春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

寒中お見舞い申し上げます

2010年01月10日 16時15分08秒 | 日常徒然
この冬は暖冬になると予想されていたのに、厳し寒さが続きます。
「冬は寒き方が良く候」と誰かの文に有りましたが、本当に寒中らしい寒中になっています。
これだけ寒いと、地球温暖化が幾らかやわらげられるのではないかと、
儚い期待をしてしまいそうです。
でもこれはシベリア寒気団がヨーロッパやアメリカ東部中国韓国に懸るように、ゆがんで南下しているだけの事で、地球自体としては温暖化が緩んでいると言うわけではないのだそうですね。

でも今太陽の黒点が異常に少なく、地球は今寒冷期に有ると言う話も耳にします。
そう言えば何年か前には夏の最高気温が40度前後となる年が2~3年続き、これが段々エスカレートして行ったらどうなってしまうんだろうと心配した事がありましたが、
近年は夏の暑さが、その頃ほどには異常な高温を示さなくなっているようですね。

この寒さも私達の為には、喜ぶべき事なのかもしれません。
でもホームレスの人にとってはどんなにか厳しい寒さだろうと思います。
昨年末のニュースでは、インドのカイロで、屋外生活者が40人あまり凍死されたと言っていたのを聞いて驚いたものでした。
インドと言えば暑い国と言うイメージがありますので、冬そんなに寒くなるとは思いもかけないことだったからでした。
アメリカでの凍死のニュースは耳にしませんが、アメリカでもサブプライムローンで一旦手に入れた家を取り上げられ、路上生活を余儀なくさせられている人が多数有ると言うことでした。
アメリカ東部も厳しい寒さに襲われているそうですが・・・・・

年越し派遣村も期限付きだそうですから、これから行き場を持たない人が大勢でてくるのでしょうか?
今日のテレビでの政治の話の中で、「新自由主義では出来るだけ効率を良くして、人手を省いて業績を上げると言うことで、景気を良くしようとしていたけれど、
企業は従業員の頚を切れるけれど、政府は国民の頚を切ることはできないのだから・・・・」と言う意味のことを言っている人が有りました。

企業を運営している人も国民の一人なのだから、
企業が何の為に有るのかと言う事を、もう一度見直して、国民が資源や生産物等を仲良く分け合って、共に繁栄できるシステムが再構築できると良いのだけれどと思ったものでした。
昭和の終わりごろには日本人は「一億総中流」と言われたものでしたが、
「一億総中流社会」は、国民が浮かれているうちに、粉々に打ち砕かれてしまっています。
何とか元に戻したいものですね。

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6 コメント

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謹賀新年 (ejnews)
2010-01-10 19:01:40
未だ中国の暦ではお正月ではないので其れまで新年気分です。と言う事で明けましてお目でとございます。コンピューターの調子如何ですか?
 処で地球温暖化と言う言葉は誰が使い始めたか知りませんが気象を専門にしている科学者の間では西洋の農業革命、産業革命以降のメタン、二酸化炭素の排出の急激な増加による“気象異常”と言う言葉が適切だとされているようです。気象、気温の変化が極めて激しくなり局地的な気候変動が増え穏やかな四季の変化に頼っている農業が先ず打撃を受け世界的な食糧不足が予測されているようです。気温の変化に敏感な葡萄酒の生産は特に被害が大きく、高価なフランスの葡萄酒の質が下がり特に御金持ち(気候異常の原因を造っている資本家達)は良い葡萄酒の入手が困難になり苦労する事になるんではないでしょうか?(此れは本当の話ですが私は高価な葡萄酒等飲む階級ではないので冗談半分です。)
 経済活動について『富国論』で有名なアダムスミスは『経済活動が人道的倫理観を失うと人間社会は機能しなくなる。』と言う様な事を言っていたそうです。
 アナキズム(無政府主義)の王子と呼ばれたクロポツキン(ロシア皇帝の血族だったから)は彼の著書『相互扶助論』等で学校で成績を競争させるのではなく、子供達が御互いに勉強で助け合う教え方をすると人間社会は短期間により人道的な社会に変化するだろうと言う様な事を書いています。
 我々は幼稚園等で子供達に玩具等は『順番に公平に皆で使いましょうね!』と共有の思想を教えるのですが、大人は強い物が多くの物を独り占めする様な行動を取る社会ですから子供達が何も信じなくなるのは当然ですよね。
 本年も宜しくお願いします。
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ejnews様 (和久希世)
2010-01-11 08:21:25
新年明けましておめでとうございます。
御無沙汰しましたが、昨日やっとパソコンが返っていきました。
時々突然消えたり、全然動かなくなったりで、そのまま使えば使えないほどでもなかったのですが、5年間保障期間内でしたので、ハードディスクがやられているのだったら取り替えてもらえるかなと期待して視てもらったのでしたが、
ディスクをクリーニングしたらその症状は消えたので、様子を見て、尚治らなかったらウインドーズを入れなおしてみるようにと言うことで、返されてきました。
今のところは調子よく動いていますので、治ったのかもしれません。
クリーニングと言うのはどう言う事をするのかは分からないのですが、画面が以前より白っぽくなった感じです。それと新しいマウスと取り替えてくれましたので、気持ち好くすべるようになりました。

