好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

熟睡効果大!

2022-05-30 12:15:28 | 漢文・漢字
 昨夜は昨日の昼寝が祟ってなかなか寝付けませんでした。6時半に一旦起きたものの、トイレに行ってそのまま又お布団の中へ。途中で1度目が覚めたもののまた深い眠りへ。
 そして再度目覚めた時は10時半
 その後、大急ぎで洗濯機を回し、布団を干してと汗だく!

 家事をしながらも頭はフル回転!
 昨夜読んだ『仏教漢文入門』(伊藤丈著)の参考文献にあった、著者のお薦めの『漢語大字典』、漢文講座で習った、漢字1字より2字の方が意味が安定する、そして更に遡って若い頃市民講座で習った『三国志』と『三国志演義』の文章の相違点などの情報が、頭の中で繋がってきたのです。

 さらに伊藤氏は、仏典漢文を読みこなすには、次の字典がなければなりますまい。として『龍龕手鏡(鑑)』を挙げられ、さらに『漢語大詞典』『漢和大辞典』『説文解字注』『説文通訓定声』、漢語語法・虚詞の字典など多くの辞書を挙げられています。

 この『龍龕手鏡(鑑)』は捜韻で提供されており、『漢語大詞典』『漢和大辞典』『説文解字注』『説文通訓定声』などは手元にあります。
 今回は、まず『漢語大字典』を見たいのだけれど、國學大師で頁数は記載されているもののリンクが張られていない・・・
 他のサイトで見られるところなかったかなぁ~

 頭の動きが良いうちに調べ物しなくっちゃね
 明日・明後日は予定が入っていて落ち着かないからなるべく今日のうちに。

 名人戦の挑戦者だった斎藤慎太郎八段は、対局前に眠れなくて睡眠不足になりがちだとか。かたや聡太君はどんな環境でも熟睡できるそうな  

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終日休養

2022-05-29 20:33:53 | 日記
 お天気がいいというのに、午前中〔雑字類書〕の索引を作成しながら目を通したあと、午前中から横になってばかり
 3時過ぎ、名人戦の解説を聞きながらグッスリ寝入ってしまい、夕方6時少し前にやっと目が覚めました
 昨日頭使いすぎて疲れたのかなぁ~

 ナベさん、名人位防衛!!
 二日間に渡って繰り広げられた戦いが決着しました。お二人とも本当にお疲れ様でした。
 さぁ~~、来年の名人戦が益々楽しみになって来ました


 

 
 
 
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自筆本『節用集(雑字類書)』に「ヤマトタケノミコト」

2022-05-28 20:38:08 | 漢文・漢字
 〔雑字類書〕と称される『節用集』が国立国会図書館デジタルコレクションにあることが分かり早速ダウンし、確認してみました。
 便利な時代に生まれて良かった!

 

 「ヤマトタケノミコト」(260/589)と確かに書かれています。
  ※ カッコ内はPDFの頁数

 この〔雑字類書〕は、『古語大辞典』(p1824)によると、「この本は文明本を作った人の自筆になり、他の本を転写したものではないらしく、誤記がほとんど稀であることもこの辞書を有益な国語資料としている。」のだそうです。

 また、国立国会図書館デジタルコレクションの解題に以下のように記されています。
 いろは引き分類辞書。冒頭が「伊勢」で始まる所謂「伊勢本」系統の節用集(室町時代に成立した国語辞書)の一つ。書中に「文明六年」(1474)とあることから「文明本節用集」とも称される。現存する節用集諸本のなかで最古の部類に属す写本といわれる。内容的には収録語彙が多いこと、漢籍の出典を多く引用して詳細な訓点が施されていることなどが特徴である。室町時代の国語資料として貴重である。全巻一筆。分類を示す門名のみは陰刻黒印で押捺されている。書名は箱書「古写本雑字類書」による。巻末に「天下無雙」(寺田望南)の印記。

 易林本にあった「跉跰(ヤスラフ)」は見つからず、「徘徊(ヤスラウ)(ハイクワイ)」(288/589)はありました。

 頁数も多く、細かな字でたくさんの情報が書かれているので読みにくいですが、頑張って最後まで読んでみます。まだまだ面白い情報がありそう

 夕方、歯科医院から帰ってきた家人が「刺身買って来ちゃった」
 前日の残り物のポテトサラダと牛肉の炒め物、前々日の残り物酢豚などがあり、ごはんを炊くだけで充分に賄えました。
 有り難や有り難や!!

