どっこいしょ

リハビリ奮闘記!!

訪問看護からのリハビリ(訪問看護Ⅰ5) 歩く 外に出る 笑顔につながった話

2015-06-20 16:34:30 | 日記

みなさんこんにちは。

エフビー地域リハビリステーション、理学療法士の小寺です

 

私たち(エフビー地域リハビリステーション)の本拠地である長野県佐久市は午前中は晴れ間も多かったですが、午後になると曇り空になりました。夕方には雨が降ってきました…。この時期はお決まりのパターンですね

 

さて、以前に訪問看護からのリハビリ(以下、便宜上「訪問リハビリ」とします)にて訪問した利用者さまの話をしたいと思います。

訪問リハビリとは…という話を始めようと思いましたが、書き始めると長くなりそうなので、ザクザクっと要約します

①利用者さま、ご家族様のご希望・ご要望  ②担当ケアマネジャーのケアプラン ③医師の指示

以上の①~③を中心にして訪問リハビリを進めていきます。具体的な話はまた別の機会に…

 

利用者さまの話に戻ります。この方は今までは体力に自信もなく外で歩くなんて私にはできないと思っていました。実際に初めて訪問した際にもそのような発言をされていました。そのような経緯もあり、ケアライフ聖に入居されてから、まともに外を歩いたことはありませんでした。

 

訪問リハビリにてまずは利用者さまの状態を評価します。ここでいう評価というのは、身体機能面、日常生活動作、活動や参加、その他、生活や動きに関わることを総合的に評価します。その中でも、他職種からみて一番期待されていることは、身体機能面や日常生活動作が中心だと感じています。しかし、本当は、そこからいかにして「活動や参加」に繋げられるかが大事なのです。もちろんそれはリハビリ専門職だけではなく、多職種連携がなければ成り立ちません。話がまたそれてしまいましたね

 

再び利用者さまの話に戻ります。今年の5月から訪問を開始しました。まずは前述したとおり評価を行います。評価を要約しますと以下になります。

 

①施設内の歩行はシルバーカーで自立している(おおきなふらつきはない)  ②筋力低下あるが年齢の割に保たれている  ③ご病気の影響が心配されたが、最近は安定している  ④屋外歩行の自信のなさは実際に行ったわけではないということ(例えるならば、食わず嫌い?)

本当はもっと細かい評価をしているのですが、便宜上大きく①~④にまとめました。以上のことから、「付き添いであれば屋外歩行が行える」という仮説を立てました。

 

そして5月の下旬に実際に屋外歩行を実施(評価)しました。最初のうちは利用者さまも不安でしたが、外に出るとこちらが想定していた以上の距離を歩かれました。

 

 

ちなみに、後ろに移っている建物は「エフビー介護サービス株式会社」の本社になります

 

とても気持ちが良かったのか、晴れ晴れとした表情をされていました。さすがに終わった後は疲労感があったようですが、心地よい疲労感だったそうです。したがって、前述した仮説は正しかったということになりまりした。

 

 

6月に入り、あいにくのお天気が続くので、先月よりは屋外歩行を行う機会が減ってしましたが、元気に日々を過ごされています。

今後は訪問リハビリ以外にも定期的に屋外歩行を行える機会を作っていくなど、「活動・参加」に繋げていければと思っています。

 

さて、最後に、一番上の写真は何を書いた絵でしょうか?

正解は「鍵」と「鍵穴」でした

かたつむりじゃありませんよ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いざ高崎! | トップ | あったかほーむ礎にて・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事