Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

いよいよEM@Deutschland und Niederlande(Nederland)

2014-11-29 04:20:29 | チーム(Mannschaft)
来月行われるヨーロッパ選手権(EM..Europa Meisterschaft)に向けて、いよいよメンバー19人(帯同メンバーとしてのリザーブ3人含めて)が発表されました。
この週末はノルトライン・ヴェストファレン州(Nordrhein-Westfalen)のクレフェルド(Krefeld)とハム(Hamm)でルーマニアとテストマッチを行うため、現在はカメン・カイゼラォKaiserau(Kamen)でトレーニングを行っています。
ここにはスポーツシューレ(Sportschule Kaiserau)があり、トレーニング施設だけでなく宿泊施設も完備されているので、ドイツでは他の種目をも含めたトレーニング拠点の一つとなっています。
ルーマニアと戦うのはちょうど8か月前にルーマニア北部のバイア・マレ(Baia Mare)で25-31、32-33と連敗してしまったので、今度はその時の雪辱戦となりました。
その試合のTorは今回ノミネートから外れたアン・カスリン(Ann-Cathrin Giegerich)と、昨シーズンでキャリアを終えたマイケ(Mike März)の二人で、対するルーマニアもタリダ(Talida Tolnai)は選ばれていませんでした。

今回のメンバーは、昨シーズンは産休だったTorのカッチャとイザベル、そして昨シーズン中に足の怪我で長期離脱したケルスティンの3人が復帰したのは大きいです。
本大会はクロアチア最北部の町ファラシュディン(Varaždin)でグループCに組み込まれたドイツは8日オランダ、10日開催国クロアチア、12日スウェーデンと戦います。
世界選手権(WM..Welt Meisterschaft)と違い、予選ラウンドにしても楽な相手というのは決してありません。
つまり1位通過もあり得れば、それとは逆に予選ラウンド敗退といった可能性もあるだけに、どの試合もタフさが要求されます。
それはどのチームも同様で、だからこそヨーロッパ選手権はより面白いのです。
もちろん、世界選手権もいつかはそういった状況になってほしいのは言うまでもありません。
そういった意味では、昨年の世界選手権でブラジルが優勝したというのは快挙であると同時に、ヨーロッパ以外のチームが優勝したということで、よりグローバルなスポーツになる可能性を見出してくれました。
Tor(GK):
 クラーラ・ヴォルテリングClara Woltering(Buducnost Podgorica/MNE)
 カッチャ・シュルケKatja Schülke(HC Leipzig)
Rechtsaußen(右ウイング):
 マレーネ・ツァップMarlene Zapf(TuS Metzingen)
 スヴェーニャ・フーバーSvenja Huber(Thüringer HC)
Rückraum rechts(右バック):
 ズーザン・ミュラーSusann Müller(Györi Audi ETO KC/HUN)
 イザベル・クラインIsabell Klein(Buxtehuder SV)
Rückraum Mitte(センター):
 ケルスティン・ヴォールボルドKerstin Wohlbold(Thüringer HC)
 アンナ・ロェルパーAnna Loerper(TuS Metzingen)
 キム・ナイドツィナヴィシゥスKim Naidzinavicius(TSV Bayer 04 Leverkusen)
Rückraum links(左バック):
 ラゥラ・シュタインバッハLaura Steinbach(Spreefüxxe Berlin)
 ナドゥヤ・ナドゴルナヤNadja Nadgornaja(Thüringer HC)
 シェニア・ミネフスカヤShenia Minevskaja(TuS Metzingen)
Linksaußen(左ウイング):
 アンジー・ゲシュケAngie Geschke(VfL Oldenburg)
 ナタリー・アゥグスブルグNatalie Augsburg(Spreefüxxe Berlin)
Kreis(ピヴォット):
 アンネ・ミュラーAnne Müller(HC Leipzig)
 アニャ・アルトハォスAnja Althaus(RK Vardar Skopje/MKD)
Mittrainierende Reserve(帯同リザーブ):
 ヤナ・クラォゼJana Krause(Thüringer HC)
 ザスキァ・ラングSaskia Lang(HC Leipzig)
 ルィーザ・シュルツェLuisa Schulze(HC Leipzig)

