Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

オリンピックに向けて、女子ナショナルメンバー@中国

2007-12-30 05:38:17 | チーム(Mannschaft)
 北京オリンピック(北京奥林匹克运动会)に向けて中国女子はナショナルチームのメンバー(新的国家女手队员名单)を発表した模様です。
北部
 吴亚楠、杨柳、陈积
安徽
 刘贇、刘小妹、黄红、沈萍、孙来苗
广东
 刘金兰、张耿
山东
 王莎莎、刘桂妮
北京
 闫美珠、谈
上海
 吴文娟、王旻、斯文(かなり若手の模様)
龙江
 黄冬杰
江苏
 韦秋香

 ちなみにこれは非公式メンバーかもしれませんことをご了承ください。

ハンドボールフェスティバル@韓国

2007-12-30 04:42:10 | 試合(Spiel)
 韓国の慶北道安東(경북도 안동)では1月中旬から室内体育館(실내체육관)で、恒例のハンドボールフェスティバル(2008 안동핸드볼큰잔치)が行われます。
 これは実業団(실업단)と大學(대학교)チームによる国内最高峰の大会です。
1次大会(1차대회):1.15(화)-20(일)
2次大会(2차대회):1.22(화)-27(일)
3次大会(3차대회):1.29(화)-30(수)

女子(경북도)
 大邱広域市庁(대구광역시청)
 釜山施設公団(부산시설공단)
 三陟市庁(삼척시청)
 龍仁市庁(용인시청)
 仁川(인천시체육회)
 韓国体育大學校(한국체육대학교)
男子(남자부)
A組(A조)
 尚武(상무)
 成均館大學校(성균관대학교)
 圓光大學校(원광대학교)
 コロサ(코로사)
B組(B조)
 斗山(두산)
 忠南大學校(충남대학교)
 ハナ銀行(하나은행)
 韓国体育大學校(한국체육대학교)
C組(C조)
 江原大學校(강원대학교)
 慶煕大學校(경희대학교)
 都市開発公社(도시개발공사)

1次大会日程(1차대회 경기일정)
15日
 남자A 11:30 성균관대:상무
 여자부 13:00 용인시청:대구시청
 남자A 14:30 코로사:원광대
 여자부 16:00 삼척시청:인천체육회
16日
 남자C 11:30 강원대:경희대
 남자B 13:00 하나은행:한국체대
 여자부 14:30 한국체대:부산시설
 남자B 16:00 충남대:두산
17日
 남자A 13:00 상무:코로사
 여자부 14:30 대구시청:인천체육회
 남자A 16:00 원광대:성균관대
18日
 여자부 11:30 한국체대:삼척시청  
 남자B 13:00 하나은행:충남대
 여자부 14:30 부산시설:용인시청
 남자C 16:00 인천도개공:경희대
 남자B 17:30 두산:한국체대
19日
 남자A 13:00 성균관대:코로사
 남자B 14:30 충남대:한국체대
 남자A 16:00 원광대:상무
20日
 여자부 11:30 부산시설:대구시청
 여자부 13:00 한국체대:인천체육회
 남자B 14:30 두산:하나은행
 여자부 16:00 용인시청:삼척시청
 남자C 17:30 인천도개공:강원대
2次大会日程(2차대회 경기일정)
22日
 남자부 13:00 A1:B2
 여자부 14:30 한국체대:대구시청
 남자부 16:00 B1:A2
23日
 남자부 11:30 C2:A2
 여자부 13:00 용인시청:인천체육회
 남자부 14:30 C1:B2
 여자부 16:00 부산시설:삼척시청
24日
 남자부 13:00 B1:C2
 남자부 14:30 C1:A1
25日
 남자부 11:30 A2:B2
 여자부 13:00 대구시청:삼척시청
 남자부 14:30 A1:B1
 여자부 16:00 용인시청:한국체대
26日
 남자부 13:00 C1:A2
 여자부 14:30 부산시설:인천체육회
 남자부 16:00 B2:C2
27日
 남자부 13:00 A1:C2
 남자부 14:30 C1:B1
3次大会日程(3차대회 경기일정)
29日
 여자부 11:30 2위:3위
 남자부 13:00 2위:3위
 여자부 14:30 1위:4위
 남자부 16:00 1위:4위
30日
 여자부 13:00 결승
 남자부 14:30 결승 
 例年この大会は、ラウンド毎に場所を変えて2~3ヶ月にまたがって開催されていると思いましたが、今回は短期集中開催になっています。
 男子はドイツ遠征後の合宿を延長して年末年始もソウル北部にある泰陵オリンピックセンター(태릉 올림픽 센터)で行っていますが、その後にハンドボールフェスティバル。
 オリンピック予選の日時が決まらないまま年始を迎えると、予選の実施そのものが危ぶまれてきそうな予感です。
 こういった日程を組むと、もはや予選は行われないもの(最終予選で勝ち取る自信がある裏付?)と認識しているのではないかと思ってしまいますが・・・

