映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(雑記帳)「夏祭り」

2006-08-23 00:13:17 | 雑記帖
 若い世代の人たちが中心のボランティアの皆さんが主催して、近くの神社で「ふるさと夏まつり」が行われました。
 お盆休みにふるさとへ帰ってきた人たち、実家へ先祖様のお墓参りに帰って来た家族連れ…残り少なくなった夏休みを惜しむようにはしやぐ子供達…いつもは静かな神社の境内は今夜ばかりは結構賑やかです。
 子供達には懐かしい夜店で焼きそばや、焼きイカが食い放題…食い飽きたら大人も子供も全員参加で、ビンゴゲーム…賞品は各家からの持ち寄りや拠出品ですが、それでも予想以上に集まってドカンと大山盛り…中には結構な値打ちモノもあるみたい…
 最後に「綾小路きみまろ」のビデオをみんなで「鑑賞」…??
 大笑いしてからの後片付けは若い人たちにお願いして、「きみまろ」サマに指摘されるまでもなく、あちこちに油切れが目立つ自分の「耐用年数」や、連れ合いの「賞味期限」などを考えながら家路につきました。
 

(バーチャル・ツアー)(12)「前穂高岳」

2006-08-23 00:12:39 | 旅 おでかけ
「氷壁」の続きです。
 昭和31年1月1日朝8時ちょうど…奥又白池の畔で一泊した二人は、前穂北壁からAフェースを経て頂上に登頂する計画をいよいよ実行に移します。
 午後3時北壁を登り切ります。
 3時30分Aフェースに取り付きますが、5時半頃には暗くなってきて登攀を断念、Aフェースの上部でビバーグすることになります。僅かな岩の隙間で睡魔と寒気に耐えながら、二人はお互いに励ましあいながら一夜を過ごします。
 1月2日雪は小止みになり二人は登頂を決断します。あと僅か30mで登頂は完了なのです。二人の念頭には「戻る」と云う考えは全くありませんでした。
 登攀を始めてから1時間半かかって20m登りました。
 あと残す距離はわずか10m…
 二人はタバコを一服吸うと
 最後の登攀に挑みます。

 このあたり…私はスリルに胸をドキドキさせながら読んだのは、まだ22歳ぐらいの頃だったかな…
 読み残すと気になって仕方がないし、明日に差し支えるから無理に眠ろう…と思うと余計に寝られず…それに二人の女性がどうなるのか…などと思うと、益々眠れない寝不足の日が続きました。