春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

あの道を再び歩く事にならないように=検察ファッショにNOを!

2010年01月17日 12時19分36秒 | 司法問題
kojitakenの日記によると右翼学者として有名な中西輝政が、昨年5月「文芸春秋」に、昨年の検察の小沢秘書逮捕を、戦前ファッショと同じであると書いていたそうである。
その一部を引用させていただく事にしたい。
(引用始め)
中西は、昭和初期には「政治の不在」が「軍部の暴走」を招いたとし、極右政治家として悪名が高く、半ば公然と政党政治に反対の姿勢をとっていた平沼騏一郎(平沼赳夫の養父)が検察のトップに立っていた歴史的事実を指摘する。そして、反政治的な司法が暴走した例として、昭和9年(1934年)に起きた帝人事件を挙げている。贈収賄で、鳩山一郎をはじめとする多数の政治家が連座したこの事件で、時の斎藤実内閣は総辞職に追い込まれたが、この帝人事件はなんと検察のデッチ上げだった。昭和12年(1937年)に全員無罪の判決が下ったが、時すでに遅し。日本は泥沼の戦争に突っ込んでいた。中西は斎藤実内閣が前年脱退した国際連盟への復帰の動きを見せ、高橋是清蔵相によるデフレ脱却のための積極財政政策が功を奏すなど、「バック・トゥー・ノーマルシー(常態への回帰)」を合言葉とし、「新規まき直し」(ニューディール)に取り組み始めていた内閣だったと評価している。そして、帝人事件の陰で暗躍したのが前記の平沼騏一郎であったことは研究者の間で定説とされていると指摘し、
政党政治を否定し、統制経済の下、対外強硬策を支持する平沼らの政治姿勢は、当時ムッソリーニのイタリアで一世を風靡していたファシズム政治になぞらえ、政党つぶしを目論むという意味で「検察ファッショ」と呼ばれた。端的に言えば、戦前の議会政治の息の根を止めたのは、この検察のデッチ上げの疑獄事件だったのである。
(『文藝春秋』 2009年5月号掲載 中西輝政「子供の政治が国を滅ぼす」より)
と書いている。
さらに、戦前の検察は単に平沼らトップの陰謀に単純に操られて政財界の腐敗摘発に進んでいったわけではなく、そこには「清潔」を求める国民の支持があったとしている。
(『きまぐれな日々』 2009年4月11日付エントリ「『文藝春秋』5月号-平凡だった立花隆と驚かされた中西輝政」より)
なんと、ちょっと背筋に冷たいものが走るほど現在と酷似した状況ではないか。昨年の西松事件捜査の時と比較しても、現在の状況の方が中西が書く1930年代の状況に似ている。
鳩山一郎をはじめとする大勢の政治家が連座した1934年の帝人事件は、検察のデッチ上げだった。この事件が響いて内閣総辞職に追い込まれた斎藤実内閣は、前年、岸信介や安倍晋三と縁戚関係にある松岡洋右の有名な演説とともに脱退した国際連盟への復帰の動きを見せ、高橋是清蔵相によるデフレ脱却のための積極財政政策が功を奏すなど、「バック・トゥー・ノーマルシー(常態への回帰)」を合言葉とし、「新規まき直し」(ニューディール)に取り組み始めていた内閣だった。ところが、極右政治家として悪名が高く、半ば公然と政党政治に反対の姿勢をとっていた平沼騏一郎(平沼赳夫の養父)がトップに立っていた検察は、デッチ上げに基づく捜査によって斎藤内閣を潰し、日本は戦争への道を歩んでいった。span>(引用終わり)
kojitakenさんも言っておられるようにちょっと背筋が寒くなりそうなほどに、 昨年の西松事件、今年の小沢幹事長の秘書と、元秘書で現職の国会議員の逮捕劇は、状況が酷似している。
今又検察の策謀のままに国民が操られたら、又してもあの破滅的な戦争を起したときと同じ道を、日本人は歩ませられる事になるのかもしれない。 再びkozitakenさんの言葉を引用したい。
(引用始め)
今また鳩山一郎の孫が総理大臣を務める内閣では、亀井静香が積極財政論を唱えているし、菅直人が成長戦略に環境技術を据えて、(明言はしていないものの)グリーン・ニューディール政策に取り組み始めている。一方、下野した自民党は再来週に行われる党大会で、右翼イデオロギー色の強い運動方針案を採択する見込みで、こんな政策でどうやって政権を奪回するつもりなのだろうかと訝っていたのだが、東京地検特捜部による一種のクーデターとセットになった戦略だと考えれば、その意図が理解できる。つまり、昨年夏の衆院選における惨敗によって民主主義的なプロセスでは理想を実現することができなくなった、岸信介の流れをくむ一派(清和会のうち、非ネオリベ系の旧保守タカ派政治家たち)は、強硬手段に出るしかないと考えていて、今回の東京地検による石川知裕議員の逮捕はその一環であると解釈できるのである。政治とカネの問題でズタズタになった民主党相手であれば、自民党が極右政策を掲げても選挙に勝てると、おそらく彼らは踏んでいる。(引用終わり)

