おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

プラネタリウムの思い出は

2006年06月25日 22時01分14秒 | 出来事
小さい頃は、よくプラネタリウムに連れて行ってもらいました。
あの包み込まれるような雰囲気が大好きで、星座をよく覚えました。

そんな昔を懐かしんで、池袋はサンシャインのプラネタリウム満天に行ってみました。

この満天はワールドインポートマートの屋上にあるのですが、同じ階に水族館があるので子供連れで大混雑。
ただ、水族館目当ての人が多いらしく、満天は結構空いていました。

この満天、いくつか上映番組はあるのですが、
『ニューヨークのプラネタリウムで制作・上映され、既に300万人の観客動員を達成した話題作が日本上陸。』
という見出しに惹かれ、“ARE WE ALONE?”という番組を見ることに。


上映開始後、プラネタリウムで少し夏の星座の説明があり、その後CG番組へ。
リアルなCG映像が全天周モニターに映し出され、太陽系や銀河系の姿を見せてくれます。
また、NASAが撮影した火星の地表写真も360°で展開されました。


さて、このCG映像をふんだんに盛り込んだ番組、たしかに手間もカネもかかっていると思うのですが、何かつまらない。
何故だろう?と考えてしまうのですが、理由はCGのリアルさにある気がします。

昔によく見たプラネタリウムは今ほど精巧なものではなかったはずです。
CGなんてあるはずもない。
それでも楽しめたのは、
星座にまつわる話、ギリシャ神話との関係、昔の人の航海術、北半球と南半球の違い…などなど
説明するお姉さんが、頭上に広がる星空に、昔の人の知恵とロマンを感じさせてくれたからではないかと思うのです。
実際には見られない星の表面や、銀河系を外から見たCGなどは、映像技術としては素晴らしいと思うのですが、想像力をストップさせてしまいます。

僕が大阪で良くみたプラネタリウムは小さくて、1回100円程度だった気がします。
必ず太陽が沈むところから始まり、最後は「さぁ、そろそろ夜が明けてきたようです…」と太陽が昇って明るくなるのがお決まりでした。
本当に一晩、星を眺めていたような気になり、新たな知識を詰め込んで嬉々として家路についていました。

久しぶりにそういうプラネタリウムが見たかったかな…

CG番組前の夏の星座紹介の時、
隣に座ってる小さな男の子が“夏の大三角形”の説明を聞きながら
「ほんとだぁ、三角形だぁ…」
と呟いていたのを聞いたときは、その子に説明したくてたまりませんでした

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1 コメント

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TB (ぶろー)
2006-06-30 00:59:34
はじめまして。

トラックバックさせていただきました。

私もプラネタリウムに行くのが好きでした。
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