オランダ
 マリーケ・ファン・デル・ファルMarieke van der Wal HV Virto/Quintus
 テス・フェスターTess Wester VfL Oldenburg /D
 ヤスミナ・ヤンコヴィッチJasmina Jankovic Tus Metzingen /D
 デビー・ボントDebbie Bont SERCODAK/Dalfsen
 アイリー・ルスィアーノAilly Luciano Metz Handball /France
 ラウラ・ファン・デル・ハイデンLaura van der Heijden Team Esbjerg /Danmark
 イェシー・クレーマーJessy Kramer Våg Vipers Kristiansand /Norge
 ニッケ・グロートNycke Groot FC Midtjylland /Danmark
 エスタファナ・ポルマンEstavana Polman Team Esbjerg /Danmark
 イヴェッテ・ブロッフYvette Broch Metz Handball /France
 ダニク・スネルダーDanick Snelder Thüringer HC /D
 マルティネ・スメッツMartine Smeets Thüringer HC /D
 ミッシェル・ゴースMichelle Goos Succes Schoonmaak / VOC Amsterdam
 リン・クニッペンボーLynn Knippenborg Våg Vipers Kristiansand /Norge
 アンゲラ・マレシュタインAngela Malestein SG BBM Bietigheim /D
 ケリー・デュフラーKelly Dulfer SERCODAK/Dalfsen
 サンネ・ファン・オルフェンSanne van Olphen Toulon Saint Cyr Var Handball /France
 アンゲラ・ステーンバッカースAngela Steenbakkers SERCODAK/Dalfsen
 イザベレ・ヨンゲネレンIsabelle Jongenelen SG BBM Bietigheim /D
 エスター・ショップEsther Schop SERCODAK/Dalfsen
 アンニック・リップマンAnnick Lipmann Våg Vipers Kristiansand /Norge
 リザーブ(Reservespeelsters)
 ミルテ・ショーネーカーMyrthe Schoenaker SERCODAK/Dalfsen
 アリネーケ・ロスAlineke Ros SERCODAK/Dalfsen
 ラヒェエル・デ・ハーツェRachel de Haze Succes Schoonmaak / VOC Amsterdam
 アノゥク・ファン・デル・フィールAnouk van der Wiel Frisch Auf Göppingen /D
 ロッテ・プラックLotte Prak Koblenz /D
 ザンネ・ヘックストラSanne Hoekstra HSG Bensheim Auerbach /D

オランダはドイツ(9人)を筆頭に、デンマーク・ノルウェー・フランス(いずれも3人ずつ)といった近隣諸国に所属している選手が合計18人と、2/3も占めています。
国内選手はドイツと同じ9人(1/3)ですが、デビーも昨シーズンまではHCLに所属していました。

1か月にわたって@Deutschland

2014-11-29 04:14:45 | 風景・町の様子(Stadt)
今シーズンも始まりました。
全国各地の"Weihnachtsmarkt"。
売り場になっているヒュッテ(Hütte)には色々な飲み物や食べ物、そしてクリスマスグッズだけでなく、衣類や生活雑貨など様々なものを扱っています。
およそ1か月の間繰り広げられ、ただこのマーケットを歩いているだけでもとにかくワクワクウキウキしてきます。
それにしても様々な可愛らしいグッズが気に入って買ったものを家に持ち帰るたびに、なぜこれを買ったのだろうといった気持ちにも(実は)なることがしばしばです。
自宅はヒュッテではありませんから、こういったグッズがたくさん置いてある訳ではないので、どうしても"ポツン"と置かれるので、そういった思いになってしまうのでしょう。
自宅には1つこういったグッズを収納する大型のケースがあり、そこに入れたらいいかもしれませんが、このケースも既にいっぱいで、最早さらに加えることが困難です。

来てほしいけれど...@România (Rumänien)

