環状線から阪和線へ

春は異動の季節。
と言う訳では無いのだが、先まで大阪環状線を走っていたオレンジの103系が阪和線へやって来た。

これまでに転属したのは6両に組み替えられた編成が3本。
特急車両を含め、ブルー系主体の阪和線ではかなり目立つ存在となっている。

3編成もあるので暫くはこの色を目にする事ができるだろう。
しかし、撮れる時に撮っておこうと、お手軽撮影地である浅香の鉄橋へ行って来た。

さすがに3編成もあると遭遇率も高い。
特に運用を調べていなくとも、今であれば朝のラッシュ時を狙えば難無くカメラに収める事ができるだろう。

オレンジの103系が阪和線を走る事自体は今回が初めてではない。
だが、ここ浅香の鉄橋を走る姿は私にとって初めて見る光景だ。

「ここは本当に阪和線なのか」と思うくらいの違和感を感じながら撮った一枚である。

面倒クサそうに…

ポカポカと暖かい日が続く様になってきた今日この頃。
冬場は一日中犬小屋で丸くなっていたアルも、ここ最近は日なたでウトウトしている事が多い。

そんな姿を撮ってやろうとカメラを持って近づいた。

しかし、起きる気配は全く無し。
いや、起きてはいるのだが、全然興味を示さないのだ。

「アル」と名を呼んでも面倒クサそうに目を開けるだけ。

う～、この態度。なんかムカつく…　

怪しい匂いがプンプンする

自販機で見つけた何となく気になるドリンク。
『ホットケーキ味ミルクセーキ』
怪しい匂いがプンプンするドリンクだ。

ホットケーキと牛乳を混ぜてミキサーにかけた様な味なのか？
確かに気にはなるが、何故かあまり飲んでみたい気はしない。
果たして売れているのだろうか。

多少の迷いはあったものの結局買わず。

自販機の前でカメラを構え、写真だけ撮って何も買わずに去る私。
怪しい匂いがプンプンする男である。

間違えた…

昨日今日の報道で既にご存知だろう。
東京電力が、先に発表した放射線量の値が間違いであったと訂正した一件だ。

発表した数値があまりにも高いと原子力安全委員会に指摘され、再度測定したところ、実際にはそれよりかなり低い値だった。
あり得んでしょう、こんな事。

もちろん間違いは誰にでもある。
が、それが許されるのも時と場合によりけりだ。
少なくとも今この状況で許されるものではないのは明らかだ。

数値があまりにも高い事に疑義を持たれ発覚した今回の間違い。
では、逆に実値より低く測定されていたとしたらどうだっただろう。
いや、そもそも現在までに発表されている数値が正しいと言い切れるのか。

これらの値は、今後の対策を考える上での大前提となるものだ。
それを「間違っていました。ゴメンなさい。」で済ませる気なのか。

最近は、東電も慣れてきた様で、毎日の会見を数時間毎の単なる状況報告として、半ばイヤイヤやっているのが見て取れる。
資料を用意し、それを読むだけの単なる作業。
迷惑を掛けたという謝罪の意が全く感じ取れない。

余談を許さぬ状況は現在も続く。
これ以上の間違いはあってほしくないものだ。

ここに来て症状が…

今シーズンは、何とか無事乗り切れるかと思われた花粉症。
だが、ここに来て症状が出だした。

瞼の裏に小さな出来物が出来たらしく、それが痒くて涙が止まらず。
鼻は鼻で粘膜が炎症を起こしている様で、ハナをかむと薄い血が…
おかげで普段は特に使う事の無い、車の空気清浄機もスイッチが入りっぱなしだ。

正直、効果があるかどうかは分からない。
でもスイッチが入っているだけで、何となく症状がマシになる気がしないでもない。

とにかく、早く治まってほしいものだ。。。

あの桜の木が…

去年一昨年と桜の時期に撮影に訪れた阪堺線の高須神社～大和川。
小さな公園に咲く桜をバックに撮影できるお気に入りのポイントの一つだ。
さすがにまだ開花は早いだろうとは思いながらも様子を見に行って来た。

