Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

嬉しい選出@Deutschland

2015-01-22 05:13:44 | チーム(Mannschaft)
世界選手権の代表で一番嬉しい選手はネッテルシュテッド・リューベッケ(TuS Nettelstedt-Lübbecke)の右バック(Rückraum Rechts)、イェンス・シェーンガルス(Jens Schöngarth)。
88年12月生まれで、代表メンバーでは2番目の身長の203cm。
代表デビューは今月4日、レイキャビクでのアイスランド戦と、ナショナルチームでは"新人"です。
イェンスに注目したのはごく最近のことで、試合前黙々とバランスボールを使ってトレーニングしていました。
試合前のコートでこうしたトレーニングを行っているのはとても珍しく、これまで記憶にありません。
そして試合後はコートサイドで身内の人たち3~4人に試合の印象を話していました。
相手の選手がやたら肘を使って当たってきたのが気になっていたと、盛んに訴えていました。
実はこの試合、相手チームに注目選手がいたので当初は注目してはいなかったのですが、試合前後のこうしたことで俄然注目しました。
見るからに体つきが強そうな印象ですが、内面はかなりナイーブなのかもしれません。
一通り身内の人たちに話した後、写真やサインをお願いしましたが、この時はまだ代表経験がなかったので、いつかは代表に選ばれてほしいと思っていました。
昨年8月に代表トレーナーがMartin HeubergerさんからDagur Sigurðssonさんに代わってメンバーに選ばれたわけですが、トレーナー交代がなければ今回の代表入りはなかった可能性が高いと思いますので、そういった意味ではダーグルさんに代わってよかったと思っています。
大会は予選ラウンド3試合を終わってポーランドとロシアにそれぞれ29-26、27-26と連勝の後、デンマークに30-30で現在グループDの首位。
残りはアルゼンチンとサウジアラビアなので、首位突破は難しい問題ではなさそうです。
ただイェンスとしては同じポジションには現段階でチーム得点2位(19点)のシュテファン・ヴァインホルド(Steffen Weinhold)という厚い壁が控えていることもあり、これまで5分弱の出場にとどまっているのが寂しいですが、今回をきっかけとしてステップアップしてほしいものです。

マスターカップ2015@Schweiz und Deutschland

2015-01-19 04:59:52 | チーム(Mannschaft)
カタールで世界選手権が開幕した週末、ジュニア(Juniorinnen)チームはスイスでスロヴェニア、スロヴァキア、スイスとマスターカップ2015と銘打ったトーナメントに参加しました。
チームの目的は4月に行われるEM予選に突破し、7月23日から8月2日にスペインで行われるEM U-19での上位進出にあると思います。
メンバーは96・97年に生まれた選手で構成されていますが、昨年8月マケドニアで行われたU18で2位に輝いたメンバー以外を主に臨みました。
先日書き込みした主力と思われる選手たちはほぼ"当確"で、この世代の底上げ(+選手層の厚さ)を図るために更にメンバーを広げているようです。

Tor:
 イェシカJessica Jochims(Frisch Auf Göppingen)
 マディタMadita Kohorst (VfL Oldenburg)
Feld:
 ザラSarah Irmler(TSV Haunstetten)
 ヨアンナJoanna Rode(HC Leipzig)
 エレナElena Fabritz(TSG Ketsch)
 アンニカAnnika Ingenpaß(Koblenz/Weibern)
 ソフィアSophia Sommerrock(HSG Pforzheim)
 カスリンKathrin Pichlmeier(SVG Celle)
 アリサAlica Burgert(TV Lahr)
 エリザElisa Burkholder(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 ミーケMieke Düvel(SVG Celle)
 ピアPia Dietz(Union Halle-Neustadt)
 カヤKaja Ziegenbein(HSG Blomberg-Lippe)
 アリナAlina Grijseels(BVB 09 Dortmund)
 ダナDana Centini(TV Beyeröde)
 フランツィスカFranziska Peter(ESV Regensburg)
 ユリアJulia Schraml(Frisch Auf Göppingen)
 アンナAnna Michele Dürrwald(Frankfurter HC)

