Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

残念、独占ならず...@Deutschland

2017-04-30 04:27:06 | 試合(Spiel)
今シーズンの男子EHF Pokalはこの週末にクォーターファイナル第2戦が行われました。
ファイナル4の開催地になっているGöppingenは既にシードされ、残り3枠の戦いです。
注目すべきはドイツ勢の独占なるか、でした。
Helvetia Anaitasuna(スペイン)対SC Magdeburg
 27-34、32-35 トータル 59-69
(29.04.2017)
Grundfos Tatabanya KC(ハンガリー)対Füchse Berlin
 25-30、22-28 トータル 47-58
Saint-Raphael Var Handball(フランス)対MT Melsungen
 30-26、31-23 トータル61-49

SCMとFüchseが勝ち上がり、残りはMelsungen1チームです。
Melsungenはゲストでの試合を4点差で負けてしまいましたが、2戦目はホームでの試合とあって逆転のチャンスはまだ大いにあります。
が、しかし残念ながら8点差での敗戦。
期待していたEHF "Deutschland" Pokal Final 4はなりませんでした。

来年1月からは...@Deutschland

2017-04-29 03:15:27 | その他(Andere)
女子代表トレーナーのMichael Bieglerさん。
85年のLTV Wuppertalから始まったトレーナーですが、ポーランド代表を除きブンデスリガを率いていましたが、今回DHBのプロジェクトにより初めて女子を率いています。
契約は12月のホーム開催のWMまでで、来年1月からは再び男子に戻りDHfK Leipzigのトレーナーに就任することが公表されました。
昨年の国際試合の後でMichaelさんに会った時、再び男子に戻ると聞いてはいました。
Leipzigは現在の男子代表トレーナーChristian Prokopさんが率いていたクラブで、Michaelさんにとってもポーランド代表後に率いていたので、いわば"復帰"でもあります。

再び2か国も...@Deutschland

2017-04-23 03:29:38 | チーム(Mannschaft)
7月27日~8月6日にスロヴェニアで行われるU19 EMのグループ分けが決まりました。
ドイツはグループCに組み込まれ、スペイン、フランス、セルビアと同じグループ。
これは3月にNiedersachsenでの4か国トーナメントで対戦したスペインとフランスが再び同じグループといった偶然です。
本大会は16チームの参加なので残る相手は15チーム。
それにしてもかなり高い確率です。
4か国トーナメントは今回のU19 EM予選に先駆けてのテストマッチということでしたが、ドイツは両チームに対して勝利を飾りました。
トレーナーのマリーレさんは「それにたいしては良い感触がある。しかし、それは今大会の予選前のことで来る本選では完全に違ったタスクになるだろう。とはいえ、我々には良いアドバンテージになっていることは間違いない」
との意見を述べています。
A代表と違い、比較的試合をする機会の少ないU19代表にとって3月の試合は大きな経験です。

グループA
 ハンガリー
 スウェーデン
 ルーマニア
 オランダ
グループB
 ロシア
 クロアチア
 ノルウェー
 マケドニア
グループD
 デンマーク
 スロヴェニア
 ポルトガル
 モンテネグロ

圧倒的、1位は全てドイツ勢@Deutschland

2017-04-18 04:05:00 | 試合(Spiel)
ヨーロッパカップの一つ、男子のLIQUI MOLY EHF Pokal Final 4は来月20・21日にGöppingenで行われます。
グループリーグが終わり、それぞれの1位通過は、A:Füchse Berlin、B:Göppingen、C:Magdeburg、D:Melsungenと、ブンデスリガの独占です。
しかもBerlinは5勝0分1敗、B:Göppingen6勝0分0敗、C:Magdeburg5勝1分0敗、D:Melsungen4勝0分2敗と、合計で20勝1分3敗と圧倒的な強さです。
ファイナル進出を決めるクォーターファイナルは今月の22・23日と29日に2戦方式で行われますが、昨シーズンのチャンピオンGöppingenはすでにシードされ、ファイナルは史上初めてブンデスリガ勢の可能性があります。
このEHF Pokalはここ20年は圧倒的にドイツ勢が強く、
 82 Gummersbach
 84 Großwallstadt
 89 Düsseldorf
 92 Wallau Massenheim
 97 Flensburg
 98 Kiel
 99 Magdeburg
 01 Magdeburg
 02 Kiel
 04 Kiel
 05 Essen
 06 Lemgo
 07 Magdeburg
 08 Nordhorn
 09 Gummersbach
 10 Lemgo
 12 Göppingen
 13 Rhein Neckar Löwen
 15 Füchse berlin
 16 Göppingen
となっています。
チャンピオンズリーグでのKielもそうですが、Göppingenは毎回Pokal仕様のユニフォームを着用し、評判を呼んでいます。
今シーズンも是非、ドイツ勢のチャンピオンを期待したいものです。

