Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

最少はキール、最多はバリンゲン@Deutschland

2013-06-29 04:16:19 | チーム(Mannschaft)
12/13シーズン1部ブンデスリガで出場選手が最も少なかったのはTHWキールで15人、次いでネッテルシュテッドの16人、ヴェッツラーの17人となっています。
逆に最も多くの選手が出場したのはバリンゲンの25人で、次はマグデブルグとレムゴーの23人です。
キールは開幕前に14人を登録し、新たに追加したニクラス・エクベルグは初戦後間もなくの8月30日で、2戦目のゲストでのハノーファー戦にはベンチ入りし、ホーム開幕戦の3戦目、ミンデンとの試合では初得点を挙げています。
セカンドチームからの昇格や他チームからの移籍などでの追加がありますが、それにしてもバリンゲンの場合はバックプレーヤーとしての登録があまりにも多いのが目立ちます。
理由は故障や1部で戦うには力不足等々、色々だと思いますが、キールは追加がたった一人による15人というのはチーム成績同様立派の一言です。
THW Kiel
T 1 Thierry Omeyerテリー・オメイャー 34/1
K 7 Rene Toft-Hansenレネ・トフト・ハンゼン 28/60
A 9 Gudjon Valur Sigurdssonグジョン・ファルール・ズィグルドション 34/77
A 11 Christian Sprengerクリスティアン・シュプレンガー 34/64
T 12 Andreas Palickaアンドレアス・パリッカ 32/0
K 13 Marcus Ahlmマルクス・アールム 31/51
K 17 Patrick Wiencekパトリック・ヴィンツェク 30/34
A 18 Niclas Ekbergニクラス・エクベルグ 31/94 ◎
R 20 Christian Zeitzクリスティアン・ツァイツ 29/90
R 24 Aron Palmarssonアロン・パルマルション 28/75
R 25 Daniel Narcisseダニエル・ナルシッス 29/79
R 31 Momir Ilicモミール・イリッチ 34/103
A 33 Dominik Kleinドミニク・クライン 32/65
R 39 Filip Jichaフィリップ・イーヒャ 34/180
R 41 Marko Vujinマルコ・フィン 34/149

HBW Balingen
T 1 Milos Puteraミロス・プテラ 32/0
R 3 Felix Königフェリックス・ケニッヒ 34/86
K 4 Christoph Fothクリストフ・フォス 25/15
R 4 Jannik Hausmannヤニック・ハウスマン 3/4 ◎
A 5 Benjamin Herthベンヤミン・ヘルス 31/152
R 7 Mario Vuglacマリオ・フグラック 0/0
R 8 Dragan Tubicドゥラガン・テュビッチ 24/48
R 8 Gregor Thomannグレゴール・トマン 6/11 ◎
A 9 Frank Ettweinフランク・エットヴィン 33/46
R 10 Roland Schlingerロランド・シュリンガー 27/94
K 11 Wolfgang Strobelヴォルフガング・シュトローベル 15/25
T 12 Paul Barパウル・バー 1/0
K 13 Christoph Theuerkaufクリストフ・トィアーカォフ 31/86
R 15 Daniel Wessigダニエル・ヴェスィヒ 33/5
T 16 Matthias Puhleマティアス・プーレ 10/0
R 17 Kai Häfnerカイ・ヘフナー 34/117
R 18 Milan Skvarilミラン・スクヴァリル 5/2
R 20 Sascha Ilitschザッシャ・イリッチュ 9/10
A 21 Florian Billekフローリアン・ビレック 30/119
R 22 Fabian Gutbrodファビアン・グートブロド 21/44
R 22 Jan Remmlingerヤン・レムリンガー 3/1 ◎
A 24 Manuel Linigerマニュエル・リニガー 34/90 ◎
T 29 Nikolas Katsigiannisニコラス・カスィギアニス 22/1 ◎
R Aleksandar Stevicアレクザンダー・シュテヴィッチ 2/0 ◎
R Krsto Milosevicクルスト・ミロゼヴィッチ 4/0 ◎
ポジション(T:GK、R:バック、A:ウイング、K:ピヴォット)、ユニフォーム番号、名前、出場試合/得点、◎追加メンバー

