Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

2連戦は3勝1分...@Deutschland

2019-10-28 04:24:25 | 試合(Spiel)
26日はHannoverで1万人のファンが集まって"Tag des Handballs"が行われました。
男女ともに相手はクロアチアで、女子にとっては熊本でのWM Playoff以来となる対戦です。
先に行われた男子は
24-23(11-13)と、Zagrebでの26-25(13-12)に次いで連勝。
続いて行われた女子は32-23(16-11)と快勝、因縁のZagrebでの21-21(12-11)に決着をつけることができました。
と、結局この"Tag des Handballs"は男女とも勝利に終わり、その直前でのZagrebでの一戦を含めて3勝1分0敗で終えることができました。

特に女子の場合は6月に戦ったのはWM Quali.の舞台で、絶対に負けたくない一戦でした。
そんな中、Koprivnicaに乗り込んだ2日の初戦は24-24(11-10)。
ゲストでの引き分けはある意味勝利にも等しいとは言われますが、それでもやはり何としても勝ちたいHammに戻っての5日の第2戦は25-21(14-9)と勝利し、今回の熊本行を決めたわけです。

今回の"Tag des Handballs"は、タイトルに影響のないテストマッチです。
なので引き分けたから、或いは負けてしまったからどうなるわけでもありませんが、いよいよ来月に開幕するWMから、チームの最終目標である2020オリンピック出場権獲得のためにはどんな相手に対しても負ける訳にはいきません。
そのためには9点差の勝利の意義は決して小さくありません。
チームは来月18日に5日間の国内トレーニングを行った後、日本に出発し約1週間の事前キャンプを行い、熊本に向かいます。
チームとしての時間はとても限られています。

Deutschland:
 Dinah Eckerle(SG BBM Bietigheim)
 Isabell Roch(Borussia Dortmund)
 Antje Lauenroth(SG BBM Bietigheim) 6
 Alicia Stolle(Thüringer HC) 6
 Emily Bölk(Thüringer HC) 5
 Julia Behnke(Rostov-Don) 4
 Kim Naidzinavicius(SG BBM Bietigheim) 3/3
 Marlene Zapf(TuS Metzingen) 2
 Mia Zschocke(Bayer 04 Leverkusen) 2
 Jenny Behrend(VfL Oldenburg) 1
 Amelie Berger(SG BBM Bietigheim) 1
 Meike Schmelzer(Thüringer HC) 1
 Maren Weigel(TuS Metzingen) 1
 Kim Braun(SG BBM Bietigheim)
 Alina Grijseels(Borussia Dortmund)
 Jennifer Rode(Bayer 04 Leverkusen)

祝福の記事が...@Deutschland

2019-10-25 04:56:58 | その他(Andere)
22日に徳仁天皇の『即位礼正殿の儀』が皇居で催されましたが、ドイツの新聞にも大きな写真入りの記事が掲載されました。
Frank-Walter Schteinmeier大統領と、夫人のElke Büdenbenderさんが参列というのも少なからず影響しているかもしれません。
遠い日本の記事となると、どうしても大震災や大型台風なとどいった大災害の悲しい内容が多いのは致し方がありません。
そんな辛い内容だけではなく、こうした日本での祝賀行事が載っているととても嬉しいです。

3連勝!...@Deutschland

2019-10-20 05:50:09 | チーム(Mannschaft)
先月急遽元ドイツ代表のSusann Müllerがトレーナーに就任した女子2部のSPREEFÜXXE Berlin。
 10月3日 (G) TG Nürtingen - Füchse Berlin 30:31
 10月12日(H) Füchse Berlin - SV Werder Bremen 27:24
 10月19日(G) TuS Lintfort - Füchse Berlin 22:28
 10月26日(H) Füchse Berlin - HC Leipzig
Susannにとって初戦となった3日のNürtingen戦からこれで3戦全勝。
トレーナーを引き継いだ時点では1勝0分1敗の8位だったのを4勝0分1敗の4位と、新トレーナーSusannとしてのスタートが3連勝というのが嬉しくてたまりません。

