素直になれなくて

シカゴの曲に「素直になれなくて」というのがある。
今日の自分の状態がまさにソレである。

バスケの試合があった。この大会で我がチームはしばらく
勝っていなかった。久しぶりに勝てそうな流れだったので、
１７点差開いてからだったら出してくださいといってあった。

第４Ｑの残り３分でその状態になったので、出場した。
パスミスを２つしてターンオーバーになったが、点差が開いて
いたのでそれは問題でなかった。

終了間際に吉原君が敵ボールをカットしたので、ゴールに向
かって走り始めた。ボクの数歩先にパスが飛んできたので、
エンドラインを割らない内に取ってシュートできるように必死に
走った。うまい具合にキャッチできてワンドリしてシュート。
見事に決まった瞬間に、自分のチームからだけでなく、２階席
の見物人からも沢山の拍手をいただいた。

通常の20，30代中心の大会に、オヤジのボクが出てシュートを
決めたので、よく頑張ったなといういたわりの拍手だったと思う。

実際そうなのだから、素直に喜べばいいのだが、いたわられたと
いうのが気になっている。もっと、素直になれよオレ。
凄くうれしくて、その場面を何回となく思いおこしているくせに。