2014-11-23 03:46:58 | 選手(Spieler(in))
今度の週末は、恒例になったEM前のテストマッチ2連戦。
今回はルーマニアがやって来ます。
10年にも同様のテストマッチで対戦しました。
その時に一目でファンになったのがGKの"TOTO"タリダ・トルナイ(Talida Tolnai)です。
この時、ブンデスリガでプレーしてほしいなぁと思っていました。
タリダは国内のザラウ(HC Zalău)とヴァルツェア(Oltchim Râmnicu Vâlcea)で長くプレーした後、祖国を離れてトルコのユスクダール(Üsküdar B.S.K.)とスロヴェニアのクリム(RK Krim)でそれぞれ1シーズン所属し、今シーズン再び祖国のブクレシュティ(CSM București)に戻りました。
これまでブンデスリガの舞台でプレーしたルーマニア人は多くありません。
覚えているだけでも、女子は
TV 05 Mainzlarのエミリア・ルカ(Emilia Luca)さん。
男子は
LTV Wuppertalで現在男子ナショナルトレーナーのダーグル・シグルドソン(Dagur Sigurðsson)さんとチームメイトだったアレクサンドル・デドゥ(Alexandru Dedu)さんとマグデブルグ(SC Magdeburg)の時に日本遠征経験のあるロベルト・イォン・リク(Robert Ioan Licu)さんの3人しか記憶にありません。
こういったことを別にしても、79年生まれと既にベテランの域に達した選手をドイツのチームが獲得することはほぼ皆無に等しいことです。
残念ですが...。
ルーマニア代表111試合と経験豊かですが、現在の代表メンバーには選ばれていないようです。
なので、今回のメンバーに加わることもまずないかもしれません。
残念ですが...。
この後、チャンピオンズリーグの試合を観戦に行って、zusammenで写真を撮らせてもらいました。
この時は残念ながらずっとベンチで、ゴールを守ることはありませんでした。
残念ですが...。

待望の首位に...@Deutschland

2014-11-22 03:54:04 | チーム(Mannschaft)
1部と違って毎シーズンの順位争いが熾烈な2部。
現在男子は
 1位 ライプツィヒ(SC DHfK Leipzig)
 2位 リムパー・ヴェルフェ(DJK Rimpar Wölfe)
 3位 ビッテンフェルド(TV Bittenfeld)
 昨シーズン1部のアイゼナッハ(ThSV Eisenach)は8位、エムスデッテン(TV Emsdetten)は11位です。
対する女子は
 1位 ネッカーズルマー(Neckarsulmer Sportunion)
 2位 ドルトムント(BVB Dortmund Handball)
 3位 ツヴィッカゥ(BSV Sachsen Zwickau)
 昨シーズン1部のベンスハイム(HSG Bensheim Auerbach)は5位です。

2部は1部に昇格することができる反面、成績が悪いと3部に降格と、ある意味1部以上に毎試合が過酷に感じます。
1部に比べるとチームの予算が少ないこともあり、国内選手が多く、その中にはジュニア代表選手も含まれていて、趣味は「ハンドボール」、そしていつかは1部の舞台で戦いたいという選手がとても多いです。
大きなホールが少なく、1部とは違った楽しみもあります。

そんな中で女子2部は上に書いたように、ネッカーズルマー(Neckarsulmer Sportunion)が待望の首位になりました。
今シーズンの2部所属14チームで過去に1部所属経験のあるのは
 2位 ドルトムント(BVB Dortmund Handball)..7シーズン
 3位 ツヴィッカゥ(BSV Sachsen Zwickau)..2シーズン
 4位 ローゼンガルテン(SGH Rosengarten-Buchholz)..1シーズン
 5位 ベンスハイム(HSG Bensheim Auerbach)..3シーズン
 7位 ベイヤレーデ(TV Beyeröhde)..1シーズン
 11位 ハレ (SV Union Halle-Neustadt)..1シーズン
  ※現在の順位です
と6チームのみで、ネッカーズルマーはこれまで1部経験がありません。
今シーズンはギェッピンゲンから右バックのチェコ人・アレナ(Alena Vojtiskova)を獲得しました。
アレナはこれまで代表経験がないのが不思議で、換言すればチェコ代表の主力選手として長く君臨していてもおかしくないと思っています。
それ程の選手が加入したことで攻撃の幅が広がり、逆側ウィングのハンナ(Hannah Breitinger)も余裕を持って得点するケースが増えました。ハンナは現在得点ランキングトップの61点、アレナは15位の39点を挙げています。
ゴールを守るのはスイス代表のセリア(Celia Schneider)で、現在はドイツ国籍も持っています。
惜しむらくはU20代表のバック"イスィー"イザベル(Isabel Tissekker)が怪我をして長期離脱してしまいましたが、イスィーが復帰するまでに現在の状態を維持してほしいものです。
総失点は229点とリーグ13位。
その反面総得点260点はリーグトップです。
多少の失点は目をつぶって、とにかく点を挙げるチームです。

