Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

シーズン終了...@Deutschland

2023-05-29 03:47:05 | 試合(Spiel)
22/23シーズン女子1部が終了しました。
Deutscher Meisterに輝いたのはOldenburgとのドローを除いて残り25戦に勝利したBietigheimで、4回目のタイトル獲得(16/17、18/19、21/22、22/23シーズン)となりました。
Bayer Leverkusenが最多の8回(78/79、79/80、81/82、82/83、83/84、84/85、85/86、86/87)で、次いでThüringer HCの7回(10/11、11/12、12/13、13/14、14/15、15/16、17/18)となっています。
さらにはTV Lützellindenの7回、HC Leipzigの6回、TuS Walle Bremenの5回と続いていますが、これら3チームはいずれも財政問題を経験しています。
その中で最も可能性があるのは現在2部のHC Leipzigではありますが、往年の力を復活するにはかなり難しいと思われますし、LützellindenとBremenは以降限られた中での活動にとどまっているため、数年後にはTHCとともに1・2位争いをしている可能性もあるかもしれません。
確実でないのは、例え現在は安泰であってもいつ財政問題が降りかかるかもしれないからです。

また、先日オーストリアのGrazで行われたEuropean League Final 4に出場したTHCとDortmundはそれぞれ2位と3位に終わりました。
そして成績不振のためにシーズン中でトレーナーの交代が行われたNSUは1部残留です。

そして最優秀選手は1部がTHCのAnnika Lottで2部がRegensburgの元ドイツU代表のFranziska Peterに輝きました。
この賞は各クラブのトレーナーとキャプテンの投票によって選ばれるものです。

1位 SG BBM Bietigheim 25勝1分0敗 勝点:負点 51:1 得点:941 失点:673 得失点差:+268
2位 Thüringer HC 22-1-3 45:7 845-670 +175
3位 Borussia Dortmund 18-1-7 37:15 825-712 +113
4位 VfL Oldenburg 16-3-7 35:17 803-780 +23
5位 HSG Blomberg-Lippe 16-1-9 33:19 774+729 +45
6位 TuS Metzingen 15-0-11 30:22 809-752 +57
7位 Buxtehuder SV 13-2-11 28:24 692-686 +6
8位 HSG Bensheim/Auerbach 11-1-14 23:29 741-740 +1
9位 TSV Bayer 04 Leverkusen 9-2-15 20:32 753-806 -53
10位 HSG Bad Wildungen Vipers 6-4-16 16:36 734-836 -102
11位 SV Union Halle-Neustadt 7-1-18 15:37 697-763 -66
12位 Neckarsulmer Sport-Union 7-1-18 15:37 681-786 -105
13位 BSV Sachsen Zwickau 6-2-18 14:38 666-784 -118
14位 VfL Waiblingen 1-0-25 2:50 622-866 -244

今日...@Deutschland

2023-05-24 04:09:02 | 雑誌(Magazin)
毎週火曜日はHandball Wocheが発売される日です。
一時は各国でハンドボールの専門誌が発刊されていましたが、インターネットが日常化した現在ではほとんどの国が廃刊となってしまいました。
以前も書き込みをしましたが、Wocheは写真の印刷版とは別にデジタル版も購入が可能ですが、自分はやはり印刷版にこだわっています。
保管するスペースが必要ではありますが、やはり直接"手"に触れる感覚はデジタル版では味わえません。
それにデジタル版のほうが紛失(削除)してしまう可能性が大きいのも理由の一つです。
購読してから40年以上になりますが、全て保管しています。
名前の通り週刊なので、既に2000冊は持っていますが、1つの本棚にまとめて年代別(発行順)に保管していませんので、ごちゃごちゃになってしまっているのが実情ではありますが...。
写真の左下はこの中で最も古く83年1月12日発売号、右下は04年4月6日発売号、右上は12年10月16日発売号、左上は先週の5月16日発売号です。
83年1月12日号の表紙写真上は西ドイツ対ソ連戦で、Frankfurt a.Main、Hannover、Kielでのテストマッチで、西ドイツは3連敗に終わってしまいました。
ボールを持つのは西ドイツのArno Ehretで、それを守る2番Oleg Gagin (Олег Гагин)と9番Aleksandre Anpilogowi (Александр Анпилогов)は、WM78年デンマーク大会での西ドイツ、82年西ドイツ大会でのソ連の世界チャンピオンに貢献したメンバーで、ソ連の二人は後にドイツのクラブにも所属したことがあります。
04年4月6日号は当時MindenのAaron Zierckeで、7~8年ほど前だと思いましたが、男子2部のRostockに観戦した時はチームのトレーナーでした。
右のDaniel Stephanは大柄ではありませんが、Zierckeとともにドイツ代表でも主力として活躍しました。
12年10月16日発売号は現在の出版社と同じですが、大きさが現在よりも一回り大きかった頃です。
写真のBob Hanningは選手時代よりもスタッフとしての活躍が大きく、ドイツ代表でもサブトレーナー経験があります。
現在の値段は€3,50ですが、12年は€2,10と共に40~50ページとほとんど変わりませんが、こんなに値上げしたのだなと(つくづく)...。

