岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

田園讃歌 3

2007-10-28 23:14:09 | 建見楽学


埼玉県立近代美術館。この建物は、先日故人となった黒川紀章の設計、昭和57年。ということで、開館25周年。

台風の影響で、雨が上がりそうにない。

田園讃歌 2

2007-10-28 23:01:56 | まちづくり


埼玉県立近代美術館の所蔵品であるクロード・モネの「積み藁」。
(北浦和駅構内の看板)

そうした農村風景を描いた近代絵画を中心に企画された開館25周年記念展。
館の依頼で、張り切って、わらぐろ製作をと意気込んで上京したものの、台風20号の急接近で埼玉は生憎(あいにく)の雨。

松山空港から羽田へ。

2007-10-26 23:43:01 | まちづくり


久々の上京なれど、今日のフライトは凄かった。
乱気流のせいで、まぁ上下に揺れるは、尻が浮きそうなくらい一瞬に落ちるは。機内からは、ヒャー、とかワァーとかの悲鳴も。 30分遅れで羽田に着陸した時には、流石にみんな安堵の表情。
やーれやれ、の思いで埼玉の県立近代美術館へと急いだのだった。

埼玉へ“わらぐろ”づくりに。

2007-10-24 11:02:23 | まちづくり


埼玉行きが近づいて来た。

週末の27日から12月16日まで、埼玉県立近代美術館にて、開館25周年記念展「田園讃歌」の企画展が開催される。
これは、ミレーの「落穂拾い」などの農村風景を描いた西洋名画や、積み藁の写真などを通じて、豊かな農村文化と美術との関わりを、洋の東西を問わずに語りかける企画となっています。

しかも、今回の美術展は、単にそうした作品展示にとどまらず、我々の「宇和わらぐろの会」にもオファーがあり、実際に“わらぐろ”を製作することにもなりました。名づけて「みんなでつくる・・・積み藁プロジェクト」。(我々は前日の26日に出発し、製作準備にかかります。)
他に、大分県からは“わらこづみ”、島根県からは“ヨズクハデ”なども製作展示されます。つまり、埼玉県立近代美術館に入る北浦和公園のアプローチに、わらぐろパビリオンがいくつか立ち並ぶワケです。

27日当日には、わらぐろ製作や注連飾り、鶴・亀などの藁クラフト、などのワークショップ、あるいはシンポジュームなども企画されていて、都会の人たちとの楽しい交流が期待されます。

めったにない企画なので、東京近郊の方には是非参加して頂きたい催しです。

卯之町の秋祭り

2007-10-24 10:16:59 | 季節感


この22日、所用で卯之町に出かけると、運よく祭りに出くわした。神領にある三島神社の秋祭り。いつになくにぎやかな商店街で、丁度「牛鬼」が練っているところだった。

わらぐろ製作 ⑦

2007-10-20 10:14:40 | 季節感


わらぐろを15基全て作り終えると、流石に日没となりました。

この田んぼは、このまま半年間この状態で“わらぐろ”風景が楽しめるので、朝もやや雪の頃など、アマチュアカメラマンの格好の被写体となる。

来春の4月8日、山田薬師の縁日には、ここを会場に「第五回わらぐろ写真展」も予定している。

また、今回の工夫は、上空からの写真撮影でお見せ出来ないのが残念だが、中央に大きなワラグロ、その周囲に12基の少し小さなワラグロ。
つまりは日時計仕立てにしていて、真ん中の大きなワラグロの影が指針の役割で時刻を知らせる手はずである。
きっと、どこかにそれを書いておかないと分からないかと思うので、近く看板でも立てようかと思っている。

わらぐろ製作 ⑥

2007-10-20 10:05:03 | 季節感


実は、このテッペンの部分の仕上げが一番難しい。

乾燥している藁はすべり易く、実際にやってみると分かるが、ナル(柱)にしばりつける際に、ナカナカきつくしばれない。不安定な場所での力技でもある。

因みに、今回は岡目八目も藁投げだけでなく、二基ほど作らせてもらったが、四苦八苦が正直なところ。特に、肩から上の屋根(三角の部分)のところが至難の業。

何事も、名人ほど、はたから見ているといとも簡単そうに積み上げてゆく。

この日は、愛媛新聞や、日本農業新聞、あるいはテレビ朝日の取材を受けたのだが、岡目八目が必死で製作中にテレビ取材されたので、果たしてどう編集されているやら。
わらぐろの上でマイクを向けられても、息は上がっているし、冷静な受け答えの余裕はアリマセン。

テレビ朝日の放映予定は、10月31日(水)PM6:17~とのこと。