 今日は調べ物が捗り筆も進み4度の投稿になってしまいました。

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《大方等大集經》中の「跉跰」

2022-05-28 16:46:20 | 漢文・漢字
其國當有三不祥事。一者穀貴。二者兵革。三者疫病。
一切善神悉捨離之。其王教令人不隨從。常爲隣國之所侵嬈。
暴火横起多惡風雨。暴水増長吹漂人民。内外親信咸共謀叛。
其王不久當遇重病。壽終之後生地獄中。若宿善追及。還得人身。
無量世中常盲無目。貧窮跉跰行乞自活。常生惡心。因是惡心。
復當還墮於地獄中。如王夫人。
 (SAT大正新脩大藏經テキストデータベースより抜粋)

 仏典中の「跉跰」は、『古語大』にある「休らふ」の意とは解せず、《妙法蓮華經玄賛》卷第六末にある「有解云跉跰足履危險之貌」や《添品妙法蓮華經》・《阿毘達磨大毘婆沙論》・《大方廣佛華嚴經隨疏演義鈔》などの欄外注にある「伶俜=跉跰」、さらに『電子佛教辭典』にある「孤独にしてさまよい步くこと」の説明がやはりしっくりきます。

 「跉跰(ヤスラフ)」が見つかっているのは、今のところ『節用集』(主に易林本)だけなので、もう少し他の古辞書にあたって見ようと思います。
 『古語大』「休らふ」の説明に、中古から中世にかけて多く用いられ、後世、「ためらふ」の意味がこれと近接して、その結果「やすらふ」が後退し、死語化してゆく。 とあるのも気になっています。

 今日は日差しが強く暑いのでヨシズを張りました。昨日の土砂降りのおかげで網戸が綺麗になり、景色がくっきり見えているでちょっと残念ではありますが。

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「𠄌」に3種の用法

2022-05-28 13:36:16 | 漢文・漢字
 前述の1.について、先生の論文が見つかりざっと目を通しました。「ヤマトタケ」と書いたクリアファイルの中に他の資料と共に入っていました。内容については別の機会に書こうと思います。

 2.については、校勘学の本ではなく『訓詁学講義 ー中国古語の読み方』(洪誠著、森賀一恵・橋本秀美訳)のほうでした。
 第六節 句読のない古書に、どうやって点を切るか(p75)
 (前略) 最後に、句読の起源と発展について簡単に述べよう。(p80)
 (中略)
 《文心雕龍札記》からの引用、《史記・滑稽伝》・《流沙墜簡》の《屯戍叢残》の一簡の例を挙げ、「𠄌」には、句・読・頓の三種の用法があり、章の区切りだけに使われたのではなかった。一九五九年に武威で出土した前漢の《儀礼》簡策を見ると、章句符号として、黒丸「●」・白丸「○」・鈎「𠄌」の三種の形式が使われている。(p81)
 との記述がありました。

 上記の赤字の部分にはしっかりとマーカーが付けられていました
 ひとまずこの件は、落着! なのだけれど・・・
 
 『校勘学講義 ー中国古典文献の読み方』(倪其心著、橋本秀美他訳)
 第六章 校勘実践の具体的方法(p229)に、「流伝状況についての知識を得る」なんて項目見つけてしまった

 『漢籍版本のてびき』ももう1度読みたい・・・

 調べたことはWordに記録しているのですが、文字変換やIMEの手書きで簡単に出てこない漢字が多く、ユニコード調べたりとか時間が余分に取られてすごく面倒
 で、久しく出番のなかった今昔文字鏡のフォント、ついに昨日Win10にも入れました
 新しいバージョンは3つほどフォントが増えたようです。

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まず整理整頓を

2022-05-28 09:10:59 | 漢文・漢字
 頭の中の整理整頓が必要なようです。
 何がどの文献に書かれていたのかうろ覚えが多くて

1.「ヤマトタケノミコト」に関する先生の論文を拝読したことがあり、版本に関しては全く触れられておらず別の観点からのご意見だったと思うので、もう1度読み直したい。手元にあるはずだと思うんだけど?

