くなってきているということだ。日本の中で、「韓国が嫌い」、「中国も嫌い」、最近では、「米国からも自立すべきだ」という感情が高まりつつあると感じる。


   あきれ返ってしまうというのが本音です。嫌韓感情の根本的理由は、韓国が約束を守らない、嘘つき国家だということが、日本人の間に浸透したからです。ありもしない慰安婦像や今度は徴用工像などを、世界に向かって宣伝しています。

   好きになれと言う方が、よほどおかしいのではないのでしょうか。田原氏は日本という国がどうなっていくのが理想的姿だと考えているのでしょうか。今や韓国は日本の敵国と化し、それを応援している最も強力な勢力が日本の国内にあるという実に悲しい事実も、ご存知でしょうか。

  僕は、これは非常に危険なことだと思う。日本が、昭和の時代に戦争への道を進んだのはなぜだろうか。そこに極端なナショナリズムがあったからだ。日本が強くなるためには、満州や韓国を日本の領地にしよう。中国を倒そう。そういった極端な思想から、誤った戦争を始めることになったのだ。


   田原氏の妄言と言ってもいいでしょう。日本はアジアの解放の為とともに、自国を白人の支配から逃れようという、切羽詰まった戦いだったということが、現在の世界の姿から垣間見えます。ただ資源がほしかった。それもちゃんと対価を払ってのことです、植民地政策とはかけ離れた、共栄の精神です。

  僕は戦争を知る最後の世代として、ナショナリズムが危ないことや、特にアジアの国々と友好関係を築かなければならないことを強く感じている。

  このナショナリズムを先導しているのは、マスコミであり日本会議だろう。安倍首相も例外ではない。非常に危険だ。


   ナショナリズムの最も先鋭を言っている国は、チャイナや北朝鮮が代表でしょう。田原氏が声を大に、チャイナや北朝鮮を非難している場面を見たことがありません。日本と比べてどっちのほうが酷い国か。田原氏は常にずるい行動をします。

  

   話題からのすり替えは田原氏のお家芸ですが、都合の悪いことは知っていても言いません。ディペートで勝つことにのみ専念して、本音を語らず、それを生業にしている、偽物の論客とも言えない人種なのですが、どうにかならないのでしょうか