Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

快進撃、Wetzlar@Deutschland

2012-11-25 05:15:13 | チーム(Mannschaft)
先日のブンデスリガで強豪の一つ、ベルリンをゲストで破ったヴェツツラー(HSG Wetzlar)。
今シーズンは現在9勝1分3敗で予想だにしなかった3位。
もちろんまだシーズンは1/3を消化しただけにすぎませんから、今後はどうなるのか全く予断は許しません。
しかし開幕戦ではホームでハンブルグに33-26、そして先日のゲストでのベルリンに28-27と、これら上位候補チーム相手の勝利は本当に今シーズン序盤戦の大きなハイライトです。
他に特筆すべきことは、負けた試合でも得失点差が少ないということです。
これまで最も点差が大きい敗戦は、ハノーファー相手に-4点。
首位のレーヴェン相手でも-2点と、大負けしないのはファンにとっても最後までわからない面白い試合をしてくれています。
唯一の引き分けは現在5位のフレンスブルグというのも大きいです。
この状態が続けば(最悪でも)何とか面白い試合になるというのが多くのファンの意見もあって、来月16日に行われるキールとの試合はすでに売り切れとなっています。

ところでWetzlarは隣町のWetzlarに世界選手権でも使用したRittal Arena Wetzlarの新設と同時に、HSG Dutenhofen Münchholzhausen Wetzlarからブンデスリガ部門は現在のHSG Wetzlarと新たにスタートを切りました。
以前のHSG Dutenhofen Münchholzhausen Wetzlarはまだ他部門でハンドボールも活動を続けており、そういった意味ではHSV Hamburgも若干似たようなケースです。(ただHamburgの場合、それまでのVfL Bad Schwartauは現在もなおブンデスリガ2部という強豪ではあります。)
それまではDutenhofenという4000人に満たない小さな町で、駅南部の高台にある閑静な住宅地の中で試合を行っていました。
そこは駅から徒歩で15分程度の場所で、結構風光明媚な印象でしたが、現在はWetzlar駅からは併設されているショッピングセンターを通って5分程度の場所と、アクセスが大変良くなりました。
で、試合前に立ち寄るのがこの"Nordsee"です。
ヴェッツラーの快進撃と共に、Nordseeの売り上げが伸びるかどうかは定かではありませんが、今シーズンのヴェッツラーの動向には目が離せません。

Deutscher Meister@Deutschland

2012-11-25 05:06:07 | 試合(Spiel)
DHB Pokalの勝者(Pokal Sieger)に与えられるのが、名前の通りのPokal(Cup)(=今年4月30日掲載です)で、リーグ戦の勝者(Meister)に与えられるのはこのMeister Schaleです。
ドイツ連盟(Deutscher Handballbund)のマークを中心に、周りはドイツ各州の紋章がデザインされています。
まさに全ドイツの優勝チームに対しての敬意が示されています。
写真は女子のBayer Leverkusenに授与されたもので、ドイツ連盟のマークが現在のものではありません。
でもLeverkusenが最後にこのSchaleを獲得したのは実に四半世紀前の1987年。
女子では未だ破られていない6連覇を成し遂げたときでした。
当時のヨーロッパ女子といえば、旧ソ連のSpartak Kievと並んでLeverkusenが思い浮かぶくらい、それは名だたる強豪クラブでした。
その後ドイツはLützelinden、Bremenの時代へと受け継がれていきましたが、かつてLützelindenがこのSchaleを獲得した時、試合後にホールでの歓迎パーティーに招待してくれました。
"♪Deutscher Meister TVL~♪"
その後ブンデスリガから脱退してしまったチームの思い出と共に、この歌はいつまでも耳から離れませんが、各チームはこのSchaleを獲得するために厳しいトレーニングをこなし、長丁場のリーグを戦い、そして最後に1位になったチームに与えられます。
そこに至るまでの道筋には様々なドラマがあり、もの凄い感動ものですね。

写真をよく見ると...2002年のPokalsiegerとなっています。
あれっ、当時はPokalsiegerもこのSchale...?