2.ある方のブログで、漢籍に書き入れのある符号について詳細な説明をされているのですが、この符号に関してもどこかの文献で読んだことがあるような?
 版本に書き入れがあり、読みかけの箇所に印を付してある、というような・・・
 レ点(乙点)について調べた時に見たような気がするけれど、版本に関する書誌学の本だったか、校勘に関する本だったか? 

3.以前に文教大で『史記』の版本の展示があり、図録を戴いておりどこかにあるはず・・・

 後、何か確認するものあったっけ? 
 次の校正が来ないうちに集中してやってしまわなければ。

 名人戦七番勝負、渡辺明名人vs斎藤慎太郎八段の第5局1日目が始まりました。
 名人がすでに3勝していますので、本局に勝利すれば防衛が決まります。夕方の封じ手まではほぼ互角でしょうから、今日はサブディスのほうに画面を表示しながら形勢判断だけ確認しようと思います。

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『下学集』に「ヤマトタケノミコト」

2022-05-27 23:57:53 | 漢文・漢字
 1日中古辞書を漁っていたら、素晴らしいものを見つけました。
 『下学集』器材門の日本武尊に「ヤマトタケノミコト」と仮名が記されていたのです


(寛永20版)


(東麓破衲 [編] [出版年不明])

 江戸期の文献ではたまに確認したことがあるのですが、この『下学集』は室町時代に成立した辞書です。
 日本大百科事典に「1444年(文安1、室町時代)の成立とされる。天地から言辞、畳字に至る18の部門に、日常に用いる漢字漢語を中心として約3000語を分類する。室町時代には盛んに利用されていたらしく、慶長(1596~1615)以前の古写本だけでも30以上現存する。」と記されています。

 盛んに利用されていた辞書であるなら、室町時代には「ヤマトタケノミコト」というのが一般的な認識だったのだと思われます。

 「ヤマトタケノミコト」と読むべきというのは恩師の説なのです。先生は既にご存知のことと思われますが、こういった形で先生の説の裏付けとなる文献の確認をできたことはとっても嬉しいです。

 と、考えて気をよくしていたのですが、版本にある仮名では無理なのかなぁ~? 自筆本でなければ、版本を作る際に書き加えた可能性があるかもって言われたら反論できない? 

 「跉跰」の用例を《大方等大集經》で確認する事ができました。現在調べた範囲では、最も古い例になります。
 《大方等大集經》は曇無讖(385―433)らによる譯で、「跉跰」があった卷第二十四は 北涼天竺三藏曇無讖譯と記されています。

 かなり遡れました

 
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「跉跰」SAT2015で検索

2022-05-26 13:55:59 | 漢文・漢字
 「跉跰」を中國哲學書電子化計劃で検索の結果ヒットなしだったので、「SAT大正新脩大藏經テキストデータベース」を検索してみました。
 サイトの細かい説明を読んではいないのですが、こちらも益々使いやすくなってきているようです。


 (大正新脩大藏經テキストデータベースより)

 29か所もヒットしてくれました
 「跉跰」は漢訳語の可能性が大きいのではないかなぁ~と思うのですが?

 添品妙法蓮華經には鳩摩羅什訳の《妙法蓮華経》が含まれるので、時代がグッと遡るかと期待したのですが、「伶俜」の欄外注に「跉跰」が記されているのでした。残念!

 SATでヒットした中から、まず以下の4か所を前後の文も含めて慎重に読んでみようと思います。
・法華義疏 (1721) :跉跰[跉零音/跰破寧]行不正貎也
  ※ 中国隋代の法華経の注釈書

・妙法蓮華經玄賛 (1723):今多作跉跰不知所説。有解云跉跰足履危險之貌。
  ※ 唐の慈恩大師基(632~682)の撰

・一切經音義 (2128) :或作 行不正作跉 呂貞反 勅貞反切韻 行不正也有作跉跰字林力生反跰補諍反與迸同跉不正迸散並非此義也
  ※ 元和2年(807年)に慧琳(えりん)が著した、大蔵経の仏典に出てくる難語や梵語などの外国語の意味や発音を記した音義書。

