「足の爪切り屋」フットケアしろくま+α 爪切りぶろぐ

足の爪切り屋として、日々かかわっている足や爪に関することを書いてゆきます。

高齢者医療「生活の質」維持が重要だ

2014-02-23 | フットケア

今日の産経新聞の社説に 高齢者医療の「生活の質」について
「胃瘻」を例に取り上げ 記事になっていました。

以下新聞の記事の一部です --------

いままでは、予防的に口腔ケアを十分にしないまま胃瘻にしたり、ものを飲み込む力を
回復させるためのリハビリをなされないまま放置される例が多く問題となっていた。

平成26年度からは、胃瘻を作る際の診療報酬を減額する。
一方で胃瘻の必要があるか、嚥下機能を検査する診療報酬を新設する。
患者や家族に説明し、買う服の可能性やリハビリ方法を相談することも求めた。

ーーーーーーーーーー

なんか、診療報酬が減額になったから胃瘻をつくる前によく考えよう的な流れはよくないかんじですが、
当たり前のこと「できるだけ口から食べらるようにする」そして、その人の今の状態にとって
一番よい状態を整えてゆく方法を考えてゆくことが大切なのだと思います。

なぜ、こんな話をフットケアをしている私が取り上げたかというと、先日、ちょっと残念なことがあったからです。

「老化現象だから様子をみてください」

足の爪が厚くなって、切れず、時々血が出ることもあるために皮膚科にかかった80代の男性が
皮膚科の先生に「様子をみてください」と言われたそうです。
80代ですが、自分の足で歩ける方ですが、厚い爪のままでは、バランスが悪く 歩行機能が低下してしまいます。
この方の今の状態にとって一番必要なことは、「厚い爪をととのえてあげること」なのではないでしょうか…
どんなに年をとっても歩けないと困ります。本人もご家族も… 「生活の質」大切です




最新の画像もっと見る

コメントを投稿