歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

朝日が猛反対するから、正しい

2018-02-13 10:23:40 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

    

  

  オリンピックが日本ほど関心を持っていればの話ですが、今や韓国は世界の注目を集めているはずです。しかし日本のメディアはお祭り騒ぎで、どの局もヒラマサを流さない日はありません。この大会に乗じて北朝鮮が従北派のムン大統領と組んで、北朝鮮に対する制裁解除に政治的に動いています。

  核開発を挑戦的にアメリカに向かって発し続けている北朝鮮若親分に対して、アメリカも日本も本気を出したということが伝わったのでしょう。鼻っ柱だけで相手がビビるかと思ったら、本気を出されて慌てているのが北朝鮮です。それを陰で助けようとオリンピックを利用し、北を助けようとしています。

   

  お目出度いというか、確信犯に近いムン大統領は、一番頼りにしなければならないアメリカと日本に対して、同盟国としての約束を守らず、北朝鮮に入れ込んで、若親分の妹というだけの人物に対して、最高の礼を尽くしています。ナンバーツーの金永南氏を差し置いてもてなす様は滑稽です。

  まるで大国の女王の様な対応で、文大統領はアメリカや日本を相手にせずとばかりにこの金与正とかいう妹を付きっ切りで相手をしています、彼女の役目は、文大統領の北朝鮮朝貢です。昔の金大中の二の舞です。新書とかいう代物をもったいぶって渡す役目が、彼女の果たす役目です。

   彼女は韓国の文大統領に対しては、堂々とこの役目をやってのけました。まるで大統領の上司のように、上から目線の大した役者です。

   三池淵管弦楽団の公演を観覧する(左から)北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長、金与正・朝鮮労働党第1副部長、韓国の文在寅大統領=11日、ソウル(聯合=共同) 


  本来ならば、敵国である北朝鮮です。南北朝鮮戦争はまだ終結していませんし、韓国はこの休戦に関与できない立場です。休戦条約はアメリカ軍を中心とした国連軍と北朝鮮の間に交わされたもので、なんとも情けないのが韓国です。しかも北朝鮮に対して劣等感を持っています。

  チャイナ共産党政府も、朝鮮半島も、大日本帝国を破って独立したという虚構の歴史の上に成り立っています。実際は朝鮮半島は日本の友軍としてアメリカをはじめ連合軍と戦っていたにもかかわらずです。チャイナ共産党軍は日本軍とはほんの少しゲリラ軍として戦った程度です。

  それが独立をする場合の建前として、チャイナは中華民国を破って独立し、朝鮮半島は、アメリカとソ連によって分割され統治されたのを隠したいのです。

  独立をかっこよく見せたいのはどの国も強く思うことですし当然のことですが、明らかな嘘をついてまで、自らを飾ることは反って軽蔑されます。どっちの国も貧しい国です。憎みながらも日本なしでは立ちいかない国です。しかし日本は穏やかな「和」の国です。そこに今まで付け込んできたのです。

  今月発行された『月刊正論』の第一の読み物は、【親北、反日、約束破り・・・・・暗黒・韓国を生んだ 朝日新聞の罪と罰】です。西岡力氏と阿比留瑠比氏の対談になっています。この醜悪な国、韓国を生み出したのは、日本のオピニオンを気取る朝日新聞の仕業だと言っている読み物です。

   [正論編集部]の月刊正論 2018年 03月号 [雑誌]

  どこまで行っても罪深い新聞社で、どうにかしなければならない存在でしたが、日本の一部の市民運動家や外国の工作人の後押しを受け、いまだに生き残って、しかも大新聞社面している厚かましい存在です。

   しかも日本のテレビメディアも、朝日新聞的主張のコメンティーターを多用し、世論を誘導し、SNSがまだそんなに普及していない時代は、普遍的価値だと錯覚させていました。今や甚割と時代は逆転し始めています。安倍首相を支持する層も、増え始め奇跡的に復活しました。

  安倍首相が名指しで朝日新聞のウソ記事を記者会見で発表するなんて時代が来るとは、ついこの前まではできなかった時代です。韓国をここまで増長させたのが朝日新聞社だと、公式に発表出来る時が来る、そんな瞬間が何時かやって来るかも知れません。

   ところどころ抜粋してみます。全体で12ページの代物です。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 朝日が猛反対するから、正しい

    

   西岡力…さて、私は歴史認識問題には4要素がある。と常々言っています。第一に、日本の反日マスコミや反日活動家がウソの発信をすること。第二に、それを中国や韓国の政府が外交的に解決した過去の問問題であるにも拘わらず内政干渉的に持ち出してくること。

  第三が日本の政府、特に外務省が調べもせずにまず謝ってしまうこと。

  解決済の問題なので法的な賠償はできないけれど「人道的」と言う修飾語を付けてお金を出してしまう。そして第四に、日中韓の活動家が国際社会に持ち込むのです。

   こうして最初に朝日新聞を含む日本の反日活動家がつくったデマが、国際社会で事実であるかのように広まっていきます。以上四要素を見れば、歴史認識問題で日本が内政干渉を受けている原因で、第一、第三の要素は日本の問題です。

   第四の要素についても、半分は日本の活動家です。この第一、第三、第四の要素を通じて指導的役割を果たしてきたのが朝日新聞です。朝日こそが慰安婦については最初に誤報を垂れ流し、

  「日本は謝れ」とのキャンペーンを展開し、国際社会に対し自らの誤りを認めずにあたかも日本政府に問題があるような情報発信を続けているのです。

   

  阿比留…朝日新聞は歴史認識問題だけでなく、北朝鮮を「地上の楽園」であるかのように描き、カンボジアのポル・ポト政権を賛美し、中国の文化大革命を礼賛して今日に至っています。これまでに何かいいことをしてきたんですかね。

  外務省のある幹部が安保法制の議論の時に「古くはサンフランシスコ条約の『単独講和』から60年安保、周辺事態法、PKO派遣法、そして今回の安保改正と、朝日新聞がこれほど反対してくれると『絶対に正しい』と自信がわいてくる」と漏らしていたのが印象に残っています。