今シーズンのDHB Pokalは...@Deutschland

2017-04-17 04:31:14 | 試合(Spiel)
14日のKarfreitagに始まった今年のOsternは本日のOstersonntag、そして明日のOstermontagと、残り1日になりました。

ところでPokal FinalはBietigheimのホームEge Trans Arenaで行われますが、ここは普段男子のホームとして使用しているホールです。
女子は線路を隔てて北側にあるSporthalle am Viaduktで行っています。
男子は2部で現在残り8試合の段階で19勝5分6敗の2位と、来シーズンの1部再昇格の可能性があります。
今年暮れの女子世界選手権のホールとしても使用(OldenburgのEWE Arenaは2013年と最も新しく、次いで2012年オープンの2番目に新しいホールです)されるだけでなく、DEL2(アイスホッケーの2部)のBietigheim Steelersのホームリンクとしても使用されるホールです。
9月16日~3月5日のレギュラーシーズンは1位通過で、プレーオフに臨み、レギュラーシーズン2位のLöwen Frankfurtとファイナル(7戦4勝システム)で対戦、昨日の初戦はホームで5-7で敗戦し。明日のゲストでの第2戦に雪辱を期します。
と、このところBietigheimはスポーツの町として知られる存在になりつつあるようです。
アイスホッケーのリンクとして使用されることから、基本的にスタンドからコートに降りることはできないかもしれません。
以前訪れたときは降りられなかったので、試合後は外で写真などを撮らせてもらいました。
今回もその可能性が高いかもしれないので、表彰式後に写真を撮らせてもらうのは難しいかもしれません。
楽しみの一つが難しそうなのは寂しいです。

Ostern!@Deutschland

2017-04-15 02:39:45 | その他(Andere)
いよいよOstern(easter)の季節になり、初日の今日はKarfreitag(聖金曜日)の祝日です。
昨年は3月25日~、一昨年は4月3日~、来年は4月1日~と、Osternは固定ではなく、3月~4月まで毎年変動されます。
店にはOstern関係の商品も多く並び、見ているだけでワクワクします...欲しくなると安いもの限定で買います(写真は食品を買いに行ったとき、入口にある別の雑貨スーパーに飾ってあったのが目について、もう1種類買いました=nur€1.99!=が、両方とも家のドアノブにぶら下げています)。

各リーグもいよいよ終盤を迎え、優勝争い、昇格争い、降格争い等でドキドキします。
2部女子は最初から順調に勝ち続けたBensheim Auerbachは圧倒的な強さで早くも1部昇格を決めています(23勝1分1敗)。
しかし2位のRosengarten(15勝1分9敗)から最下位(16位)のLintrort(9勝1分17敗)まで実に熾烈な争いが続き、最後まで順位争いは混沌としていくものと思われます。
昇格は上位2チーム、降格は下位4チームですが、1部はHCLがまさかの財政問題発生のため来シーズンの降格。
今シーズン昇格したCelleは期限ぎりぎりまでにライセンスを更新したようですが、現在のところ最下位。
1部女子に関しては今シーズンほとんどのチームを観戦していることもあり、2部降格はとても辛いところです。
3部男子東は観戦した首位のHildesheim対2位のElbflorenzの熱戦でしたが、先日ずっと首位にいたHildesheimが2位に、Elbflorenzが首位に躍り出ました。
昇格するのは1チームだけで残り3試合、ポイント差は3、残りはElbflorenzはホームでGelnhausen(12位)とLeipzig(13位)、最終戦はゲストでCoburg(14位)。
対するHildesheimはゲストでLeipzig、ホームでGernhausen、さらに最終戦はゲストでBurgdorf(10位)と、若干ですがElbflorenzがやや優位と思われます。
3部男子西はやはり観戦に行ったNeusserが首位を守り、ほぼ昇格を決めているようです。
Osternのワクワク気分とは別のウキウキ憂鬱な季節でもあります。

全て1部チームの...@Deutschland

2017-04-14 05:01:22 | 試合(Spiel)
今シーズンのA-Jugend Meisterschaft Final 4に進出決定したのは、Blomberg、Buxtehuder、Oldenburg、Leverkusenと、全て1部ブンデスリガに所属しているチームになりました。
14・15年の2回、DHB Pokal Final 4とのジョイント開催でしたが、今シーズンも単独開催です。
普段のJugend Bundesligaでは考えられないくらいの観客が集まり、選手たちにとっては大きな励みになったと思いますし、見ているこちらも同時に見られるのでいつも以上に楽しめました。
なので、ジョイント開催が行われた頃はずっと続いてほしいと思っていましたが、残念ながら2回だけでした。
ちなみにTHW KielがPokal Siegerとなった恒例のHamburgでの男子REWE Final 4は、同時にアマチュア・ポカールのファイナルも行われ、延長でも決着がつかず7MTコンテストの末、Tus SpengeHSVがBad Blankenburgを36-35で破ってタイトルを獲得しました。
3000人のファンが集まった中で、とても素晴らしいゲームが展開されました。
ここ数年はJuniorinnenの試合も結構観戦していることもあり、そこで出会った選手たちも参加しているJugendリーグ。
面白いのはブンデスリガだけでなく、下部リーグやこうしたJugendの試合も同様にとても楽しめます。
なおFinal 4は6月3・4日に行うことと2日間のチケットは12€、1日のみは7€等は決まっているものの、会場はまだ決まっていません。

