春 夏 秋 冬

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成人の日

2010年01月11日 16時19分42秒 | 日常徒然
以前は成人の日は1月15日に決まっていたのが、小泉政権の時に第2月曜日に変えられて、毎年成人の日が違う日になるようになって、ちょっと戸惑ってしまうが、今日は成人の日であった。
今年も成人の日の集まりで、若者が荒れると言う事件が多発しているらしい。
今のように、学校を卒業しても就職も儘ならない状態にあると、荒れたくなる気持ちも分からないではない気がするけれど、折角の成人式に逮捕されるような事になっては、あまりにも悲惨な気がする。

今日は11日なので、例によって立木観音にお参りした。
3日の初詣に続いて今年2回目のお参りである。
今日はもう11日になっていると言うのに、3日と同じくらいの参拝者で、
大勢の人が鐘楼に続く石段に行列しておられたので、今日も鐘を突くのは諦める事にした。

帰り道石段をくだっていたら、まだ2~3歳位の小さい子供さんが、頑張って自分で登ってこられる姿が、次々に目に入ってきた。
全行程を自分で登られたのではないかもしれないけれど、
まだ1歳半と言う子供さんまで、頑張って上っておられたのには、驚いてしまった。
時々、大人に抱っこされてこられる子供さんも無いではないけれど、
大多数の子供さんが、子供にとっては相当高いはずの石段を、一
段一段頑張って登っておられる姿を見ると、日本の未来もそう捨てたものではないのかもしれないと、気持ちが明るくなってくる気がした。

昔の私達夫婦は娘がちょっと、しんどいと言ったらすぐに労わって、
夫などは特におんぶとか抱っことせがまれたら、すぐに「おんぶに抱っこ」の口だったので、
まだ小さな子供さんを励まして自分の足で登らせ、頑張る事を教えておられる親御さん達に、頭が下がる思いがした。
小さい時散々甘やかしておいて、大人になってから、とやかく言っても始まらないのに、ついぼやいてしまうが、
娘はむしろ被害者と言えるのかもしれないと思う。
必要以上に甘やかして来たことを、娘に対して申し訳なく思っているが・・・・・

あの小さな子供さんたちが、成人されるころの日本がどういう国になっているか?
どうか今より健全な国になっていますようにとひたすら祈られる。

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