  つまり日本政府は朝日の主張とことごとく逆のことを行って成功してきた、と言うわけです。南京事件のウソも元朝日新聞記者の本田勝一氏が主導していますし、靖国神社参拝についても朝日がわざわざ他国に「問題じゃありませんか」とご注進して問題化した。

   

  そういう意味では、明らかに日本社会の敵であり〝反社会″勢力のような存在と言ってもおかしくない。よくぞ平気な顔をして社会の表舞台にいられるものだと、不思議で仕方がありません。・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

   日本社会の敵であり反社会的存在とはまさに朝日新聞とその亜流でしょう。そのシンボルである朝日新聞が崩壊するか、廃刊に追い込まれれば、日本の世論はだいぶ変わるかもしれませんが、その邪魔をしているのが日本の憲法です。スパイ防止法が出来れば何かが変わるかもしれません。

   戦後体制を変えるのは容易ではありません。敗戦による受益利得者が戦後社会の仕組みを作り上げ、崩そうとはしなかったからです。特にメディアはその最たるものかもしれません。新聞社とテレビ局が同系列で、独占状態がいまだに続いています。しかもテレビ界には大きな問題をはらんでいます。

   広告代理店がテレビ界を支配していると言われだしたのは何時頃からでしょうか。ワールドカップ日本主催を強引に韓国が割り込んで共催にした仕掛人が、告代理店『電通』だと言われています。国際的にもべらぼうに安い電波料も、傲慢なテレビ業界の横暴を許しています。

   

   電波が公共の物で。電波法という法律が存在するという事も、多くの人々は、SNSによって知りえました。テレビが報道しない自由をたびたび使うことも、今や知らない人はいないでしょう。テレビは真実を必ずしも伝えないという事も、多くの人は知りえました。

   テレビが垂れ流すヒラマサオリンピックもいつの間にか開会式を中心に北朝鮮が、日本のテレビもアメリカのCNNも主役を奪っています。そのためか会場も寒さに脅かされ、風と共に中止に追い込まれた会場もいくつかあると、CNNは伝えていますが、日本のテレビはお花畑です。

   

   安倍首相は無事に帰って自宅で静養しているそうです。帰国の情報をテレビメディアは報道したのでしょうか。「モリ・カケ問題」も小川榮太郎氏が言うように犯罪的報道です。本当に悪質で、厳しく批判をする人が増えていく事を祈らずにはいられません。淘汰しましょう。


エルサレムからヒラマサまで、世界は動いています

2018-01-31 13:35:38 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

    

  

  今日は『月刊正論』から、短いコラムを抜き出して載せます。私自身中東方面の記事にはあまり食いつきませんが、日本と全く無関係どころか、北朝鮮のお得意様はイランであり、日本のエネルギーはそのほとんどが中東から入ってきます。

  

  中東に直接対立している勢力は、宗教的対立でキリスト教圏とイスラム教圏との、長年にわたっての争い事は絶えないのですが、文明的には圧倒的にキリスト教圏が優勢で、中東圏からは、近代化・特にものつくりに関してはだいぶ差をつけられてしまいました。

  土地自体が過酷なうえに、水不足が考えられますが、欧米系の情報が主に入ってくる日本では、どうしても中東のことを偏った眼でしか見られない、印象操作が行われ、本当のことを知るのは難しい状態です。

   【異論暴論】正論2月号発売中 「赤い国連」で、いかに戦うか “反日”日本人には負けない

  トランプ大統領になった前と後では、日本では見事に評価はひっくり返りました。まだアメリカ内ではハントランプ派のメディアが、トランプ攻撃を止めず未だに険悪な中ですが、日本では反対にトランプを認める勢力の方が多いように見えますが、朝日新聞とその亜流はどうでしょうか。

   一般教書演説をするトランプ米大統領=30日、ワシントン(UPI=共同)  

一般教書演説をするトランプ米大統領=30日、ワシントン(UPI=共同)


  エルサレムをイスラエルの首都と認め、大使館も西エルサレムに移すという案は、トランプ以前に決められていたことで、ただオバマはそれを無視していましたが、トランプ大統領は実行したというだけです。

   

  安倍首相と気が合うから、トランプ大統領を支持するのではなく、北朝鮮に対してもトランプ大統領だからこそあそこまで、今度こそ許さないというところまで追いつめたと思うのですが、日本のお花畑の知識人には受け入れられない存在なのでしょう。

  エルサレムは今現在静かな状態が続き、これからも続くとみられています。イランの独裁体制を倒そうと反政府側をトランプ大統領は応援しているそうですが、悲しいかな北朝鮮には反金一族の出る幕がない位がんじがらめに抑え込まれています。

   

  ヒラマサオリンピックの前日に、北朝鮮は最大の軍事パレードをするそうですが、オリンピックがすんだらアメリカはいつでも北朝鮮を攻撃するぞと言うスピーチが、今もあると北は思っているのでしょう。恫喝だけして韓国にはそれなりの効果を上げましたが、アメリカや日本には効いていません。 

 

  📖 📖 📖 📖 📖 📖 📖 📖

 

   月刊雑誌 『正論』 平成30年 3月号より

  アメリカの深層   第30回

  中東暴動はどこに行った?

   

        福井県立大学教授   島田 洋一

 

   昨年12月6日にトランプ大統領が「エルサルムをイスラエルの首都と認定し、米大使館を同地に移転する」と宣言した直後、欧米のリベラル系メディア、知識人が、中東大混乱に陥れる暴挙と非難したことは記憶に新しい。

   日本でも外務省OBの宮家邦彦氏が「まさか本当に実行するとは思わなかったので、文字通り言葉を失った。・・・この決定は米国外交上の大失敗であるだけでなく、中東地域の混乱と米国と言う国家のクレディビリティ(信用)失墜に拍車をかけるだろう」と論じていたが、標準的な反応と言えよう。

   

   さて現実はどうだったか。「反米・反イスラエル暴動」取材のため中東に送り出された米主流メディア(おしなべて反トランプ)の多数の特派員たちは、早々に手ぶらの帰国を余儀なくされた。