07WMの...@Deutschland

2023-05-20 04:22:06 | ハンドボールグッズ(Artikel)
これが07年ホームWMでチャンピオンになった時のDVDと記録誌です。
左上のDVDはWINTERMÄRCHEN(冬の童話)といったちょっとロマンチックなサブタイトルで、ダイジェスト版になっています。
一方右上のDVDはドイツの全試合が6枚のDVDに収められ、更に世界チャンピオンを祝福するディスク。
記録誌は当時Wocheを発行していたDeutscher Sportverlagによるもので、豊富な写真と共に試合の主なコメント。
後半は全試合の記録とWMの歴史が112ページにわたってオールカラーで編集されています。
記録誌の右にあるものはクウェートのピンバッジで、観戦に行った試合後にGKからもらいました。
当時は『中東の笛』全盛で、明らかに東アジア系と分かる自分と会っても他の選手もそうでしたが、気軽にサインやピンバッジをもらえるなど、選手自体の心は『中東...』の主役ではなかったのかもしれません。
もちろんそうしたジャッジがあったからこそ世界の舞台に出たことは明らかではありましたが、彼ら自体は一体どんな気持ちだったのか...。
ただ『中東...』に従うしかなかったのでは...。
そう思いたいです、今現在もなお。

第一試合は5万人...@Deutschland

2023-05-18 04:25:52 | 試合(Spiel)
来年ドイツで開催される男子EMは最も少ない観客数のホールはMünchen Olympiahalleの12000人で、ファイナルはチャンピオンズリーグなどでもおなじみのKöln・ LANXESSarena が2万人。
そして初日の第一試合に行われるのはDüsseldorfのMERKUR SPIEL ARENAで5万人の特大ホールです。
普段はサッカー2部Bundesliga Fortuna Düsseldorfのホームで、かつてはアメリカンフットボール(NFLはアメフトを世界的スポーツにしようと、ヨーロッパでNFLヨーロッパを開催した時期がありました。ドイツは最多優勝を誇ったFrankfurt GalaxyにRhein Fire、Berlin Thunder、Hamburg Sea Devilsなどが参戦し、たまにTV観戦したことがあります。ちなみにBundesligaのGerman Football Leagueは半世紀弱の歴史があります)やプロボクシングのタイトルマッチも開催されました。
そのコートに踏み入れるのはもちろん『ホーム』のドイツに他なりません。
ランク分け
Topf 1:
 Schwedenスウェーデン (Gruppe E: Mannheim), Spanienスペイン, Dänemarkデンマーク (Gruppe F: München), Frankreichフランス, Norwegenノルウェー (Gruppe D: Berlin), Islandアイスランド (Gruppe C: München)
Topf 2:
 Deutschlandドイツ (Gruppe A: Düsseldorf/Berlin), Niederlandeオランダ, Slowenienスロヴェニア, Ungarnハンガリー, Portugalポルトガル, Österreichオーストリア
Topf 3:
 Kroatienクロアチア (Gruppe B: Mannheim), Bosnien-Herzegowinaボスニア・ヘルツェゴヴィナ, Polenポーランド, Tschechienチェコ, Serbienセルビア, Nordmazedonien北マケドニア
Topf 4:
 Schweizスイス, Rumänienルーマニア, Montenegroモンテネグロ, Griechenlandギリシア, Georgienグルジア, Färöerフェロー
ランク分けによる各予選ラウンドグループ
グループA: DÜSSELDORF (開幕試合) BERLIN:
 Frankreich, Deutschland, Nordmazedonien, Schweiz
グループB: IN MANNHEIM:
 Spanien, Österreich, Kroatien, Rumänien
グループC: IN MÜNCHEN:
 Island, Ungarn, Serbien, Montenegro
グループD: IN BERLIN:
 Norwegen, Slowenien, Polen, Färöer Inseln
グループE: IN MANNHEIM:
 Schweden, Niederlande, Bosnien-Herzegowina, Georgien
グループF: IN MÜNCHEN:
 Dänemark, Portugal, Tschechien, Griechenland
試合会場
 Düsseldorf: MERKUR SPIEL-ARENA (50.000人/開幕試合)
 Berlin: Mercedes-Benz-Arena (14.800/予選ラウンドグループA・D)
 Mannheim: SAP Arena (13.200/グループB・E)
 München: Olympiahalle (12.000/グループC・F)
 Hamburg: Barclays Arena (13.300/メインラウンド)
 Köln: LANXESS arena (20.000/メインラウンド・ファイナル)
思えば07年ホーム開催のWMでは開幕試合は1万人を集めたBerlinでのブラジル戦でした。
チャンピオンに輝いたドイツですが、大会後には記録誌やDVDが発売されました。

