地底人100物語

相手にとって不足なし

ゑしんの里「やすらぎ荘」

2018年01月29日 | 新潟の地底人
ゑしんの里「やすらぎ荘」

今回やって来たのはゑしんの里「やすらぎ荘」。
上越市の板倉区、地滑り資料館の近くにある。

ここは泉質の異なる2種類の源泉を利用している、いわゆる1粒で2度おいしい温泉施設。
その源泉も地滑り防止施設から湧出しているというレア物なのだ。

施設へ向かうと、玄関先では燕がお出迎え。
この季節の燕は清々しくて好きだなぁ。

脱衣所にあった掲示版。

手前が「飯田温泉」で単純硫黄泉
奥が「大峰温泉」でナトリウム塩化物泉
とある。

実際に浴室に入ってみるとこんな感じだ。

別な角度からはこんな感じ。

見た目はいずれも無色透明で違いは無さそうに見える。
ごくほんの僅かに飯田温泉が白っぽいような気もしたが…
あとから来た親子連れは「何が違うんだ?」と言っていた。
確かに見た目に違いはほとんど感じられない。

しかし、湯に入り比べると別物であることが明確。
肌触りが全然違うのだ。

飯田温泉はスベキシ。


大峰温泉はヌルスベ。



とは言え、湧出量が少ないため、加水・加温・濾過循環・塩素系薬剤あり。
豪快な湯使いとはいかないながらも、泉質の違いを感じられるのは源泉のポテンシャルの高さなのだろうか。

湯上りは裏手の空に舞う鯉のぼりを見てクールダウン。


飯田温泉
総硫黄の項で温泉に該当
11.5℃ 1.7L/分(掘削自噴) pH6.4 成分総計273.3mg/Kg
調査及び試験年月日 平成26.9.29

大峰温泉
ナトリウム-塩化物冷鉱泉
12.3℃ 1.4L/分(掘削自噴) pH7.9 成分総計2923.3mg/Kg
調査及び試験年月日 平成26.9.29


新潟県上越市板倉区久々野1624-1
TEL 0255-78-4833


2017年5月の入浴メモより

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