  イスラム諸国首脳からの型通りの批判や国連議会での非難決議などはあったが、記すに足るほどの暴動や混乱は今に至るまで見られない。

  保守系のウォールストリート・ジャーナルはトランプ声明が

  ①エルサレムの地理的範囲や将来の帰属については立場をとらない、

  ②イスラエル・パレスチナの「2国家共存」が当事者間で合意された場合支持する、など慎重な言い回しを用いている点に注意を喚起し、アラブの「怒り」が持続するとは思えず、

  パレスチナ支持と言う建前とは別に、サウジアラビアを盟主とする「スンニ派アラブは、イスラム・テロやイラン帝国主義の脅威に直面しており、パレスチナ問題への関心は3次的である」と的確に指摘していた。

   

  なお、米大使館(現在は他国同様、テレアビブに置かれている)の移転先とされるのは、あくまで建国以来イスラエルが統治してきた西エルサレムであり、パレスチナ側が将来の首都と主張する東エルサルムではない。

  保守ハードライナーの代表格、ボルトン元国連大使は、歴代の米政府はエルサレム問題に関し、「罪なき一般市民に対する露骨な暴力の脅しに、余りに長い間屈してきた。脅迫が効くという印象を与えてきた。

  トランプ大統領はそれを払拭したのであり、他の方面にも好影響を及ぼすだろう」と大使館移転決定を評価している。その意味ではアメリカの「クレディビリティ」はむしろ増したといえるだろう。

  現在、中東政治を動かす主要因は、いずれも地域大国かつ大産油国たるサウジとイランの対立である。ヒズボラなどテロ集団を支援し、核ミサイル核開発を続ける(と見られている)イランを最大の脅威とみなす点で、アメリカとサウジの認識は一致している。

  対米協調を重視するサウジが「3次的」関心事項たるエルサレム問題で反米暴動を煽るなどあり得ないだろう。

  米恐慌保守派は、中東の安定を得るカギはイランの体制転換だとし、オバマ政権が主導した2015年の核合意(イランが核開発を抑制する見返りに国際制裁を解除する)を破棄して全面制裁に向かうよう主張する。

  トランプ政権も徐々にその方向に向かいつつある。昨年末から数週間にわたって続いたイランの反政府デモに対しホワイトハウスは、「イランの勇敢な市民による真の民主蜂起だ」と明確な指示を表明した

  ちなみにリベラル派は、トランプ・エルサレム声明を愚かとする理由の一つに、イランの独裁政権と一般民衆を反米で団結させてしまうという点を挙げていたが、事態は全く逆に動いたと言われる。

  なおトランプ大統領はイランとの「商売」を重視するのではとの見方もあるが、米経済誌によると事情は次のようである。イランへの全面的制裁発動による潜在的な「被害者」は、777型機の15機納入で仮契約を結ぶボーイングとエンジンを提供するGEに限られる。

   

  しかし777は世界的に受注が好調で、相当先まで生産ラインが埋まっており、キャンセルしても業績や雇用に影響は及ばない。

  ライバルのエアバスにイラン市場を奪われる懸念についても、エアバスに主要部品を供給する米メーカーに輸出規制をかけることで十分対応できる・・・・。いずれにせよ注目点はエルサレムではなく、イランをめぐる動きだと言えよう。

 

 📖 📖 📖 📖 📖 📖 📖 📖

 

  自国の国益を第一に考えるのは、どこの国であっても当然のことであり、そのための宰相です。アメリカでも北朝鮮でも、日本でも国益第一を考えるのは、まさに健康的で、真実と正義と言ってもいいでしょう。

  各国の国益のぶつかり合いを調整するのが政治であり外交です。安倍首相になって初めて日本が日本らしさを取り戻しつつあるのも事実です。韓国のオリンピックに出かけるのもアメリカとタッグを組んで、韓国の従北的ムン大統領に、釘を刺しに行くのでしょう。

   

   今一番苦境のど真ん中にいるのが韓国のムン大統領です。開会式にだけ出席してもらって、会談はしないなどと言うふざけたことを言い出していますが、チャイナの手前もあり北朝鮮に睨まれ、安倍首相に日韓合意の確認を迫られ、ヘラヘラしている場合ではなさそうです。

  政治家という人種は、尊敬に値します。韓国の場合よく大統領になろうとする人が後を絶たないという不思議さ。悲劇的な結末しかない、そういう国があるなんて、なんて遅れた国でしょう。暴力団の跡目争いに似ています。大陸人特有の、政敵は滅ぼすという中世時代に逆戻りです。

    

  どんな話題でも最後は特定アジアの問題と、日本メディアの腐った状況に触れることになってしまいます。この平和な日本に振りかかる最大の害悪がこの二つだからです。今年はまだ始まったばかりですが今日で1月は終わりです。蠢く変動の音が響き始め出しました。楽しみです!


特集 朝日新聞〝抗議″に答える (3)

2017-12-28 10:46:12 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

               

  

  昨日に引き続いてブログ『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』より、昨日の続きの文章を載せて見ます。一日で消えてしまうのはもったいないと思ったからと、朝日に対してこの強硬な姿勢が気に入ったからです。胸がスカッとする気持ちです。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

  さらに朝日新聞では裏取り取材しないことを開き直る、政治部次長の高橋純子というのがいたのですが、こんなのが論説委員になりました。
  とにかく安倍をたたければ裏取りは要らない、印象だけでたたけばいいというのが朝日新聞社としての考え方なのでしょう。日刊ゲンダイの記事を取り上げますが、以下。

         朝日新聞の高橋純子が偏向を自白「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」「エビデンス?ねーよそんなもん」

【朝日新聞・高橋純子氏 「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」】

  新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。政治部次長だった時に書いた朝日新聞のコラム「政治断簡」をまとめた著書「仕方ない帝国」(河出書房新社)が評判だ。

     キチッとした優等生の文章が当然の朝日において、時に〈『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう〉とあおり、〈安倍政権は「こわい」〉と言い切る。テンポ良く、小気味いいが、もちろん、炎上も数多い。

     そんな名物コラムはなぜ、生まれたのか? 朝日新聞論説委員の高橋純子氏に聞いた。~以下省略~(2017/12/25 日刊ゲンダイ)