民主主義を圧殺する東京地検特捜部

2010年01月16日 16時37分07秒 | 司法問題

小沢幹事長『休職』 輿石氏に権限委譲 『潔白だから戦う』2010年1月16日 夕刊

民主党の地方代議員会議で、一礼して席に着く小沢一郎幹事長=16日午前、東京・永田町で(藤原進一撮影)


 民主党の小沢一郎幹事長は十六日午前の党会合で、党幹事長としての権限を輿石東参院議員会長(幹事長代行)に一時的に預け「休職」する意向を表明した。幹事長を辞任しない一方で、三月末まで職務にはかかわらず、事件対応に集中したい考えだ。これに関連し、小沢氏は同日の党会合で事件について「潔白だから断固戦う」と述べ、検察側との対決姿勢を強めた。

 小沢氏の資金管理団体による土地購入問題をめぐり、元秘書ら三人が逮捕されたことを受け、党内では通常国会や参院選への悪影響を懸念し、小沢氏の幹事長辞任を期待する意見が強まっていた。

 小沢氏としてはこうした状況を踏まえ、幹事長ポストにはとどまるものの、自身と関係が強い輿石氏に職務を預けて休職することで、党内批判を食い止める狙いがあるとみられる。

 ただ、こうした異例の対応に党内から異論が出る可能性もある。小沢氏の進退問題がこれで完全に消えるかどうかは不透明だ。

 小沢氏は同日午前の党会合などで元秘書らの逮捕について「ご迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪。自身の進退については「引き続きがんばる」などと述べ、幹事長ポストにはとどまる考えを強調した。

 これに先立ち、小沢氏は鳩山首相と公邸で対応を協議。幹事長続投で一致した。

◆首相『戦ってください』
 鳩山由紀夫首相は十六日、記者団に対し、同日午前の民主党の小沢一郎幹事長との会談内容を明らかにした。小沢氏が「自分が法令に違反していることはない」と潔白を主張し、検察側との対決姿勢を示したのに対し、首相は「どうぞ、戦ってください」と認めたという。首相官邸で記者団に述べた。

 会談では小沢氏の進退問題について協議。首相は記者団に「小沢氏は辞めるつもりはないと言っている。私も小沢氏のことを信頼している」と述べた。

 ただ、小沢氏が示した「休職」の意向については否定的な考えを示した。


ウィキペディアによると東京地検特捜部は1947年(昭和22年):隠退蔵物資事件を契機に、東京地検で特捜部の前身「隠匿退蔵物資事件捜査部」、通称「隠退蔵事件捜査部」が発足とある。
つまり東京地検特捜部は占領軍(アメリカ軍)によって造られた部門なのである。
この特捜部の検事になるためには、国費によるアメリカ留学経験者であると言う条件が課されているそうである。(留学中にアメリカの希望を身につけた検事に、仕立て上げようと言うのであろうか?)
ここから東京地検特捜部とはアメリカのための機関であると邪推したくなるのは、私だけだろうか?

