半分は...@Deutschland

この週末はイースターです。
イースターは毎年変わり、昨年は4月3～6日、来年は4月14～17日です。
と同時に、明日27日からサマータイムになります。
(起きた時には1時間早まります)
"サマー"といってもポーランド国境方面の東部は17～8℃ですが、全国的には北部は9～10℃、中部から南部にかけては10～14℃の予報が出ています。
日の出も6時10分頃で、日没は18時45分頃と、決して"サマー"ではありません(あくまで１時間早まっただけ)。
でも今度の日曜日は一気に20℃の予報が出ています。

写真はTHCの今シーズンのマッチデープログラム"HEIMSPIEL"です。
無料のプログラムが多い中、ここは€0.5と有料です。
全部で凡そ30ページですが、その半分は全面広告です。
でも決して高くは感じません。
何しろnur €0.5ですし、広告を見ているだけでも面白いです(もちろんチームのスポンサー企業なのでいつも同じ内容ではありますが)。
全てが素敵な"コレクション"です。
それにTHCは毎シーズン後に100ページものとても立派なシーズンフォトブックを発行しています。
自分の写真が載っている2シーズン分を含め、毎シーズンプレゼントしてもらっています。
そして"HEIMSPIEL"、今シーズンはあと3冊発行されます。
PokalはLeipzigで5月に開催されるFinal 4は最後に進出が決定し、リーグは首位TusSiesが31:7、2位HCLが30:8、3位THCが39:7、4位Bietigheimが29:9と大変熾烈な争いの中、最後まで混戦が続くことは間違いないかもしれません。

初の選出、いつかは兄弟で…@Deutschland

ヨーロッパチャンピオンの男子は1日にケルンで行われるデンマークとのテストマッチでのメンバーを発表しました。
Tor:
Silvio Heinevetter(Füchse Berlin, 134/1)
Carsten Lichtlein(VfL Gummersbach, 214/1)
Andreas Wolff(HSG Wetzlar, 27/1)
Feld:
Uwe Gensheimer(Rhein-Neckar Löwen, 116/495)
Finn Lemke(SC Magdeburg, 27/18)
Tobias Reichmann(KS Vive Tauron Kielce/POL, 42/121)
Fabian Wiede(Füchse Berlin, 35/65)
Hendrik Pekeler(Rhein-Neckar Löwen, 48/66)
Martin Strobel(HBW Balingen-Weilstetten, 121/143)
Steffen Fäth(HSG Wetzlar, 36/76)
Patrick Groetzki(Rhein-Neckar Löwen, 92/264)
Michael Müller(MT Melsungen, 76/136)
Rune Dahmke(THW Kiel, 16/39)
Julius Kühn(VfL Gummersbach, 7/16)
Simon Ernst(VfL Gummersbach, 24/20)
Christian Dissinger(THW Kiel, 12/37)
Jannik Kohlbacher(HSG Wetzlar, 16/32)
Nikolai Link (HC Erlangen, 0/0)

怪我のためにEMメンバーから外れていたウヴェ・ゲンスハイマーやパトリック・グロエツキーの両ウイング、そして守護神のズィルビオ・ハイネフェッターが復帰しました。
そして個人的に注目したのはニコライ・リンク。
初の代表選出で200cmの左バック。
弟のヨナスも同じくエアランゲンに所属している187cmの小柄な左ウイング。
体格は全く異なるものの、兄弟だけあってどことなくそっくりな容貌。
いつかは兄弟揃っての同時選出を期待してしまいます。


ちなみにパトリックの妹も女子2部のペンスハイム・アゥアーバッハで2シーズン前までプレーしていました。

"経験組"が活躍@Deutschland

この週末、チェコのHodoninで7月3日から17日までロシアで行われるU20 WM予選が開催されています。
前哨戦として1週間前にスペインでの4ヶ国トーナメントに参加し、フランスに24-20、ポルトガルに18-23、スペインに26-15と、2勝1敗の2位でチェコ入りしました。
金曜に始まった初戦はホスト国のチェコ相手に25-22(12-8)、2戦目は本日ブルガリアと対戦し29-15(12-9)と2連勝。
明日の最終戦はリトアニアです
AnnikaやEmily、Alina等昨年のメンバーで、既にブンデスリガでも活躍している選手が今回も中心となっています。
リザーブのMarieは一昨年のU20メンバーだったKatharinaの妹で、二人とも小柄なウイングポジションです。
そして一昨年のJenniferと昨年のJoannaとRode三姉妹の末っ娘Eleineも期待していましたが、残念ながらノミネートされていません。

