Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

大きなショック! 財政問題が...@Deutschland

2017-02-27 05:58:41 | チーム(Mannschaft)
国内の強豪、HC Leipzigに大きなショックです。
昨シーズンまでドイツ統一後、ブンデスリガ25シーズンに422勝とLeverkusenの573勝に次いで2位の成績を誇るHC Leipzigですが、財政問題が起こってしまいました。
今シーズンは初戦に初の1部昇格を果たしたNSUにまさかの敗戦を喫して不安な滑り出しでした。
試合前はドイツ代表のピヴォット、ルイーザが誕生日を迎えティアラを被ってホールにやって来ました。
その写真を撮らせてもらった時、まさかこのようなことが起こるとは思いもしないことでした。
ルイーザは間もなくBietigheimに突然の移籍。
友人曰く
「お金だよ」
とのことでした。
友人は今の事態が起こり得ることを知っていたのでしょう。
シーズンも中盤を迎え、主力選手が次々に欠場。
不運にも怪我もありますが、これまでチームを支えてきた主力選手たちは翌シーズンからの新たなチームとの契約が公表されました。
怪我で欠場していたドイツ代表の左バック、シェニアは14/15シーズン以来のTusSiesに復帰し、同じくドイツ代表の右バック、アンネはここ数年来国内で2強を演じてきたTHCへ。
そして08/09シーズン以来ずっとHCLを支えてきたワールドクラスGKのカッチャはすでにLeverkusenに移籍し、Elfenゴールを守っています。
今はセカンドチームのJuniorが3部に所属していますが、来シーズンはこの"Juniorteam"がファーストチームの存在になりそうです。
そして現在のファーストチームはOberliga降格になるのではと思います。
何人かの友人だけでなく、多くの知人、選手・チームオフィスの人たちなど本当に多くの知り合いがいるHCLは特別なチームだけにショックは計り知れないものがあります。

ハンド版"Alice im Wunderland"@Deutschland

2017-02-20 04:15:39 | 選手(Spieler(in))
ドイツ代表の右バック、Alicia Stolleは先日、来シーズンもBlombergにとどまることが発表されました。
96年6月生まれのAliciaは一昨年にU19代表としてEMに出場。
この当時のメンバーでは将来の代表エース候補Emily Bölkとともにシニア代表に抜擢されました。
Bielefeldの大学で心理学を学ぶAliciaは181cmのすらりとしたスタイルで、ロングヘアーがとても魅力的な選手です。
昨シーズンまで16シーズン1部のBlombergですが、まだ国内タイトルがありません。
経営側は全幅の信頼を寄せているトレーナーのAndre Fuhrさんが02年からチームを率いています。
自分にとってもAndreさんが契約を更新すると来シーズンもまた会えるといった安心感があるので、近いうちに是非とも国内タイトルを取ってもらいたいと思っています。
チームは今シーズン14試合を終え、これまで62点(チームでは2位)を挙げています。
0点に終わったのは僅か2試合で、二桁を挙げたのは2試合(Oldenburg戦での11点と昨日TusSies戦の10点)。
それだけに若手のホープAliciaが契約を更新するのはチームにとっても大きい限り。
ハンド版"Alice im Wunderland"を楽しみにしています。

2年連続でAnnaとAndreasに、そして...@Deutschland

2017-02-18 05:36:00 | 選手(Spieler(in))
昨年の年間最優秀選手はともに2年連続でAnna Loerper(TusSies)とAndreas Wolff(THW)に決まりました。
結局自分が投票した男女それぞれ3選手は男子は9位以内に、女子は4位以内に全選手選ばれていました。
ところで今回、驚いた点は女子の9・10位に2部Lintfortの選手がノミネートされていたことです。
チームは現在16チーム中14位ですが、ともに中心選手として活躍。
9位のTatjana van den Broekは105点を挙げて得点ランキングは9位、10位のLoes Vandewalは121点を挙げて得点ランキング2位です。
この二人のオランダ人選手だけでチーム総得点のおよそ半分を挙げている活躍をしています。
特定のチームを愛するハンドボールファンにとって、例えそのチームが1部でなくても(極論すればブンデスリガでなくても)、愛するチームが一番なのです。
そういった気持ちから217票と179票が投じられたのでしょう。
これはある意味次回の投票以降、大きな意味を持つかもしれません。
自分の愛するチームが1部に所属していなくても、ドイツなどの代表メンバーでなくても一番の選手だ!
だから彼ら(彼女たちに)投票しよう!
そんな勇気を与えてくれるかもしれません。
それもまた、嬉しいことだと思います。

実際、今シーズンは下部リーグの試合を観戦していて
「自分の愛するチームが一番だ」
ファンの人たちを見ていてそう感じています。
負けるな、全てのハンドボール選手!!
自分たちのヒーロー、ヒロイン!!