オリンピックリハーサル大会@中国

2007-12-29 07:18:31 | 試合(Spiel)
 2008年1月5日(周六)から1月11日(周五)まで、北京の奥体中心体育馆(オリンピックスポーツセンター)と国家体育馆(ナショナル体育館)では女子は北京部队队、北京队、安徽队、江苏队、男子は北京部队队、北京队、江苏队、广东队が参加して”好运北京”手球赛(Good Luck Beijing 2008 Handball Tournament)が行われます。
第1天 05/01 (六)
 09:00-09:50 女 北京部队 安徽
 10:00-10:50 女 北京 江苏
 11:00-11:50 男 北京 广东
 12:00-12:50 男 江苏 北京部队
第2天 06/01 (日)
 09:00-09:50 女 江苏 北京部队
 10:00-10:50 女 安徽 北京
 11:00-11:50 男 北京部队 北京
 12:00-12:50 男 广东 江苏
第3天 07/01 (一)
 09:00-09:50 女 安徽 江苏
 10:00-10:50 女 北京部队 北京
 11:00-11:50 男 广东 北京部队
 12:00-12:50 男 北京 江苏
 14:00-14:50 女 安徽 江苏
 15:00-15:50 女 北京部队 北京
 16:00-16:50 男 广东 北京部队
 17:00-17:50 男 北京 江苏
第4天 08/01 (二)
 09:00-09:50 女 安徽 江苏
 10:00-10:50 女 北京部队 北京
 11:00-11:50 男 广东 北京部队
 12:00-12:50 男 北京 江苏
第5天 09/01 (三)
 09:00-09:50 女 P1 P4
 10:00-10:50 女 P2 P3
 11:00-11:50 男 P1 P4
 12:00-12:50 男 P2 P3
第6天 10/01 (四)
 09:00-09:50 女 P1 P4
 10:00-10:50 女 P2 P3
 11:00-11:50 男 P1 P4
 12:00-12:50 男 P2 P3
 14:00-14:50 女 P1 P4
 15:00-15:50 女 P2 P3
 16:00-16:50 男 P1 P4
 17:00-17:50 男 P2 P3
第7天 11/01(五)
 09:00-09:50 男 S.F.1 负 S.F.2 负
 10:00-10:50 男 S.F.1 胜 S.F.2 胜
 中国はオリンピックアジア地区予選の再開催について突然打診されたようですが、この大会はオリンピックリハーサル大会ということもあり、数ヶ月も前から周到な準備の下で行われますから無理なことは明らかです。