シーズン途中での財政破綻による脱退@Deutschland

2012-11-24 05:41:24 | チーム(Mannschaft)
2部でも屈指の大型ホール(Sport und Kongreßhalle=5300人)で試合を行い、これまで1部で3シーズン戦ったこともある北部に位置するSV Post Schwerin(ポスト・シュヴェリン)。
シーズン序盤の先月17日、SV Hanstedt-Ulzburg(ハンシュテッド・ウルツブルグ)戦を最後に、財政破綻によりリーグを脱退してしまいました。
8試合を戦って1勝1分6敗でした。
もちろんシーズン前からこうした危ない状況にありましたが、途中で脱退というのは本当にやり切れない思いでいっぱいです。
シーズン終盤になって次シーズンのライセンスを更新しないといった話はしばしば聞きますが、今回のようなシーズン途中での脱退はとても珍しく、来シーズン以降への再建を行うのか、動向が心配です。
例えば昨シーズン、2部のHSG Düsseldorf(デュッセルドルフ)が終盤になってチーム経営を見放し、それに対して多くのファンがソッポを向いて1000人に満たないガラガラの試合が続いていたのも記憶に新しいところです。
デュッセルドルフで長年運営してきたマネジャーのFrank Flatten(フランク・フラッテン)さんは結局、今シーズン前VfL Gummersbach(グンメルスバツハ)に移籍しましたが、このグンメルスバッハは観客動員数で伸び悩んでいるのが皮肉な話です。
対してシュヴェリンですが、最後の試合には1812人のファンが集まりました。
この数字は今シーズン最多で、唯一の勝利をファンにプレゼントすることができたというのも哀しい話です。
思えば11/12シーズン、それまで小さな町のSindelfingenで戦っていたチームが近隣の大きな町Stuttgartへの移転を決めて新たなシーズンを迎える筈だった開幕数日前、いきなりリーグ脱退が発表されたことが思い出されます。
その4か月前にはSindelfingenまで観戦に行ったこともあって深いショックを受けました。
このシュヴェリン、一度チームオフィスを訪れたことがありました。
当時キールからシュヴェリンに移籍したGKのMichael Krieter(ミヒャエル・クリーター)さんが引退後、スタッフとしてここで働いていたのですが、幸運にも会うことができました。
それはとても懐かしい思い出です。
当時はまだデジカメを持っていなかったので、町を散策した時に撮った写真も色褪せてしまいました。

他と違って@Deutschland

2012-11-24 05:37:08 | その他(Andere)
このHackfleisch Käse-Suppeは、他のmaggiやKnorrのインスタントスープと違って具材を追加して調理します。
これ以外のスープは水を加えて数分間煮立たせるだけですが、これは長ネギに挽肉、そしてクリームチーズを使って煮立たせる、"本格派"のスープで、薄くスライスされたジャガイモがあらかじめ入っています。
今回は袋の参考写真に比べて、長ネギの量が少なかったことと、クリームチーズは溶けるタイプを使わなかったので微妙に違っています。
それと他のスープは水を加えるだけなので(こってりしているタイプでも)あっさりしていますが、これは挽肉を炒めてから具材を追加し、さらに水を加えて煮るというのも他とちょっと違います。
大量にクリームチーズを加えることもあって、カロリーはこのスープが一番高いのは言うまでもありません。