現地に着いてみると何か様子が違う。
あれ…？
桜の木が…

無い

公園の植え込みにあるはずの桜の木が見あたらないのだ。
訳が分からず近くに寄って見てみると、そこには切り株だけが残っていた。

えっ、何で？
去年はあんなに綺麗に咲いていたのに。


以前、近所の方に聞いた話では、植えられて40～50年になる木だとの事だったが、急に枯れてしまったのだろうか。
何にしても残念だ。

今年の桜はどこで撮ろう。
これは、計画を練り直さないといけないな。

大館鳳鳴の応援団を乗せて

震災の悲しみを吹き飛ばすべく甲子園で始まった春の選抜高校野球。
第一試合で天理と対戦した大館鳳鳴の応援団を乗せた臨時列車が、今朝早朝に大阪駅へ到着した。

使用された車両は秋田の583系。
JR東日本の車両で、大阪ではなかなかお目に掛かれない車両だ。

この車両は、東京ディズニーランドへの団体列車として、あと数回使用された後の廃車が予定されていた。
だが、この震災の影響で東京ディズニーランドが営業を休止したためツアーも中止に。
結果、このまま動く事も無く廃車かと思われた。
それが急遽、甲子園臨として今朝の来阪である。

朝起きてみると、普段であればパスする様な雲の多い眠たい天気。
しかし、二度と撮る事が出来ないと覚悟していた国鉄色の583系だ。
最後のお別れにと、いつもの上淀鉄橋へ朝だけチョコッと行って来た。

急な登板だった事と、大阪6:26着と早かった事もあってか、ここでの撮影者は15人程とかなり少なめだった。
雲の間からの日差しを期待するも願いは叶わず。
応援団を乗せた列車は、時刻通りにやって来た。

残念ながら大館鳳鳴は負けてしまった。
だが、あえてこの時期に甲子園でプレーできた事は、彼らにとって何物にも代え難い価値ある記憶となるだろう。

ただちに影響が出ないレベル

原発事故での周辺の空気汚染。
そして今度は食品や水にも。
時間が経つにつれ、様々な場所や物から規定レベルを超える放射線が測定されだした。

政府は会見で、それらを公表する度に「ただちに身体へ影響の出ないレベル」だと言う。
政府発表が正しい数値であるとすれば、確かにあえて警戒するレベルではない。
しかし、その「ただちに身体へ影響の出ない」という言い方が、私には少し引っ掛かるのだ。

ただちに影響が出ないかも知れないが、後々には影響が出るかも知れないよ。
暗に、そう言っている様に聞こえてしまうのだ。
あの言い方が、人々に政府への不信感を与え、また不安感を煽っている一因であると私は考える。

確かに、万一の事を考えて、断言を避けた言い方をする政府側の気持ちも分かる。
だが、あの言い方では「食した瞬間にブッ倒れる」くらいのレベル以外は全て安全なレベルであるかの様だ。

国民が知りたいのは、形だけの安全性ではい。
安全であるならどれくらい安全なのか。
また危険性があるのであれば、どの程度のリスクを負うものなのか。
それらの正確な情報と今後の対応策なのだ。

テレビの番組で最近多いのが、原発や放射線関係の大学教授らによる解説や説明だ。
教授が、ベクレルやマイクロシーベルトの具体的な数値を出し、「これらは心配する事の無いレベルです」と説明してくれる。
それらの説明は、政府や東電の会見より見ていてずっと分かり易い。
いっその事、会見には識者を同席させてはどうだろうか。。。

10日が過ぎて

震災後10日が過ぎた。
大阪ではテレビも既に通常番組に戻り、生活の上では震災前とほぼ変わりは無くなった。
関東のコンビニは今でも品不足らしいが、こちらは震災直後一時的に電池が品薄になった程度。

パチンコ屋へ足を向けると、店は10時になると当然の様に開店し、客は何事も無かった様にパチンコを打っている。
壁に業界イベントの中止の告知チラシが貼ってあっただけで、震災前と何ら変わる所は無い。


