Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

ホテル到着は深夜2時!@France

2007-12-15 20:17:31 | その他(Andere)
 先週末、世界選手権(mondial 2007)の観戦に行ってきました。
 当初はメインラウンドの2会場、メッツ(Metz)ディジョン(Dijon)を予定していたのですが、何の準備もしないまま時が過ぎ、1週間前になってようやく宿の手配や時刻調べなどにとりかかりました。
 試合のチケットはというと、フランスが登場するメッツは今回注目しているブラジル(Brasil)が登場する可能性もあるので、ぜひ観戦したいと思っていたのですが、既に売り切れ・・・
 もしディジョンも売り切れだったらどうしよう(もしも取れなかったら、パリ近くで行われるプレジデントカップになってしまいます)・・・
 そんな心配とは裏腹に、土日ともディジョンのチケットを取ることができました。
 ディジョンまでの列車のチケットは、ドイツ鉄道(DB)はバーンカードを持っているので25%の割引があるものの、フランス国鉄(SNCF)は座席予約が必要なチケット(日本の指定車とは若干感覚が違います)はドイツでも買えますが、割り引きはありません(帰りはローカル列車なので、フランスでしか買えませんが)。
 金曜の夕方に出発。
 この時間帯は週末のバカンス客のために混雑することが多く(自分もその一人ですが)、最初に乗ったICEは座れないほどでしたが、乗り換えたICEは座れました。
 ローカル線でライン川(Rhein)を渡るといよいよフランス。
 EU諸国内同士なので車内での出入国審査はありませんし、もちろん両替をする必要もありません。
 (見えてくる文字を除けば)車窓風景も変わりませんし、ドイツから”出国”したという印象は全くありません。
 しかし、ストラスブール駅(Gare de Strasbourg)に着くと人々の話す言葉は、当然ながら”フランス語”
 ~Face à la Roumanie, comme face à n'importe quel adversaire depuis le début du Mondial, les clés seront toujours les mêmes...~
 やはりここは紛れもなく”フランス”なのです。
 これまでフランスは3度ほど訪れたことがありますが、その都度、多かれ少なかれ交通機関のトラブルに巻き込まれているので、そんな過去の悪夢を思い出しながらフランスにやって来ました。
 ディジョンまでの列車は何番線か調べようとしたところ、黄色の出発時刻表(ヨーロッパ各国では、出発時刻表は黄、到着時刻表は白と2種類ありますので、もしもヨーロッパにお越しの際にはくれぐれも気をつけてください)を見ても載っていません。
 直前になってようやく写真の時刻案内板にホームの番号が表示されるのです(最初この案内板を見たときには、未だホーム番号は空白でした)。
 20時19分発、スペイン(Eapaña)のフランス国境にあるポート・ボゥ(Port Bou)行き夜行列車(Nachtzug)は定刻どおりに出発。
 まずは一安心の中、日も変わりかけた頃になって雨が降ってきました。
 週末は両日とも雨の予報でしたが、出るときは薄日がさしていたので何とか持ってくれるかなと淡い期待を抱いていました。
 嫌な予感の中で、ブザンソン(Besançon-Viotte)までは順調でした。
 しかし、次のドール(Dole)でなんと1時間も停車。
 ドイツ語を話すことができる車掌さんは自分に向かって、「次がディジョンだから大丈夫だよ」と話してくれましたが、自分にとっては全くのところ大丈夫ではありません。
 ホテルの前に着いたら電話をする予定になっているのですが、ディジョンに到着するのは当初では深夜の0時半近く。
 ということは、ホテル到着は少なくとも2時頃になってしまいそうなので、携帯電話でホテルに連絡したところ、再度連絡をくれれば問題ないとのことで、何とか無事に?ホテルに到着しました。
  
 ※ Dijon ドイツ語の"j" は英語とは異なった発音をします(例:Japan"は『ーパン』)が、Dijonはフランス語と同じく、『デイョン』です。