マルセラ、故郷に...@Deutschland

2014-11-16 05:14:18 | 試合(Spiel)
Buxtehuderは15日と22日、EHFカップでVOCアムステルダムと対戦します。
ピヴォットのマルセラ・デーン(Marcella Deen)にとって、このアムステルダムは01年から10年まで所属していたチーム。
当時は国内チャンピオンにも輝いたマルセラですが、チームにとってもかつてのチームと対戦とあって、特別なゲームとして、たくさんのファンをアムステルダムにと誘っているようです。
普段はチームの事務所で働いているマルセラは昨シーズン、観戦に行った時だけでなく、他にも色々と配慮してくれました。
オランダは隣国ですが、人気や実力はドイツに比べると(やや)下がるので、ブンデスリガでプレーしてることを誇りに思っている選手は少なくありません。
今日の第1戦はホームで今から3時間半ほど前に終了し、32-25で勝ちました。
1400人のファンが集まり、マルセラは1点でしたが、若干16歳でかつての名選手アンドレア・ベルク(Andrea Bölk)さん(旧東ドイツ代表201試合)と父親のマティアス(Matthias)さんも元ハンドボール選手、おばあさんのインゲ・シュタイン(Inge Stein)さんもやはりハンドボールの旧東ドイツ代表と、素晴らしい血筋を持つ娘さんのエミリー(Emily Bölk)が10点を挙げる大活躍に、ホールは大いに沸きました。
2戦目は22日、アムステルダムで行われます。
マルセラには特に多くの声援が送られることでしょう。

期待のU20代表も...@Deutschland

2014-11-12 04:55:18 | チーム(Mannschaft)
今月29・30日クレフェルドとハムで行われるEM前哨戦・対ルーマニアのメンバー候補が発表されました。
この中ではU20代表としてノミネートされていたブロムベルグのズィーニアが招集されているのに注目しています。
ズィーニアはリーグで現在7試合で39点を挙げてランキング11位。
フィールドゴールでは、トップのナドゥヤ(42点)、イェシカ(41点)に次いで3位タイの39点。
2試合だけでのアピールは難しいかもしれませんが、ズィーニアだけでなく今回の候補は全員、コンディション維持も含めて誰がベストの状態で臨めるか、それも大きなポイントだと思います。
ズィーニア以外にも新しい戦力の台頭がチームの底上げや厚さに直結するので、そういった選手が少しでも多く(本大会に)出場することに期待しています。 
Tor:
 Clara Woltering (Buducnost Podgorica/MNE)
 Katja Schülke (HC Leipzig)
 Jana Krause (Thüringer HC)
 Ann-Cathrin Giegerich (SG BBM Bietigheim)
 Antje Lenz (Buxtehuder SV)
Feld:
 Marlene Zapf (TuS Metzingen)
 Svenja Huber (Thüringer HC)
 Alexandra Mazzucco (HC Leipzig)
 Susann Müller (Györi Audi ETO KC/HUN)
 Isabell Klein (Buxtehuder SV)
 Anne Hubinger (HC Leipzig)
 Christine Beier (Spreefüxxe Berlin)
 Kerstin Wohlbold (Thüringer HC)
 Anna Loerper (TuS Metzingen)
 Kim Naidzinavicius (TSV Bayer 04 Leverkusen)
 Laura Steinbach (Spreefüxxe Berlin)
 Nadja Nadgornaja (Thüringer HC)
 Shenia Minevskaja (TuS Metzingen)
 Saskia Lang (HC Leipzig)
 Xenia Smits (HSG Blomberg-Lippe)
 Franziska Mietzner (Thüringer HC)
 Angie Geschke (VfL Oldenburg)
 Natalie Augsburg (Spreefüxxe Berlin)
 Lone Fischer (Buxtehuder SV)
 Anne Müller (HC Leipzig)
 Anja Althaus (RK Vardar Skopje/MKD)
 Julia Behnke (TuS Metzingen)
 Luisa Schulze (HC Leipzig)