世界選手権目指して@Deutschland

2013-06-22 03:58:31 | チーム(Mannschaft)
来月7日からライプツィヒで行なわれる女子代表トレーニング参加メンバーが発表されました。
メンバーの中には13/14シーズンには新たなチームに移籍する選手もいるわけで、今回のメンバー発表は、契約の関係上新たなチームでの発表になっています。
以前も書きましたが、GK(Tor Frau)のヤナ・クラウゼと左45(Rückraum Links)のフランツィスカ・ミーッツナーはそれぞれブックテゥーダーとフランクフルトから昨シーズンダブルタイトル獲得のテューリンガーに。
センター(Rückraum Mitte)のアンナ・ロエルパーはデンマークから戻り、オルデンブルグに。
左45のシェニア・ミネフスカヤはテューリンガーからメッツィンゲン。
そして昨シーズンはノルウェーに移籍したアンジー・ゲシュケはレファークーゼン。
アンジーといえば、zusammenで写真を撮らせてもらうといつも「笑って」。
そう言われています。
確かに自分は写真を撮られてもほとんど笑っていません。
なので、来シーズンはお帰りなさいでアンジーと一緒に写真を撮らせてもらう時には笑えたらいいのですが。
さらに右45(Rückraum Rechts)のズーザン・ミュラーはデンマークとスロヴェニアを経て久し振りにライプツィヒに復帰(お帰りなさい!)。
ズーザンとアンナのドイツ復帰はとても嬉しいことです。
以前ドイツでプレーしていた時には写真などをあげたことがあり、それがきっかけで住所(チーム事務所気付ではなくて、実際に住んでいる場所)を教えてくれました(アンナはメールアドレスも教えてくれました)が、数シーズン後には二人ともデンマークに移籍してしまいました。
そういったこともあって、再び国内クラブ所属選手として再会できるのがとても楽しみです。
結局他国所属はGKのクラーラ・ヴォルテリング(モンテネグロ)一人になりました。
Rückraumの得点源が不足している男子と違い、今の女子は怪我から復帰して万全の状態に戻るという前提で、ズーザンとフランツィスカのコンビ復活があれば層に厚みが出てくるので、現時点での期待度は女子の方がはるかに高いといっていいでしょう。
ただアンネ・ミュラー(個人的な理由とのことです)とレファークーゼンを離れてFTC Budapest(ハンガリー)に移籍するラウラ・シュタインバッハは今回参加できません。
とにもかくにも、念願の"Weltmeister Deutschland(世界チャンピオン・ドイツ)"を女子も(男子は一度、自国大会で味わえましたから)見てみたいです。
Tor:
 Jana Krauseヤナ・クラォゼ(Thüringer HC)
 Clara Wolteringクラーラ・ヴォルテリング(Buducnost Podgorica/MNE)
 Katja Schülkeカッチャ・シュルケ(HC Leipzig)
Feld:
 Marlene Zapfマーレーヌ・ツァップ(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Christine Beierクリスティネ・バィアー(Frankfurter HC)
 Anne Hubingerアンネ・フビンガー(HC Leipzig)
 Natalie Augsburgナタリー・アウグスブルグ(HC Leipzig)
 Nadja Nadgornajaナディヤ・ナドゥゴルナヤ(Thüringer HC)
 Anna Loerperアンナ・ロェルパー(VfL Oldenburg)
 Saskia Langザスキア・ラング(HC Leipzig)
 Angie Geschkeアンジー・ゲシュケ(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Kerstin Wohlboldケルスティン・ヴォールボルト(Thüringer HC)
 Anja Althausアニャ・アルトハォス(Thüringer HC)
 Kim Naidzinaviciusキム・ナイドツィナヴィシゥス(TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Isabell Kleinイザベル・クライン(Buxtehuder SV)
 Susann Müllerズーザン・ミュラー(HC Leipzig)
 Franziska Mietznerフランツィスカ・ミーッツナー(Thüringer HC)
 Luisa Schulzeルイーザ・シュルツェ(HC Leipzig)
 Shenia Minevskajaシェニア・ミネフスカヤ(TuS Metzingen)
 Lone Fischerローネ・フィッシャー(Buxtehuder SV)

