今日(6月18日)は、メストレから124km離れたヴェローナへ
途中通過したソアーヴェ地方は一面がブドウ畑。ソアーヴェの白ワインは、キャンティ、アスティに次ぐ生産量を誇っているそうです。
ヴェローナに着いて、観光のため市内を歩いていると、こんなものが家の入り口のドアにぶら下がっていました。現地ガイドさんの説明によると、ベビーが誕生すると皆に祝福してもらうために人形をぶら下げるのだそうです。男の子の場合はブルー、女の子の時はピンクで飾り、色を見ればどちらが誕生したか分かるようなっているようです。
ヴェローナと言えば、シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台となったところで有名。ここが「ジュリエッタの家」の入り口です。壁に落書きをすると恋の願いが叶うということで、沢山書かれていました。でも、落書きするところがなくなってしまうので、年に一度?全部消され、新たに書き込めるようにするそうです。
バルコニーから、ジュリエットが「ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」と嘆くシーンはあまりにも有名です。写真右上に写っているのがジュリエットの立っていたバルコニーで、思っていたより小さいですね。
前庭にはジュリエットの銅像があって、その前には写真を撮るために大勢の人が並んで順番を待っています。ジュリエット像の右胸を触ると恋が成就すると言われているので、皆、右胸を触っているポーズで記念写真を撮っていましたが、黒衣(くろこ)おじさんは?遠慮しました。
「ジュリエッタの家」の入口の隣には刺繍をしてくれる店がありました。店に入ると無料で名前を刺繍してくれると言うので、看板おばさん早速刺繍してもらいました。店の中を覗いてみると、かわいいエプロンがあったので、孫ににお土産と買い求め名前を刺繍してもらいました。これでイタリアの良いお土産ができました。
ヴェローナの黄金時代を築いたスカラ家の領主の墓。墓を囲んでいる鉄格子の模様はスカラ家の家紋で、写真では小さすぎてよく分かりませんが四枚の花びらの中央に階段が配置されています。スカラ家のスカラとは階段という意味。
「シニョーリ広場」は、ヴェローナの行政の中心であった所で、ルネサンス様式の回廊が広場を取り囲んでいます。広場中央にはダンテ像が立っていますが、ダンテがフェレンツェを追われヴェローナに滞在していた時、スカラ家に招かれ歓待を受けたことから、スカラ家の館のあるこの広場に建てられたのでしょうか。「シニョーリ広場」とは「紳士たちの広場」という意味。
ヴェローナの中心「エルベ広場」。ローマ時代には市民が裁判や政治集会が行われた公共の広場だったそうです。広場中央には「ヴェローナドンナ」といわれる噴水があります。
「エルベ広場」のエルベとは野菜のこと、その野菜が売られていたことから付いた名前。今も果物や野菜、お土産屋さんが所狭しと並んでいてにぎわいを見せています。若干、自由時間があったのでお店を覗いていたら、冷えて美味しそうなストロベリーがあったので早速買って食べてみました。 あま~い!
ブラ広場の円形劇場(アレーナ・ディ・ヴェローナ) 紀元1世紀の建築物で、2000年以上経った今でもほぼ原型 のまま残っています。
このアレーナでは毎年夏に野外オペラ(アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭)が上演されます。
今年は、2012年6月22日から9月2日まで演奏。 演奏プログラム ドン・ジョヴァンニDON GIOVANNI(モーツァルト)、アイーダAIDA(ヴェルディ)、カルメンCARMEN(ジョルジュ・ビゼー)、ロミオとジュリエットROMÉO ET JULIETTE(シャルル・グノー)、トスカTOSCAとトゥーランドットTURANDOT(ジャコモ・プッチーニ)。
イタリアから戻ってテレビを見ていたら音楽祭の模様が放映されていましたが、この音楽祭のために世界各国から集まってくるんですね。会場となる円形劇場は見て来たばかりなのでこの音楽祭、親しみを感じてしまいました!
午後は最後の観光地ミラノへ。
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