次は26日にホームで復活途上のHCLと対戦。
初戦はWuppertalにホームで33-27と嬉しい勝利を飾りましたが、その後は3連敗と苦しい序盤戦。
ともに1部所属がありながら財政問題で3部降格を味わった経験のあるチームだけに(しかも両チームともかつて日本遠征があります。HCLは97年、BerlinはFüchse Berlin Reinickendorfと名乗っていた70年代か80年代に男女揃ってと聞いたことがあります)、素晴らしい試合を期待したいです。
本日終了時点の成績
 1 SV Union Halle-Neustadt 6勝0分0敗 183:145/+38 12:0
 2 HL Buchholz 08-Rosengarten 5勝0分0敗 160:118/+42 10:0
 3 BSV Sachsen Zwickau 4勝0分1敗 139:119/+20 8:2
 4 Füchse Berlin 4勝0分1敗 138:131/+7 8:2
 5 TSV Nord Harrislee 4勝0分2敗 178:145/+33 8:4
 6 SG H2Ku Herrenberg 3勝1分2敗 169:168/+1 7:5
 7 VfL Waiblingen 3勝1分2敗 170:170/±0 7:5
 8 TVB Wuppertal 3勝0分3敗 147:152/-5 6:6
 9 TuS Lintfort 3勝0分3敗 137:156/-19 6:6
 10 HC Rödertal 2勝0分3敗 120:126/-6 4:6
 11 HSG Freiburg 2勝0分3敗 121:135/-14 4:6
 12 HC Leipzig 1勝0分3敗 112:130/-18 2:6
 13 SV Werder Bremen 1勝0分4敗 121:143/-22 2:8
 14 SG 09 Kirchhof 1勝0分5敗 146:164/-18 2:10
15 TG Nürtingen 0勝0分5敗 115:131/-16 0:10
 16 HSV Solingen-Gräfrath 0勝0分5敗 121:144/-23 0:10

Hagibis...@Deutschland

2019-10-16 03:53:11 | その他(Andere)
先週末日本を襲った"Hagibis"(台風19号)はドイツでもテレビや新聞等で報道されました。
ニュース専門テレビ局のn-tvでは多く報道されましたが、Die Zeit、"FAZ"(Frankfurter Allgemeine Zeitung)、Süddeutsche Zeitung、WELTなどの全国新聞ではなく、300以上あるといわれる地域新聞のこの一紙にもHagibisが掲載されていました。

犠牲になられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された方々にはお見舞い申し上げます。

昨シーズンはセカンドチームで...@Deutschland

2019-10-13 03:42:37 | チーム(Mannschaft)
南ドイツのBaden-Württemberg州にあるTV Neuhausen。
1部は過去2シーズンで10勝3分47敗、2部は09/10シーズンに初めて昇格して以来過去7シーズン111勝34分113敗で、近年は主に2部に所属しています。
観戦に行った時も2部シーズンでした。
2シーズン前の3部リーグ終了後に破産申請をしたため、昨シーズンはその下のBaden-Württemberg Oberligaでの権利を放棄し、セカンドチームでその下のLandesligaに所属することとなりましたが、結局シーズン通して0勝0分0敗の16位となってしまいました。
09/10シーズンからの成績
 09/10 2.liga Süd 8位 17勝3分14敗(37:31) 1023:984/+39
 10/11 2.liga Süd 8位 18勝6分10敗(42:26) 1005:921/+84
 11/12 2.liga 3位 22勝6分10敗(50:26) 1114:1046/+68
 12/13 1.liga 17位 7勝1分26敗(15:53) 885:1042/−155
 13/14 2.liga 7位 19勝3分14敗(41:31) 965:941/+24
 14/15 2.liga 13位 13勝7分18敗(33:43) 979:960/+19
 15/16 2.liga 12位 15勝5分20敗(35:45) 1050:1085/−35
 16/17 2.liga 19位 7勝4分27敗(18:58) 1005:1095/−90
 17/18 3.liga Süd 14位 11勝0分19敗(22:38) 801:839/−38
 18/19 Landesliga 16位 0勝0分0敗 ------------

今シーズンは現在2勝1分1敗で、14チーム中5位の出だしです。
Bundesligaは1部から3部まであり、その下にはOberliga、Landesliga、Kreisliga...
と続くわけですから、首位もあれば2位、3位...下の方。
でもとりわけ観戦に行ったチームはいつまでも気になります。
これまで1部のチームを観戦し、男女問わず降格し(財政問題も含めて)てからはかなり縮小して下部リーグでの所属或いは解散してしまったチームも少なからずあります。
男子のSG Wallau/Massenheim、TV Niederwürzbach、VfL Hameln、TuS Schutterwald、TV 08 Willstätt usw...
女子のTuS Walle Bremen、SC Magdeburg、TV Lützelinden usw...
翌シーズンは日本でプレーするFrédéric Volleのお別れ試合、Deutscher Meisterのパーティーに参加、試合後に選手たちと一緒に食事、試合後のミーティングと駅まで選手に車で乗せてもらったりusw...