優勝はやはりノルウェーか? 女子世界選手権@Serbien

2013-06-19 04:23:24 | 試合(Spiel)
12月6日から22日までセルビアで行われる女子世界選手権の予選ラウンドグループが決定しました。
Gruppe A: Montenegro, Niederlande, Frankreich, Südkorea, Kongo, Dominikanische Republik
 モンテネグロ、オランダ、フランス、韓国、コンゴ、ドミニカ
Gruppe B: Dänemark, Brasilien, Serbien, China, Japan, Algerien
 デンマーク、ブラジル、セルビア、中国、日本、アルジェリア
Gruppe C: Norwegen, Polen, Angola, Spanien, Argentinien, Paraguay
 ノルウェー、ポーランド、アンゴラ、スペイン、アルゼンチン、パラグアイ
Gruppe D: Ungarn, Deutschland, Rumänien, Tschechien, Tunesien, Australien
 ハンガリー、ドイツ、ルーマニア、チェコ、チュニジア、オーストラリア

メインラウンド進出予想
グループA:モンテネグロ、フランス、オランダ、韓国
グループB:デンマーク、ブラジル、セルビア、日本
グループC:ノルウェー、ポーランド、アンゴラ、スペイン
グループD:ハンガリー、ドイツ、ルーマニア、チェコ
相変わらずヨーロッパ勢優位は避けられませんが、逆にそれ以外の地域のブラジル、そして前回デンマークに最後まで健闘した日本がどこまでやれるか、今回再び戦うチャンスがあるので楽しみです。
また"アフリカの雄"アンゴラはノルウェーに次いで2位での進出の可能性がある一方、逆であれば4位で辛うじて進出ということもあり得るかもしれません。
ヨーロッパ以外では、ブラジルがもっとも上位進出の可能性が高いかもしれません。
そして日本には韓国(現在はどんなメンバーなのか全くわかりませんが)より上の順位(アジアの女王を!)を期待したいですし、ドイツは昨年のヨーロッパ選手権はヨーロッパ勢最下位という屈辱を味わいましたが、今回は何とかベスト6を(難しい、かな...?)!
そして優勝は、やはり前回ブラジル大会及びロンドンオリンピック金メダルのノルウェーが手堅そうです。
特に今回、ロシアが不出場のためにその確率はかなり高く、次いでフランス、セルビア、北欧のライバルデンマークそして思い切ってブラジルがどこまで進出できるか、さらにドイツは?
ともかく興味は尽きません。

皆の笑顔を世界の舞台で...@Deutschland

2013-06-16 04:32:10 | チーム(Mannschaft)
ウクライナとの予選を勝ち抜いた女子。
先月26日にはベルリンのシャルロッテンブルグシュポルトハレでは、トルコの女性ペアの下でポーランド戦を行いました。
ポーランドはHCライプツィヒの主力メンバー、カロリナ・クドゥラクツが所属。
1000人強のファンが集まった試合はセルビアで行われる世界選手権予選の最終テストマッチとあって、これまでの仕上がり状態を確認し、翌週のウクライナ戦につなげたいところでしたが、25-28の3点差で敗戦。
前半は一進一退の攻防だったものの、後半はややポーランドペースで試合が進みました。
その中で期待の若手、右サイドのマーレーヌ・ツァップが主力としての力を着実につけてきているのが嬉しいところです。
試合前はナタリー・アウグスブルグの公式国際50試合、クラーラ・ヴォルテリングの150試合、ズーザン・ミュラーの誕生日(まさにこの日が当日です)を祝う簡単なセレモニー、そして試合後のコート上でサインをもらったり写真を撮らせてもらえる時にはウクライナ戦に対する期待をしているファンで大いに賑わいましたが、選手もなかなか楽しかったようです。
ケルスティン・ヴォールボルト(マッチデープログラムの表紙の選手)はこの試合、病気とのことで欠場しましたが、幸い数日後にはトレーニングを再開しました。
そしてオルデンブルグでのウクライナ戦。
24-16の大差で勝ち、安心してキエフでの翌週の試合を臨むことになりました。
ただ気がかりは、ズーザン・ミュラーが膝の怪我により再び離脱を余儀なくされてしまい、やはり期待の若手、ベラルーシ生まれのシェニア・ミネフスカヤが交代することになりました。

