Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

組み分け決定、微妙な二つの...@Deutschland

2017-06-28 02:54:55 | 試合(Spiel)
本日、12月1日~17日に開催されるホームWMの予選グループ組み合わせ抽選がファイナルの開催都市Hamburgのエムポリオタワーで、20年前のホームWMでの主力メンバーだったGrit JurackやIHFの会長Dr. Hassan Moustafa氏などにより行われました。
Arena LeipzigでのグループDは、オランダ・セルビア・韓国・中国・カメルーンとの対戦。
その中でも注目の隣国オランダはこのところ実力急上昇。
それほど問題のない相手でしたが、2年前とは立場が正反対になり、一転して追いかける側になりました。
ブンデスリガ所属の選手が多く、ドイツに次いで2番目にお気に入りのチームだけに嬉しいことは嬉しいのですが、まさか予選グループでの対戦とは。
微妙な気分です。
そして開催地。
1年前Pokal Siegerに輝いたHCLは一転して財政問題に陥り、17/18シーズンは3部での再スタートが濃厚なだけに、Leipzigでの開催とは現在とても複雑です。
どこか心に引っかかるものを持ちながらドイツを声援することになりそうです。
多くの友人や知り合いたちと一緒に楽しい気持ちでと思っていたのですが...。

3位に輝いた前回は南西部の静かな町Sindelfingenで、ブラジル・ポーランド・オーストリア・アンゴラ・日本相手の予選グループ。
初戦は日本に32-17と圧勝で始まり、続くアンゴラ戦は前半12-11と苦しんだものの最終的に32-20。
予選グループ5戦、全て10点差以上の戦いでした。
そしてエイトファイナル、フォーファイナルのベラルーシ・マケドニア戦も10点差以上で勝ち進み、初の敗戦は次のセミファイナル・ノルウェー戦で23-25。
ファイナル進出を絶たれた一戦でしたが、最後の3/4位戦でロシアを27-25。
ホーム開催のWMを3位の好成績で終えました。
そんな時代もありました。
翻して今回、いつもWM・EM・オリンピックのチャンピオンを望みながら、友人たちには(あっさり)無理と言われてもめげずに待ち続けています。
けれど現実的には(残念ながら)無理だと理解してはいます。
ささやかな夢...
それ以降、13年にはブラジルの優勝といった20年前には考えられない偉業もありました。
これは自分にとっても嬉しい出来事でしたし、ブラジルができたのだから(ドイツだって)決して不可能なことではない。 
そう思いたいですが、これはブラジルが協会挙げての長年の計画があり、現状男子に比重が置かれているドイツとは比較できません。
DHBだってホームWMのプランを掲げてはいますが、やはり当時のブラジル、そして国内の置かれている現状では...。
11年のブラジル大会、ドイツはなんとヨーロッパ勢で最下位でした。
これは自分にとって最高に悔しい出来事でした。
今回もまた、この時と同じにはならないでほしい、せめて1桁の順位に、というのが本音でもあります。
だから、いい意味で裏切ってもっと上の順位に、が精いっぱいのことです。
本心は、WMチャンピオン!
これは不変の夢です。

マッチレースの末に...@Deutschland

2017-06-18 02:36:19 | 試合(Spiel)
今シーズンの3部ブンデスリガ東地区男子。
ElbfrorenzとHildesheimのマッチレースの末、両チームが来シーズンの2部昇格を決めました。
1位のElbfrorenzは自動昇格で、2位のHildesheimは南地区2位のTSB Heilbronn-Horkheimとの昇格戦に勝利しての決定。
11月に友人を誘ってHiledsheimとElbfrorenzとの試合を観戦に行きました。
ゲストのElbfrorenzは今シーズン、Springe、Nieder-Roden、Großwallstadtといきなりの3連敗スタート。
次のGroß Umstadtから8連勝して2位に躍進しての乗り込み。
迎え撃つHildesheimはBad NeustadtからHannoverまで無傷の9連勝スタート。
次のBieberauで27-29と初の敗戦を喫してのこの日の試合。
試合前からもの凄い盛り上がりの中、ホールに到着しましたが、試合内容もさすがの首位争いにふさわしい内容でした。
結局シーズンを通じて最後まで両チームの首位争いの末、Elbfrorenzが逆転して25勝0分5敗、Hildesheim22勝3分5敗の2位に終わりました。
Hildesheimはホームでの全試合1000人以上のファンを集め、1試合平均はトップの1300人、Elbfrorenzは480人。
地区平均は530人なので、Hildesheimの集客が目につきます。
さて両チームとも2部昇格の来シーズン、Hildesheimは2000/01シーズン以降に1部3シーズン経験のあるチームで、再びと狙っているかもしれませんが、兎にも角にも両チームとも今シーズンのような熱い戦いを期待したいものです。