地球温暖化と言うには違和感のある最近の気温ですが、気象異常といえば思い当たる事だらけですね。
昨年のサウディアラビアでの洪水と言い、
インドでの凍死者と言い、吃驚するような話ですものね。
近年の学校が「いじめ」で、生徒を卑怯者に育てる役割を果たしていた事も、今の暗い社会を作る原因の一つになっているのかもしれませんね。
いじめで苦しまされている話を聞かされた親達は、自分の子供に
「いじめられている子を見ても、見て見ぬ振りをしないと、いじめの矛先が自分に回って来たら大変だから・・・・」と、子供達に卑怯者になる教育をしていたようですね。
私の娘が小学校の時、いじめの対象にされ苦しまされたのですが、
「昔だったら誰かが、そんなこと止めろと言っていたはずなのに・・・・」と違和感を憶えたのですが、その地方人の気質なのかと思い違いしていました。
しかしそれは全国的であったのかも知れないと後で気が付きました。

成績で競わせるのは、格差社会容認の温床になっているのも確かかもしれませんね。
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いじめの文化 (ysJournal)
2010-01-11 10:39:59
今、司馬遼太郎の「菜の花の沖」を読んでいるのですが、主人公の高田屋嘉兵衛の淡路島で過ごした少年時代に受けたいじめについての、司馬遼太郎なりの見解があります。御興味があれば読んでみて下さい。
現代のいじめの対策にはならないのですが、いじめは最近始まったものではなく、結構昔からいろんな形であったようです。私も田舎育ちと時代で、余り経験が無いのですが、アメリカに住んでいて、日系企業を相手にしていると、現地採用者へのいじめ(差別)、仕入れ業者へのいじめ(やっている本人達は会社への忠義と思っているので、尚更タチが悪かったりします)
この本で、江戸時代中期のいじめを読みながら、ある種の日本人の持つ陰湿さに暗澹とした気分になりました。
「一億総貧乏社会」になると頑張っる人への妬み、憂さ晴らしのためのいじめ、いやな世の中になりそうです。そんな精神が日本人の中に古くから、根強く存在しているのでしょう。
コメントへのコメントになってしまいましたが、「菜の花の沖」の書評としていじめの事を書こうと思っておりましたので、触発されてしまいました。
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YSjournal様 (和久希世)
2010-01-11 11:29:49
コメント有難うございます。
今NHK大河ドラマでやっている「竜馬」でも、
上士の下士に対するいじめは、すさまじいもので、いじめと言うのは昔から有ったのは事実でしょうね。
私の子供の頃は、敗戦による権威の失墜で、まれに見る自由な気分の世の中だったのかもしれません。
今とはかなり違う空気が有ったような気がしています。

処で校内のいじめと言うのは、日本人独特と言うのではないかとおもいます。
アメリカでもヨーロッパでも有ったようです。
そんなドキュメントを昔、テレビでやっていたのを診た記憶がありますから。

弱いものをいたぶると言う負の特性も、残念ながら総ての人の中に、本能として組み込まれているのかも知れませんね。
それを修正するのも、教育の役目であるはずなのに、逆にいじめ養成の場になっていたと言うのが、いじめを蔓延させた原因かもしれませんね。
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私の仮説 (YSjournal)
2010-01-11 13:24:55
コメント2度送って申し訳ない。消してもらった方が括弧後の分が続いておりますので、出来れば差し替えて貰えば幸いです。(お恥ずかしい)
私の娘は、アメリカの現地校では小学校4年生、日本語補習校では3年生です。家内の話では、補習校の日本人クラスメートに時々他愛も無いいじめに会っているようです。(今の所現地校ではないようです)補習校に通う日本人は、日頃現地校で言葉の壁があったりしてやや屈折する傾向にあるようですが、私は、未だ9歳やそこらで、いじめっぽい事をやる背景には、夫婦関係の反映ではないかと考えております。夫婦とも大人である以上、悪意の処理の仕方を知っており、それが配偶者にたいして行われた場合、子供はそれをしっかり見ていて、ちゃっかり使っているのではないかと思うのです。自分でも飛躍が過ぎる気がしますが、思いつくまま。
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YSjournal様 (和久希世)
2010-01-11 16:16:46
二つのコメントが載っていたので、ちょっと見ると全く同じもののような気がして、無差別に一方を削除してしまいました。
二つ載せられたのには意味が有ったのですね。
何かの手違いで、二つ載せられているのかと思ってしまって、取り返しの付かない事をしてしまいました。お許し下さい。

今アメリカで暮らしておられるのですか。
9歳のお嬢さんがお有りだとか、良い時ですね。
外国での生活は、言葉の壁も有って大変でしょうが、乗り越えられたら、お嬢さんにとって得がたい経験になられることでしょう。

アメリカでも苦労が、将来お嬢さんの力となられますように祈ります。
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