キエフでの2戦目は試合前に地元ウクライナ生まれの"Schauspielerin"、ナドゥヤ・ナドゴルナヤ(彼女自身に何回か言ったことがあります)はおばあさん(ナデシュダさん)との嬉しい再会を果たしたり、チームは元ドイツ代表で癌により33歳の若さで他界した故オレグ・ヴェリッキーさんのお墓参りを行ったようです。
もっとドイツで活躍したかったであろうヴェリッキーさんの遺志をついでほしいですし、試合後に見せてくれたメンバー全員の素敵な笑顔を再びセルビアで見たいのは言うまでもありません。

オランダ、ロシア戦勝利の要因はブンデスリガで強化?@Deutschland

2013-06-16 04:21:48 | チーム(Mannschaft)
ブンデスリガ1部女子
昨(12/13)シーズン開幕時点で他国籍の選手は23ヶ国、68人。
最多は、今回世界選手権予選でロシアに勝ったオランダが19人とずば抜けています。
次いでスイスの8人、オーストリアの6人、スロヴァキアとルーマニアの4人となっており、上位3ヶ国はそれ程強い国でないというのが興味深いところです。
逆にノルウェーは0人で、デンマーク、ロシアそしてフランスは1人というところから、これらハンドボール強国はあまり選手を供給しない国といえなくもありません。
デンマークリーグは多国籍の選手を集めていますが、ノルウェーリーグはほとんど国内の選手だけで構成しているなど、国内リーグ事情の違いもありますが、面白いところです。
ところで19人もの選手が来ているオランダはそれだけで1つのチームが構成できます(下を参照して下さい)が、やはり今回の快挙とも全く無関係とは言えないかもしれません。
面白いのが、平均身長の高い国でありながら、ブンデスリガにはそれ程大型選手がいないことです。
ともかく隣国であるオランダ、ハンドボールの実力と人気が上がって欲しいです。

12/13シーズン開幕直前、1部に所属するオランダ人選手
TW(GK)
 Tess Wester(VfL Oldenburg) 176
 Jasmina Jankovic(Frisch Auf Göppingen) 169☆
 Mandy Burrekers(Frankfurter HC) 177
RL(左45)
 Lois Abbingh(VfL Oldenburg) 177☆
RM(センター)
 Marinda van Cappelle(Frankfurter HC) 188
 Wendy Smits(Blomberg-Lippe) 178
RR(右45)
 Maura Visser(HC Leipzig) 178
 Jessy Anna Kramer(HC Leipzig) 178☆
 Laura van der Heijden(VfL Oldenburg) 173☆
LA(左サイド)
 Joyce Hilster(Bayer Leverkusen) 172
 Miranda Robben(Bad Wildungen) 166
RA(右サイド)
 Debbie Bont(HC Leipzig) 174☆
 Becky van Nijf(bayer Leverkusen) 169
 Angela Malestein(Blomberg-Lippe) 175
KM(ピヴォット)
 Danick Albertine Snelder(Thüringer HC) 178☆
 Marcella Deen(Buxtehuder SV) 172
 Diane Lamein(Buxtehuder SV) 171
 Desiree Comans(Bayer Leverkusen) 173
 Tessa Cocx(Bad Wildungen) 173
 ☆:世界選手権予選、ロシア戦メンバー

