映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(タマには本も)「京洛名水めぐり…醍醐の水」

2006-08-12 00:09:36 | 読書
 私の住む県は「母なる湖」に近いので水質などについては結構うるさいところです。
 特に排水規制などは企業などは勿論、一般家庭でもお隣の府県に比べて条例により厳しく規制されています。
 ところで京都の近辺を徘徊していて時々「名水」なるものにぶつかります。
 中でも有名なのが先日触れたばかりの「音羽の滝」ですが、私が味わった「名水」で有名な水の一つに「醍醐の水」があります。
 この水は西国三十三箇所第十一番札所「上醍醐寺」に湧き出る霊泉で、かってこのお寺を開いた弘法大師の孫弟子の理源大師が、この水を一口飲んでその美味さに「ああ、醍醐味なるかな…」と嘆賞したといわれる名水です。
 このお寺は標高450mの高い場所にあり、この名水を味わうには九十九折の山道を登らねばなりません。が、首尾よくお寺まで上がってから戴く水の美味しさは一口に表現出来ないほどの味です。
 「醍醐味」と云う言葉の発祥の地とされるだけに、多少は辛くとも一度は味わうだけの価値がある名水かな…と思います。

 駒敏郎著「京洛名水めぐり」には「太閤井戸」「弁慶水」などなにか曰くありげな名水の数々が、五十数箇所にわたって紹介されています。
 中には見落としましたが行ったばかりの鞍馬寺奥の院に、「牛若丸息つぎの水」があるそうな。牛若丸が天狗のお相手のために鞍馬寺から出かけた時に、ここで一服して水を飲み息を継いだと云う伝説の水があるそうです。
 こんな風にいつもは見過ごしているかも判らない、京都の名水を紹介していますが直接味わうことは出来ずとも、読むだけでも楽しい本でした。  
  

(清水・鞍馬)「貴船川]

2006-08-12 00:09:08 | 旅 おでかけ
 ケーブルで下山して仕舞ったのですが、なにか少し心残りがしないでもありません。それは「火祭り」で有名な由岐神社へ、お参り出来なかったことです。
 それにひよっとしたら宇宙人…?と思われる「魔王尊」を祀りしてある「奥の院魔王殿」へお参い出来なかったことです。
 なにか不思議な神秘につつまれた行事みたい…少し興味がありますが、なにか心臓がドキドキしそう…です。

 などと思いながらあんまり時間はないのですが、貴船の方へ行ってみることにしました。分岐点からしばらく走ると清流のそばの木陰で、車を停めて水遊びをしている家族連れも多く見られました。

(清水・鞍馬)「貴船 道…狭い」

2006-08-12 00:08:40 | 旅 おでかけ
 実はこのあたりへクルマを置いてぶらぶらと、貴船川に沿って散歩しながら歩いていくつもりでしたが、家内が歩くのはイヤと云う意見で車で行けるとこまで行って見ようかな…ということになりました。
 そこで上流を向いて走り出したのですが、これがまた大誤算でだんだん道幅が狭くなって来て、すれ違いだけでも大変…京都市内は「軽自動車」に限る…と云う鉄則を守らなかった罰を、たっぷりと味わう結果になりました。
 と、人出や駐車場難で貴船神社お参りなどはあきらめて、おとなしく帰路に着きました。

 あとで判ったことですが「鞍馬・貴船」のモデル・コースは電車利用で
 叡山電鉄「貴船口」-(以下徒歩)鞍馬寺西口ー奥の院魔王殿ー木の根道ー背比べ石ー鞍馬寺本堂金堂ー由岐神社ー鞍馬山門ー叡山電鉄「鞍馬」駅ー京都
 と云うのが一般的なコースのようでした。
 車よりも電車の方がやっぱり効率的に鞍馬・貴船の魅力を味わうことが出来そうでしたが、やはり「下調べなし」の「思いつき」は失敗の巻きでした。

 比叡山 鞍馬山…と京都近郊の山を歩いていたのですが、次回はどこでしょうか
 懲りずにお付き合いをよろしく…