好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『上代日本文学と中国文学(上)』

2022-05-22 11:05:12 | 古事記・日本書紀
 小島憲之著の『上代日本文学と中国文学(上)』が2016年にオンデマンドで復刊していました。

 遥か昔、古事記の勉強を始めたころかな? 当時は絶版になっていて県立図書館から借りて第一篇と第二篇までは読んだのですが、記憶に残っている部分が・・・ 

【上巻目次】
序説
第一篇 漢籍の伝来
  第1章 伝来以前
  第2章 典籍の伝来
  第3章 伝来書推定の問題
  第4章 類書の利用
  第5章 出典の問題
第二篇 古事記の述作
  第1章 「原古事記」より「古事記」へ
  第2章 古事記の性格
  第3章 古事記と中国文学
  第4章 古事記の文学性
第三篇 日本書紀の述作
  第1章 書名考
  第2章 日本書紀の注
  第3章 出典考
  第4章 日本書紀の文章
  第5章 訓詁を通してみたる日本書紀の表現
  第6章 上代歌謡をめぐる中国文学との交渉
第四篇 風土記の述作
  第1章 風土記の成立
  第2章 諸国風土記の述作 

 手元に置きたい本ではありますが・・・
 今は止めておきましょう。

 先週届いた『漢字の音 中国から日本、古代から現代へ 』が読みかけだし・・・ 
 昨年末、「読みたい本」に書いたのは忘れていたのですが、出版社からまたメールがあり、それを見たらどうしても読みたくなって注文しちゃったのでした
 出版社の作戦勝ち・・・

 作業が一段落したので、今日は続きが読めそうです。
 最近、年のせいか雨や曇りの日は1日中眠くて・・・
 今日は晴れだから頭スッキリで大丈夫そう  

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読みたい本

2021-12-29 23:04:58 | 漢文・漢字
 東方書店から出版情報のメールが来ました。
 来年1月下旬刊行予定の本の中に、これは是非とも読んでおきたい、と思った本がありました。

 落合淳思著『漢字の音 中国から日本、古代から現代へ 』〔東方選書57〕
 内容紹介:中国からアジアの各地に伝来した漢字。漢字が表す音は各地の言語に溶け込んで変化していった。日本ではさらに、伝来した時代によって呉音・漢音があり、漢字を構成するあるパーツから推測して誤って読まれた〝百姓読み〟に由来する慣用音など数種の音があるが、その違いはどのように生まれたのだろうか。本書は著者の字形、中国古代音の知識の蓄積を基礎に、形声文字の音を表すパーツから漢字の音の秘密を解き明かす、本邦初、世界初の試み。
巻末には形声文字以外も含むそれぞれの成り立ちも収録した教育漢字索引を付す。

 目次:
はじめに
凡例
序章 漢語の歴史と日本の音読み
第1章 形声文字と音符
〔コラム〕漢語に由来する訓読み
第2章 形声文字の字形と発音
〔コラム〕発音表示の歴史的な増加
第3章 声母の変化
〔コラム〕発音のずれが起こる原因
第4章 韻母の変化
〔コラム〕古代における外国語の音写
第5章 全体の変化
〔コラム〕音符としての余紐文字

附論1 漢字の発音と意味の関係性
附論2 複声母説について
附論3 中国古代の韻母と上古音の成り立ち

おわりに
主要参考文献
索引

 講座で『山海経』を習った時、音写語と思われる複数の山名などがあって、気になっていたんですよねぇ~。

 ネットで予約受付中になっているけれど、どうしようかな? 読みかけの本が多くて積読本が増えるばかりだもんね

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