結局...@Deutschland

2017-06-11 02:24:01 | チーム(Mannschaft)
財政問題で大きく揺れたHCLは来シーズン、3部降格との結果になりました。
先月末には来シーズンの日程が発表され、その時点ではHCLも1部にとどまっていました。
 09.Sep.17 19:30 SG BBM Bietigheim HC Leipzig
 16.Sep.17 00:00 HC Leipzig TV Nellingen
 23.Sep.17 17:30 HSG Bensheim Auerbach HC Leipzig
 14.Okt.17 00:00 HC Leipzig Buxtehuder SV
 22.Okt.17 16:00 TSV Bayer 04 Leverkusen HC Leipzig
 11.Nov.17 00:00 HC Leipzig HSG Bad Wildungen Vipers
 18.Nov.17 19:30 BVB Dortmund Handball HC Leipzig
 23.Nov.17 00:00 TuS Metzingen HC Leipzig
 27.Dez.17 00:00 HC Leipzig FRISCH AUF Göppingen
 30.Dez.17 18:00 VfL Oldenburg HC Leipzig
 06.Jan.18 00:00 HC Leipzig NSU Neckarsulm
 20.Jan.18 00:00 HSG Blomberg-Lippe HC Leipzig
 03.Feb.18 00:00 HC Leipzig Thüringer HC
 17.Feb.18 00:00 HC Leipzig SG BBM Bietigheim
 24.Feb.18 19:00 TV Nellingen HC Leipzig
 03.Mär.18 00:00 HC Leipzig HSG Bensheim Auerbach
 10.Mär.18 16:00 Buxtehuder SV HC Leipzig
 17.Mär.18 00:00 HC Leipzig TSV Bayer 04 Leverkusen
 31.Mär.18 00:00 HSG Bad Wildungen Vipers HC Leipzig
 07.Apr.18 00:00 HC Leipzig BVB Dortmund Handball
 14.Apr.18 00:00 HC Leipzig TuS Metzingen
 21.Apr.18 00:00 FRISCH AUF Göppingen HC Leipzig
 28.Apr.18 00:00 HC Leipzig VfL Oldenburg
 05.Mai 18 18:00 NSU Neckarsulm HC Leipzig
 12.Mai 18 00:00 HC Leipzig HSG Blomberg-Lippe
 26.Mai 18 18:00 Thüringer HC HC Leipzig

先月中旬過ぎ頃、来シーズンも1部で試合ができる(一時は条件付きでライセンス交付が可能だったのです)とHCLのオフィスの人から連絡をもらいましたが、結局先月31日の期限までにライセンス取得が不可能との結論に達しました。
17/18シーズンはもう1チームの昇格なしに、変則的に13チームで構成との話を聞きました。
自分にとってHCLは世界で一番のチームです。
旧東ドイツ時代からの強豪は東西統一後も引き継がれ、"ドイツハンドボールの象徴"と思っています。
しかし男子1部のDHfK Leipzigの方が圧倒的に観客数は多く、実際にはLeipzigで一番のシンボルスポーツではありません。
さらにサッカーブンデスリガにもRB Leipzigがあり(今回もRBには救済をお願いしていました)、ライプツィヒの人たちにとってHCLの存在はそれほど大きくはありません。
けれども選手、スタッフ、オフィスの人たち、ファンそして何人かの友人と、いつも親切に接してくれるHCLを取り巻く全ては唯一無二です。

およそ20着持っているHCLのユニフォーム。
その中のGK・Katjaとピヴォット・Luisaはシーズン途中にそれぞれElfenとBietigheimに移籍。
左バックのSheniaは来シーズンTusSiesへ。
ドイツ代表でもあるチームのスタートメンバーは、ほとんど来シーズンHCLのユニフォームを着ません。
そうした金銭面の削減を行っても駄目でした。

20年振りに...@Deutschland

2017-06-04 03:25:08 | チーム(Mannschaft)
Buxtehuder SV(BSV)のオフィスの人から来月、日本に行って2試合すると教えてくれました。
それによると22日は16時からKanagawa Ginko?(神奈川銀行にはハンドボール部はないと思いますから、香川銀行の間違いだと思います)、23日は14時からソニーと対戦とのことです。
教えてもらったことは今のところこれだけで、他にはわかりません。
Buxtehudeは北部ドイツHamburgの近郊にある町で、今シーズンのPokal Sieger。
ホームの試合は常に1000人以上が集まる国内有数の人気チームです。
ドイツのチームが日本に行くのは97年の男子SCMと女子HCL以来、実に20年振りです。
これまで他にはTHW Kiel、Reinickendorfer Füchse Berlin(Berlinのみ男女)、GWD、VfL Gummersbach、TuSEM Essenなどが日本に訪れていますが、女子はBerlin、HCLと3チーム目。
今回は直前に国内タイトルを獲得したこともあり、これまでに訪れたどのチームにも劣らない豪華さです。
国内タイトルは今シーズンと2シーズン前の2回Pokal Siegerで、ヨーロッパタイトルは94年にEuro city Cup、10年にChallenge Cupのトータルで4回輝いています。
リーグは今シーズンは4位で、今シーズンまで28シーズン在籍し、379勝54分220敗はLeverkusenの583勝(67分247敗)、HCLの436勝(41分134敗)に次ぐ第3位で、人気・実力共に申し分ありません。
若手のホープ、左バックのEmily Bölk(かなり若いのにベテランの雰囲気)、左ウイングのLone Fischer(何気にクール)、右ウイングのMaike Schirmer(お茶目)の3人が現在のドイツ代表、左ウイングのMichelle Goosはオランダ代表です。
なお、主力メンバーの中では右ウイング/右バックのMaxy Haynは今シーズン限りでチームを離れると発表されているのと、ピヴォットのAnnika Meyerはデンマークに帰国し、Kopenhagen Håndboldと契約した以外は来シーズン以降も契約があるので、ほとんどの選手が遠征に行くものと思われます。
"ご褒美旅行"の意味合いが強いと思いますが、高温多湿の日本で9月開幕の17/18シーズンに向けてどの程度の力を出すのか。
ハンドボール以外にも日本に行って良かった♪
となるよう楽しんでもらいたいものです。