  事実に基づく必要なんてなくて、とにかく印象で押し切って良いというのが論説委員です。そして具体的になにがどうダメなのかではなく「気持ち悪いからダメ」
  言論に対して訴訟で言論を潰しにいった時点で朝日新聞社は言論の自由の敵であり、言論機関ではないことを自ら示したわけですが、
    印象だけでゴリ押しして良い、裏取り取材不要!こんなのが社の方針なわけです。
  朝日新聞に言論を語る資格などありません。こんな朝日新聞を購読しているとすればそれはとても恥ずかしい事です。朝日新聞という報道犯罪の朝日グループの旗艦はその高い給料や高いプライドによって、社内のコストカットがうまくいっていません。
  そこに解約が加速すれば一気に資金繰りが悪化していくわけです。
そしてまたリストラを余儀なくされるでしょう。朝日新聞の取材力はさらに低下し、さらにアラだらけの記事が増えていく事になるでしょうし、
   広告収入も落ちる事で加速度的に経営が悪化すると思われます。
  今でも世界に反日捏造記事を垂れ流し続けています。朝日新聞社が
「俺達はずっと嘘を書いていました。すべて嘘でした。」と素直に世界に向けて訂正記事を出すなんてことはありえません。となれば、潰れてもらう以外に手はないでしょう。
  朝日の経営が苦しくなって余計な事ができなくなってから、報道犯罪について徹底的に朝日新聞を検証することで、朝日新聞の捏造という事実を常識として世界にも宣伝できるようになるのだろうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

     朝日新聞はその属性と言うのでしょうか、言論機関と口先では言いながら、話し合いの全くできない韓国、北朝鮮みたいなものです。潰れていただく以外、他に方法がありません。上念氏ほど若くもありませんが、朝日新聞の販売店が消えて行くのを願っています。

 

 

  📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚

 

  月刊雑誌『正論』平成30年2月号。朝日新聞特集より

特集 朝日新聞〝抗議″に答える (3)

     


  高山 正之 【折説の記】・・小川 榮太郎 【文芸評論家】

 あんなもの送ってくる 朝日新聞こそ腐敗権力だな(笑)

 

 朝日新聞から抗議を受けた本四12月号「折節の記」の筆者が、同じような抗議を受けた朝日批判本の著者と語り合った。

 

   ・文芸評論家の小川栄太郎氏は6日、10月に出版した自著「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」(飛鳥新社)をめぐり、朝日新聞社から受けていた謝罪や訂正、賠償を求める申入書への回答書を発送し、

     自身が代表理事を務める「日本平和学研究所」のホームページで公表した。小川氏は朝日に対し「抽象的な苦情の羅列に過ぎない」などと反論した。

『回答書』全文は以下ソース
http://www.sankei.com/entertainments/news/171206/ent1712060016-n1.html

 

 

  安保闘争の頃は威光があった朝日

 

  ♠高山・・かつて朝日新聞には威光があったわけですよ。現実に昭和35年の第一次安保の時なんか、国会周辺に15万人もが詰めかけて、もう明日にでも革命が起こりそうな状態で、やりようによっては朝日新聞はあの時革命を起こす事も出来た。

        

  実際、朝日新聞はその前年に週刊誌『朝日ジャーナル』を創刊して、何十万部も売って政府転覆をけしかけていた。そして6・15が来て,樺美智子が死んだ。デモ朝日新聞は学生たちを煽って騒いでいればよかった。首相の頸を挿げ替えるくらいはやる気だった。

       

  しかし本気で革命なんかやる気はなかった。樺美智子が死んでびっくりした。放っておいたらそれこそ学生が国会占拠して手も付けられなくなるそこで論説主幹の笠信太郎が在京新聞各社に号令して暴力デモ反対の共同社説を載せさせた。

  各社はそれに従った。当時は朝日にそれだけの威光があったんだ。当時の朝日にはまだ「本当に革命が起きたら困る」とストップをかける良識のカケラはあった。ところがある時からその良識が無くなってしまった。

  戦後日本の問題はコミンテルンが元凶だとよく言われるけど、僕はGHQ、アメリカが日本人を洗脳した元凶だと思うよ。笠信太郎は戦時中からアレン・ダレス(後のCIA長官)とスイスで会っていた。

         

  アメリカの国務省と朝日新聞の間にはずっと強い紐帯があったわけだ。ところが笠信太郎が死んだあと、手綱を持つものが居なくなった。歯止めが利かなくなって朝日の暴走が始まった。広岡みたいなのが出てきて。

  ♣小川・・広岡知男社長ですね。

  ♠高山・・それで本多勝一みたいな記者を使って「中国の旅」とか出南京大虐殺の誤報を垂れ流した。

         

  ♣小川・・今おっしゃった南京の本田勝一の話もそうですけど、こういうテーマに関しては、もう何をやっても叩いていいと。

  彼らは考えているんでしょうね。安倍政権も攻撃の対象で、保守である安倍政権は無条件に悪いものなので、自分たち正義をを知っている人間は、いかなる手段を使ってでも叩きのめすことを許されているんだと言う思い上がりがある。

  かつてオウム真理教に入信したエリートが自己催眠にかかって暴走していきましたが、朝日新聞が最近やって居る事も同様なのか。彼らにとって森友加計捏造報道は聖戦なんですな。それでいろいろな謎が分かる気がします(笑)

  しかし私には迷惑千万な話です。別に朝日新聞など本当は相手にしたくはないのですから。ずっとウソの報道に付き合わされて、疲れ果てている訳ですよ。朝日新聞が何か素晴らしい、創造的な話を出してくるならいいが、

  自らの正義を信じ込んで嘘をついて恥じない人達が政治的影響力を持っているから仕方なく相手にしている。始末に悪い話ですよ。

  新聞社に社是はあってしかるべき

  ♠高山・・朝日は本当に、日本をおとしめる事に義務感みたいな思っていてそれに邁進している。これはまさにウォー・ギルト・インフォメーション・プログラムそのまんまなんだね。