"今世紀の女王"に勝利@Nederlands

2013-06-12 04:14:20 | チーム(Mannschaft)
暮れにセルビアで行われる世界選手権予選、オランダはロシアと対戦。
今世紀に行った6回の世界選手権のうち、実に4回チャンピオン(01年イタリア、05年ロシア、07年フランス、09年中国)に輝く(03年クロアチアは7位、11年ブラジルは6位)など、まさに"ロシアの21世紀"(ただヨーロッパチャンピオンは未だ登りつめたことがなく、過去10大会中2位は1回で、3位は2回とランキングは5位)ともいうべき強さを誇る相手だけに、今回の快挙は一番の"波乱"。
初戦は2日、2000人が集まったロッテルダムで26-27と1点差負け。
9日のロストフ・ドンはオランダ有利な点はあまり見つけることができない中、なんと33-21での圧勝。
1勝1敗ですが、トータル59-48とまさかの勝利でオランダが出場権を獲得しました。
一番のヒロインは、初戦11点、2戦目は7点を挙げたオルデンブルグ所属のルイ・アビング。
彼女に代表されるなど、メンバー17人中6人がブンデスの舞台で戦い(さらにRoxanne Bovenbergは昨シーズン、レファークーゼンに所属)、他にはフランスリーグ4人とデンマークリーグは3人で、国内リーグはゴース、スメーツ、ログテンベルグそして2戦目のみ出場したファン・ドルトの4人のみ。
かつてはオレンジプランという名で強化を行っていたオランダも、国内人気の低さや財政問題も重なって世界選手権やヨーロッパ選手権の返上もあり、強化縮小せざるをえなくなっていました。
リーグ戦は国内選手で戦い、今回のように他国でプレーする選手が増えたことによって、日々の戦いで"強化"して今回の快挙につながった模様です。
かつての"オレンジプラン"を再度立ち上げ、バレーボールやサッカー、アイススケートだけでなくハンドボールにも期待したいものです。
ロシア戦のメンバーです。(ユニフォームNr.、名前、所属チーム、2戦の得点)
Tor:
 1 Marieke van der Wal (Cergy Pontoise Handball '95/FRA)0 0
 23 Jasmina Jankovic (Frisch Auf Göppingen/BRD)0 0
Feld:
 4 Sharina van Dort(Sercodak/Dalfsen)- 1
 5 Jessy Cramer(HC Leipzig/BRD)0 0
 6 Laura van der Heijden(VfL Oldenburg/BRD)3 3
 7 Debbie Bont(HC Leipzig/BRD)1 2
 8 Lois Abbingh(VfL Oldenburg/BRD)11 7
 9 Sanne van Olphen(Sønderjyske/DAN)0 0
 10 Danick Snelder(Thüringer HC/BRD)0 4
 12 Fabienne Logtenberg(Sercodak/Dalfsen)1 0
 13 Yvette Broch(Metz Handball/FRA)0 4
 17 Nycke Groot(FC Midtjylland/DAN)1 3
 20 Roxanne Bovenberg(Fleury Loiret/FRA)1 0
 21 Michelle Goos(Succes Schoonmaak/VOC Amsterdam)0 -
 24 Martine Smeets(Sercodak/Dalfsen)5 3
 30 Ailly Luciano(Metz Handball/FRA)1 2
 79 Estavana Polman(Sonderjyske/DAN)2 4

 本大会出場全24チームが決定しました。
開催国:
 セルビア
前女王:
 ノルウェー
アフリカ:
 アルジェリア、アンゴラ、コンゴ、チュニジア
アジア:
 韓国、中国、日本
ヨーロッパ:
 オランダ、スペイン、チェコ、デンマーク、ドイツ
 ハンガリー、フランス、ポーランド、モンテネグロ、ルーマニア、
パン・アメリカ:
 アルゼンチン、ドミニカ、パラグアイ、ブラジル
オセアニア:
 オーストラリア
  ※16年にオリンピックを開催するブラジルが楽しみです。