選手の方から usw...@Deutschland

2012-11-18 05:20:26 | チーム(Mannschaft)
選手に写真やサインをお願いするとき、選手の方から"zusammen(一緒に)"で、と言ってくれる時が結構あります。
いつも写真とサイン、両方をお願いしています。
BerlinのMarkus Richwien(マルクス・リッヒヴィーン)選手もその一人で、当時はまだ一度もナショナルにノミネートされたことはありませんでした。
もちろん自分にとっては、ナショナルであろうがなかろうが、所属チームのレギュラーであろうがベンチスタート選手であろうが、さらにどこの国の選手であろうと、そんなことは全く関係ありません。
皆、同じ大好きなハンドボール選手です。
で、このリッヒヴィーン選手もいつかはナショナルにノミネートしてくれればいいなと思っていました。
彼の方からzusammenと言ってくれた親切な選手ですから、こうして今その願いが叶ってとても嬉しく思っている一人です。
そしてえくぼが(チャーミングでない)ポイントのGK、Martin Ziemer(マーティン・ツィーマー)選手。
初めて彼の試合を見たのは前の所属Ahlen-Hammで、やはり当時はナショナルにノミネートされたことがありませんでした。
それまでずっと2部所属で、試合はゲストでの中、嬉しいシーズン初勝利を挙げました。
180㎝台後半のとても小柄なGKで、Hammそして現在のBalingenと地味なチームの中で地道にプレーした結果で評価されたことは、これもまた嬉しいことです。
ちなみにこの日、サインと共に何枚か写真を撮らせてもらいましたが、彼とのzusammenの写真はなかったです。
写真は選手が試合前の練習を行う15分くらい前ですが、コートではハーフタイムショーの練習真っ最中。
ファンはまだファンショップに立ち寄っていたり、試合前の腹ごしらえををしているので、座席には誰もいませんね。
チケットは座席指定されているので、決して"早い者勝ち"ではありません。

現在のドイツナショナルメンバー
 Sven-Sören Christophersen 05.1985 (Füchse Berlin) 80/135
 Uwe Gensheimer 10.1986 (Rhein-Neckar Löwen) 79/293
 Holger Glandorf 03.1983 (SG Flensburg-Handewitt) 155/536
 Patrick Groetzki 07.1989 (Rhein-Neckar Löwen) 38/80
 Michael Haaß 12.1983 (Frisch Auf Göppingen) 95/145
 Jakob Heinl 10.1986 (SG Flensburg-Handewitt) 28/36
 Silvio Heinevetter 10.1984 (Füchse Berlin) 81/0
 Lars Kaufmann 02.1982 (SG Flensburg-Handewitt) 133/324
 Dominik Klein 12.1983 (THW Kiel) 153/289
 Michael Kraus 09.1983 (HSV Hamburg) 114/378
 Carsten Lichtlein 11.1980 (TBV Lemgo) 155/1
 Michael Müller 09.1984 (HSG Wetzlar) 55/120
 Adrian Pfahl 07.1982 (VfL Gummersbach) 42/118
 Sebastian Preiß 02.1981 (TBV Lemgo) 145/362
 Markus Richwien 07.1985 (Füchse Berlin) 17/34
 Oliver Roggisch 08.1978 (Rhein-Neckar Löwen) 180/35
 Martin Strobel 06.1986 (TBV Lemgo) 66/80
 Christoph Theuerkauf 10.1984 (HBW Balingen-Weilstetten) 41/85
 Steffen Weinhold 07.1986 (SG Flensburg-Handewitt) 31/53
 Patrick Wiencek 03.1989 (THW Kiel) 27/41
 Martin Ziemer 04.1983 (TSV Hannover-Burgdorf) 10/0

いつも@Deutschland

2012-11-18 05:10:42 | 試合(Spiel)
このNettelstedtのファンはホーム、ゲストにかかわらず、試合前はいつもコートに大きな旗を持って登場。
試合前の練習が終わってコートにひと時の静寂さが漂う中、彼らは子供や大人様々なファンですが、コートを1~2周しています。
それが例えゲストの試合であってもブーイングを受けている光景を目にしたことがありません。
今回はホームでの試合です。