  日本は残虐だった。東南アジアには迷惑をかけた、それから朝鮮を奴隷支配した・・・。だから横田めぐみちゃん事件が表に出てきても「日朝の国交正常化の前では、日本人拉致事件など障害でしかない」と社説で書いている。心の底からそう思い込んでいる。もう殆ど社是だよね。

  ♣小川・・そうなんですよ。今回。朝日新聞は「安倍叩きは社是ではない」「うちには社是などない」と抗議してきますが、よく考えたら基本的理念と言う意味で社是が無いとすれば恥ずかしい事ではないですか。産経新聞の場合は堂々と「正論路線」が社是ですよと言えるはずです。

  新聞社に社是がないなんて、自慢できることではなくて無責任なのだと、逆に申し上げたい。それから今回、私の抗議の中で「弊社の森友学園、加計学園に関する一連の報道には捏造はありません」と言う一言がありました。

  私は回答でも書きましたけど、280ページの本全部をかけて、これは事実上、捏造と言う日本語にふさわしいんですよと書いたんです。その280ページの本に対して一行で、一連の報道に捏造はありませんって、世の中でこんな事通用しませんよ。

  280ページの論証に一行で答えて恥ずかしいと思わない感性。こういう人間としての性根を何とかして貰いたいものです。

  ♠高山・・小川さんが書いたように、朝日は紙面で文書を「スクープ」しながら「首相の意向があるように見えるじゃないか」と言う趣旨の部分を黒くして隠している。そういう見え見えの小細工をしている。

       

  ♣小川・・あの影の部分もそうなんですが、朝日によるスクープ文書は8枚あるんですよ。でも8枚の全体を一度も公表せず、つまみ食いした一部を出しているだけ。スクープに自信があるのなら、8枚の文書が描いている約一か月分の時系列を、

  彼らの報道の論理構成の基本にすべきでしょう、実は8枚の文書を通じてはっきり分かるのは、安倍総理の意向が無かったと言う事です。スクープしたものを隠している、これはまさに捏造です。

  いまからでもいいから新聞で、半年以上に渡って公表しませんでしたけど、8枚は実はこうでしたと読者に一度解説付きで明らかにしたらどうですか。朝日新聞よ、それが出来ますかと私は言いたいですね。

  ♠高山・・そしてモリカケの問題にしても、小川さんが著書で書いているように、朝日が騒ぎ立てた事をそのまま、テレビが流しているんだ。もうそろそろ、電波を自由化してこういう妙な形を変えて行っていい潮時じゃないのかな。

      

  朝日新聞とテレビの影響力は凄いものがあるから、地方自治体の首長はたいてい反戦平和、つまり朝日路線でやって来た。デモ先日、長崎県の平戸市長が出てきて、ツイッターに「朝日新聞の購読をやめた」と書き込んで、すごい反響があった。 (中略)

  ♣小川・・黒田市長が言ってますけど、依然と違って物凄い反響があって、かつ、その殆どが賛成だと言う。朝日新聞もテレビ局も、戦後レジームのままで国民の意識とは離れたところで電波や紙面を牛耳っている自分たちこそ腐敗権力だ、とはっきり自覚した方が良い。

      

  ♠高山・・そうなんだよね。この一年を振り返ると、平戸市長が出て来たのをトリとすれば、口開けは新年早々の東京MXテレビの「ニュース女子」の沖縄をめぐる報道があった。少し前だったらあれで番組は潰されていた。しかし反響は広がって番組は残った。

  あのあたりから、これまでとは違う流れが出て来たような気がしますね。 それから慰安婦像をめぐっての、大阪市の米サンフランシスコ市との姉妹都市廃棄。今まで地方自治体レベルでああいう行動を起こしたら潰されていたけれど、むしろ支持が大きかった。

        

  支那系のエドウィン・リー市長が慌て、遂には心筋梗塞かなんかで死んでしまった。日本に逆らうとそういう事になるのだ

  ♣小川・・これまでは政治家が民意では無くて、マスコミの事ばかり気にしてわけですが、もういい加減、政治かは民意にキチンと向かい合うべきだと言う、一連の興論の応援は「天の声」ではありませんか。

  ♠高山・・まさにそうだね。普通の政治家は、新聞に叩かれるのはまだつらいんだろうね。

     ♣小川・・そうですね。彼らは選挙を意識していますから。確かに出る杭は日本では打たれる。しかし、黒木安馬さんと言う方が書いた『出過ぎる杭は打ちにくい!』と言う本があるのですが出過ぎるところまで行ってしまえば打たれても乗り越えられるんです。

     政治家にはもう少し強く成ってもらわないと。マスコミは民意の負託を全く受けていない存在ですが、政治家は民意を受けているんですから。でも今年は、マスコミも自分たちの言動を反省しないと存続できなくなると言う予兆のはっきり出た一年だったですね。

     ♠高山・・日本の先行きに明るい兆しが出て来たと思いたいですね。

 

 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚

 

   書き写しもこれだけ長いと疲れます。しかし今年の最後に来年の希望が見え始めました。来年も今年と変わらないのがいいと言う人は幸せな人たちだと思います。

      

 

 

  


特集 朝日新聞〝抗議″に答える (2)

2017-12-27 10:39:51 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

 

         

  

   これ見よがしに病院の待合室で、朝日新聞を広げて読んでいる70代の男性が居ました。悪びれる風もなく読む姿は、きっと愛読者なのでしょう。私も朝日新聞は買ってまで読む気はありませんが、置いてあれば読むのが楽しみです。何しろツッコミどころ満載ですから。

  ブログ『パチンコ屋の倒産を応援するブログ』に関連する記事を見つけました。切れ味の鋭い相変わらず素晴らしいブログですが一部抜粋して、ここに載せたくて堪らず、載せる事にしました。