1部昇格も、難しい定着@Deutschland

2013-06-08 03:37:59 | チーム(Mannschaft)
毎シーズン上位と下位の差が激しく、わずかのチームのみに優勝が限られている1部男子。
上はこのところキールKielの独壇場で、他に上位で争っているのはライン・ネッカー・レーヴェンRhein-Necker LöwenやハンブルグHamburg程度。
毎シーズン2部のチームは1部に昇格しているわけですが、その後1部に定着しているのはかなり難しい状態で、再び2部に陥落というケースも目立っています。
ただ一時2部に低迷しながら7/8シーズンに再び昇格したベルリンBerlinはこのところ上位の常連になったり、9/10シーズンに初昇格を果たしたハノーファー・ブルグドルフHannover-Burgdorfは常に右肩上がりの成績で、今シーズンも現在6位と過去最高のランクにいます。
そして5/6シーズンに初めての昇格以来、常に中位グループのメルズンゲンMelsungen。
ただこれらは一部で、過去28シーズンを1部で過ごしたエッセンEssen。
このところは残念ながら低迷が続き、4/5シーズン以来の1部昇格を果たしたものの、今シーズンは結局最下位で再び陥落の憂き目。
エッセンは過去の栄光とは程遠い状況で、ホームを5000人収容のグルーガハレから数シーズン前からこじんまりしたハレ・ハローに移すなど、緊縮財政が続いているようです。
35シーズン振り2度目の1部昇格を果たしたノイハゥゼンNeuhausenは17位で再び陥落。
ここ4シーズンあたり、1部昇格を果たした各チームは軒並み1シーズンだけで再度翌シーズンは陥落しています。
10/11シーズンのフリーゼンハイムFriesenheim、6/7シーズンと11/12シーズンのヒルデスハイムHildesheim、10/11シーズンのハムHamm、11/12シーズンのヒュッテンベルグHüttenberg、そして11/12シーズンのベルギッシャーBergischerは来シーズン再び1部昇格ですが、かなりの厳しさが予想されます。
そういったことから来シーズンのアイゼナッハEisenachには何とか定着してほしいですが、過去8シーズンを1部で過ごしたものの、このところは2部が定着していました。
久し振りの1部でかなりのレベル差を実感すると思いますが、それは選手個々の力だけでなく財政面も常についてくることで、どこまで耐えられるか、正直なところ難しいと言うのが実情です。

キール敗戦、しかしチャンピオンはドイツ@Deutschland

2013-06-04 04:17:02 | 試合(Spiel)
この週末、Kölnで行われたVELUX EHF Champions League FINAL4。
09/10シーズンからここケルンで行われていますが、ナショナルチームの争いであるヨーロッパ選手権や世界選手権そしてオリンピツクをも凌ぐハンドボール界最大のイベントと言っても過言ではないと思います。
その最大のイベントも、04/05シーズンから実に8シーズン連続してドイツとスペインのみのファイナル進出となっています。
今回ファイナル4に進出したのは、昨シーズンチャンピオンのキール、ハンブルグ、2シーズン前のチャンピオンであるバルセロナ、そしてキエルツェ(ポーランド)。
3チームがドイツとスペインというのはやはりさすがですが、チャンピオンズリーグ6回目のキエルツェは昨シーズン、ライン・ネッカーからカロル・ビーレッキー、クリストフ・リジェウスキー(共にポーランド代表)、そしてクロアチア代表のイヴァン・チュピッチの3選手が移籍。
過去にもGKのスラヴォミル・スマル(ポーランド代表)もライン・ネッカーに所属していたことがあり、ブンデスリガ(ドイツ)と無関係ではありません。
ちなみにケルンに舞台を移して過去3シーズン、チャンピオンはキールが2回、バルサが1回ですが、今シーズンも注目の的はやはりキールがチャンピオンなるか?といったところでしょうか。
昨シーズンはブンデスリガ史上初の全勝優勝という輝かしい成績を残したキール。
今シーズンは2試合を残して1分3敗ですが、やはりDeutscher Meister。
そしてPokal Siegerと、目下のところダブルタイトル獲得。
残りはチャンピオンズリーグでトリプルクラウンなるかでしたが、初戦はハンブルグ相手に33-39とまさかの敗戦。
リーグでも33-30、30-27と連勝しているだけに3連勝を狙いたいところでしたが、この試合は20分あたりから最後までハンブルグリードの流れで終わり、早くもそれは夢と化してしまいました。
まさかの3/4位決定戦となったキールは前日の落胆が大きいのか、前半は全くゲームをコントロールできず7点のビハインド。
45分あたりからようやく追い上げに掛かりましたが、時既にやや遅きの感があり、30-31とまさかの連敗=4位となってしまいました。
結局チャンピオンはバルサと大接戦の末、30-29でハンブルグが初制覇を成し遂げました。