サッカーブンデスリガではいうに及ばず、試合日には最寄駅に立ち寄ると試合開始数時間前には多くの警官が待機し、ユニフェームを着た人達が歌を歌っています。
サッカーに関心がなくても、この光景を目の当たりにすれば今日はここで(サッカー)ブンデスリガの試合が行われることがたちどころにわかります。
アイスホッケーDELは試合前、何台ものパトカーが止まっていたり、警官とファン?との対立光景。
自分がかつて観戦した時にはこんな光景はありませんでした。
というよりもむしろ両チームのユニフォームを着たたくさんのファンがいて試合前から楽しそうに臨戦体制を取っていました。
この光景を目にしたこともあってか、アイスホッケーも大好きなのですが観戦に行かなくなりました。

ハンドボールを顧みると、ホールに集まっている人たちは老若男女、警官との争いとは無縁な、どこか楽しそうな雰囲気を持った人たち。
ハンドボールが大好きな身にとって(若干の)贔屓目はあるかもしれませんが、(女子の試合は特に)警察が入る余地というのは全く感じられません。
でなけれぱコートでサインや写真をお願いしたり、試合後に選手たちと一緒に食事などということは不可能ですから。
でも同じドイツ国内ですし、ユーロ危機の最中ですから、いつ何時ハンドボールもこうした現象が発生するかもわかりません。
しかしながら長年自分が見ている間には、アットホームさが漂うハンドボールにはほのぼのとした雰囲気は変わりません。
いつまでもずっと、この雰囲気を大切に続けていきたいものです。

Franziskaがリザーブ@Deutschland

2012-11-14 05:31:50 | チーム(Mannschaft)
来月4日からセルビアで行われる女子ユーロに向けて、チームは17人(追加としてリザーブメンバーを5人)にノミネートし、今月下旬のルーマニア2連戦での最終テストに備えます。
前回発表時点からかなり妥当なメンバー(というか、ナショナルとしての実績のあるお馴染み+今シーズンのリーグで調子がいいメンバー)になっていますが、今回の注目点は、FHCのフランツィスカ・ミーッツナーがリザーブになってしまったことです。
彼女は190㎝を超す長身アタッカーで、ブンデスリガ2シーズン連続得点女王という輝かしい実績を持ちながら最近の状態があまり良くないという判断を下されました。
それを裏付ける点(個人的には決して納得していませんが、人選はあくまでスタッフが行うことですから、その側に立つと)としては、週末に行われたノルウェーのテルトネスとのEHFポカールではチーム一の9点を挙げたものの、リーグではここ3試合はアンネ・ヨッヒンやクリスティーネ・バイアーなどがチーム一番の得点を挙げ、フランツィカとしてはアタッカー振りを示すことができていませんでした。
しかしながら、今のトレーナーの中ではまずないだろうと思っていたズーザン・ミュラーの嬉しい復帰があるだけに、現在ブンデスリガでの得点ランキングは5位と、彼女にしたら良くはないかもしれませんが、久々のズーザンとの左右45コンビというドイツの"看板"を、残り1か月を切った中でどうアピールしていくのでしょうか?
それにはまず、フランツィスカがユーロだけでなくズーザンとのコンビに対してどう思っているかです。
長年ドイツを支えたグリート・ユラックさんが引退した今、これからのドイツを支えるエースは他ならぬフランツィスカなのですから。
リザーブメンバーとしては、GKのヤナ・クラウゼ、ポストのルイーザ・シュルツェをも含めた3人の185㎝以上という大型の彼女たち共々セルビアで見たいというのは多くのファンが望んでいることと思います。
その結果は4日のスペイン戦、若しくはは5日のハンガリー戦で明らかにされることでしょう。