出場メンバーです。
男队
解放军男子手球队
1 蔡阔 1988.6 194cm 90kg 守门员 2006年全国冠军
3 王基伟 1988.1 188cm 90kg 左边锋 2006年全国冠军
4 曹作亮 1986.8 198cm 92kg 中 卫 2006年全国冠军
5 谷浩 1986.1 192cm 95kg 右边锋 2006年全国冠军
7 陈昊 1988.1 195cm 100kg 中 锋 2006年全国冠军
8 王烁 1988.7 183cm 76kg 右边锋 2006年全国冠军
9 华正猛 1991.11 198cm 90kg 右 卫 2006年全国冠军
10 王星 1983.5 186cm 86kg 右边锋 2006年全国冠军
11 李想 1985.6 196cm 100kg 中 锋 2006年全国冠军
12 傅深浩 1984.8 195cm 90kg 守门员 2006年全国冠军
13 张 1989.9 186cm 80kg 左 卫 2006年全国冠军
17 刘卓超 1984.2 198cm 95kg 左 卫 2006年全国冠军
18 闫 1983.12 190cm 85kg 右边锋 2006年全国冠军
19 赵野 1985.5 176cm 76kg 左边锋 2006年全国冠军
北京男子手球队
2 李斌
6 关
7 朱晨
9 张骥
10 刘振
11 胡瀛
12 隆晓磊
14 耿炳仁
15 常浩
16 孟辉
18 宋涛
19 蒋维一
20 王鹏
23 冯宁
江苏男子手球队
1 陈冬冬
2 杨彦威
4 沈庆
5 闫亮
6 赵晨
7 陈灵峰
8 王龙
9 罗帅
10 王位
16 王权
17 刁宏博
18 丁大伟
19 张志宇
20 张星
广东男子手球队
1 温杰
2 孙朋朋
4 胡梦楠
5 郭东坡
6 祝君
7 曲汝洋
9 李立杰
10 李振华
11 鞠海波
13 刘孜鹏
15 陈超
16 叶正球
17 严英斌
20 高渊
女队
解放军女子手球队
2 孟凡洁
3 李彦霖
5 宗伟
6 李薇薇
7 陈积
8 司楠
9 刚海佳
10 王婵婵
11 李承洁
12 杨靓
13 刘艳
14 李兵
15 徐秋红
16 孙玉洁
北京女子手球队
1 张旭
2 李雪
3 栾征
6 刘亚男
8 姚玉美
9 鲍旭
10 李佼
11 邢雪
12 郭磊
13 程瑞萍
14 马晓晔
16 谈
17 李文静
18 韦冉
安徽女子手球队
1 司艳
2 陈倩
4 宫艳
5 班晨晨
7 赵辉
8 姚影
9 张红莉
10 孙来苗
11 宋婷婷
15 胡春晖
16 戚姗姗
17 周婷
18 郑冬冬
19 杜机娟
江苏女子手球队
1 陆婷
2 韩秋燕
3 阮祖英
4 赵佳芹
5 蓝小玲
6 常慧
8 余乐
9 陈晓曼
10 沈洁
12 郑瑞娟
13 刘菡蕊
14 李佳菲
17 修丽杰
20 蒋玮

『私たち生涯最高の瞬間』@韓国

2007-12-26 06:31:05 | その他(Andere)
 アテネオリンピック(아테네 올림픽)を題材にした映画、『우리 생애 최고의 순간(私たち生涯最高の瞬間)』がいよいよ1月10日より上映されます。
 監督は임순례さんで、문소리(Moon So-ry)さんと김정은(Kim Jung-eun)さんがヒロインに扮し、連日30℃を超す中、全州大学校(전주대학교)体育館を使って撮影されたその姿は、『여자 실미도"女実尾島(シルミド)"』のように過酷ともいわれました。
 もしも韓国を訪れる機会がありましたら、ぜひご覧になってみてください。
 ちなみにファイナルの相手、デンマーク(덴마크)は現在、韓国代表の許順榮(허순영)・崔任貞(최임정)両選手が所属しているオーゥス(오르후스)の選手たちが一役買ったのも大きな話題です。

町で見かけました@France

2007-12-23 07:52:35 | 風景・町の様子(Stadt)
 これまで世界選手権やヨーロッパ選手権が行われていても、街中にポスターや看板などほとんど見かけたことがありません。
 ハンドに関心のない人でもその国に住んでいれば、テレビや新聞などで大会が行われていることを知ることができますが、例えば一般の外国からの旅行者にとっては、大会の存在すらもわからないと思います。
 今回、ディジョン(Dijon)では何箇所かで写真のような大型ポスターの看板を見つけました。
 ちなみにこのポスター、試合会場でグッズを買ったときにもらえました。
 ハイヒールとスポンサーメーカーのa社製シューズ、ソックスでフランスのトリコロールカラー(Drapeau tricolore)、青(Bleu)・白(Blanc)・赤(Rouge)を表しているのがなかなかお洒落ですが、国旗の配列と逆なのは一体何故なのでしょうか・・・?