今回のメンバー
◎Nele Reimer (HC Leipzig)
　Lisa Friedberger (HSG Bensheim/Auerbach)
　Alicia Burgert (HSG Freiburg)
　Lisa Wieder (TG Nürtingen)
　Vanessa Fehr (TSV Bayer 04 Leverkusen)
◎Madita Kohorst (VfL Oldenburg)
◎Annika Ingenpaß (Borussia Dortmund)
　Stefanie Schöneberg (VfL Bad Schwartau)
◎Alicia Stolle (HSG Blomberg-Lippe)
◎Emily Bölk (Buxtehuder SV)
◎Paula Prior (Buxtehuder SV)
　Amelie Berger (TSV Bayer 04 Leverkusen)
　Aylin Bok (SG BBM Bietigheim)
◎Pia Adams (TSV Bayer 04 Leverkusen)
　Leonie Oehme (HSG Blomberg-Lippe)
◎Kathrin Pichlmeier (SVG Celle)
Reserve:
◎Alina Grijseels (BVB 09 Dortmund)
◎Franziska Peter (ESV Regensburg)
　Marie Beddies (SG H2Ku Herrenberg)
◎Ramona Ruthenbeck (TSV Bayer 04 Leverkusen)
　Jennifer Behrend (VfL Oldenburg)
◎Jessica Jochims (Frisch Auf Göppingen)
　Larissa Platen (SG TSG/DJK Mainz-Bretzenheim)
◎は昨年のU19メンバー

雪辱ならず2連敗...@Deutschland

ヨーロッパ各地で行われているEM予選。
ドイツはフランス、スイス、アイスランドとグループ7に組み込まれました。
これまでスイスに29-18、アイスランドに22-17と2連勝スタートで、今月はフランスとの２連戦がありました。
ドイツにとってフランスは昨年暮れ、デンマークでのWMでの敗戦から、"雪辱"試合としての位置づけもあります。
ホームでの第1戦は21-24、ニームに乗り込んでの第2戦は19-25と、結局2連敗。
3300人が集まったBietigheimでの初戦、スタートは決して悪くありませんでした。
前半を10-9と1点リードしても結局、21-25と"連敗"。
4点リードをホームで迎えるフランスにとって終始優位な展開で試合を運び(ドイツにとっては運ばれてしまい)、19-25とWMの雪辱どころか、最悪の"3連敗"となってしまいました。

予選は6月にスイスに乗り込み、3日後にはホームでアイスランドとの最終戦を迎えます。
各グループ2位までがスウェーデンでの本大会に参加できますから、油断はできませんが、何とか2位通過で出場できるとは思いますが、やはりシードの関係上、できることならグループ1位で出場権獲得してほしかったですが、フランスが残り2試合を"取りこぼす"可能性はほぼ"無"に等しいでしょう。
この週末、ノルウェーでスペイン、ブラジルとの4ヶ国トーナメントに参加していますが、初戦はノルウェーに28-35と、"負の連鎖"が続いてしまいました。
今年1月、ポーランドでのEM優勝を果たした男子があるだけに、一層悲しい結果です。

友人の一人はついに業を煮やし、スタッフの交代を要求したと話してくれました。
自分にはとてもできないことです。
スタッフや選手に直接話したこともありますが、オリンピックやWM、EM(ジュニアも含めて)でのチャンピオンを常に願っています。
友人たちは一言「無理」。
そう答えていますが、自分自身切実です。
国際試合だけでなく、様々な試合で沢山の選手(可能ならば全選手)にサインをお願いしたり、写真を撮らせてもらっては喜んでいます。
そんな自分に対してスタッフや選手、そして自分のことを知っているファンの人たちは「たまらなくドイツが大好きな日本人」
そう思ってくれています。
今回の写真はSheniaからフランスでの大小2種類のポスターに全選手のサインを書いてくれたもの(写真左は大きいサイズ)をプレゼントしてくれました。
とても嬉しいことです。
そういったこともあり、自分には文句など言えません。
結果が出なくても、ひたすら夢(チャンピオン)を願っています。
が、悩みはしばらく続くかもしれません。
しかし次のWMは97年以来の自国で開催(前回は3位)だけに、尚更その思いは強いものがあります。