4ヶ国対抗トーナメントと思っていたのですが、ハンガリーやツーク地域選抜の参加や男女両方のトーナメントと、かなり大きな大会でした。
16(金)
 18:30 Deutschland U18 - Zuger Auswahl 36:14 (15:7)
 20:30 男子 Schweiz U17 - Frankreich U17 24:21 (11:12)
 18:30 Deutschland U20 - Slowenien U20 30:25 (8:10)
 20:30 女子 Slowakei U20 - Schweiz U20 22:35 (8:18)
 18:30 女子 Schweiz U18 - Tschechien U18 26:27 (13:12)
 20:30 男子 Schweiz U19 - Ungarn U19 20:24 (10:12)
17(土)
 11:00 Deutschland U18 - Tschechien U18 19:20 (9:9)
 12:45 Deutschland U20 - Slowakei U20 27:20 (10:9)
 14:45 女子 Schweiz U18 - Zuger Auswahl 26:17 (12:6)
 16:30 男子 Schweiz U17 - Frankreich U17 29:23 (17:8)
 18:15 女子 Schweiz U20 - Slowenien U20 21:32 (12:14)
 20:30 男子 Schweiz U19 - Ungarn U19 29:29 (11:10)
18(日)
 10:00 Slowenien U20 - Slowakei U20 26:23 (15:11)
 11:45 男子 Schweiz U17 - Frankreich U17 25:17 (14:11)
 13:45 女子 Schweiz U18 - Deutschland U18 16:29 (9:12)
 15:30 女子 Schweiz U20 - Deutschland U20 27:35 (9:15)
 17:15 Tschechien U18 - Zuger Auswahl 36:22 (14:11)

さらに17(土)には、スイス各地域同士のトーナメントも行われました。
 09:00 RA Innerschweiz RA Zürich 19:18
 10:00 RA Ost RA Aargau+ 21:15
 11:00 RA Zürich RA Romandie 22:8
 12:00 RA Innerschweiz RA Aargau+ 24:20
 13:00 RA Ost RA Romandie 18:15
 14:00 RA Aargau+ RA Zürich 13:16
 15:00 RA Romandie RA Innerschweiz 10:31
 16:00 RA Ost RA Innerschweiz 20:19
 17:00 RA Romandie RA Aargau+ 12:11
 18:00 RA Zürich RA Ost 13:20

着実に首位をキープ、原動力の一人は...@Deutschland

2015-01-18 03:42:25 | チーム(Mannschaft)
3部東のSG 09 Kirchhof。
2部にいた昨シーズン、昨シーズンのDHB Pokalはべスト8まで進出し、クォーターファイナルはファイナルに進出したブロムベルグと対戦しました。
その時点でチームはちょうど中くらいの順位でした。
ブロムベルグとの試合後、何人かの選手がいたので写真を撮らせてもらった時、
「来シーズンは1部昇格を期待していますね♪」
そう話しました。
ところがチームはこの頃を境に下降線を辿り、その後は2勝3分8敗となってしまい、トータルでは8勝5分15敗で14位。
1部どころか、3部陥落の憂き目を見てしまいました。
その今シーズンは現在14勝0分1敗で、2位のHSV Marienbergは10勝3分3敗。
ポイントは5の差があります。
今日は両チームの対戦があり、26-20とゲストのキルヒホフが勝ちました。
原動力の一人は、U20代表経験のあるマリーケ・ブラーゼ(Mariele Blase)。
1部のTHCから"若手選手パートナーチーム出場制度" で、キルヒホフにも登録。
層の厚いTHCでは出番に恵まれないものの、キルヒホフでは毎試合主力として活躍しています。
ヨアンナ・クリスティナ・ミハイ(Joana Cristina Mihai)の9点に次ぐ5点を挙げ、勝利に貢献しました。
これまで全試合(15試合)に出場し、直前に挙げたヨアンナに次ぐ77点を挙げているなど、チームに欠かせない戦力になりました。
この制度は若手選手にとって試合に出場できるメリットがあり、ドイツ代表で昨シーズン得点ランキング1位に輝いたシェニア・ミネフスカヤ(Shenia Minevskaja)もこの制度を利用し、マリーケと同様にTHCからキルヒホフにも登録していたことがあります。
この制度はいわゆる"期限付きの移籍"ではないので、元のチームでも出場が可能です。
つまり同じシーズンに2つのチームから出場可能なので、換言すると2つのチームで練習を行っているのです。
ハンド以外の生活(学生や仕事)に加えて2つのチームでの練習+試合と、かなりのハードな状況がある中、結果を残していく先にはきっと素晴らしい将来があると思います。
今年はU20代表としてのマリーケに会いましたが、いつの日かドイツ代表としてのマリーケが見られることを楽しみにしています。
ひょっとすると、19年の熊本でのWM、20年の東京でのオリンピックあたりには主力として...。