ブックスタンドでも買えます@France

2007-12-23 07:21:45 | 雑誌(Magazin)
 左は世界選手権(mondial 2007)・ディジョン(Dijon)会場のプログラム、右はフランスの専門誌『アド・アクスィオン』"HAND ACTION"です。
 今回はディジョンでしか観戦していませんが、もしかしたら86年男子スイス大会や87年男子イタリアBグループ大会(80年代頃までは世界選手権はA~Cグループに分かれていて、Cグループはヨーロッパのみの参加でした)のように、全会場で独自のプログラムを発行しているのかもしれません。
 別刷りで1枚の紙にデイリープログラム(写真上)のように、試合順に登録メンバーなどが書かれています。
 フランス語のみの表記というのがいかにもフランスらしいです。

 "HAND ACTION"はストラスブール駅(Gare de Strasbourg)にある書店で買いました。
 この号はフランス代表紹介を中心とした世界選手権ガイド、国内だけでなくブンデスリガやスペインリーグ(ASOBAL)についても少し書かれています。
 ヨーロッパのハンドボール専門誌は出版先に直接申し込んで購読するケースが多く、ドイツで発行されている週刊のヴォッヘ(HANDBALL WOCHE)や月刊のハントバル・プレミアムマガツィン(HANDBALL PREMIUM MAGAZIN)のように書店やブックスタンドで買える数少ない例です。

クリスマスマーケット@France

2007-12-22 08:36:29 | 風景・町の様子(Stadt)
 クリスマスは女子の世界選手権やヨーロッパ選手権が行われる時期と重なることもあり、一年の中でもっともウキウキします。
 (信仰心の重さはともかくとして)クリスチャンなので、教会には行きます。
 あくまで知っている限りですが、各地で行われているドイツのクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)が世界最大と思っています。
 ディジョンでは宿泊したホテルの近くのリベラシォン広場(Place de la Liberation)でもこのマーケット(Marché de Noël)が開かれていました。
 ディジョンに着いてホテルへの道すがら、マルシェ小屋群の中を歩いて内心では心がウキウキしていました。
 雨も上がった日曜日の午前中、広場を通るとそれは行われていました。
 食べ物や小物などクリスマスにふさわしい店が中心ですが、中には町の特産物や日用雑貨類などの店もあったりするなど、本当に楽しい空間です。
 いつものことながら、小物を売っている店に吸い寄せられどれもこれも欲しくなってしまうのは、子どもの頃から幾つになっても変わりません。 
 たくさんの老若男女が集まり、やはり1年に欠かせない行事です。
 皆さんも良いクリスマスを!
 "Frohe Weihnachten!!"
 