今シーズンも"ホーム"がSiegerか...?@Deutschland

2017-02-12 05:55:45 | 試合(Spiel)
5月27・28日に行われるDHB Pokal Finalの開催地がBietigheim Ege Trans Arenaに決定しました。
ここは今年のWM開催地でもありますが、初のタイトルを狙うBietigheimのホーム(ただし、このホールは男子が主に行っています)です。
ここ3シーズン、ホームがPokal Sieger(13/14シーズンはHCL、14/15シーズンはHamburg近郊のBuxtehuder、15/16シーズンはHCL)に輝いていますが、今シーズンもこの可能性が大きそうです。
5月27日
 THC 対 TusSies
 SG BBM Bietigheim 対 Buxtehuder SV
なお、今シーズンもA Jugend Meisterschaft Final 4は独立開催の模様です。

首位は嬉しい...@Deutschland

2017-02-11 05:15:51 | チーム(Mannschaft)
今シーズンは2部以下の試合を幾つか観戦していますが、その中で2部の女子と3部男子東と3部男子西、そして4部に相当(Bundesligaは3部までで、それ以下は〇部は付かないで、単に~Ligaと称しています)するOberliga Niedersachsenのチームはいずれもずっと首位を保っています。
それぞれBensheim Auerbach、Eintracht Hildesheim、Neusser HV、HSG Plesse-Hardenbergです。
そのうちOberligaは親友に誘われて観戦に行きましたが、当時から現在までずっと首位を保っています。
試合後、一人に写真を撮らせてもらったのですが、その選手のことを親友に「彼女はいずれ、ドイツ代表に選ばれるといいね。そしていずれはブンデスリガだね」
と話すと、親友は自分が話すたびに首を横に振るばかりです。
Oberliga首位で今シーズンを終えると17/18シーズンは3部とはいえ、待望のブンデスリガです。
そして彼女自身もチームの主力として活躍を続ければ決して不可能ではありません。
日頃から他の友人に対しても現実には不可能(の様)なことを話し続けていますが、それは常に自分の夢です。
今回も写真を撮らせてもらった選手に対し、本当に代表に選ばれてほしいと思っています。

熾烈を極める...@Deutschland

2017-02-06 06:36:52 | チーム(Mannschaft)
とりわけ2部の女子が熾烈を極めています。
16チームで争う中、翌シーズン1部に昇格するのは上位2チーム。
現在のところ首位のBensheimsと2位のRödertalがそれぞれポイント31と23を挙げています。
特にbensheimはシーズン当初から順調に勝利を重ね、独走状態です。
そして3位から14位までの12チームがポイント19~13でそれぞれが熾烈を極めています。
もちろん3位の19と14位の13とでは差がありますが、試合毎に順位が変わるので試合後は一喜一憂です。
13位以下の4チームは翌シーズン3部に降格となるため、下位も気が気ではありません。
チームによってそのシーズンの目標は違いますが、その中で1部昇格を目指しているチームは混沌としたこの中をいかに抜け出すか。
また、2部の中位に残りたいといったチームもまた、1つでも多くの勝ちを奪って少しでも今よりも上がりたいと願っていることでしょう。
例えば今節までは7位だったTV BeyeröhdeはHannover-Badenstedtに36-29と+7点での勝利によって5位に上昇しました。
しかし勝ち点では4チームが19の中で得失点差によって5位です。
つまり、ただ勝利するだけでなく、1点でも得失点差を増やすことも重要です。
この熾烈な争いは一体いつまで続くでしょうか?

 1 HSG Bensheim Auerbach 17/30 15 1 1 461:382 79 31:3
 2 HC Rödertal 17/30 11 1 5 439:398 41 23:11
 3 DJK/MJC Trier 16/30 9 2 5 453:429 24 20:12
 4 SGH Rosengarten-BW Buchholz 16/30 9 1 6 438:397 41 19:13
 5 TV Beyeröhde 17/30 9 1 7 505:480 25 19:15
 6 SV Union Halle-Neustadt 17/30 8 3 6 468:463 5 19:15
 7 TG Nürtingen 17/30 9 1 7 444:445 -1 19:15
 8 FSG Mainz 05/Budenheim 17/30 7 3 7 459:463 -4 17:17
 9 HSG Kleenheim 17/30 6 4 7 450:462 -12 16:18
 10 HSG Hannover-Badenstedt 17/30 7 1 9 490:506 -16 15:19
 11 BSV Sachsen Zwickau 17/30 6 2 9 455:479 -24 14:20
 12 Kurpfalz Bären 17/30 6 1 10 483:483 0 13:21
 13 TSV Haunstetten 17/30 5 3 9 397:436 -39 13:21
 14 TuS Lintfort 17/30 6 1 10 446:489 -43 13:21

あの頃は...@Deutschland

2017-02-05 04:30:33 | 雑誌(Magazin)
シーズン前に発行されるWocheのBundesliga Saison特集号(Sonderheft)です。
上の3冊は80・90年代のものなので、価格は現在の€ではなくMarkです。
85年頃から発売された全て(週刊なので毎年およそ52冊...ただし90年代はシーズンオフは何回か隔週発売されました)を持っています(つまりBundesligaのSonderheftだけでも30冊以上)。
この中で最も古い88/89シーズンはドイツ再統一前なので、西ドイツのBundesligaです。
現在はほぼ100%黒のGK Hose(シャツの色に関わらず)ですが、90年代初頭あたりまでは赤や青、黄色usw...
様々な色でした。
そういえば97年の女子WMではノルウェーのハイディ・チュグム(Heidi Tjugum)は白いHoseで、まるで"白雪姫"と思って見ていました。
それから数年後、当時ファンクラブに入っていたデンマークのViborg HKでzusammenの写真を撮らせてもらった時にはとても感激した思い出もあります。

話がそれました。
88/89シーズン...
女子の場合、まだ産まれていない選手が多数を占めていますが、その頃のものを持っている自分がある意味哀しいです。