そう言えば、日に2～3通届いていたイベントメールが自粛とかで届かなくなってたっけ。

西と東で、これほど生活に差が出ている事が何だか信じられない。
東北や関東は、未だ品不足や停電で不便なままなのに…

西日本に住む者にとって、今までと何ら変わりの無い生活を送れるというのは大変ありがたい事だ。
だが、住む家さえ無くなり避難所暮らしの人が大勢いる事実。
それを思うと何だかチョットやり切れない。。。

電力不足のこの時期だから

普段利用しているコンビニが節電のため照明を落として営業していた。
東日本の電力不足を考慮してのものだろうか。
だが、残念ながら我々西日本の者が節電したところで、さほど東日本の電力不足の足しにはならないのだ。

それを知ってか知らずかは分からない。
しかし、その姿勢は大いに評価できる。
東日本の足しにはならないが、西日本に住む者もその意識を持つ必要はあるだろう。

そんな努力をしている企業もある中、解せないのがプロ野球のセ・リーグだ。
25日のオープン戦を東京ドームで開催するという。
電車を間引いてまでの電力節約をよそ目に首都圏のド真ん中でナイターだと。
全く何考えてるんだろね。

当日の計画停電対象地区なんてナイターのために停電させられる様なものだ。
そりゃ苦情が来るのも当然だ。
どっかのオッサンは、これだけの災害後にも関わらず「延期する理由が無い」なんて言っていたが、やはりパ・リーグ同様セ・リーグも開幕は4月まで延期すべきだったのではないだろうか。

ドームでの開催については現在協議されている様だが、これについては是非考え直してもらいたいものだ。

産経新聞紙面の写真

今朝の産経新聞に載っていた写真である。
大阪市営の乗合バスが、岩手県大槌町で雪の中を大阪府緊急消防援助隊の足として走っている姿だ。
他にも大阪市の消防車両の写真もある。

大阪の人間にとって、あまりにも分かりやすい画だ。
普段見慣れた地元大阪を走るバスが、大阪の援助隊と共に震災救援のために遠く離れた東北の地で活躍している。
見た瞬間心が熱くなった。

避難所での切羽詰まった生活が日々報道されている。
本当に大変だと思う。
大阪は元より、日本中が一つになっての復興支援。
一歩づつではあるが確実に支援の手は伸びている。
被災者の方々には何とか頑張ってもらいたい。

（今朝の産経新聞紙面を撮影）

何とかならないものなのか。。。

報道によると、福島第一原発へ外部からの電源が近々供給される見通しだという。
電気さえ通れば冷却系機能が復旧して状況は良くなると楽観的な空気も流れているが…

果たしてそう上手くいくものだろうか。

水素爆発であれだけ派手に建屋がフッ飛んでいるのだ。
その後、火が出て海水をブッ掛けたり。
ポンプ類を含む電気系統が無事であるとは到底思えないのだが。

いざ電気が通った。
途端、電気系統のショートが原因で火災。
冷却システム、ポンプが故障で動かず。
そんな間抜けな結果にならない事を祈らずにはいられない。

今日は今日で、高圧放水車での放水が届かなかったとか。
関係各所はいろいろ考えてやっているのだろう。
だが、やる事やる事が効果無かったり、後手に回ったりと、側から見るとどこか抜けた感がするのは否めない。

「冷静に。心配無い。」
それとは裏腹に「3号機は今日が限度だ。」とか。
何が言いたいのかよく分からないが、深刻な状況であるのは間違い無い。
何とかならないものなのか。。。

最近のテレビCM

テレビを観ていてお気付きの方も多いだろう。
ここ最近、同じCMが繰り返し流されている。
「♪エイシ～」ってのが耳に付いて離れないACジャパンのものだ。

実は、これ。企業の営利目的CMではない。
震災後、商品CMを自粛している企業が多く、その差し替えなのである。
確か阪神淡路大震災の後もテレビCMはこんな感じだったと記憶する。

