春 夏 秋 冬

めぐり来る 春夏秋 麗しき 大和し護れ 民草いとえ 
          

ブログ休止のお知らせ

このブログの表題に入れた短歌の、春夏秋冬の中の冬の字が、誰かによって削られて、修正不能になって久しいのですが、昨日から編集画面までが、誰かにいじられたようで、出す事が出来なくなっています。 この記事作成画面も、何時使用不能になるかもしれない状況にありますので、 春夏秋冬はこの記事をもって、しばらく休ませていただく事にしました。(2010年3月) * * * * * * *  Fc2ブログに不祥事が起き、広告主が引き上げたそうです。 Fc2は何時終了になるか予断を許さない状況かと思い、 気になる過去記事を少しずつ、こちらのブログに写す事にしました。(2015・4・24)

アメリカの失業率解消法

2010年01月31日 14時45分06秒 | 思想信条
アメリカのGDP(=国内総生産)は5.7%増と6年ぶりの高い伸び率だそうであるが、失業率は依然10%と高い水準のままであると言う。
今朝の毎日放送「サンデーモーニング」で解説者の一人が言っておられたのによると、
現在のアメリカの工業と言ったら、武器製造業しか無い状態にあるから、売り上げを伸ばして景気回復を図るとしたら、武器輸出しか無い状態にあるのだそうである。
一頃のアメリカではいろんな産業が有ったのに、安い賃金を求めて漸次生産拠点を外国に移していったために、今や武器が唯一の工業生産品となっているそうである。

以前私は「恐竜を育ててしまったアメリカ」と言う記事を書いたことがあるが、アメリカ人の雇用は武器を増産するしか対策が無いのだろうか?
武器でも何でも作り続けているだけでは、在庫の山になってしまうだろう。
在庫の山を抱えたら、生産は縮小せざるを得なくなる。
在庫を処分したくても、平和時に調える武器の数には限度があり、いつか飽和状態となるだろう。
武器をどんどん消費させるには戦争しかない。

アメリカ人の雇用を守るために、アメリカは世界に紛争を起させ、争い続けさせると言うのが、
アメリカ大統領に期待されている職務であると、
現在のアメリカの失業者解消を模索する人達は考えているのだろうか?
最近アメリカが台湾に武器を輸出したと言うことで、中国政府が不快感を示していると言う報道が有った。
アメリカ人の雇用を守るために、オバマ大統領が(武器輸出をする事に)譲歩したのだろうと言う話である。
武器産業の雇用を守るために、更なる需要を武器産業側は期待し、政府に圧力をかけて来はしないだろうか?
そうしてアメリカの産業が活発に維持される為に、世界の人達は武器の餌食にされ続けねばならないと言うことになりはしないだろうか?

こんな産業を野放しに成長させたら、最後はどうなるか?
オバマ大統領がその言葉通り、チェンジを考えていた人であったならば、
現在のアメリカの恐ろしい現実に、慄いておられるのではないだろうか?