シーズンオフの@Deutschland

2014-11-09 03:28:10 | 雑誌(Magazin)
今シーズン前、各地で行われたプレシーズンマッチのプログラムです。
これらは大体、7月終わりから8月の週末2日で行なわれます。
1日に10試合以上も行われるトーナメントも珍しくないので、20分×2(2分休憩)や、30分1本などといったスプリント形式が多く、次から次へと色々な試合を見られるのが面白いです。
それは10チーム以上参加するトーナメントもあるということも理由の一つです。
なので、1日中見ていても飽きることはありません。
かつて週刊の専門誌"HANDBALL WOCHE"はシーズンオフには(もう10年以上前のことだったと思いますが)、隔週発売といったことがありました。
それは僅か数年だけでしたが、発売されない週はどことなく寂しい思いでした。
シーズンは8月に始まり、その間国内のリーグとカップをメインとして、その間にヨーロッパカップ、国際試合(テストマッチ)、ヨーロッパ選手権、世界選手権などが同時に行われ、6月頃にシーズンが終わります。
シーズン終了後、束の間のオフを過ごし(その間はもちろん一般の人たち同様、バカンスに出かける選手もいます)、新たなシーズンに向けてトレーニングが始まり、プレシーズンマッチが行なわれます。
自分たちファンにとっては1年中ハンドボールの試合が見られるのはとても嬉しいですが、その反面選手はコンディション調整が本当に大変だと思います。
実際のところ、長期間に亘って離脱せざるを得ない怪我をしてしまう選手も少なくありません。

2部といっても@Deutschland

2014-11-07 04:33:56 | 雑誌(Magazin)
今シーズンの2部女子ブンデスリガ2チームのシーズンプログラムとマッチデープログラムです。
ネッカーズルマー(Neckarsulmer SU)のシーズンプログラムは、ミニからユーゲント、ブンデスリガ、シニアの全部門が載っている120ページ以上あるなかなか優れたプログラムです。
マッチデープログラム(NSU.LIVE)は、自分が持っているたくさんのプログラムの中では珍しく10ページに満たないものですが、ホームのネッカーズルマーの全選手は個人写真入りで、対戦相手は集合写真+メンバー紹介です。他には現在の順位や今節の試合日程そして前の試合のニュース、さらに国内地図に描かれた2部全チームのネッカーズルマーからの距離などが載っています。
なお、左上は昨シーズンのものです。
ネリンゲン("Schwaben Hornets"Nellingen)のマッチデープログラムは、0.5€で50ページ近い内容です。
試合の観客数は男子より女子、1部より2部、更に3部と下部になるにつれて少なくはなりますが(今シーズンで現在のところNellingenは466人、Neckarsulmerは400人、2部女子のトータルでは403人、1部女子は806人)、それでもどのチームにも熱心なファンがホールに駆けつけて応援する姿はどこも同じです。

懐かしい人が@Deutschland und Suomi

2014-11-06 05:24:42 | チーム(Mannschaft)
16年1月にポーランドで行われるEMに向けて先月下旬から予選が始まりました。
28チームを7つのブロックに分け、ドイツはEspaña(スペイン)、Österreich(オーストリア)そしてSuomi(フィンランド)と同じ組。
スペインとは過去58試合行って23勝5分30敗、オーストリアとは23勝2分3敗、フィンランドとは5戦5勝の成績で、やはりスペインが一番の難関。
初戦のフィンランド戦は29日、グンマースバッハで行われ30-18と快勝、次いで2日のオーストリア戦は28-24。
オーストリアとは今年に入ってこれで3戦目、年明けにドルトムントで行なわれた28-29、3月にウィーン近郊のシュヴェヒャトでの26-22と、このところはオーストリアとは比較的拮抗した試合で、今回も何とか勝った感じです。
次は来年4月下旬のスペイン戦を含めて4試合、長い戦いとなります。
とにかくグループ2位以内に入ることが重要で、どれも落とさずに行きたいものです。
ちなみにフィンランドは懐かしい人が。
NHL選手を多く輩出するなど世界的にもアイスホッケーが強く盛んで、北欧の中で唯一ハンドボールはなかなか陽の目を浴びませんが、かつてエッセンでプレーし、92年には年間最優秀選手として選出されるなど、ドイツで認められた"他国人"選手としてだけでなく、フィンランド代表116試合に出場して764点を挙げたフィンランドが誇った名選手Mikael Källman(ミカエル・ケルマン)さんがトレーナーとして戻って来ました。