しかしながら東京地検特捜部は本当に公平に、政治悪を追求しているだろうか?
様々な弱者切捨てをして、格差社会の道を開いた小泉内閣の面々について、
追求した事が無いのは本当に何一つ疑惑がなかったからなのだろうか?
小泉政権とそれに続く自民党政権下計画され、現在作りかけになっていたダムが百数十も有ると言う事を、民主党政権になって始めて知った人も少なくないのではないかと思うが、
そのダムのうちの多数が、それ程の必要性がなかったり、
又地盤がダム建設に合わないものが多数含まれていたと言う報道も、
民主党政権になって初めてされるケースが出てきている。
それらのダム建設はどうして強行される事になったのだろうか?
其処に政治家の不正が全然なかったと、本当に言えるのだろうか?

そういう疑問が誰にでも出てくると思うけれど、
小沢疑惑の胆沢ダムについてしか、東京地検特捜部は疑問を持たなかった。
其処に特別な訳がなかったと言えるだろうか?
そして政治家の不正について疑問を持ち告発する権限が、
東京地検特捜部に一任されている実体に、特別の理由は本当に全然なのだろうか?

東京地検に疑われたら、その罪の悪質性、金額の大きさなどに関わらず、
特捜に睨まれたと報道されただけで、その政治家には重大な政治責任が生じ、
辞任を要求されるべきものであると言うようなマスコミ報道がなされているが、
特捜が選んだ政治家だけが失脚を要求される根拠は何処にあるのだろうか?

特捜が見てみぬ振りをしたら森田健作千葉県知事のように、
知事選の時、明らかに嘘をついていた事が暴かれていても、
自民党を離れているはずの時期に、自民党支部へなされた政治献金を懐に入れても、
それを国民が大勢署名して告発しても、
東京地検特捜部が知らぬ振りをしたら、
千葉県知事はその職を全うしても許されると言うことになるのは、何故なのだろうか?
特捜が許したら無罪であるかのように、
何故国民は思わねばならないのだろうか?

東京地検特捜部は、何の権利が有って、
政治家の有罪無罪を自分の好みでチョイスしても許されるのだろうか?
それが国民の負託を受けた政治家を失脚させる為に、しばしば利用されている事を思うとき、
東京地検特捜部が、偶々発見した容疑者を検挙しているのではなく、
或る筋の者にとって邪魔な政治家を排除する為に、
その特権を悪用しているのは明白であると思われる。

これでは日本の政治は或る筋の思うがままにされて、
それが国民の利益になることであっても、或る筋の利益に反する事をしている政治家は、廃除されることになり、
永久に国民の為の政治が出来ない事になってしまうのではないだろうか?
これでは東京地検特捜部こそ、民主主義を破壊する為の急先鋒と言うことになりはしないだろうか。

東京地検に告発されたと言うだけの理由で、政治家が進退を左右される事は、
民主主義を麻痺させる悪習であると、私は思うものである。

厚生省輸入ワクチン承認か

2010年01月15日 15時35分45秒 | 新型インフルエンザ

新型インフル:輸入ワクチン承認へ 9900万回分
2010年1月15日 11時22分 
 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は15日、国が海外2社から輸入を予定している新型インフルエンザワクチンについて審議した。下部組織の部会は「承認して差し支えない」と判断しており、危険性を示す新たなデータもなかったため、同日午後に承認を了承する答申をまとめた。長妻昭厚労相が来週にも承認し、2月中旬から優先接種対象者以外の国民(健康な19~64歳)への接種が始まる。

 輸入するのは、グラクソ・スミスクライン(英国)製7400万回分と、ノバルティス(スイス)製2500万回分。いずれも国産ワクチンでは使っていないアジュバント(免疫補助剤)が入っており、白濁している。ノバルティス製は鶏卵を使う日本とは違い、イヌの腎臓細胞を使って作られている。

 両ワクチンとも、通常の承認に必要な治験(臨床試験)を経ていないが、緊急性がある医薬品として、手続きを簡素化した「特例承認」の規定が初適用された。【清水健二、関東晋慈】