・妙法蓮華經釋文 (2189) :行不能正。悕懼辛苦也。或作跉跰。跉力生反。跰補諍反。散也。與迸同。竝非此義。
  ※ 平安中期の法相家の学僧仲算の撰。
 
===
古語大辞典より用例を省き、一部抜粋:
やす‐ら・ふ【休らふ】[一](1)行動を停止する。(イ)足を止めてじっとしている。進行せずにうろうろする。たたずむ。「佇 ヤスラフ」「進退 ヤスラフ」「徘徊 ヤスラフ」<名義抄> (ロ)休息して様子を見る。休む。(ハ)とどまっている。一時的に滞在している。(2)ためらう。ちゅうちょする。[二]じっととまらせる。
[語誌]「やすらか」とは意味の隔たりが大きく、「やすむ」の意味との脈絡があるようである。「やすむ」の語幹「やす」に接尾語「らふ」が付いたと見なした方が、意味の理解がしやすい。思考や行動を停止して、その状態をしばらく持続している意がすべての基底をなしている。
(後略)

大漢和より
徘徊 (1)ぶらぶら行く。さまよひあるく。俳徊。(2)心がきまらない。
===
 
 こう見ていくと、<名義抄>の「 ヤスラフ」に記載されている漢語の幾つかに疑問が湧いてくるので、本文も確認してみようと思います。
 時間が足りない・・・

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『節用集』と『倭玉篇』

2022-05-25 23:32:41 | 漢文・漢字

『節用集』 易林本(国文研貴重書) 巻十二
L3 跉跰 ヤスラフ 徘徊 同

以下、『古語大辞典』(小学館)より
『節用集』:すべて易林本(慶長二年刊)を基にしている。(古語大 p1819)
『倭玉篇』:古本には多種多様なものがあるが、そのいずれの編者の名を伝えない。ただ、後の慶長10年(1605)版の編者が「夢梅」であるということは唯一の例外である。
『夢梅本倭玉篇』:慶長十年刊。編者は夢梅。夢梅とは易林本『節用集』の編者易林の別号である。



《龍龕手鑑》足部第十二 (捜韻の「文影対照」より)
※ 跉が2つあり

 テキストデータも提供されており、右側に影印が表示されており参照しやすくなっていました。どんどん便利になって有り難いです。

 この「文影対照」の存在に気が付き、今日は『山海経』関連の検索に没頭していました
 まだまだ調べたいことがあるのですが、もうこれ以上頭が働いてくれません

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藤井聡太叡王初防衛!

2022-05-24 22:04:37 | 将棋
 聡太くん、初防衛おめでとうございます。
 タイトル戦の連勝記録、羽生善治九段と並ぶ歴代2位タイとなったそうです。

 今日はハラハラしました。
 秒読みになっていて、切れる寸前に指すから
 久々に慌てている聡太君を見ました。指した瞬間、持ち時間の表示が0:00になってました
 プロデビューしたての頃もそうでしたが、師匠から注意されて今日のようなことは減っていたのですが。

  [水匠5による解析結果]
先手:藤井聡太叡王(五冠)
後手:出口若武六段
戦型:相掛り



 応援に集中のはずが、気になって気になって・・・ 
 結局、午前中は調べ物をしながらチラ見、午後からはなるべく応援するようにしてました。

 とりあえず手元にある資料から今日調べたことだけ。

・『類聚名義抄』索引
 ヤスラフ 跉、記載なし

・『大廣益會玉篇』 梁顧野王(519~581)撰
 足部 18/62 2段目 跉 力呈切 跉䟓行皃 
  ※ 『日本国見在書目録』p6 玉篇卅一卷 陳左将軍顧野王撰

・『新撰字鏡』(天治本)掲出字と注文の全文データ.txt
 足部第廿五 跉 力生反。䟓行皃。

・『新撰字鏡』(群書類従巻第四百九十七 上)
 足部 跉、記載なし

・狩谷エキ斎自筆書入れ『新撰字鏡 上』
 足部 二十三 跉、記載なし

 多くの伝本を調べることは無理でしょうから『古語大辞典』の巻末の「日本の古辞書」・「古辞書の系譜」を参考に、調べられるものだけに絞ることにしましょう。

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気になる『和玉篇』

2022-05-24 08:58:23 | 漢文・漢字
 昨日、回線が14分ほどアクセス不可に。昨日のことが頭を過り、まさかね? なんて思いつつブラウザを立ち上げたままでエディタを使って記事をいていたら、いきなりサイトが表示されビックリ(笑)
 「漢字古今字資料庫」のアクセスは解消されたようで一安心。