1000試合@Deutschland

2017-04-08 03:56:21 | チーム(Mannschaft)
男子1部のGWD(Grün Weiß Dankersen) MindenはBergischer HCとのホームの試合でブンデスリガ1000試合を27-22の勝利で飾りました。
ちなみに昨シーズンまでに1000試合を超えているのはTHW Kiel、VfL Gummersbach、TBV Lemgo、TV Großwallstadt(現在は3部)のわずか4チームだけ。
これまで1試合平均3000人弱の観衆を集めていたMindenはこの記念すべき試合に4052人のファンが集まりました。
Mindenの歴代得点で1000点越えはArne Niemeyerの1033点、Dimitri Kusilewの1013点の2人です。
今シーズン登録されている選手ではMoritz Schäpsmeierの888点が最高で、1000点越えに期待したいです。

呉越同舟で...@Deutschland

2017-04-03 04:51:41 | チーム(Mannschaft)
これはDHB(Deutscher Handball Bund)のバスですが、先日の国際試合では両チームの選手団が降りてきました。
もちろんそんなことは知らず、てっきりスペインだろうと思って(どういう根拠かわからないのですが...)
"¡Hola(=Hallo)!"と挨拶しても反応が芳しくないし、着ているトレーニングウェアも違うし...。
???
すると次に赤いウェアのスペインが下りてきました。
その時に初めて一緒に乗っていたと理解できました。
宿泊しているホテルが同じ(スペインはRFEBMにフライトスケジュールや宿泊ホテルが載っていました)こともあるのか、試合をするチーム同士が同じバスに乗るとは...。
ホールに入ると両チームのスタッフが一人ずつ、入口のところでしばらく話をしていました。
ブンデスリガのチームはゲストの試合ではチーム専用バスやチームスポンサーのバスを利用するのが普通ですが、今回はDHBが招いた親善試合ということもあって、このバスを使ったのでしょう。
昨年秋のスウェーデンとの試合ではドイツはこのバスを使い、スウェーデンは別のバスを使っていましたが、今回は4チーム全てこのDHBのバスを利用したようです。
もちろんこれは、テストマッチだからできることです。

Tag des Handballs @Deutschland

2017-04-01 04:39:46 | 試合(Spiel)
先月中旬、土曜日はGöteborgに乗り込み、翌日曜日はHamburgでスウェーデンとの男女国際マッチが行われました。
特にHamburgでの試合は“Tag des Handballs“と称し、男子ユーゲントはイスラエルを招いてのトリプルマッチになりました。
ちなみに男女の国際マッチが同時に開催されるのは、14年6月14日にMagdeburgで男子のポーランド戦、女子のマケドニア戦以来のことで、とても珍しいことです。 
今回のプログラムを見ると、スウェーデン男子の登録14選手は全てブンデスリガ所属と、まるでオールスターゲームのような試合です。
女子は昨年秋にスウェーデンとの2連戦を行いましたが、その時には登録されていなかったUlrika Toft Hansenが今回は登場しました。
Ulrikaは旧姓Ågrenで、かつてBuxtehuderに所属していたお馴染みの選手です。
Göteborgでの女子は28-33、男子は25-27、Hamburgでの女子は23-24、男子は25-25と、結局1試合も勝つことはできませんでした。
Göteborgは3500人に終わったものの、Hamburgは10859人とドイツでは相変わらずの大盛況でしたが、このような大勢のファンの下で試合経験のない女子は雰囲気にも飲まれてしまった感があるようです。
そういった面で、旧ユーゴスラヴィアのモンテネグロやハンガリーなどの中・東欧諸国と比べて精神的なタフさが欠けているかもしれません。
これらの国は国内リーグでも何となく殺気じみたものがあり、ドイツ(ブンデスリガ)の温か~い雰囲気とは違います(正直なところ、この雰囲気が大好きなのですが)。
しかし、12月には20年ぶりにホーム開催のWMを控えている女子にとっては本当に厳しい結果です。
当時は3位に輝きました。
いつもチャンピオンズリーグやEM、WM、オリンピックでのチャンピオンを願っているのですが、正直なところ10位以内も難しいのでは(ヨーロッパ勢最下位だけはなってほしくはない...かなり消極的です)、と思ってしまいます。