欧米諸国でではワクチンを拒否する動きさえでていると言うのに、
危険性を示す新たなデータがなかったからと、日本では9900万人分ものインフルエンザワクチンを、輸入する事に決めたと言う。
9900万人と言ったら既に新型インフルエンザにかかった人を差し引いた人口より、多いのではないだろうか?
諸事経費削減を叫ばれている時に、
悪名高い西欧の新インフルエンザワクチンを、余るに決まっている位大量に、副作用の治験をする時間も惜しんで、大急ぎで輸入する必要が何処に有ると言うのだろうか?
しかも西欧のワクチンの中でも悪名高い「免疫補助剤」入りのワクチンだそうである。
緊急性が有る医薬品と言うことで臨床試験を一切をしないと言う法律(特例承認)を、始めて適用するのだそうである。
このインフルエンザは健康な若い人達にとっては、心配するほどのもので無いことはもう実証済みなのだから、無理して輸入する必要など皆無であると思うのだが・・・・・

健康な19歳から64歳の国民用にと、9900万回分ものワクチンを輸入して、
持て余した厚生省に頼まれて、半強制的に接種させられたとしたら大変である。
厚生省に関係の有る企業などで、まだ新型インフルエンザに罹っていない者は、是非接種を受けるようにと、強制されたりしたら、従業員は拒めないにちがいない。
そんな心配が浮かんでくるくらいに、多量のワクチン量ではないか、
9900万回分のワクチンとは!

冬も終わりかけの二月中旬以降に接種して何になると、厚生省のお役人は思っておられるのだろうか?
そんな、副作用被害者を出すだけかも知れない様な代物に対して、
多額の税金を浪費する事は、厳に慎んでもらいたいものである。

長妻厚労相はこんな輸入など絶対に承認しないでもらいたいものである。

ハイチ大地震 数万人もの死者が!

2010年01月14日 15時18分08秒 | 海外情報

ハイチ大地震、死者数万人超す可能性 【サンパウロ=檀上誠】カリブ海のハイチで12日発生した大地震による死者数が数万人以上に及ぶ可能性が出てきた。同国のプレバル大統領は13日、米CNNテレビの取材に対して「(犠牲者の数は)現時点では3万~5万人と聞いている」と答えた。ただベルリーブ首相は「10万人を超える」と話すなど、なお正確な情報はない。大地震の被害状況の拡大をふまえ、国際社会は支援に動き始めた。

 現地からの報道によると、被災地では電力などの復旧は遅れており、救援活動も限定的。医療機関では医薬品などが不足しているほか、停電の影響で十分な治療ができない状況が続いている。

 住宅の被災で行き場を失った市民が、現地で活動している非政府組織(NGO)の拠点などに避難。首都ポルトープランスの拠点では8000人前後を受け入れているという。(14:01)


ハイチの地震のニュースを見たのは、一昨日だったのだけれど、
「マグニチュード7だったら大きい事は大きいけれど、震度7とは違うから・・・・・」とちょっと軽く見ていたのだけれど、死者数が数万人と言うニュースにぎょっとしている。
首相は「10万人を超える」と言っておられるそうで、確かな情報はつかめていないようであるが、
総人口が960万人と聞いているハイチにしたら、大変な死者数である。
大きな建物が軒並み地震で壊れている映像を見たが、あの建物の下敷きになっている大勢の人を、救い出す事も容易ではないのかもしれない。

しかしタヒチには、原発はなかったようで、それがせめてもの救いだったのではないだろうか?
日本での地震では、新潟中越沖地震の柏崎にしても静岡にしても、地震のニュースに度々、原発の情報を流す必要に迫られる事態が起きている。
「放射能漏れは無い」とか、「ごく少量である」とか言ってはいるが、
情報を正直に発表しない体質が有ると定評のある原子力委員会の報告を、丸信じせざるを得ないと言うのが実情である。

ハイチは地震があまり無かった地域なのだろうか?
耐震性が全然考えられていない建物だらけだったそうである。
何も無いときはそれで済んでいても、一旦事がおきてしまったら、目も当てられないことになってしまう。

日本の原子力発電行政は、もっと真剣に考え直さねばならないのではないだろうか?