 ある方のブログに天理ギャラリーで「「中国古典名品展」」が開催されていることを知りました。
 昔々、展覧会に行ったことがあり展示品で気になった箇所があることを思い出しました。その時の図録「日本の古辞書」を取り出し確認すると、もう25年も前のことだったんですね。
 その時に展示されていた『和玉篇』の「𧾷偏」に「蛉(レイ) ヤスラフ」の文字が混じっていたのです。
 入館時にもらったパンフレットの裏にメモがびっしり書いてありました。

 それを別の版本ではどうなっているのか調べてみようと思い立ち、先日入手したばかりのデータを見てみました。

1.倭玉篇(国文研貴重書) 足偏七十一 (56/334)


2. 右下 跉 レイ [跉跰行皃]


3.左下 跉 リヤウ [ヤスラウ]


 私には、2.も3.も同じ漢字に見えるのですが?
 他の幾つかの版本もザット見たところ2つ書かれていました。

4.大漢和


 大漢和には「レイ・リヤウ」二つの音が記されており訓はありません。

 「ヤスラウ」という読みがどこから来たのか、非常に興味があります。
 前出の図録には、「和訓は諸本の差が著しい」と説明があります。
 『古語大辞典』の巻末にある「日本の古辞書」によると、伝本の系統が複数あるらしいです。
 さらに「新日本古典籍総合データベース」には確認するのが嫌になるくらいの写本・版本の国書所在が記されています

 昨夜、『倭(和)玉篇』に関する数編の論文を見つけたので、情報があるかもしれませんのでまずそれを読んでみようと思います。
 
 9時から叡王戦の対局が始まります! 今日の和服も素敵です。
 まずは応援に集中!

 気もそぞろで書いているので、後から内容の修正をするかも、です

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接続エラー

2022-05-22 22:51:56 | 日記
 中国のサイトの「漢字古今字資料庫」を覗こうとしたら、「この接続ではプライバシーが保護されません」とメッセージが出てアクセス拒否されてしまいました。

 xiaoxue.iis.sinica.edu.tw では通常、暗号化して情報を保護しています。今回、Chrome から xiaoxue.iis.sinica.edu.tw への接続試行時に、このウェブサイトからいつもとは異なる誤った認証情報が返されました。悪意のあるユーザーが xiaoxue.iis.sinica.edu.tw になりすまそうとしているか、Wi-Fi ログイン画面で接続が中断された可能性があります。データのやり取りが行われる前に Chrome によって接続が停止されたため、情報は引き続き保護されています。
xiaoxue.iis.sinica.edu.tw では HSTS が使用されているため、現在アクセスできません。
通常、ネットワーク エラーやネットワークへの攻撃は一時的なものです。しばらくするとページにアクセスできるようになります。


 ということだそうです。
 調べたいことがあるので、接続できるようになると良いのですが。

 校正表の作成に意外と時間が掛かってしまい、夕方になってやっと作業から解放されました。明日もう1度目を通してから印刷の予定。
 今回自分の勘違いによる校正ミスが1か所あり、印刷前に気付いてホッとしました。最後の最後まで気が抜けません。

 スマホ持ちになってからスケジュール管理はGoogleカレンダーを利用しており、部屋に掛けてあるカレンダーには予定が書いてありません。
 で、たまに聡太君の対局日を忘れていたりして・・・ 

 早めに作業を進めておいて良かったです。25日に叡王戦の第3局があるのでした。今回勝つと叡王戦の初防衛となります。
 対局場は、千葉県柏市「三井ガーデンホテル柏の葉 柏の葉カンファレンスセンター」です。近いですねぇ~!
 現地で大盤解説会があり、行く気にさえなれば行ける範囲なのですが、申し込みしませんでした。自宅で応援しているほうが気楽でいいですもん。実物の聡太君1度は見てみたいですけど・・・