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

  朝日新聞はものすごい勢いで売上が減少しています。朝日新聞社は世界に対してデマを流し続けており、彼ら朝日新聞にとって日本を貶める事が社の基本となっています。

   そして自分達は選ばれた人間であると一握りのエリートであると思い込んでいるため、自分達の間違いは絶対に認めません。ですので彼らが反省することなど絶対にありません。

 そして小川榮太郎氏の書いた「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」に対して朝日新聞は謝罪と賠償を要求すると圧力をかけました。
 ところが朝日新聞の報道犯罪を具体的に指摘しているため、朝日新聞は具体的な指摘を一際せずに「虚偽の内容が書かれている」等で謝罪と賠償を要求したため、逆に小川榮太郎氏側から反論をしていますが、
     これに対しても一切の反論を朝日新聞はしていません。
  挙げ句に
【森友・加計「虚報と決めつけ」 朝日新聞が検証本著者の小川栄太郎氏を提訴】

  森友、加計学園問題をめぐる報道を「虚報」と決めつける書籍を出版され、名誉を傷つけられたとして、朝日新聞社は25日、執筆者で文芸評論家の小川栄太郎氏と発行元の飛鳥新社(東京)を相手取り、謝罪広告の掲載と計5千万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

            
  書籍は10月に出た「徹底検証『森友・加計事件』朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪」。
 訴状によると、書籍は森友、加計学園問題の朝日新聞報道について「安倍(首相)の関与などないことを知りながらひたすら『安倍叩(たた)き』のみを目的として、疑惑を『創作』した」などと記載している。
  朝日新聞は「本社には一切取材もないまま、根拠もなく、虚報、捏造(ねつぞう)、報道犯罪などと決めつけている。事実に反した誹謗(ひぼう)中傷による名誉毀損(きそん)の程度はあまりにひどく、言論の自由の限度を超えている」とのコメントを出した。
  小川氏は全面的に争う姿勢を見せた上で、「言論機関が個人に対し、好意的でない文章を出したからと提訴するのは事実上の言論弾圧だ。朝日新聞の世論に対する影響力は高く、力の行使については政治権力と同じようなおもんばかりがなければならない。

   言論機関は言論の場で白黒つけるべきだ」と話している。小川氏は今月、正論新風賞に選ばれている。(2017/12/25 産経新聞)
  小川氏と著書の発行元である飛鳥新社を提訴しました。朝日新聞社としては自分達の一連の報道犯罪を具体的に指摘されているため、なんとしてもこれを潰したいので言論ではなく、いわゆるSLAPPで言論弾圧を行うという手に出て来たわけです。

       

   後に現場にいなかった元・前川喜平の部下の牧野美穂が創作した文書だと判明している、いわゆる玉木文書を朝日新聞が記事にしたときに
読まれてしまっては困る部分を黒く隠し、かつトリミングして読めないようにしていた事は事実です。

   小川榮太郎氏の著書に対して裁判で争ったところで朝日新聞社に勝ち目はありません。
  朝日新聞社としては裁判で時間がかかっている間に既成事実化を進め、負けそうになったら取り下げるのではないかと思います。この件で飛鳥新社が譲るとはとても思えません。
  小川榮太郎氏に件の本を上梓させた花田編集長は、かつて週刊文春を日本一の週刊誌に引き上げましたが、その際にやはり政治的な恫喝裁判を何度も起こされています。が、妥協せずほとんどの裁判で勝ってきました。
  花田編集長がこの件で、特に事実で争えば確実に朝日新聞に勝ち目が無い今回の内容で妥協するとはとても思えません。むしろある意味で編集者の鏡みたいな人物なのでこの裁判も逆手にとって本の宣伝に使いかねません。

  そうなると朝日新聞としては、言論弾圧をしようとしてかえって自爆することになるのですが、朝日新聞の中の人にとってそれだけ的確に,朝日新聞の報道犯罪の事実を指摘されているという事でしょう。
  言論で商売をしている連中が、言論で全く勝ち目がないからと圧力をかけて言論を弾圧する。そんな会社の新聞を購読しているなんて恥ずかしいですよね。朝日新聞を読んでいる人=恥ずかしい人 です。

  言論で勝負できないから圧力で言論を封じ込めようとする新聞なんて、読む価値はありませんし、読んでいたらバカになります。朝日新聞を解約しようという運動を上念司氏がやっていますが、ブログ主はこれに大いに便乗させていただきたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

    面白くなってきました。鉄壁の牙城とさえ言われた朝日城に、落日の日が迫りつつあります。残った跡地にはぺんぺん草一つ無い様にきれいにサラ地にしたいと心より願っています。

 

  📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚

 

 

  月刊雑誌『正論』平成30年2月号。朝日新聞特集より


特集 朝日新聞〝抗議″に答える (2)

      

  高山 正之 【折説の記】・・小川 榮太郎 【文芸評論家】

       あんなもの送ってくる 朝日新聞こそ腐敗権力だな(笑)

 

 朝日新聞から抗議を受けた本四12月号「折節の記」の筆者が、同じような抗議を受けた朝日批判本の著者と語り合った。

    関連ニュース

「森友・加計」著書めぐり、小川榮太郎氏がHPで朝日新聞へ回答 「新聞社として恥を知りなさい」

     二階俊博・自民党幹事長が中国人ビジネスマンに脅されていた

 

 特異なエリート意識

 

 ♣小川・今の高山さんの話を伺うと、朝日の記者達の特殊なエリート意識と視野の狭さがDNAとなって社内的に遺伝していることに驚かされます。

 ♠高山・・入社同期の記者でいつの間にか朝日に移ったのが居た。僕が支局から社会部に上がってきてどこかの現場で会った。声を掛けたら、キッとこちらを見据えて「俺はもう朝日新聞の記者だ。『さん』付けで呼べ」と。

 もう俺はお前とは格が違うみたいな言い方をするんだ。本当に特殊な世界だね、朝日は。

 ♣小川・・しかし朝日の特権意識は今や根拠のない自信に成り果てたようです。私、回答を朝日新聞社に送りまして、ネットにも公表しましたが、すごい反響で驚いているところです。

 自分たちは特権的で優秀だと思ってる人たちの、その成れの果てがこの申入書のレベルです。変なエリート意識を持ち続けると人間、どこまでばかになるかという典型例でしょう。

 高山さんへの朝日の抗議は今日初めて拝見したけど、高山さんが「この新聞は『ずっと俺が日本の宰相を選んできた』と本気で思ってきた」と書いたのに対して「日本の首相人事は弊社が決めるわけではなく『ずっと宰相を選んできた』と思ったことはありません」