ドイツとデンマークの対戦は...@Deutschland

2023-05-16 04:37:41 | 試合(Spiel)
この週末、オーストリアのGrazで女子ヨーロピアンリーグ・ファイナル4が行われ、THC-IkastとDortmund-Nykøbingのドイツ対デンマーク勢の初日となりました。
THCは26-31、Dortmundは33-35とともに敗れてしまい、14日のファイナル進出は叶いませんでした。
THCは5点を挙げたSonja Freyが序盤に得点を重ねてリードしていましたが、10分あたりからIkastのペースになり、前半を10-17と差を付けられてしまいました。
後半は何とか追い上げたものの、前半の差が大きく逆転はなりませんでした。
一方Dortmundは前半を17-13でリードしましたが、29-29の同点となり延長へ。
32-32と決着がつかずに7MTコンテスト。
春乃さんは4人目で登場しましたが、残念なことに得点を決めることができず、Mia Solberg、Marie Helene、Sofie Langballeと3人が決めたNykøbingに対し、DortmundはAnna Lena1本に終わってしまい、大接戦の末に33-35。
3/4位戦に回ったDortmund-THCは、THCが10本近くシュートを多く放ったものの、確率が42%とDortmundの62%と大きく離されたことも響き、28-23でDortmundの3位、THCの4位となりました。
デンマーク勢のファイナルはEmma Cecilie Uhrskovとノルウェー代表で187cmの長身バックIngvild Kristiansenがそれぞれ11点、8点を挙げる活躍もあり、31-24でチャンピオンに輝きました。
男子ではEHF Cupに強いドイツ勢で、女子の来シーズンに期待したいところです。

今日は...@Deutschland

2023-05-14 04:40:13 | 風景・町の様子(Stadt)
ロンドン・パリに次いでヨーロッパ圏内で3番目に日本人が多く住んでいるDüsseldorfで『Japan-Tag 2023 (2023年日本デー)』が行われました。
今年で20回目と比較的歴史ある行事で、ライン川で打ち上げられる花火やカラオケ、着物体験、折り紙、和太鼓演奏、剣道、日本舞踊、書道などの日本文化に触れることができる1日です。
アニメの影響もあるのか、コスプレをしている人も多く見られ、結構面白いです。
個人的には1日だけの行事というのがどこかもったいなく、2~3日くらいの行事になってほしいと毎年のことながら思っています。
国内にはThüringer HCのあるBad Langensalzaなど幾つかの街にjapanischer Garten(日本庭園)やアニメショップ、そして日本映画祭などもあり、日本の伝統文化に触れることもできますが、DüsseldorfでのJapan-Tagはその中で最も華やかなものかもしれません。
Düsseldorfには日本のラーメン店も幾つかあり、スーパーなどで売っているドイツ人向けにアレンジされたようなインスタントやカップのラーメンとは一味違う、いわゆる日本的なラーメンも食べられます。