負けたけれど・・・@Polska

2007-12-22 07:49:33 | 試合(Spiel)
 日曜の最終試合、ドイツ(Deutschland)対ポーランド(Polska)の後でドイツチームに会うために選手を待っていました。
 日中は薄日がさしていたものの、試合後は再び雨が降ってきました。
 予報どおり、週末は毎日雨でした。
 しばらく待っていると、選手出入口前には両チームのバスが横付けされました。
 ということは、ほぼ同時に両チームの選手たちが現れることになりそうなのです。
 最初に出てきたのはポーランド選手たち。
 負けた後で、しかもメインラウンドは最下位の中、それでも選手たちに
 "Dobry wieczór!(こんばんは)"
 そういって、サインをお願いしました。
 写真のようなサインカードをくれた選手も何人かいるなど、一様に笑顔でお願いを叶えてくれました。
 これまで何回かポーランドの試合は観戦しているものの、実際のところポーランド選手は誰一人知りません。
 それから間もなくするとドイツの選手たちが出てきました。
 顔なじみの選手は当然ながら多いので、夢のことなど色々と話をしました。
 このような光景はポーランド選手たちにも見えたかもしれません。
 選手たちは全員バスに乗り、ホテルに帰る時がやってきました。
 前に止まっていたドイツのバスが出発。
 彼女たちに手を振ると(Danke !Tschüs!!)、何人かの選手もそれに応えて手を振ってくれました。
 そしてポーランドのバスも出発。
 最初はどうしようかちょっと迷ったのですが、やはりドイツ同様に手を振りました(Dziękuję! Do widzenia!!)
 だって、いつものことですが観戦する全てのチームを応援しているのですから(こんな東洋系の人間が一人くらいいても構いませんよね?)。
 すると、こちらのほうを見ていてくれた選手たちは振り返してくれました。
 次の試合まで・・・
 冷たい雨が降っていますが、心の中はとても暖かくて幸せな瞬間でした。

オリンピック最終予選@中国

2007-12-18 06:21:44 | 試合(Spiel)
 国際連盟によると、オリンピック最終予選は目下
 トーナメント1:ドイツ、ハンガリー、スウェーデン、キューバ
 トーナメント2:ルーマニア、アンゴラ、日本、クロアチア
 トーナメント3:フランス、韓国、アフリカ予選2位、カタール
といった組み分けのようですが、アンゴラが1月7~18日まで自国で行われるアフリカ予選(18ème Coupe d’Afrique des nations seniors)で出場権を獲得した場合は
 トーナメント1:ドイツ、クロアチア、スウェーデン、キューバ
 トーナメント2:ルーマニア、ポーランド、ハンガリー、日本
 トーナメント3:フランス、韓国、アフリカ予選2位、カタール
になる模様で、個人的な予想としては、この組み分けになる可能性が高いと思います。
 出場権獲得予想
 トーナメント1:ドイツ、クロアチア
 トーナメント2:ルーマニア、ハンガリー
 トーナメント3:フランス、韓国 
 各グループ上位2ヶ国の合計6ヶ国に与えられるとのことですが、世界選手権でもしも下位の国が獲得して上位の国が獲得できなかった場合などはどうにも腑に落ちません。
 何とも訳のわからないシステムで、世界選手権上位国に出場権を与えてくれたほうがすっきりします。
 それは、世界選手権と違って参加国がより少ないだけに、どの試合もハイレベルであってほしいからです。

シンプルですが・・・@France

2007-12-16 19:00:03 | その他(Andere)
 7/8位決定戦でアンゴラ(Angola)がハンガリー(Magyar)を破る快挙を見せました。
 ちょっと休憩ということで、食べ物の話題を少しばかり。
 土曜日の試合観戦後、ホテルに戻る途中に立ち寄ったレストランでこれを食べました。
 きゅうり(concombre)、トマト(tomate)、ナス(aubergine)、ピーマン(poivron)、きのこ(champignon)など各種野菜を炒めて、オリーブオイル(Huile d'olive)で味付けした物です。
 大変シンプルですが、なかなかの味でした。
 他にはラザーニャを食べました。
 ナイフは左で使いますが(左利きなので、切る動作は右ではできません)、写真ではまだ右に置いてあります。