先日、男女ナショナルはユニフォームのデザインを変更しました。
メーカーは同じですが、自分が持っている数着の中での最新バージョンの次(両脇にドイツ国旗を示す黒赤黄が追加されたのみが変更され、他は全く同じ)のデザインが歴代の中で最も気に入っていました。
女子に関しては、次は前面のメインスポンサー変更(LEICHT KÜCHENからSCHMIDT GRUPPE)のみなので、写真のユニから3代バージョンアップのユニでの登場になります。
2012年バージョンはシャツの下端に波(oder飛翔)のようなストライプが何本か入っていますが、これまでのデザインが気に入っていただけにがっかりしています。
Tor:
Katja Schülke (HC Leipzig)
Clara Woltering (Buducnost Podgorica/MNE)
Feld:
Marlene Zapf (TSV Bayer 04 Leverkusen)
Friederike Lütz (Buxtehuder SV)
Anne Hubinger (HC Leipzig)
Susann Müller (RK Krim Ljubljana/SLO)
Isabell Klein (Buxtehuder SV)
Nadja Nadgornaja (Thüringer HC)
Laura Steinbach (TSV Bayer 04 Leverkusen)
Saskia Lang (HC Leipzig)
Angie Geschke (Våg Vipers Kristiansand/Norge)
Natalie Augsburg (HC Leipzig)
Kim Naidzinavicius (TSV Bayer 04 Leverkusen)
Anna Loerper (Team Tvis Holstebro/Danmark)
Kerstin Wohlbold (Thüringer HC)
Anne Müller (HC Leipzig)
Anja Althaus (Thüringer HC)
Reserve:
Jana Krause (Buxtehuder SV)
Christine Beier (Frankfurter HC)
Franziska Mietzner (Frankfurter HC)
Lone Fischer (Buxtehuder SV)
Luisa Schulze (HC Leipzig)