さすがにどの企業も気を使っているなと思っていた矢先、昨夜いきなり某メーカーのパチンコ新機種のCMが流れていた。

正直、これには呆れ返った。
この状況で何が新機種だ。
西側のみで流したCMだろうが、もう少し配慮できなかったのだろうか。。。

危機的状況

既にニュース等で報道されている通り福島第一原発で危機的状況が続いている。
政府や保安院、東京電力が会見で状況を説明してはいるが、これが要領を得ていないと言うかハッキリせず、また内容がバラバラなのだ。
唯一分かるのは、「現状では詳しい事は分からない」「調査中である」って事だけだ。

言葉を選んでいるのだろうが、「～の可能性が無い訳では無い」とか妙な言い回しで煙に巻こうとしている様にも見える。
「可能性が無い訳では無い」ではなく、「可能性がある」と何故言わないのか。
「爆発的事象が発生したと考えられる」等と表現せず、何故「爆発事故が起こった」と言わないのだ。
あんな会見を見ていると、逆に不信感や不安感が生まれてきてしまう。

良い知らせであれ悪い知らせであれ、国民は今起こっている事の正確な情報が欲しいのだ。
変に言葉を選んだ言い回し等ではなく、もっと具体的で分かりやすい説明をする気は無いのだろうか。

現在の放射線量が何マイクロシーベルトだとか、「炉心溶融が起こっている可能性が否定できない」など、既にニュースで報道されている事などどうでもいいのだ。
炉心溶融がこのまま進めばどうなるのか。また、格納容器が破損してしまった場合は？
その場合の我々はどうすれば良いのか。このまま避難所にいるだけで良いのか。
既に避難されている周辺住民は、そんな一歩踏み込んだ説明を求めているのだはないだろうか。

原発や放射線の危険性など具体的に理解している者なんてほんの一握りだ。
ほとんどの人が何となく危ない物だと認識している程度だろう。
放射線は目に見えないし、少量であれば浴びてもすぐに身体的異常は現れない。
そんな事から、放射線より杉花粉の方がよっぽど厄介だと思っている人もいるかも知れない。

下手に不安を煽るのはどうかとも思うが、後々チエルノブイリやスリーマイルの原発事故と比較され、語り継がれる規模の事故である事は間違い無いのだ。
もちろんこのまま事態が終息してくれるに越した事はないし、私もそれを願っている。
しかし、そろそろ最悪の事態に陥った場合の対処方法を説明しておくのも時期尚早ではないだろう。

今後の会見内容がどうであったとしても、当面予断を許さない状況である事は間違い無い。

これでいいのか？ 計画停電

昨夜8時過ぎに発表され、今朝6:20から実施予定だった関東地方の輪番による計画停電。
電力の需要と供給の関係による結果だそうだが、結局今日は夕方以降の一部のグループで実施されただけだった。

昨日の今日で、準備時間が足りるのだろうかと心配していたのだが、多少の時間稼ぎはできただろう。
しかし、電車等の交通機関は大きく乱れ、人々の生活にかなりの影響が生じた。

昼間の停電が避けられた事はありがたい。
だが、実際のところ停電するかしないのかハッキリしないのが一番困る。

停電するにしても予め分かっていれば、それなりの計画が立てられる。
しかし今日の様に、数時間前になるまで実施か否かの発表が無い。
しかも実施されるのはグループ内の一部だけで、停電の始まる正確な時間さえ不明。
実際に停電が起こるまで自分の関係する地域がその対象であった事すら分からない。

さすがにこれではどうしようもない。
計画停電とは言うものの、ちっとも計画的ではないではないか。

停電させれば確実に節電になる。
その場の需要と供給の関係によらず、数日の余裕を持たせた上で今後の予定を告知し、予告停電させるべきだろう。
その方が助かると考える人や企業は多いと思うのだが…　

とにかく、今日のやり方は明らかにマズイ。
こんな方法で数ヶ月もの間、計画停電が続けられる訳が無い。
ちなみに今現在、東京電力から明日の停電の詳細予定すら発表されていない。

大阪在住で、この計画停電には直接関係しない私ではあるが、今日の状況はさすがに気になってしまった。