更に、観戦したことはありませんが、ともにMünchenのTSV Milbertshofen(90年代前半にはヨーロッパカップ制覇したこともあります)とMTSV Schwabingは一時期かなり話題を呼びました。
それだけに、例え降格してもいつまでもリーグの舞台に立っていてほしい(願わくば、いつか再び1部に戻ってきてほしい)という気持ちです。

国内組は少なくても...@Nederland

2019-10-12 03:41:43 | チーム(Mannschaft)
オランダのEM(2020年12月3~20日、ノルウェーとデンマークでの共催)予選メンバーです。
これは4チームずつ7グループに分けた予選で、グループ1のオランダは現在2勝で1位です。
9月26日(H) 32-24 オーストリア
9月29日(G) 43-18ギリシア
次は同じく2勝のスペインとのゲストでの一戦で、この試合がグループ1の明暗を分けるでしょう。

現在のメンバーは現役ドイツ(ブンデスリガ所属)組は減ってしまいましたが、(ドイツでの)所属経験選手を含めると15人にもなります。
それだけに自分にとっては思い入れが強いチームです。
 8 Lois Abbingh..Rostov on Don (RUS)4 1
 7 Debbie Bont..København Håndbold (DAN)5 4
 30(Tor) Rinka Duijndam..Borussia Dortmund (BRD)0 0
 18 Kelly Dulfer..Borussia Dortmund (BRD)6 2
 19 Merel Freriks..Borussia Dortmund (BRD)0 2
 6 Laura van der Heijden..SG BBM Bietigheim (BRD)1 5
 48 Dione Housheer..Nykobing (DAN)0 3
 5 Jessy Kramer..Toulon Saint Cyr Var Handball (FRA)3 0
 26 Angela Malestein..SG BBM Bietigheim (BRD)2 4
 9 Larissa Nüsser..København Håndbold (DAN)1 3
 79 Estavana Polman..Team Esbjerg (DAN)
 24 Martine Smeets..Molde HK (NOR)
 20 Inger Smits..Borussia Dortmund (BRD)0 3
 10 Danick Snelder..FTC Rail-Cargo Hungaria (MAG)3 3
 33(Tor) Tess Wester..Odense Håndbold (DAN)0 0
 12 Bo van Wetering..TuS Metzingen (BRD)6 5
 11 Lynn Knippenborg..TTH Holstebro(DAN)0 3
 22 Zoe Sprengers..VOC Amsterdam(NED)1 5
9月23~25日のトレーニングに参加:
 14 Delaila Amega..TuS Metzingen (BRD)
 Nikita van der Vliet..OTTO Work Force/VOC (NED)
Delailaは負傷のために2日のみトレーニングに参加後、チームから離脱しました。
Eindhovenでのオーストリアとの試合は、5000人もの大観衆が集まりました。
国内組は先月9日に発表されたのはリザーブのNikita van der Vlietただ一人でしたが、Zoe Sprengersが追加されました。
近年の世界でもメダルを争うまでに力をつけてきただけにたくさんのファンが注目しているのでしょう。
それはそれで嬉しいのですが、自分がオランダに住んでいたらもっとたくさんの選手が国内でプレーしてほしいという気持ちが強いです。
やはり、普段のリーグ戦などで代表選手に会いたいですし、何より国内リーグがドイツやフランス、デンマークなどのように活況を呈してほしいですから。






