今日の午後は、手紡ぎです。月に一度の、この手紡ぎとても楽しみです。
今回は、染めた原毛を、紡ぐために、まず、ブラシでといてふわふわにしました。(これを、コーミングといいます)そしてもう一つは、紡いだ糸を、双糸と言って、二本取りにしました。一本では途中で切れる恐れがあるからです。
そして、今回作るウールの格子のショールのデザインを考えました。先日レモングラス、タマネギ、ふくぎなどで、染めた、糸を、どんな風に織って、格子模様を作るかデザインを考えました。
今日の写真、左の、毛のかたまりは、「ふくぎ」で染めた原毛です。右の毛のかたまりは。「タマネギ」で染めたものです。そして手前にあるのが、「レモングラス」で染めた原毛を紡いだ糸です。右の道具が「スピンドル」という、糸を紡ぐための道具です。
本格的に織るのは、来年になってからです。どんな作品ができるか、とても楽しみです。
「フクギ」というのは、福木とも書くようですが、石垣の街路樹や、家の防風林として植えてある木の名前です。この木の皮や葉っぱから、黄色に染めるそうです。沖縄の紅型の鮮やかな黄色は、このフクギで染めたと聞いています。(私も最近知ったばかりです)
やはり、天然の素材で染めた色は、違いますね。
「ふくぎ」って何ですか?
なんにも知らなくてすみません。
教えてください。
どんなのが織りあがるのか楽しみにしています。