ただ今単独首位@Deutschland

2012-11-11 05:35:41 | チーム(Mannschaft)
昨シーズン全勝という快挙を成し遂げたTHW Kiel(キール)。
他のチームにとっては屈辱以外の何物ではありませんが、見ている側にとってもやはり興ざめという感がしないでもありません。
今シーズンは4試合目にBerlin(ベルリン)が26-26に持ち込んだために2シーズン連続しての屈辱は避けられました。
10日現在の順位ですが、Rhein-Neckar Löwen(レーヴェン)が唯一の全勝で首位。
他に注目すべきはWetzlar(ヴェッツラー)の大健闘。
ここ10シーズンでの最高位は11位と、中位クラスのチームですが、まだ序盤とはいえ4位は立派の一言です。
そして5位のHannover(ハノーファー)も大健闘。09/10シーズンに1部初昇格でそれまで2部に所属していた"新興"チーム。
これら"グリーン"旋風が序盤戦を面白くしています。
反対に16位のLemgo(レムゴー)はこの順位にいるということが寂しい限りです。
主力メンバーに大きな変動はありませんが、昨シーズン終わりにチームの財政問題が起こり、それが尾を引いている感じです。
元ドイツ代表でマネジャーのVolker Zerbe(フォルカー・ツェルベ)さんに久しぶりに会った時には笑顔でサインと写真に応じてくれた昨シーズン。
この問題以来、ツェルベさんの苦悩する表情が頻繁にWOCHEに載っているので、寂しくて仕方ありません。
この当時はまさかそんな問題を抱えているとは知らなかっただけに、1日も早く解決し、再び上位戦線で戦ってくれることを願うばかりです。
フローリアン・ケアマンにサインと写真をお願いした時も大変親切な応対で感激の一言でした。
フロアにいた彼でしたが、わざわざスタンドまで登ってzusammenに応じてくれたのです。
偉大なスター選手としてドイツ代表で戦っていた彼ですが、ファンに対する応対もまたそれにふさわしいものでした。
マニュエル・リニガーは最初の一言がちょっと驚いた様子で、「自分のことを覚えているよ」と。
かつて彼がWilhelmshavener(ヴィルヘルムスハーフェナー)に所属していたときに面白いやり取りがあったのを自分自身深い思い出としてずっと残っているので、ひょっとして彼も覚えていてくれるといいな、そう思っていただけに自分自身も驚きと同時に嬉しいなんてものではありませんでした。
負けるな、レムゴー!
さて肝心のレーヴェンです。
レムゴーとは逆に20シーズンブンデスリガで活躍した元ドイツ代表GKで憧れの人でもあるヘニング・フリッツさんがついに引退してしまい、今シーズンは2部のLeutershausen(ロイタースハォゼン)のGKコーチに就任しただけでなく、主力のカロル・ビーレッキー、クルツィストフ・リジェウスキー、イヴァン・クーピッチが揃ってポーランドのKielce(キエルツェ)に移籍したこともあって、GKのゴラン・ストヤノヴィッチ、サイドのウーヴェ・ゲンスハイマー、ドイツ代表キャプテンでもあるディフェンスのスペシャリスト、オリバー・ロギッシュが健在とはいえ、さすがに苦戦は免れないのではと思っていました。
それだけに11戦で全勝というのは本当に立派です。
それまで活動していたSG Kronau Östringen(クロナゥ・ェストリンゲン)がRhein-Neckar Löwenになって1部は9シーズン目という新しいチーム。
かつては日本でもプレーしたフレデリック・ヴォルさんがヨーロッパに戻ってきてからトレーナーを務めたことがあるチームです。
今シーズンはまだ1/3が経過だけで全く予断を許しませんが、どこまで走り続けることができるか、楽しみではあります。
1 Rhein-Neckar Löwen 11-0-0 22:0
2 THW Kiel 9-1-0 19:1
3 Füchse Berlin 7-2-1 16:4
4 HSG Wetzlar 7-1-3 15:7
5 TSV Hannover-Burgdorf 6-1-4 13:9
6 SG Flensburg-Handewitt 5-2-3 12:8
7 TuS N-Lübbecke 6-0-4 12:8
8 HSV Hamburg 5-2-3 12:8
9 MT Melsungen 4-3-3 11:9
10 SC Magdeburg 5-0-5 10:10
11 Frisch Auf Göppingen 4-1-6 9:13
12 HBW Balingen-Weilstetten 4-1-6 9:13
13 VfL Gummersbach 4-0-7 8:14
14 TSV GWD Minden 3-2-6 8:14
15 TV 1893 Neuhausen 2-1-8 5:17
16 TBV Lemgo 2-0-8 4:16
17 TV Großwallstadt 1-1-8 3:17
18 TUSEM Essen 0-0-10 0:20

サインボールとフランクフルト マインの衰退@Deutschland

2012-11-11 05:17:40 | ハンドボールグッズ(Artikel)
ドイツには2か所のフランクフルトがありますが、ブンデスリガ女子1部のFHCはベルリンの東にあるオーダー川を挟んでいるポーランド国境の町フランクフルト・オーダー(Frankfurt Oder)で、旧東ドイツです。
こちらに対し、一般に知られている方は旧西ドイツのフランクフルト・マイン(Frankfurt am Main)と呼んでいます。
国際都市フランクフルト マインには様々な競技で活躍するチームが存在しています(した)。
アイスホッケーDEL(Deutsche Eishockey Liga)のFrankfurt Lionsは半世紀の歴史を持っていましたが、昨シーズン限りで財政問題のために消滅してしまいました。
またバスケットボールのBeko Basketball Bundesligaに所属しているFraport Skylinersは1999年創立と新しいチームですが、現在は18チーム中16位。
LionsとSkylinersは観戦に行ったことがあります。
またアメフトを世界的スポーツにという目的で創設され、2007年まで存在していたアメリカンフットボールのNFL Europeに所属していたFrankfurt Galaxy。
ハンドボールもかつてはBallsporthalleを使用したりFrankfurtの地名を名乗ることもありましたが、実質は隣接する町のSG Wallau Massenheim(写真左のサインボール)は現在では別の経営母体のクラブが引き継ぎ、すっかりFrankfurtのローカルチームというかなり小規模クラスになってしまいました。
結局最も支持が大きいサッカーブンデスリガのEintracht Frankfurtのみといった感じで、本当に寂しいの一言です。 
右はTHW Kielのサインボールです。

