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TOEIC100点アップのリスニング勉強法 <2/5>パート1・2とパート3・4は別の勉強法で

2020-02-14 08:01:12 | TOEIC
リスニング・テストの作りが大きく2つの括り、タイプに分かれる、とお伝えしました。

タイプが違うパート1・2と、パート3.4。問題の解き方も違います。

問題の解き方が違うので、勉強法も違います。

<正確なリスニングと単語力が決め手になるパート1・2>
パート1,パート2は、単文でのリスニングです。
1つ1つの文を正確に聞き取って、文の意味を理解しているか、が問われます。

30~50秒の会話やミニスピーチを聴いて答えるパート3・4では、会話全体の流れや、場合によっては選択肢によって、かなり推測できることがあります。

その点、パート1・2では、推測できる情報は、まったくありません。

1つ1つの文をいかに正確に聴き取るか。そこが、勝負です。

正確に聴き取り
その聴き取ったことだけで、意味を理解する必要があります。

したがって、正解率を上げるには、

 正確に聴き取るための勉強
 意味を理解するための勉強

が必要になります。

勉強の核になるのは、
 正確な発音を目指した音読(→正確に聴き取るため)
 単語の暗記、問題の演習(→意味を理解するため)

になります。

<状況と文脈を理解する必要があり、リーディングの要素もあるパート3・4>
パート3では、会話に参加している2~3人の登場人物がいます。
パート4では、ミニスピーチをする人(スピーカー)と、その人が話しかけている相手(リスナー)という、2つの登場人物がいます。

それぞれ、会話、スピーチをしている場所、時間があります。
登場人物の人間関係があります。
一言でまとめると「状況」(シチュエーション)があるのです。

会話やスピーチを理解する上で、この状況(シチュエーション)の理解が、とても大切です。

また、会話にしてもスピーチにしても、
相手に伝えたい、相手になにかしてほしいから、話しています。文脈があるのです。

会話の1つの例をあげると、
登場人物1:問題を提示します。(パーティーをするけど、会場のレストランをまだ決めていない。)
登場人物2:解決策を提示します。(XXXXというお店でパーティーに参加したことがあるけど、料理も美味しかったし、サービスも良かった。)
登場人物1:新たな問題を提示します。(パーティーで動画を流したいけど、その店で動画を流すことはできるか。)
登場人物2:解決策を提示します。(一緒にランチに行って、聞いてみましょう。)

会話の流れは、ある人の問題を解決するという文脈に沿って、進んでいます。
難しく考える必要はありません。私達が日本語で行う、ふだんの会話と同じですね?

パート3・4では、放送される英文の1つ1つを聴き取るだけでなく、この「文脈」を掴むことが大切になるのです。

次に、パート3・4では、回答するために、問題用紙に書かれた質問文・選択肢を読まなければなりません。リスニングをしながら、リーディングもしなければならないのです。

さらに、この、質問文、選択肢には、リスニングする内容を推測させる、いろんなヒントが詰まっています。また、どこに注意して聞かなければならないかを事前に教えてくれます。

したがって、事前に質問文、選択肢を読むリーディングのプロセスが大切になります。

状況と文脈をつかむ必要があり、リーディングの要素もあるパート3・4。
勉強の核となるのは、
 状況を想像しながらの音読
 質問文や選択肢から状況と文脈を推測する練習(演習)
 リーディングとリスニングの両方を処理する練習(演習)

この3つが大切です。
とにかく、パート1,2と3,4では勉強法も解き方も違う。ここは、必ずおさえてください。

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