私の住む県は「母なる湖」に近いので水質などについては結構うるさいところです。
特に排水規制などは企業などは勿論、一般家庭でもお隣の府県に比べて条例により厳しく規制されています。
ところで京都の近辺を徘徊していて時々「名水」なるものにぶつかります。
中でも有名なのが先日触れたばかりの「音羽の滝」ですが、私が味わった「名水」で有名な水の一つに「醍醐の水」があります。
この水は西国三十三箇所第十一番札所「上醍醐寺」に湧き出る霊泉で、かってこのお寺を開いた弘法大師の孫弟子の理源大師が、この水を一口飲んでその美味さに「ああ、醍醐味なるかな…」と嘆賞したといわれる名水です。
このお寺は標高450mの高い場所にあり、この名水を味わうには九十九折の山道を登らねばなりません。が、首尾よくお寺まで上がってから戴く水の美味しさは一口に表現出来ないほどの味です。
「醍醐味」と云う言葉の発祥の地とされるだけに、多少は辛くとも一度は味わうだけの価値がある名水かな…と思います。
駒敏郎著「京洛名水めぐり」には「太閤井戸」「弁慶水」などなにか曰くありげな名水の数々が、五十数箇所にわたって紹介されています。
中には見落としましたが行ったばかりの鞍馬寺奥の院に、「牛若丸息つぎの水」があるそうな。牛若丸が天狗のお相手のために鞍馬寺から出かけた時に、ここで一服して水を飲み息を継いだと云う伝説の水があるそうです。
こんな風にいつもは見過ごしているかも判らない、京都の名水を紹介していますが直接味わうことは出来ずとも、読むだけでも楽しい本でした。
特に排水規制などは企業などは勿論、一般家庭でもお隣の府県に比べて条例により厳しく規制されています。
ところで京都の近辺を徘徊していて時々「名水」なるものにぶつかります。
中でも有名なのが先日触れたばかりの「音羽の滝」ですが、私が味わった「名水」で有名な水の一つに「醍醐の水」があります。
この水は西国三十三箇所第十一番札所「上醍醐寺」に湧き出る霊泉で、かってこのお寺を開いた弘法大師の孫弟子の理源大師が、この水を一口飲んでその美味さに「ああ、醍醐味なるかな…」と嘆賞したといわれる名水です。
このお寺は標高450mの高い場所にあり、この名水を味わうには九十九折の山道を登らねばなりません。が、首尾よくお寺まで上がってから戴く水の美味しさは一口に表現出来ないほどの味です。
「醍醐味」と云う言葉の発祥の地とされるだけに、多少は辛くとも一度は味わうだけの価値がある名水かな…と思います。
駒敏郎著「京洛名水めぐり」には「太閤井戸」「弁慶水」などなにか曰くありげな名水の数々が、五十数箇所にわたって紹介されています。
中には見落としましたが行ったばかりの鞍馬寺奥の院に、「牛若丸息つぎの水」があるそうな。牛若丸が天狗のお相手のために鞍馬寺から出かけた時に、ここで一服して水を飲み息を継いだと云う伝説の水があるそうです。
こんな風にいつもは見過ごしているかも判らない、京都の名水を紹介していますが直接味わうことは出来ずとも、読むだけでも楽しい本でした。