現在の順位
 1 SG 09 Kirchhof 14-0-1 437:344 +93 28:2
 2 SV Germania Fritzlar 11-1-3 379:326 +53 23:7
 3 HSV Marienberg 10-3-3 450:384 +66 23:9
 4 HC Salzland 9-1-5 373:348 +25 19:11
 5 HaSpo Bayreuth 8-1-6 380:369 +11 17:13
 6 HSG Blomberg-Lippe II 7-1-7 414:412 +2 15:15
 7 Handball Bad Salzuflen 7-1-7 382:406 -24 15:15
 8 HSG Union 92 Halle 5-3-7 367:361 +6 13:17
 9 HC Leipzig II 6-1-8 414:406 +8 13:17
 10 HSG Osterode Harz 5-2-8 400:438 -38 12:18
 11 MTV Rohrsen 4-1-10 355:409 -54 9:21
 12 HSG Hannover-Badenstedt 4-0-11 416:453 -37 8:22
 13 TSV Hahlen 3-2-10 363:437 -74 8:22
 14 HSV Minden-Nord 3-1-10 357:394 -37 7:21

国籍を取得、そしてGKは全員ブンデスリガ所属@Deutschland قطر og Sverige

2015-01-15 05:34:23 | チーム(Mannschaft)
明日からカタールで男子のWMが開幕します。
開幕の試合は地元カタールとブラジルが対戦。
ブラジルが開幕戦を戦うのは07年ベルリンでのドイツ大会以来だと思いました。
このところWM或いはEMはリザーブを含めて28人登録になっています。
ドイツはリザーブ登録の右ウイング、トビアス・ライヒマン(Tobias Reichmann...KS Kielce=Polska)を除いて全員がブンデスリガ所属メンバーです。

参加24ヶ国中、ドイツのクラブに所属する選手がいないのはA組のカタール、ベラルーシ、ブラジル、B組のマケドニア、チュニジア、イラン、C組のアルジェリア、エジプト、D組のアルゼンチン、サウジアラビアの10ヶ国で、ドイツを除くと13ヶ国合計70人の選手がドイツのクラブに所属しています。
最多はスウェーデンが半分の14人、次いでアイスランドとデンマークの各12人、オーストリアの9人、チェコの6人...になっています。

逆に他国に所属している選手がいないのは、サウジアラビアと開催国カタール。
ただカタールはスイスのグラスホッパーを経てドイツ移籍後はプフリンゲンやグンマースバッハ、ラインネッカーに所属していたモンテネグロ国籍のゴラン・ストヤノヴィッチ(Goran Stojanovic)やスペイン国籍のボルハ・ヴィダル・フェルナンデス(Borja Vidal Fernández)、フランス国籍のベルトラン・ロイヌ(Bertrand Roiné)、キューバ国籍のラファエル・カポーテ(Rafael Capote)などにカタール国籍を取得させ、今大会に臨んでいます。
ちなみにボルハはサラゴサではバスケットボール選手として活躍した後ハンドに転向し、11/12シーズンにフランスのナントに移り、カタール国籍を取得、Al-Qiyadahに所属といったかなり異色の経歴(多彩な才能)を持っているようです。

またスウェーデンはGKを4人登録していますが、マティアス・アンダーション(Mattias Andersson)はフレンスブルグ、アンドレアス・パリッカ(Andreas Palicka)とヨハン・シェストランド(Johan Sjöstrand)はキール、ミカエル・アッペルグレン(Mikael Appelgren)はメルズンゲンと、全員ブンデスリガというのも面白いです。

誇らしげに、そしてちょっとびっくり...@Deutschland og Sverige

2015-01-12 05:05:17 | チーム(Mannschaft)
ハンドボールを見に行くことの楽しみは単に試合観戦だけでなく、選手に写真を撮らせてもらったり、サインをもらったりといったことも自分にとっては大きなことです(これもまた年甲斐もありませんが)。
それは国際試合やブンデスリガ1部だけでなく、2部・3部、そしてユーゲントの試合もまた然りです。
ユーゲントの試合は知っている選手に写真を撮らせてもらうことが主ですが。
サインをもらう時、中には"natürlich!(of course!)"や"kein Problem!(no problem!)"といった返事をしてサインをしてくれる選手もいます。
さらに、何か誇らしげというか楽しそうにサインをしてくれる選手もいて、選手たちはファンのサインや写真の求めに気楽に応じてくれます。
以前も書いたかもしれませんが、現在ファンの求めに応じている選手も、子供の頃にはきっとハンドを観戦に行って憧れの選手にサインや写真をお願いしていたのでしょう。
もしかしたら昔、自分が実際に見ていた子供たちの中にも年月が経過した今、ファンの求めに応じている選手となった人たちもいるに違いありません。
そんなことを考えると、とても楽しいことです。
試合中に激しいプレーを見せてくれた選手も、こうしてファンの求めに気軽に応じてくれる姿は自分から見てとても格好いいですし、素敵です。
それは国の代表やチームの主力だけでなく、選手全てに対してそう思っています。

