さよなら赤バス

大阪市内各地をチョコマカと走り回っていた市営の小型バス（通称赤バス）が昨日をもって運行を終了した。

小回りの効く小型車両のバスで運賃は100円均一。
地域密着を目指し、大型バスの乗り入れられない区間などを細やかに走り回っていた。
だが、利用収入は芳しくなく、結局赤字に伴う廃止は免れなかった。

運行されていた29系統の内、比較的利用者が多かった3系統は一般バスの路線として引き継がれた。
しかし運賃は200円となり、これまで同様の利用客が見込めるかは怪しいところである。

市内を車で走っていると当たり前の様に見かけたこの赤バス。
もう目にする事は無いんだなぁ。
見慣れた物が無くなるってのは、やっぱりチョット寂しい気がするね。

役目を終えたこのバスは、どこかへ売却されるのだそうだ。
今後どこを走るのかは知らないが、その特徴ある車体の事。
もし見掛けたら、色が変わっていても元赤バスだと一発で分かるだろうな。