5Cent硬貨で@Deutschland

2012-11-10 05:33:38 | その他(Andere)
「ドイツで最も古い町」といわれているTrier。
確かに町を歩いていて遺跡などを見ると、ドイツというよりイタリア(古代ローマ)といった面影があります。
観光土産の一つとして、写真のメダルがあります。
これは町の4~5か所に設置されているのですが、左の5セント硬貨をマシーンに入れて手回しハンドルを操作すると右のようなデザインと形に変身します。
Porta Nigraと10月22日に紹介しましたKaiserthermenの2か所でこのメダルを作りました。

ズーザンの復帰、Europa Meisterschaftに向けて@Deutschland

2012-11-02 04:50:05 | チーム(Mannschaft)
12月にセルビアで行われるFrauen Europa Meisterschaft(女子オイロ)の候補選手28人を発表しました。
この中で写真を撮らせてもらっている選手は22人で、そのうちzusammenでは10数人。
なので、嬉しいメンバー構成となっているのは言うまでもありません。
で、今回特に嬉しいのはズーザンの復帰。
トレーナーが変わらない限り復帰はあり得ないのではと思っていただけに、嬉しいというかびっくりしたニュースです。
そしてイザベル。
膝の怪我で長い間試合に出られない状態が続き、先日ホームのブックテゥーダーでは久々に復帰することができただけでなく、今回のノミネート。
かつて友人と共に、昨シーズンまでFHCに所属していたドイツ代表でも活躍したマンディ・ヘリングさんと4人での写真を新聞に掲載してくれた(スポーツ欄以外の記事です)選手です(イザベルはキールのドミニクと結婚していますが)。
反対に悲しいのは、シュテフィーの名前がないこと。
先日グリートのお別れゲームがあった後だけに、(グリートに次ぐ)シュテフィーがどこまで(グリートの記録に)迫ることができるのかを楽しみにしている現在、これは寂しい限りです。
理由は左足を怪我してしまったのですが、今はただ復帰の日を待ち望むことが第一で、リーグやポカールの制覇を期待したいです。
とにもかくにもドイツがチャンピオンになってくれることは自分自身の長年の悲願でもありますが、どこまでやってくれるのか。
Tor:
 Katja Schülke (HC Leipzig)
 Clara Woltering (Buducnost Podgorica/Montenegro)
 Jana Krause (Buxtehuder SV)
 Maike März (Thüringer HC)
Feld:
 Marlene Zapf (TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Maxi Hayn (Buxtehuder SV)
 Friederike Lütz (Buxtehuder SV)
 Maike Schirmer (VfL Oldenburg)
 Anne Hubinger (HC Leipzig)
 Susann Müller (RK Krim/Slowenia)
 Christine Beier (Frankfurter HC)
 Isabell Klein (Buxtehuder SV)
 Nadja Nadgornaja (Thüringer HC)
 Franziska Mietzner (Frankfurter HC)
 Laura Steinbach (TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Saskia Lang (HC Leipzig)
 Angie Geschke (Våg Vipers Kristiansand/Norge)
 Jessica Oldenburg (Buxtehuder SV)
 Natalie Augsburg (HC Leipzig)
 Kim Birke (VfL Oldenburg)
 Lone Fischer (Buxtehuder SV)
 Kim Naidzinavicius (TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Anna Loerper (Team Tvis Holstebro/Danmark)
 Kerstin Wohlbold (Thüringer HC)
 Wiebke Kethorn (VfL Oldenburg)
 Anne Müller (HC Leipzig)
 Anja Althaus (Thüringer HC)
 Luisa Schulze (HC Leipzig)