ドイツ代表メンバーです
Tor:
 Silvio Heinevetter(Füchse Berlin)
 Carsten Lichtlein(VfL Gummersbach)
Linksaußen:
 Uwe Gensheimer(Rhein-Neckar Löwen)
 Michael Allendorf(MT Melsungen)
Rückraum links:
 Steffen Fäth(HSG Wetzlar)
 Timm Schneider(TBV Lemgo)
Rückraum Mitte:
 Paul Drux(Füchse Berlin)
 Martin Strobel(HBW Balingen-Weilstetten)
 Sven-Sören Christophersen(TSV Hannover-Burgdorf)
Rückraum rechts:
 Steffen Weinhold(THW Kiel)
 Michael Müller(MT Melsungen)
 Fabian Wiede(Füchse Berlin)
Rechtsaußen:
 Patrick Groetzki(Rhein-Neckar Löwen)
 Tobias Reichmann(KS Vive Tauron Kielce/POL)
Kreis:
 Patrick Wiencek(THW Kiel)
 Hendrik Pekeler(TBV Lemgo)
 Jacob Heinl(SG Flensburg-Handewitt)
リザーブ
Tor:
 Andreas Wolff(HSG Wetzlar)
Linksaußen:
 Yves Kunkel(GWD Minden)
Rückraum links:
 Finn Lemke(TBV Lemgo)
 Andreas Schröder(VfL Gummersbach)
 Philipp Müller(MT Melsungen)
Rückraum Mitte:
 Michael Kraus(Frisch Auf Göppingen)
 Tim Kneule (Frisch Auf Göppingen)
Rückraum rechts:
 Jens Schöngarth(TuS N-Lübbecke)
Rechtsaußen:
 Johannes Sellin(MT Melsungen)
Kreis:
 Manuel Späth(Frisch Auf Göppingen)
 Erik Schmidt(TSG Friesenheim)
リザーブの中ではこれまで代表経験のないイェンス・シェーンガルスに期待しています。
出場できるかわかりませんが、何とかチャンスをものにしてほしいと思っています。

かつての優勝チームに快勝@Deutschland

2014-11-02 02:51:13 | 試合(Spiel)
チャンピオンズリーグは先月中旬より4つに分かれたグループリーグが行われています。
ドイツ勢は予選を勝ち抜いたHCLがグループA、そしてTHCはグループBに組み込まれました。
ドイツ勢の優勝はこれまで90/91シーズンのTV Lützellindenの1回(90/91シーズン)しかなく、自分にとってもまさに悲願のことです。
共に昨シーズンも出場したものの、HCLはいいところがなく終わってしまいました。
今シーズンはスロヴェニアのRK Krim MercatorやオーストリアのHypo Niederösterreichといった、チャンピオンズリーグ優勝はそれぞれ2回(00/01、02/03シーズン)と8回(88/89、89/90、91/92、92/93、93/94、94/95、97/98、99/00シーズン)を誇る屈指の強豪と同じ組に入ってしまいました。
初戦はロシアのDinamo-Sinaraに19-27と落としたものの、次のホーム2連戦でクリムに30-24、ヒポには42-22と快勝しました。
昨シーズン、クリムにはルーマニア代表GK"TOTO"Talida Tolnai、ヒポにはブラジル代表GKの"Babi"Barbara Arenhardtといったお気に入りの選手がいるので、二人に会うために観戦に行きました(Babiは世界選手権と国内リーグの2回)。
しかし今シーズン、二人はともにチームを離れ、ルーマニアに活動の場を移しました。
この両チームは毎シーズンのように選手の入れ替わりが激しく、1シーズン前とはまるで別のチームのような状態といったことも珍しくありません。
経営上の問題なのかはわかりませんが、特にクリムは頻繁にチーム名が変わるなど、ある種の不安定さを感じます。
そういったことから、昨シーズン見に行ってよかったと思っていますが。
それはさておき、前半戦を終えて全勝がない中の混戦で、HCLは2勝0分1敗の2位となかなかいいランクにつけています。
上位2チームがメインラウンドに進出しますが、その可能性は決して低くはありません。
2連覇中のGyőri ETO KC(ハンガリー)やノルウェーのLarvik HKなど強豪は現段階でグループ1位にランクし、メインラウンド進出は手堅いと思いますが、なんとかHCLやTHCにもその可能性を見出してほしいものです。