2000/01シーズン以降ファイナルの結果 赤字はチャンピオン
00/01 サン・アントニオ(スペイン)30-24/22-25バルセロナ(スペイン)
01/02 ヴェスプレム(ハンガリー)23-21/25-30マグデブルグ(ドイツ)
02/03 サン・アントニオ(スペイン)27-19/19-31モンペリエ(フランス)
03/04 ツェルエ・ラスコ(スロヴェニア)34-38/28-30フレンスブルグ(ドイツ)
04/05 シウダー・レアル(スペイン)28-27/27-29バルセロナ(スペイン)
05/06 サン・アントニオ(スペイン)19-25/28-37シウダー・レアル(スペイン)
06/07 フレンスブルグ(ドイツ)28-28/27-29キール(ドイツ)
07/08 シウダー・レアル(スペイン)27-29/31-25キール(ドイツ)
08/09 キール(ドイツ)39-34/27-33シウダー・レアル(スペイン)
ここまで2試合制
09/10 バルセロナ(スペイン)34-36キール(ドイツ)
10/11 バルセロナ(スペイン)27-24シウダー・レアル(スペイン)
11/12 キール(ドイツ)26-21アトレティコ・マドリード(スペイン)
12/13 バルセロナ(スペイン)29-30ハンブルグ(ドイツ)

来シーズンも再びドイツとスペインの対決になるのか?
或いはこの牙城を崩す国が出てくるのか?
ナショナルチームレベルでは強いクロアチアは?
クラブ単位になると成績が今一つですが、EHFカップ同様、興味は尽きません。

WMに近づく。そしてEM予選は...?@Deutschland

2013-06-03 03:30:23 | 試合(Spiel)
暮れにセルビアで行われる世界選手権(WM)の予選、ドイツはウクライナと対戦しています。
初戦は今日オルデンブルグで行なわれ、後半一時は11点差をつけるなど安定した戦いで24:16(13:7)。
世界選手権への道が大きく近づいたといえるでしょう。
Tor:
 1 Jana Krauseヤナ・クラゥゼ
 16 Clara Wolteringクラーラ・ヴォルテリング
Feld:
 2 Marlene Zapfマーレーヌ・ツァップ3/1
 3 Isabell Kleinイザベル・クライン
 5 Saskia Langザスキア・ラング
 7 Natalie Augsburgナタリー・アウグスブルグ3
 8 Anne Müllerアンネ・ミュラー1
 9 Kim Naidzinaviciusキム・ナイドツィナヴィシゥス
 11 Anne Hubingerアンネ・フビンガー1
 14 Christine Beierクリスティヌ・バィアー3
 18 Laura Steinbachラウラ・シュタインバッハ2
 20 Anja Althausアニャ・アルトハゥス3
 21 Nadja Nadgornajaナドゥヤ・ナドゴルナヤ6/1
 22 Susann Müllerズーザン・ミュラー
 26 Angie Geschkeアンジー・ゲシュケ2
 31 Kerstin Wohlboldケルスティン・ヴォールボルト