せっかく会場に着いたのに・・・、2度の偶然も無念@France

2007-12-16 06:49:34 | その他(Andere)
 試合会場へは毎度のように早目に到着。
 インターネットでチケットの予約をしていたのでホールで受け取れると思っていたのですが(返事は全てフランス語)、売り場で聞いてみたところ、町の北部にある店に行かないと受け取ることができないとのことでした。
 第1試合はドイツ(Deutschland)対ハンガリー(Magyar)ですが、試合開始まで1時間しかありません。
 その時、ホールから知り合いのカメラマン、ホ○○○○○(M...... H........)さんがやって来て、自分と係りの人とのやり取りを聞いていました。
 「それならその店まで送って行ってあげるよ。」
 最初彼はそういってくれたのですが(内心ラッキーと思いました。彼はフランス国境に近い町に住んでいるので、ここまで車で来ているのです)、生憎プレス会議が近いことを知ると、
 「申し訳ない、時間がなくて」
 確かに連れて行ってくれればプレス会議は間に合わない時間でした。
 仕方がないので、その人に大まかな場所を聞いてバスで行こうと(係りの人は「大丈夫ですか?」といったところ「多分、大丈夫」そう答えました・・・しかし、実際のところは全く大丈夫ではありません。初戦にはまず間に合わないのですから)ホールを後にしようとしたところ、何人かの知り合いのドイツ人に声を掛けられました。
 「どうしたの?チケットは・・・?」
 事情を説明したところ、彼らの一人が偶然余分にチケットを持っているので譲ってあげるとのことでした。
 しかし予約したチケットはクレジット決済の上、どちらにしても翌日のチケットを受け取りに行かなければならないので、残念ながら辞退してしまいました。
 近くのバス停(写真)から店に行ってチケットを受け取り、ホールに戻ってきたのは後半途中でした(このバス停から片道約20分の道程でした)。
 ハイパーマーケットのようなショッピングセンターにその店はあり、なかなか場所が見つかりませんでしたが、通りかかった人に場所を聞いたところ、親切にも近くまで連れて行ってもらえましたが、もしも更にもたもたしていたら、ドイツ戦の観戦は全くの不可能だったかもしれません。
 ちなみにこの試合、30-29とドイツ1点リードで、終了間際に同点ゴールを決められてしまい、チーム全体が喜びの中でGKのクラーラ・ヴォルテリング(Clara Woltering)が一人呆然としていたのが大変印象的でした(自分もGKだっただけに、その気持ちは非常によくわかります)。 

ホテルは旧市街地の中@France

2007-12-16 06:47:56 | 風景・町の様子(Stadt)
 ディジョン(Dijon)はブルゴーニュ地方(Bourgogne)の首都で人口約15万人、マスタード(moutarde)とワイン(Vin)の産地として知られている町です。
 中世にはブルゴーニュ公国(Duché de Bourgogne)の首都として一つの時代を築き、公国崩壊後はかのハプスブルグ家(Habsbourg)へと継承されました。
 子どもの頃に近隣のアルザス・ロレーヌ地方(Alsace-Lorraine)を扱った物語を授業で習いましたが、そのことが思い出されたこともあって、この地を訪れることを楽しみにしていました。
 駅からホテルまで雨の中、滑る歩道に悪戦苦闘しながら早くホテルに着きたい気持ちでいっぱいの中、目に入る建物やきらびやかなクリスマス(Noël)イルミネーションに見とれつつ無事ホテルの前に到着しました。
 直ちに電話をするとフロントの人が出てきたので、中に入って荷物を部屋に置いたときは本当に安心しました。
 時間は午前2時を回っていました。
 翌朝、部屋の窓から外を見ると、なかなか趣のある町並みが見えています。
 ここは旧市街地の中心付近で、近くには公国当時の宮殿(Palais des Ducs de Bourgogne)や広場(Place de la Liberation)などがあり、今にも雨が降ってきそうな憂鬱な気分を少しでも忘れさせてくれそうでした。