パンデミックの秘密

2010年01月13日 15時13分49秒 | 新型インフルエンザ

独、新型インフルワクチンを3割解約 
【フランクフルト=下田英一郎】欧州製薬大手の英グラクソスミスクライン(GSK)は12日、ドイツ政府が注文した新型インフルエンザワクチンのうち3割が解約となったと発表した。接種率の伸び悩みに加え、2回の投与が必要とみられていたワクチンが1回で十分な効果が出たことなどから、過剰在庫となる可能性が高まったため。他国でも注文の取り消しが相次ぎそうで、製薬会社には大きな誤算となりそうだ。

 GSKによると、ドイツ政府は当初5000万本のワクチンを発注したが、今回3割減の3400万本まで減らすことで合意した。政府への補償金の請求などについてはコメントしていない。

 同社はドイツ以外の複数の政府ともワクチン需要の見直しについて協議中としている。欧州ではフランスが今月、GSKや仏サノフィ・パスツールなど4社に発注済みのワクチンの半分を解約。欧メディアによると、英国やスペイン、オランダなども同様の措置を検討しているという。(12:28)


日本ではあまりニュースになっていないようであるが、ヨーロッパでの新型インフルエンザワクチンに対する不信感は、かなり強いようである。
WHO、製薬会社と癒着?新型インフルで欧州会議が調査によると
世界保健機関(WHO)と新型インフルエンザのワクチンを製造する製薬会社との癒着が、世界的大流行(パンデミック)を宣言したWHOの判断に影響を与えたとの疑惑が浮上し、欧州47カ国が加盟する欧州会議(本部・仏ストラスブール)は12日、調査を開始すると発表した。 という事である。
インフルエンザワクチンの製法が、欧米と日本で違いがあり、日本製の方が比較的安全である為に,
日本では欧米ほどには、副作用の被害が出ていないため、それ程騒がれずに済んでいるのかもしれない。

しかし今回のインフルエンザ騒動の数々を思い出すと、ワクチンの副作用被害が欧米ほどには強烈でないにしても、やっぱりWHOがこの程度の疾病にパンデミックを宣言したのは、まともではなかったような気がする。

新型インフルエンザかどうかを判断する為に、鼻の奥に綿棒を差し込まれるのが、少々の痛さではないと言う噂も耳にした。
新型インフルエンザの症状も、旧型インフルエンザの症状も、それ程の差が有ると言うわけでも無いのに、病人にこの辛い検査が強いられると言うのも、WHOがパンデミックを宣言したからであろうから、今年新型インフルエンザにかかった人達は皆、WHOの被害者と言えるのではないだろうか?

我が家の娘など昨年末少々熱が出ても、お医者さんに行ったら酷い目に合わされると言う噂を聞いていたから、絶対にお医者さんには行かない決心したらしく、家で安静にする事に徹して、インフルエンザにかかったかどうか判明しないままに、無事元気で新年を迎えることができたが・・・・・

特別に持病の無い人は、インフルエンザは家で安静にしているのが一番であると言うのが、専門家の意見であるのに、パンデミックの病気であるから、それが負担になることが分かっていても、お医者さんに見てもらって、新型かどうか検査してもらわねばならない事情を、抱えさせられた人も多かったのではないだろうか?

製薬会社は色んな薬を開発し製作してくださっている。
それで私達が何かと助けられているのは事実であるけれども、
もっと儲けたいと言う理由から、
製薬会社が持てる財力で政治に影響力を発揮して、
世界中の人々の不安を煽らせ、
業績を上げようと企んでいると言うのも、事実なのではないだろうか?

国際生物多様年に辺野古の海を埋め立てる?