今回はウクライナのマナガローヴァと同じくこの試合最多の6点を挙げたナドゥヤ、次戦は9日にキエフで行われますが、再び生まれ故郷に錦を飾ってほしいものです。

他の対戦カード(この週末の初戦)
 トルコ24-42(13-18)デンマーク 8日
 アイスランド17-29(6-15)チェコ 8日
 マケドニア21-27(11-14)スペイン 7日
 オランダ26-27(16-10)ロシア 9日
 スロヴァキア21-23(11-12)ルーマニア 8日
 スウェーデン23-26(13-16)ポーランド 8日
 フランス18-18(5-10)クロアチア 9日

そして来年12月7~21日、ハンガリーとクロアチア共同開催のヨーロッパ選手権(EM)予選です。
第1・2ラウンド(10月23~27日)
 23或いは24日 ドイツ対ロシア
 26或いは27日 ロシア対ドイツ
第3・4ラウンド(3月26~30日)
 26或いは27日 ロシア対マケドニア
 29或いは30日 マケドニア対ロシア
第5・6ラウンド(6月11~15日)
 11或いは12日 マケドニア対ドイツ
 14或いは15日 ドイツ対マケドニア

 先月26日にハンガリーのヴェスプレム(Veszprem)で予選の組み分けが行われました。
 グループ1:◎デンマーク、○ウクライナ、△オーストリア、●リトアニア
 グループ2:◎フランス、△アイスランド、△スロヴァキア、●フィンランド
  △はアイスランドか?
 グループ3:◎モンテネグロ、△チェコ、△ポーランド、●ポルトガル
  △はチェコか?
 グループ4:◎スペイン、○オランダ、△トルコ、●イタリア
 グループ5:○スウェーデン、○セルビア、△スロヴェニア、△スイス
 グループ6:◎ノルウェー、△ルーマニア、△ベラルーシ
  △はルーマニアか?
 グループ7:○ロシア、△ドイツ、△マケドニア
  △は...ドイツであってほしい...
 ドイツの立場からすると、一番難しいグループのような気がします。
 特にマケドニアのホームで行われる第5ラウンドはとても大事な1戦で、この試合を2連勝で迎えてほしいですが、最低でも1勝1敗(得失点差はなるべく+で)で、これを乗り切ってほしいものです。
 さて、上の予想はどの程度当たるでしょうか...?

大きい"控え"の存在@Deutschland

2013-06-03 03:10:44 | チーム(Mannschaft)
12番のKatja Schülkeと25番のJulia Plöger。
ともにHC LeipzigのGKです。
ドイツの強豪ですが、ここ2シーズンは残念なことに無冠(リーグとポカール)に終わってしまいました。
カッチャはドイツの、というより現在は世界でも有数のGKです。
84年フランクフルト(オーデル)生まれで180cmに満たないとても小柄ですが、チームで最も人気があります(と思います...自分もカッチャ本人を含めて自他ともにファンと認められているようです)。
そういった存在の中、Leipzigでなかなか出場機会のないユリア。
88年生まれで、182cmとやはりそれ程大型ではありません(自分からすると、185以上で大型かなと)。
でも、7MTなどでコートに登場すると結構セーブしてくれます。
過去そういったケースを何回も見てきました。
ここという時にセーブしてくれるユリアはとても格好よく、単なるベンチ要員ではありません。
カッチャのキーピングが合わなくなってチームの流れが悪くなった時、その悪い流れを変えてくれる存在。
もしもGKが1人しかいなかったら、立て直すことは困難かあるいは不可能で、そのままズルズル最後までいってしまいます。
そうした時に出てくるGKの存在は大きく、またユリアのようなGKがいるチームは強いです。