1回、間違えた・・・@Korea

2007-12-16 06:31:55 | チーム(Mannschaft)
 前回大会でのブラジル(Brasil)、今回のアンゴラ(Angola)の大躍進と、ヨーロッパ中心のハンドボールにもグローバル化の波が少しずつですがやって来たようです。
 その扉を開けたのは、紛れもなく韓国(한국)でしょう。
 これまで何度かオリンピックや世界選手権でのメダル・入賞を誇り、強豪の一つとして世界に知られています。
 そんな韓国も今回、カザフスタン(Қазақстан)でのアジア予選で、”中東の笛”疑惑を被ってしまいました。
 しかし今回の成績を見ても、真の”アジアの女王”はやはり韓国であることには間違いありません。
 前回のサンクトペテルブルグ(Санкт-Петербург)では観戦予定をしていたものの、ちょっとしたことから予定を変更してしまったこともあって、03年クロアチア(Hrvatska)以来の韓国観戦になりました。
 韓国は今回、GK文景河(문경하/Moon Kyeong-ha)さんはメンバーに選ばれなかったものの、李姬(이민희/Lee Min-hee)さんや禹仙姬(우선희/Woo Sun-hee)さんなどお気に入りの選手も多く、観戦を楽しみにしていました。
 韓国は以前からヨーロッパにはないスピーディーな動きで相手を翻弄し、本場の多くのファンを惹きつけていました。
 今回も呉成玉(오성옥/Oh Seong-ok)さんのバックハンドのパスやサイドからポスト、逆45へのケンパ・トリック(Kempa-Trick)(=スカイプレー)を何度か試みていました。
 その度にホールでは多くの歓声が挙がっていましたが、ケンパトリックがことごとく失敗し、以前のような韓国らしい切れのあるプレーが衰えてきた感じがしないでもありません。
 主力の多くはベテラン選手で占めていることもあり、今回は決して前評判が高いとはいえなかったようです。
 そんな中でもベスト8に進出したのはさすがの一言です。
 スペイン(Españá)戦では一人、何度か大声で韓国に声援を送っていました(同じアジア人として、とても嬉しい気持ちでいっぱいだったので韓国を応援していました)。
 その中で1回、崔任貞(최임정/Choi Im-jeong)さんが7MTを打つ場面だったのですが、何故かその時『仙姬さん(선희씨)!』
 そう叫んでしまったのです。
 不運にも任貞さんはその7MTを外してしまい(『任貞さん(임정씨)!』と叫んだ時は決めたこともあり)、尚更バツが悪い思いでした。
 試合後、任貞さんに間違えて叫んでしまったことを謝りました。
 任貞さん、そして韓国チームの皆さん
  미안해요.

正夢ならず、無念@Deutschland

2007-12-16 06:25:58 | その他(Andere)
 ドイツ(Deutschland)はセミファイナルでノルウェー(Norge)に敗れてしまいました。
 得点を見ると30点中、エースで右45(Rückraum Rechts)のグリート・ユラック(Grit Jurack)が12点と、群を抜いています。
 単に12点を挙げたからいいのではと思われるかもしれませんが、左45(Rückraum Links)のナディーネ・クラォゼ(Nadine Krause)は12本打って5点と、得点力のある彼女としては大変確率が低く、少なすぎます。
 次いでゲームメーカー(Rückraum Mitte)のマレン・バォムバッハ(maren Baumbach)の4点が続いています。
 これはグリート一人に得点が偏るという、ドイツ女子の悪いときのパターンに他なりません。
 特に、こうしたパターンのときは往々にしてグリートのシュート数が増えてしまって、単調になりやすくなっています。
 トーナメントですからこのパターンでも勝っていればいいのですが、これでは攻撃の幅が狭いため、相手にとっては少しも脅威ではありません。
 組織としてしっかりしているノルウェー相手では、こうした攻撃で勝つのはとても難しいものがあります。

 ところで”正夢”の件ですが、ディジョン(Dijon)に着いて土曜日の晩、ドイツの優勝祝いに参加している夢を見たのです。
 会場では緞帳が開くなど、パーティーというよりもむしろ日本の宴会のようでしたが、どうもドイツの優勝祝いのようでした。
 日曜日、ドイツチームで一番の顔見知りのシュテファニー・メルベック(Stefanie Melbeck=Steffi)に真っ先にそのことを話しました。
 もちろん、そうなることを願って。
 しかし正夢にはなれませんでしたが、97年自国で開催した大会以来の3位が待っています。
 現在のメンバーにはグリート・ユラック(Grit Jurack)とポスト(Kreis)のカスリン・ブラッカ(Kathrin Blacha)が当時の大会に出場しましたが、彼女たちはそのときのことを思い出しているかもしれません。
 残り1試合、それを願っています。