2010年01月12日 16時56分00秒 | 海外情報

国際生物多様性年:開幕を祝う ドイツで式典 
【ベルリン小谷守彦】国連総会が06年に定めた「国際生物多様性年」(2010年)の開幕を祝うドイツ政府主催の式典が11日、ベルリンの自然学博物館で開かれた。メルケル首相らに続いて演説した田島一成副環境相は、10月に名古屋市で開催する国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の成功に意欲を示した。

 今年は世界各国で国際生物多様性年の関連イベントが開かれ、閉幕式典は12月に石川県で予定されている。田島副環境相は「地球と生命の将来について、真剣に論じることを楽しみにしている」とCOP10に臨む抱負を語った。


今年は国際生物多様年である。
日本政府からも代表が、この式典に出席しているそうである。
こんな世界情勢の中、
自民党はアメリカ政府まで抱き込んで、
沖縄辺野古の海の埋め立てを、民主党政権にさせようと迫っている。

元々辺野古埋め立て工事は、アメリカの要請によるものではなく、
時の自民党政権がゼネコン業者の希望にこたえ、大型工事をするべく計画したものであった事は周知の事であるから、民主党政権はこの計画を白紙に戻そうとしたのであった。
しかし自民党の残党は、ゼネコンの要請もあるかもしれないが、
埋め立て工事が始まったら大量の土砂を必要とすると見込んで、周辺の山を買い占めていた、旧政府関係者の利益を守るため、何としても埋め立て工事をさせたいと言う側面も有るそうである。

地球環境が汚染され、海陸共に資源が減って、重大な食糧難の時代が来るかもしれないと危惧されているときに、
希少生物ジュゴンの生息地であると同時に、豊かな沖縄の海洋資源のゆりかごである、広大な大陸棚を埋め立てて、大事な資源を無に帰してしまうなど正気の沙汰ではないと思う。

自民党政権は同じような事を、諫早湾でもやっていた。
ムツゴロウの海とも言われた諫早湾を、農地にするために何千億円もの税金を費やして、埋め立て工事をしたのだった。
今や休耕田がひしめいていると言うのに、漁民の反対も押し切って、ムツゴロウを初めとする干潟の生物は、生き埋めにされて殺されてしまったのだった。

残酷なこの行為は可哀そうなムツゴロウ達にだけではなく、
人間界にも取り返しのつかない禍根を残してしまった。
この生き埋めにされた生物達の遺骸は、大量の汚水を有明海に流し込む事になってしまったのだった。

これによって、まず有明海で海苔を養殖していた業者が損害を蒙り、
段々と有明海の魚達が死んでいくことによって、漁獲高も激減して、
漁業がなりたくなるまでになっているそうである。

当時の自民党政府は、只ひたすらゼネコンの懐具合しか念頭になかったのだろうか?
かけがえの無い海洋資源を、こんなつまらない工事をする事によって、無に帰してしまいながら反省もしないで、今又沖縄の広大な大陸棚を台無しにしてしまおうとしている。
それも国防のためにと言う名目で・・・・・

二言目には「愛国心」と言う輩が、大切な国土を台無しにして平気であると言うことは何を物語っているのだろう?
愛国心など皆無であるから、愛国心と言う言葉を利用しようと言う発想が出るのかも知れない。

民主党政権はこんな自民党に遠慮などしないで、
自信を持って、当初の予定通り、
埋め立ては断じてしない、日本の自然を守ると言う意志を、
はっきりと示していただきたいと切に願うものである。

成人の日

2010年01月11日 16時19分42秒 | 日常徒然
以前は成人の日は1月15日に決まっていたのが、小泉政権の時に第2月曜日に変えられて、毎年成人の日が違う日になるようになって、ちょっと戸惑ってしまうが、今日は成人の日であった。
今年も成人の日の集まりで、若者が荒れると言う事件が多発しているらしい。
今のように、学校を卒業しても就職も儘ならない状態にあると、荒れたくなる気持ちも分からないではない気がするけれど、折角の成人式に逮捕されるような事になっては、あまりにも悲惨な気がする。

今日は11日なので、例によって立木観音にお参りした。
3日の初詣に続いて今年2回目のお参りである。
今日はもう11日になっていると言うのに、3日と同じくらいの参拝者で、
大勢の人が鐘楼に続く石段に行列しておられたので、今日も鐘を突くのは諦める事にした。