かつてスウェーデン代表の主力で、ブンデスリガでもTV HüttenbergやTV Niederwurzbach、THW Kielで10シーズン以上所属した現在スウェーデン男子ナショナルのスタッフ、スタファン・オルソン(Staffan Olsson)さんは"Tack så mycket!"(Thank you very much!)とお礼を述べると必ず"Var så god"(You are welcome)と返事をしてくれて書いたサインを渡してくれるのが深く印象に残っています。
それとちょっと不思議なのが、スウェーデンの選手にサインをもらう時にはいつも"Kan ni rita en underskrift har?(Would you please write me your signature?)"と言ってサインをお願いしても普通の反応(もちろん喜んでサインをしてくれます)なのです。
これまで様々な国の選手やチームスタッフ、或いは訪れた国でそれぞれの言語で挨拶した時にはちょっとびっくりしながら、それから直ぐににっこりと喜んだり、或いは驚いたりしてくれているだけに、スウェーデン選手たちの特に変わらないごく普通の対応には逆にこちらがちょっと驚いています。
東洋系の人間がスウェーデン語を話すことに不思議感はないのかな...?
そう思うと同時に、ある意味何か面白いと思っています。

€4.5から...@Deutschland

2015-01-11 04:50:17 | その他(Andere)
ハンドボール以外には映画を見に行くのも結構好きです。
とても安い料金で、ゆったりとした席で見られるのも嬉しいです。
これまでもっとも安かったのはnur€4.5!で、1回だけ見に行った3Dも€12でした。
平均して€6~7と、本当に安いです。
ただ試合ごとの立派なProgrammheft(Hallenheft)が発行されているハンドボールと違って、作品単独のパンフレット(プログラム)はありません。
月刊で映画館の総合パンフレツトや、作品によっては稀にごく簡単なものは置いてあるのに、しっかりとしたものはないのが残念です。
そんな中、ここ3年間に見に行った映画で気に入った作品を、国産(ドイツ)、外国映画、アニメ(これも結構見ているので...)と、ジャンル別に挙げてみます。
2012年
 ※国産...Türkisch für Anfänger
 これは主演女優のヨセフィーヌ・プロイス(Josefine Preuß)が好きで、見に行きました。
 共演はエリヤス・ムパラク(Elyas M'Barek)で、チュニジア人とオーストリア人の両親のもとに産まれたドイツ・オーストリア国籍の俳優で、これまでエリヤスの作品は3作程見ています。  
 ※外国...Spieglein Spieglein(12年・アメリカ)オリジナルタイトル"Mirror Mirror"で、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)とリリー・コリンズ(Lily Collins)共演、日本では『白雪姫と鏡の女王』というタイトルで上映されたそうです。
2013年
 ※国産...Sein letztes Rennen
 年老いてからも走ることに情熱を燃やす一人の男性をディーター・ハラーフォルデン(Dieter Hallervorden)が演じています。
 ※アニメ...Die Eiskönigin – Völlig unverfroren(13年・アメリカ)オリジナルタイトル"Frozen"で、日本では『アナと雪の女王』のタイトルでもの凄くヒットしたそうで、公開直後のクリスマスに見に行きました。
  Wolkig mit Aussicht auf Fleischbällchen 2(13年・アメリカ)オリジナルタイトル"Cloudy With a Chance of Meatballs 2"で、初作に続いてこれも見に行きました。
  アニメ映画って気楽に見られるので、かなり好きなジャンルです(年甲斐もありませんが...)。
2014年
 ※国産...Fünf Freunde 3
 作品名の通り、5人の友人たちが出掛ける物語で、どことなくとあるアメリカ映画(すみません、作品名を忘れてしまいました)を髣髴させます。
 13年は前作の"Fünf Freunde 2"も見に行きました。
 ※外国...Walter Mittys Geheimleben(13年・アメリカ)オリジナルタイトル"The Secret Life of Walter Mitty"で、久し振りにベン・スティーラー(Ben Stiller)の作品を見ました。
 他にも昨年見に行った12年・フィンランド映画の"Ella und das große Rennen"や13年のアニメ"Turbo – Kleine Schnecke, großer Traum"(オリジナルタイトルは"Turbo")も中々面白かったですし、10年の"Friendship!"をきっかけに、11年の"What a Man "と"Rubbeldiekatz"、13年の"Frau Ella"など、人気コメディー俳優・マティァス・シュヴァイヘーファー(Matthias Schweighöfer)の作品は、どれをみても楽しめます。
今年はまだ見に行っていませんが(今年はわずか10日程しか経過していませんし)、面白そうな作品があったら幾つか見てみようと思っています。
ちなみに映画を見に行くきっかけとなったのは、かつてDB(ドイツ鉄道)のサイトに映画作品のバナー広告があり、その女優がどことなくかつてのドイツ代表選手に似ていた(少しだけ顔が)ので興味を持って見に行きました。
それ以来、のんびりゆったり見られるのが楽しくて見に行くようになり、結構はまっています。