 あ~~~、大盤の解説者は高見泰地七段でした。申し込めばよかったかなぁ~~。

 
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『上代日本文学と中国文学(上)』

2022-05-22 11:05:12 | 古事記・日本書紀
 小島憲之著の『上代日本文学と中国文学(上)』が2016年にオンデマンドで復刊していました。

 遥か昔、古事記の勉強を始めたころかな? 当時は絶版になっていて県立図書館から借りて第一篇と第二篇までは読んだのですが、記憶に残っている部分が・・・ 

【上巻目次】
序説
第一篇 漢籍の伝来
  第1章 伝来以前
  第2章 典籍の伝来
  第3章 伝来書推定の問題
  第4章 類書の利用
  第5章 出典の問題
第二篇 古事記の述作
  第1章 「原古事記」より「古事記」へ
  第2章 古事記の性格
  第3章 古事記と中国文学
  第4章 古事記の文学性
第三篇 日本書紀の述作
  第1章 書名考
  第2章 日本書紀の注
  第3章 出典考
  第4章 日本書紀の文章
  第5章 訓詁を通してみたる日本書紀の表現
  第6章 上代歌謡をめぐる中国文学との交渉
第四篇 風土記の述作
  第1章 風土記の成立
  第2章 諸国風土記の述作 

 手元に置きたい本ではありますが・・・
 今は止めておきましょう。

 先週届いた『漢字の音 中国から日本、古代から現代へ 』が読みかけだし・・・ 
 昨年末、「読みたい本」に書いたのは忘れていたのですが、出版社からまたメールがあり、それを見たらどうしても読みたくなって注文しちゃったのでした
 出版社の作戦勝ち・・・

 作業が一段落したので、今日は続きが読めそうです。
 最近、年のせいか雨や曇りの日は1日中眠くて・・・
 今日は晴れだから頭スッキリで大丈夫そう  

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西大寺本金光明最勝王経平安初期点

2022-05-21 21:11:38 | 漢文・漢字
 いつも使用させていただいている「中納言」に、『西大寺本金光明最勝王経平安初期点』が追加されていました
 感謝、あるのみです。
 ただ、入力したキーワードが1度でヒットしてくれなくて・・・ 
 「見つかりません」なんて表示されるとガッカリ!

 引用箇所が原文の表記通りでない場合、漢字の新旧字体が違っていたり、漢字と仮名の違いだったり、漢字そのものが違っていたり、底本による違い等いろいろあるのでしょうが・・・
 使いこなせるようになるまでは程遠いかなぁ~

 でも、検索対象の著作品がどんどん増えているようなので、今後が楽しみです。
 
 昨日は名人戦をチラ見しながら作業をちょっとだけして、今日は集中して校正終了
 何点か再考したい箇所があるので、校正表を作成しながら最後の仕上げをするつもり。原稿が届いてから幾日も経っていないので、もう少し時間を戴きましょう。

 今期もオンラインの講座を聞いているのだけれど、なんだか集中できない
 隣室からテレビの音は聞こえてくるし・・・
 やっぱり対面式のほうが緊張感があっていいのかなぁ~? 
 孫たちはオンラインで授業を受けていたのだけれど、同じような状況で勉強頑張っていたんだねぇ~。
 今更ながら感心しきり!

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いやぁ~、参りました

2022-05-19 20:31:50 | 日記
 夕方、娘に知らせたいことがあってLINEしました。ほどなく返事があったのですが、「へー」の一言のみ

 娘にしては珍しくそっけないな返事だなと思っていました。今、何か言って来てないかとスマホを確認したら
 LINEした相手は孫娘でした

 そりゃぁ~孫には興味のない内容だったでしょうから「へー」も無理もない話。とりあえず、間違って送ったとまたLINEしておきました。
 今はちょうどお風呂の時間かな? 皆で大笑いかも・・・ 

 今日午前中に美容院の空情報を確認したら「混」
 昼食後再確認したら「空」になっていたので、大急ぎで身支度して行ってきました。「空」でも4人ほど待っている人がいましたが、3時には帰宅できたのでまぁまぁ~ですね。
 
 月に1度は行っているものの今回は少し遅れ気味だったので、頭が軽くなった感じ!
 さっぱりしたところで、校正用の原稿も届いたことだし、明日からまた頑張らなくっちゃ!
 あぁ~、明日は名人戦の2日目だから明後日からにしましょ

 そうそう、スマホって電話帳に登録してないのに、着信があると相手先の名前が表示されることがあるんですね

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