2995人...@Deutschland

2023-05-06 05:02:44 | 試合(Spiel)
男子2部で2995人のファンが集まりました。
この試合、ホームのDessauは2位で、ゲストのEisenachは4位と、両チームとも23/24シーズンの1部昇格争いをしています。
それにふさわしい試合内容で、結果はホームのDessauが28-27での勝利。
ちなみにDessauのこれまでの1試合平均観客数は10位の1374人(1位はNordhornの2154人)で、WOCHEも『どのチームが昇格なるのか...?』といった記事と共にこの試合の写真を大きく掲載しています。
 1 HBW Balingen-Weilstetten 23勝5分3敗 勝点:負点 51:11 得点 914:失点 811 得失点差 +103
 2 Dessau-Rosslauer HV 06 20-4-7 44:18 956:881 +751
 3 TuS N-Lübbecke 21-2-8 44:18 916:846 +70
 4 ThSV Eisenach 19-5-7 43:19 873:776 +97
 5 HSG Nordhorn-Lingen 19-1-11 39:23 845:814 +31
1位は1部に自動昇格で、残り7試合の現在Balingenがやや飛び出した感があります。
何より3敗というのが大きく、そのため2位のDessauには勝ち点で7リード。
Eisenachまでの3チームは2位狙いに絞るしかなさそうで、5位のNordhornはかなり厳しいと思われます。
 6 1. VfL Potsdam 18-3-11 39:25 953:825 +28
 7 Eulen Ludwigshafen 17-5-10 39:25 982:965 +17
 8 SG BBM Bietigheim 18-2-11 38:24 951:881 +70
 9 TuSEM Essen 15-2-13 32:28 832:792 +40
 10 HSC 2000 Coburg 13-3-15 29:33 861:853 +8
 11 TV 05/07 Hüttenberg 14-1-16 29:33 901:932 -31
 12 VfL Eintracht Hagen 14-0-17 28:34 941:952 -11
 13 TV Großwallstadt 13-2-16 28:34 850:876 -26
 14 VfL Lübeck-Schwartau 11-4-16 26:36 858:865 -7
 15 TSV Bayer Dormagen 13-0-19 26:38 881:900 -19
 16 HC Elbflorenz 2006 11-2-18 24:38 865:909 -44
 17 HC Motor Zaporizhzhia 9-3-19 21:41 874:926 -52
 18 HSG Konstanz 7-5-20 19:45 907:1024 -117
 19 HC Empor Rostock 5-2-24 12:50 785:919 -134
 20 Wölfe Würzburg 4-1-25 9:51 832:950 -118

7MTの末に...@Deutschland

2023-05-05 05:04:43 | 試合(Spiel)
先月15・16日に男子のDHB Pokal FinalがチャンピオンズリーグFinal 4でおなじみのKölnで開催されました。
長年開催されたHamburgに代わって初めてのKölnに登場したのはFlensburg、Rhein Neckar Löwen、Magdeburg、Lemgoです。
セミファイナルは2試合とも30点を超す内容でした。(F31-38Lö、M33-31Le)
LöwenとMagdeburgによるFinalは両チームGKの好守が光り、史上2回目の7MTコンテストに持ち込まれました。
Lö36-34 (16-13、27-27、31-31) M
カギを握ったのはドイツU21代表のGK、David Späthで、ゴールに立った時間は長くはありませんでしたが、終盤の彼の好守が18年に次いでチーム2度目のPokal Siegerを呼び寄せました。
今回ドイツ代表に初めてノミネートされましたが、30日にBerlinでのU21代表エジプト戦がEURO Cupのスペイン戦と同時に行われたため、この試合を優先したこともあったのかEURO Cupメンバーには不参加となりました。

ちなみにベストプレーヤーはトータル16点を挙げたドイツ代表期待の若手センターJuri Knorr (00年5月生まれ)。
両日ともに19750人ものファンが集まり、大いに盛り上がったKöln開催となりました。