最後の１枠は。スウェーデン語で...@Deutschland

ルール上の問題があったために再試合が行われた男子DHB Pokal Viertelfinale(第4ラウンド)、Rhein Neckar Löwen対Melsungenは結局、現在リーグ首位のRhein Neckarが26-23で勝ち、4月30・5月1日にハンブルグで行われるFinal 4に進出決定しました。
この試合は両チームのGK、Mikael AppelgrenとJohan Sjöstrand(共にスウェーデン代表)が攻守を見せて締まった試合になりました。
結局は地力に勝るRhein Neckarが勝ちましたが、Rhein NeckarのMikaelにとってMelsungenは昨シーズンまで所属していたチーム。
自分のことを覚えていてくれるかな...?
そう思いながら試合前のコートを見ていたところ、Mikaelが自分のことに気付くと"Hallo!"
そう声をかけてくれました。
(覚えてくれていたんだ)
嬉しい気持ちでいっぱいになり、試合後にサインと写真をお願いした時にそのことを話しました。
サインは恒例のスウェーデン語でお願いすると
「スウェーデン語を話せるの...?」
残念ながら、スウェーデン語で知っているのは挨拶とこの言葉だけなのです。
昔からスウェーデンの選手にはスウェーデン語で(サインを)お願いしていますが、実は「スウェーデン語を話せるの？」
と聞かれたのはこれまでほとんどありません。
「ありがとう(tack!)」→「どういたしまして(Var så god)」とスウェーデン語でやりとりしています。
特に現在は男子ナショナルのスタッフにいるStaffan Olssonさんは必ず"Var så god"と返事をしてくれるのが印象的です。

REWE Final4の組み合わせ
　Rhein Neckar Löwen(1位)-SG Flensburg(3位)
　Bergischer HC(15位)-SC Magdeburg(10位)

初の制覇なるか...？@Deutschland

2月にTusSiesとHCLは３回対戦しました。
最初は17日にリーグ、次いでEHFPokalが19日と28日にTübingenとDessauとで行われました。
TusSiesは普段のMetzingenではなく、より集客が見込まれるTübingenで、HCLはいわば急遽決まった日程のために普段のArena Leipzigが陸上選手権のために使うことができず、北にあるDessauで行われました。
結果は26-23、25-24、27-25とTusSiesがまさかの3連勝(HCLにとってはまさかの3連敗)でした。
今シーズンTusSiesからHCLに移ったSheniaに聞いたところ、このところはチームがイメージ通りの試合運びができていないと教えてくれました。
Sheniaにとっては一番皮肉な結果になってしまったと思います。
13/14シーズン、THCからTusSiesに移り、翌シーズンは同じくドイツ代表のMarliとAnnaも加わり、Deutscher MeisterとPokalSiegerそしてヨーロッパカップ出場は近いうちに実現するとほぼ確信していました。
そんな中、その願いが叶う前にSheniaは今シーズンHCLに移ってしまいました。
しかしSheniaの抜けたTusSiesは今シーズン、EHF Pokal初出場を果たしただけでなく、リーグは昨日のLeverkusen戦に勝利したことで首位に浮上しました。
まだ8試合ありますから、熾烈な上位争いを展開している中、2位のHCL、3位のBietigheim、4位のTHCまでが(5位のOldenburg、6位のDortmundにも数字の上では可能ですが、実質は厳しいです) 試合のたびに目まぐるしく順位が変わる(土曜日終了時点では2位はTHC)などの圏内だと思います。
どの試合も楽しみで目が離せませんが、TusSiesの初のタイトルも見てみたいものです。

ちなみにTussiesのホーム、17・19日は1冊の共通プログラムになっています。