 ここまできたらぜひとも優勝してほしかったですが(夢のこともありますし)、しかし実際のところ3/4位決定戦まで進出できたこと自体、本当に嬉しく思っています。

ホテル到着は深夜2時!@France

2007-12-15 20:17:31 | その他(Andere)
 先週末、世界選手権(mondial 2007)の観戦に行ってきました。
 当初はメインラウンドの2会場、メッツ(Metz)ディジョン(Dijon)を予定していたのですが、何の準備もしないまま時が過ぎ、1週間前になってようやく宿の手配や時刻調べなどにとりかかりました。
 試合のチケットはというと、フランスが登場するメッツは今回注目しているブラジル(Brasil)が登場する可能性もあるので、ぜひ観戦したいと思っていたのですが、既に売り切れ・・・
 もしディジョンも売り切れだったらどうしよう(もしも取れなかったら、パリ近くで行われるプレジデントカップになってしまいます)・・・
 そんな心配とは裏腹に、土日ともディジョンのチケットを取ることができました。
 ディジョンまでの列車のチケットは、ドイツ鉄道(DB)はバーンカードを持っているので25%の割引があるものの、フランス国鉄(SNCF)は座席予約が必要なチケット(日本の指定車とは若干感覚が違います)はドイツでも買えますが、割り引きはありません(帰りはローカル列車なので、フランスでしか買えませんが)。
 金曜の夕方に出発。
 この時間帯は週末のバカンス客のために混雑することが多く(自分もその一人ですが)、最初に乗ったICEは座れないほどでしたが、乗り換えたICEは座れました。
 ローカル線でライン川(Rhein)を渡るといよいよフランス。
 EU諸国内同士なので車内での出入国審査はありませんし、もちろん両替をする必要もありません。
 (見えてくる文字を除けば)車窓風景も変わりませんし、ドイツから”出国”したという印象は全くありません。
 しかし、ストラスブール駅(Gare de Strasbourg)に着くと人々の話す言葉は、当然ながら”フランス語”
 ~Face à la Roumanie, comme face à n'importe quel adversaire depuis le début du Mondial, les clés seront toujours les mêmes...~
 やはりここは紛れもなく”フランス”なのです。
 これまでフランスは3度ほど訪れたことがありますが、その都度、多かれ少なかれ交通機関のトラブルに巻き込まれているので、そんな過去の悪夢を思い出しながらフランスにやって来ました。
 ディジョンまでの列車は何番線か調べようとしたところ、黄色の出発時刻表(ヨーロッパ各国では、出発時刻表は黄、到着時刻表は白と2種類ありますので、もしもヨーロッパにお越しの際にはくれぐれも気をつけてください)を見ても載っていません。
 直前になってようやく写真の時刻案内板にホームの番号が表示されるのです(最初この案内板を見たときには、未だホーム番号は空白でした)。
 20時19分発、スペイン(Eapaña)のフランス国境にあるポート・ボゥ(Port Bou)行き夜行列車(Nachtzug)は定刻どおりに出発。
 まずは一安心の中、日も変わりかけた頃になって雨が降ってきました。
 週末は両日とも雨の予報でしたが、出るときは薄日がさしていたので何とか持ってくれるかなと淡い期待を抱いていました。
 嫌な予感の中で、ブザンソン(Besançon-Viotte)までは順調でした。
 しかし、次のドール(Dole)でなんと1時間も停車。
 ドイツ語を話すことができる車掌さんは自分に向かって、「次がディジョンだから大丈夫だよ」と話してくれましたが、自分にとっては全くのところ大丈夫ではありません。
 ホテルの前に着いたら電話をする予定になっているのですが、ディジョンに到着するのは当初では深夜の0時半近く。
 ということは、ホテル到着は少なくとも2時頃になってしまいそうなので、携帯電話でホテルに連絡したところ、再度連絡をくれれば問題ないとのことで、何とか無事に?ホテルに到着しました。
  
 ※ Dijon ドイツ語の"j" は英語とは異なった発音をします(例:Japan"は『ーパン』)が、Dijonはフランス語と同じく、『デイョン』です。