 と抗議してきたわけでしょう。これはユーモア文学なんですか。(笑)。一体、朝日の諸君はどういう顔をしてこれを書いたんでしょうなあ。

 ♠高山・・いや申入書を読んで、最初は言葉を失うと言うか、もう失笑のれんぞくだったけれどね。

 ♣小川・・これを日本のクオリティーペーパーが真顔で書いてきたとなると面白うて、やがて悲しくですが。

 ♠高山・・僕は正論の「折節の記」で朝日の事を「安倍を呪詛できると信ずる姿」と書いたんだけど、申入書には「弊社が安倍晋三首相を呪詛した事はなく、呪詛できると信じたこともありません」とあった。ここが一番笑えたね。

 朝日に言わせれば、藁人形を作ったり五寸釘を打ったりしていません、と言う事だろうけどさ(笑)

           

 問題は小川さんが書いた今度の朝日のモリカケ報道について朝日新聞は新聞協会賞を自ら申請していた。あの証拠も何もない。ただ邪推を重ねた噂話をネタを本気で出して居たのには驚いた。あたり前と言えば当たり前だけど18社中4票しか取れずに落ちている。

 新聞協会賞は普通、申請者が自分で推薦文を書く。あのがセ話でどんな推薦文を書いたのか。それが見てみたい。

 ♣小川・・私もぜひ読んでみたいな。私への抗議文みたいにネットで公開してくれないでしょうか(笑)

 ♠高山・・だから僕は、朝日新聞は一言でいうと行き過ぎたナルシズムだと思うね。

 ♣小川・・一体これは何なのでしょうね。森友・加計問題は朝日が安倍スキャンダルを無理やり演出して論調を作ったのだと言う事は私が著書で証明していますが、これはさらに多方面の方々が検証していけば事実として確定すると思います。

         

 この問題の中で、森友のキーパーソンが学園の前理事長、籠池泰典さんです。すっかり俳優さんみたいになっちゃって。そして加計では前文科省事務次官の前川喜平さんですが、この人も、売春の温床になっている出会い系バー通いがばれたら、貧困調査だといったんでしょ。

          

 この二人と朝日新聞に共通しているのは、また抗議文が来るかもしれないけど、一つには平気で嘘をつくこと。二つ目はナルシズム。普通の人間が、どうしても身を護る時などに、怖がりながらおずおずとウソをついていると言う嘘に付き物の罪悪感が無さすぎです。

 三者とも、嘘が役者の演技に成ってしまっている。これは病理と言うべきでしょうか。

 ♠高山・・信じこんでいるからこそ、そういう行動をとるのでしょう、だから、朝日新聞の部長が産経に殴り込んできたのも、あれは毒ガスだと信じ込んでいるから。(中略)

 もし自分で嘘だと思っていたら、あるいは少しでも疑問があれば、とても殴り込みまでいかない。もう頭から信じていないと吉田調書だってああいう風に読み下しちゃったら、もう「われわれが正しいんだ」で、新聞協会賞も申請するし。

 なにより朝日新聞が吉田調書の記事を取り消した後も、担当した記者は新聞労連のジャーナリズム大賞特別賞を受けて授賞式に出席し「たいへん励みになる賞をいただいた」なんてコメントを出している。

 産経はじめ他社がみんな否定し、自社が記事に取り上げてなお、自分で思い込んだらもう止まらなく成ってしまう。 (中略)

 

  📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚


     

      

 

  高山氏と小川榮太郎氏、百田氏、上念氏、有本氏、足立氏その他数限りなく朝日の敵は増えています。私も朝日に疑問を持ち始めて40年、いい展開になりました。夢のようですが相手はしぶとい、特定アジアのような連中です。手綱を緩めてはなりません。


特集 朝日新聞〝抗議″に答える (1)

2017-12-26 10:01:19 | 月刊雑誌「正論」を読んで

 

   

  

  今年もあと僅かですが、朝日新聞に噛みついた本がよく売れています。月刊雑誌も『Hanada』とか『WiLL』とか『正論』がよく売れているように見えます。朝日新聞は今や格好のターゲットになり、今まで朝日新聞よりのリベラリストは静かなものです。

  右側勢力の雑誌は朝日新聞特集を組み、朝日新聞を叩く特集を競って組みだしました。雑誌『Hanada』の2月号の特集は「総力大特集朝日虚報と全面対決!」と言う特集を組み、足立康史氏が『 朝日は、やっぱり「死ね」』も載っています。

  ここしばらくは雑誌『正論』2月号から、昨日も取り上げましたが、「折節の記」のコラムニストと、小川榮太郎氏の対談に暫く付き合ってみようと思います。両者ともに朝日新聞社から申入書を送られて、一種の恫喝を受けています。

   

  しかし、今現在、朝日新聞の反応を待ち望んでいる彼らにとっては待っていましたとばかりに飛びつきました。広報部長と言うのは新聞社の中でどのくらいの地位か知りませんが、手掛かりを相手にみすみす与えたことになります。

  小川榮太郎と言う人は非常に緻密な理論を組み立て、きっちりとデーターを取り、ガードを固めて、冷静に対処できる人です。

  対談する相手は、正論の巻頭コラムを担当し、週刊新潮にもコラムを載せている、熱い血をたぎらせている熱血漢です(同じ意味ですね)

  対談は12ページに及び、朝日新聞の申入書全文とその封筒の全容で3ページ、平成29年の抗議を受けた12月号の再掲載、正論編集部の抗議書に徹底反論が14ページも割いています。『正論も』も朝日新聞にケンカを売ってきました。いや喧嘩を受けたのかも知れません。

                                         

 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚

 

  月刊雑誌『正論』平成30年2月号。朝日新聞特集より

特集 朝日新聞〝抗議″に答える (1)

    

  高山 正之 【折説の記】・・小川 榮太郎 【文芸評論家】

 

 本誌んなもの送ってくる 朝日新聞こそ腐敗権力だな(笑)

 

 朝日新聞から抗議を受けた本誌12月号「折節の記」の筆者が、同じような抗議を受けた朝日批判本の著者と語り合った。

関連ニュース

 