帰り道石段をくだっていたら、まだ2~3歳位の小さい子供さんが、頑張って自分で登ってこられる姿が、次々に目に入ってきた。
全行程を自分で登られたのではないかもしれないけれど、
まだ1歳半と言う子供さんまで、頑張って上っておられたのには、驚いてしまった。
時々、大人に抱っこされてこられる子供さんも無いではないけれど、
大多数の子供さんが、子供にとっては相当高いはずの石段を、一
段一段頑張って登っておられる姿を見ると、日本の未来もそう捨てたものではないのかもしれないと、気持ちが明るくなってくる気がした。

昔の私達夫婦は娘がちょっと、しんどいと言ったらすぐに労わって、
夫などは特におんぶとか抱っことせがまれたら、すぐに「おんぶに抱っこ」の口だったので、
まだ小さな子供さんを励まして自分の足で登らせ、頑張る事を教えておられる親御さん達に、頭が下がる思いがした。
小さい時散々甘やかしておいて、大人になってから、とやかく言っても始まらないのに、ついぼやいてしまうが、
娘はむしろ被害者と言えるのかもしれないと思う。
必要以上に甘やかして来たことを、娘に対して申し訳なく思っているが・・・・・

あの小さな子供さんたちが、成人されるころの日本がどういう国になっているか?
どうか今より健全な国になっていますようにとひたすら祈られる。

寒中お見舞い申し上げます

2010年01月10日 16時15分08秒 | 日常徒然
この冬は暖冬になると予想されていたのに、厳し寒さが続きます。
「冬は寒き方が良く候」と誰かの文に有りましたが、本当に寒中らしい寒中になっています。
これだけ寒いと、地球温暖化が幾らかやわらげられるのではないかと、
儚い期待をしてしまいそうです。
でもこれはシベリア寒気団がヨーロッパやアメリカ東部中国韓国に懸るように、ゆがんで南下しているだけの事で、地球自体としては温暖化が緩んでいると言うわけではないのだそうですね。

でも今太陽の黒点が異常に少なく、地球は今寒冷期に有ると言う話も耳にします。
そう言えば何年か前には夏の最高気温が40度前後となる年が2~3年続き、これが段々エスカレートして行ったらどうなってしまうんだろうと心配した事がありましたが、
近年は夏の暑さが、その頃ほどには異常な高温を示さなくなっているようですね。

この寒さも私達の為には、喜ぶべき事なのかもしれません。
でもホームレスの人にとってはどんなにか厳しい寒さだろうと思います。
昨年末のニュースでは、インドのカイロで、屋外生活者が40人あまり凍死されたと言っていたのを聞いて驚いたものでした。
インドと言えば暑い国と言うイメージがありますので、冬そんなに寒くなるとは思いもかけないことだったからでした。
アメリカでの凍死のニュースは耳にしませんが、アメリカでもサブプライムローンで一旦手に入れた家を取り上げられ、路上生活を余儀なくさせられている人が多数有ると言うことでした。
アメリカ東部も厳しい寒さに襲われているそうですが・・・・・

年越し派遣村も期限付きだそうですから、これから行き場を持たない人が大勢でてくるのでしょうか?
今日のテレビでの政治の話の中で、「新自由主義では出来るだけ効率を良くして、人手を省いて業績を上げると言うことで、景気を良くしようとしていたけれど、
企業は従業員の頚を切れるけれど、政府は国民の頚を切ることはできないのだから・・・・」と言う意味のことを言っている人が有りました。

企業を運営している人も国民の一人なのだから、
企業が何の為に有るのかと言う事を、もう一度見直して、国民が資源や生産物等を仲良く分け合って、共に繁栄できるシステムが再構築できると良いのだけれどと思ったものでした。
昭和の終わりごろには日本人は「一億総中流」と言われたものでしたが、
「一億総中流社会」は、国民が浮かれているうちに、粉々に打ち砕かれてしまっています。
何とか元に戻したいものですね。