全治6か月の@Magyar

2015-01-08 05:58:36 | チーム(Mannschaft)
昨年11月のことですが、世界チャンピオンブラジル代表で、チャンピオンズリーグ覇者ジェール(Győr)の主力、エドゥアルダ・アモリム(Eduarda Amorim)はスペイン・マラガでの試合中に前十字靱帯断裂を負ってしまい、全治6か月と診断されました。
昨シーズンの国内リーグ(NB1)ではチーム3番目の113点、一昨年12月セルビアでの世界選手権でもチーム3番目の34点(全体で18位)を挙げるなど、186cmの身長はナショナルチーム一の長身で左バックとして活躍しています。
Győrはチャンピオンズリーグでは現在、メインラウンドのグループ2で4戦全勝、国内リーグでも11戦全勝と順調ではありますが、他にもノルウェー代表のGKカトリーヌ・ルンデ(Katrine Lunde)と世界的プレーヤーのゲルビッツ・アニタ(Görbicz Anita)やドイツ代表のズーザン・ミュラー(Susann Müller)などの主力を怪我やその他の理由で欠くなど、決して充実した戦力とはいえません。
それでも勝ち進んでいるのは流石と言うしかありませんが、昨シーズンと違って苦しいことは確かです。
来月にはチャンピオンズリーグで全勝同士のノルウェーのラルヴィク(Larvik HK)との対戦もまだ残っていますし(1日はホーム、28日はゲスト)、これからが正念場だと思います。

Heilige Drei Könige@Deutschland

2015-01-07 05:05:21 | 風景・町の様子(Stadt)
今日1月6日は"Heilige Drei Könige"という祝日です。
祝日といっても全国ではなくて、今日の祝日はBayern(バィエルン...州都:ミュンヒェン München)、Baden-Württemberg(バーデン・ヴュルッテンベルグ...州都:シュトゥットゥガルト Stuttgart)、Sachsen-Anhalt(ザクセン・アンハルト...州都:マグデブルグ Magdeburg)の3州のみで、他の州は祝日ではありません。
ドイツには今日のように、特定の州のみの祝日というのが年に何回かあります。

写真の尖塔建築はSC Magdeburgのマークにも使われているように、町のランドマークタワーともいうべき建築(Dom zu Magdeburg St. Mauritius und Katharina...Magdeburger Dom)です。
列車からも見えますが、このドームが見えるといつも「マグデブルグに来た!」といった実感が湧いて来ます。

9-17からの大逆転@Deutschland

2015-01-04 04:15:23 | 試合(Spiel)
この週末はDHB Pokalクォーターファイナルが行われています。
昨年Pokal Sieger・Leipzig対3年前のSieger・Oldenburg
今シーズン1部昇格したBerlin対2部のUnion Halle
2年前のSieger・Thüringer対実力急上昇のMetzingen
国内選手中心で常に上位のBuxtehuder対古豪のLeverkusen
このうち今日は2試合が行われました。

HCL対Oldenburgは、ドイツ代表左バックのSaskia Langを負傷で欠くホームのライプツィヒは、同じくドイツ代表ピヴォットのLuisa Schuzeを中心にした力強い攻撃がさえ17-9と圧倒的な優位でしたが、残り6分で25-25の同点に追い着き、一進一退の状態になり、残り30秒ドイツ代表のアンジーが決勝シュートを決めて29-28とオルデンブルグがまさかの大逆転を演じました。
ファイナル4は5月中旬(場所未定)に行われますが、残念ながらライプツィヒでの開催はほぼなくなったと思います(立候補しないでしょう)。
ちなみにこの試合はいつものアレナではなく、今シーズン今回のみエルンスト・グルーベ・ハレ(Ernst-Grube-Halle)で行われました。
1100人が集まったホールでゲストのオルデンブルグはまるで優勝したかの喜び様でした。

今シーズン1部昇格し、3人のドイツ代表(Laura Steinbach、Natalie Augusburg、Christine Beier)を擁するベルリンは唯一残った2部のウニオン・ハレ相手に30-26と順当にファイナル4進出を決めました。
他の2試合は明日15時から行われます。