 

 ●恫喝まがいの禁じ手

 

 ♠高山・・僕は『週刊新潮』の連載コラムでも朝日新聞社から抗議を受けていて、それは今回の『正論』連載で受けた抗議とはほとんど同じ内容でした。小川さんもご著書『徹底検証「森友・加計事件」』で朝日から抗議文を受けたでしょう。

 僕の方は抗議と訂正を求められただけだったけど、小川さんは倍賞まで求められた。「なんで訴えて来ないんだろう」と、朝日にケンカを吹っ掛けるような事も書いていたからでしょうね。

 僕のほうの申入書はこの12月上旬の時点で公表もされてないけど小川さんの方は、抗議文を朝日新聞のウェブサイトにまで公表していましたね。

 ♣小川・・公表して恥ずかしくないと思っている事自体が如何なのかと感じるほどの内容です。

 ♠高山・・僕はあの抗議文を見て本気で起訴を起こして訂正や賠償を求める事までは、朝日新聞社は考えていないような印象を受けました。社内から「こんなこと言わせておいていいのか」と言う突き上げや社の上層部からの指示、

  あるいはOBやコアな読者から何やってんだみたいに言われて、とにかく格好だけは作ろうとやったんじゃないか。そんな印象です。

     

 ♣小川・・よくわからないんですよね、本当に。朝日新聞の広報部長は申入書を出すにあたって、弁護士や法務担当者に相談しているようには思えないのです。あれだけの大企業が一個人にいきなり賠償と言う言葉を突き付けてくるとは・・・。

  私は朝日への回答書を書く上で、三つの弁護士事務所と相談しましたけど、共通して「アホらしくて普通なら相手にしないレベル」と言われました。つまり賠償を請求するだけの法的構成が全く見えないんですよね。単に苦情をいっているだけ。

  だからもし社内的に強い姿勢を示すためなら、厳重抗議と訂正・謝罪要求で止めておけばよかった。それが「賠償」の一語が入っている。もう支離滅裂です。

 ♠高山・・そうだよ。僕のも、小川さんのも簡易書留で郵送されてきたけど、訴訟にするなら普通、先ず内容証明で送りつける。外には出さないものです。それで話がこじれたら訴訟へ、と言うステップが続くのだけど、

  今回の場合は内容証明でもなく、抗議文を出し、一緒にネットに張り付けた。なんだか「こんなきついことを言ってやったぜ」というポーズみたいな印象を免れない。

 ♣小川・・しかし、あれは禁じ手です。人によっては大企業から行きなり「賠償」と言う文言が入った文書を送りつけられたら参りますよ。妻の実家が進歩派だったりしたら家内争議になるかもしれない(笑)

 ♠高山・・相当な嫌がらせですよね。

 ♣小川・・常識的に考えたらこれは恫喝行為に該当しますからね。朝日新聞社は文句があれば紙面でいくらでも反論できますし、言論機関としてはまず言論で戦うのが常道です。朝日の場合、発行部数が公称で650万部でしょう。実売数はいくらか知りませんが(笑)

    

  これだけの大メディアが、まだ8~9万部しか売れていない本の著者個人に対して恫喝をかけてくるのは朝日の大嫌いな筈の「権力の横暴」そのものです。

 ♠高山・・出したばかりで8~9万部は、小川さん、かなり売れているじゃない(笑)。昔は題字だけ違って中身はどの新聞も一緒とか言われた。しかし最近は産経や読売が朝日やその他新聞の報道を批判し、それに朝日が紙面でやり返してくるようなケースが増えてきた。

  だんだん面白く成って来たなっていう印象があったんだけれど、それがここに来て、反論も何もなくいきなり抗議文を送りつけてくると言うのは、確かにどうかと思うね。

  しかも『正論』は産経だから、朝日が産経憎しなのは分かるけど、僕の場合、モリカケ問題について書いただけの『週刊新潮』のコラムにも抗議が来ている。もしあれを訴えると言うんだったら安倍首相をうったえなきゃいけない。

  安倍首相が日本記者クラブでの党首討論会で、「朝日は(加戸守行前愛媛県知事の発言などを)全く報じていない」と言っていて、それを私は活字で起こしただけなんだから。

    

  まあ、うちの家族は抗議文に大喜びで「世の中って黙っていると面白いことが起きるのね」っていうような話をして居たけど。 (中略)

 

 ♣小川・・いやあ、いろいろあったんですね。ただ、先ほどご家族も喜ばれていると言うお話がありましたが、大言論機関が言論と言う勝負の舞台ではなく、文書による恫喝をしてくる。

  そういう事を通用させれば、今後個人の批判を封じ込むことになりかねません。その意味で私は今回の朝日の抗議は許しません。彼らが謝るまで戦うつもりです。

 ♠高山・・厳しくやってやるのが結局は彼らの為に成るからね。(続く)

 

 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚 📚

 

     丁度5ページの中ほどまで来ました。全文は載せられませんが、私の一存で勝手に編集し、好きなように載せていきます。とにかく朝日新聞と言う嘘つき新聞の事を、少しでも知って貰いたいための一環です。三回連載くらいにまとめられればいいと考えています。

     しかし朝日新聞のお偉方は呆けてしまったのか偉い相手にヘマぶち込みました。相手がいずれも悪すぎで、朝日の勝ち目はありません。

     どういう決着で誤魔化して、まだそれなりに現状に近い部数を保ち続けるか、じんわり減り続けるか、あるいは我々が待ち望む廃刊にまで追い込めるか、私はワクワクしながら行く先を見守っています。

    

     しかし朝日新聞の嵩にかかった嘘を平気でつくところなど、しかも態度のデカさなどだんだん北朝鮮化してきています。こんな録でもない新聞社が生き残って行けるでしょうか。この賢い国と言われた日本で。

     身勝手な点、韓国や北朝鮮やチャイナと一脈通じる面があるのが、朝日新聞の自ら持っている雰囲気であり、考え方の思考回路まで似てきました。はた迷惑な点が嫌われているのを、しみじみ考えなおそうなどとは、今のところ考えにくい事です