ベストの成績を...@Deutschland

2019-10-06 04:24:20 | Trainer
先月Uwe GensheimerとTim Dahlhausがフランスから戻り、それぞれRhein Neckar LöwenとBietigheimと、再び前のチームと契約したことを書き込みました。
これとは別に長年Die Eulenのゴールを守ったKevin Klierも今シーズン3部のKaiserslautern-Dansenbergから復帰しました。
ただKevinの場合は上の二人とは少し異なり、18/19シーズンに移籍したDansenbergではゴールを守り続けながら、EulenではGK Trainerとしての契約(復帰)です。
このDansenbergはかつてのロシア代表GK・Andrei Lawrow(Андрей Лавров)が90年代前半に所属したことがあるチームで、今シーズンは3部南に所属し現在3勝1分2敗の16チーム中7位です。
Kevinのブンデスリガでのキャリアは
03/04~04/05 TV Großwallstadt
05/06~06/07 SG Kronau/Östringen(Rhein Neckar Löwenの前身ともいえるチーム)
07/08~17/18 Die Eulen TSG Friesenheim
このように長年Die Eulenに所属していたこともあり、Dansenbergに移った時には将来Die Eulenでスタッフとして戻ってほしいと思っていました。
それだけに今回の"復帰"は、自分にとってとても嬉しいものです。
KevinはいかにもドイツのハンドボールのGKらしい雰囲気(勝手に自分の持つイメージです...元ドイツ代表のCarsten LichtleinやChristian Ramotaも同様で、2m前後でややすらりとした体型)があって、以前から大ファンです。
写真を見ると身長はそれほど変わりませんが、zusammenで写真を撮らせてもらった時に顔の大きさがかなり違うのに驚きました。
一回りKevinが大きく見えます。
それはさておき、Die Eulenは現在1勝0分6敗の18チーム中16位(勝利はホームでのDHfK Leipzig戦34-27)と苦しい序盤だけに、少しでも勝利を重ねて1部でのベストの成績(過去4シーズンで17/18シーズンの16位が最高)を残してほしいと願っています。

代表トレーナーを解任...@Deutschland und Polska

2019-10-04 03:41:55 | Trainer
今日はtag der Deutschen Einheit(ドイツ統一の日)と、ドイツで最も重要な祝日の一つです。
90年10月3日、分断国家としてBRD(Bundesrepublik Deutschland..西ドイツ=1954年~1990年は6月17日はドイツ統一の日„Tag der deutschen Einheit“)とDDR(Deutsche Demokratische Republik..東ドイツ=1949年10月7日が建国記念日でした)が存在し、1990年10月3日に東西ドイツが再統一されました。
個人的には改めて一つの国家になったことはとても嬉しく思っています。

ところで話は変わりますが、ヨーロッパのチームとして初めて2年連続日本遠征を行った(一昨年と昨年)ポーランド女子代表を率いたLeszek Krowickiさんが先日解任されてしまいました。
Leszekさんは1990年にTuS Walle Bremenのトレーナーとしてドイツでのキャリアをスタートし、中でも2005~2017年の長きにわたりVfL Oldenburgのトレーナーを務めた時には深く印象に残っています。
ここではDeutscher Meisterは叶いませんでしたが、3回のPokal Sieger(09、12、18年)、09年のSuper Cupゃ08年のChallenge Cup制覇を率いました。
そういったことからzwiazek pilki recznej w polsce(ポーランドハンドボール協会)はドイツでのトレーナーとしての実績を高く評価(更にLeszekさん自身、Gdańsk出身のポーランド人です)し、2016年に女子代表トレーナーとして契約しました。
ナショナルチームのスタッフとしては、これまでポーランド女子のCo-トレーナーとオランダ男子、ドイツ女子の経験があります。
そういったキャリア豊富なLeszekさんの解任理由は、今年暮れの熊本でのWMと来年のオリンピックがともに出場権獲得がならなかったことでした。
現在は来年のEM予選が行われているため、ZPRPは急遽ノルウェー人のArne Senstadさんと契約を結びました。
新体制の目標は24年までのWMとEM、そしてオリンピックに向けての出場権獲得のようですが、EMはともかくとして、他の2大会への道のりはとても厳しいと思います。
以前ノルウェーのLarvikでポーランド人のファンと知り合った時、彼は
「ポーランドの女子は弱くて魅力がないから(ここに)観戦に来たんだよ」
そう話してくれました。
確かにAランクの強さではありませんが、魅力がないとは思いません。
隣国ポーランドでの観戦は、これまで男子のヨーロッパカップ(Kielce)1試合だけではありますが...。

この写真は12年にPokal Siegerに輝いたOldenburgの表彰式で、若手のGK、Tess Westerが前列で喜んでいます。
この頃はまだJulia Rennerの次に出てくる2番手GKでしたが、数年後に世界の強豪の1ヶ国にまでに昇ったオランダ代表GKに成長するなどとは思いもしなかったことです(チームもTessも)。
一度拙いオランダ語で挨拶したら、サインと一緒にオランダ語の挨拶を書いてくれたこともありました。
そんな気さくなTessの成長は本当に嬉しい限りです。
それだけに今回のLeszekさんの解任は残念でなりません。