おまけの時間

仕事に追われて過ぎゆく日々の“しおり”として。

伊豆の宿は自然の音だけで満足

2007年08月24日 14時35分33秒 | 旅路
伊豆に行ってまいりました。
場所は湯ヶ島温泉にある「アルカナ イズ」という宿。

三島駅から車で小一時間で到着。



中に入ると、温泉街の雰囲気ある建物とは違ったお洒落な外観の建物。
車で到着するとすぐに出迎えてくれます。

「今日は何もしない!」
と決めていたので、のんびりと部屋でくつろぎます。


(ウェルカムドリンク飲みながら文字通りくつろぐ妻)




大きな窓からは迫るような緑と目の前を流れる狩野川が。

 


そして、何と言ってもこの自然を眺められる部屋付の露天風呂!


これが気持ちいい!
お湯はかけ流しです。

夕方、日のあるうちに川の音と蝉の音を聞きながら入る風呂が最高。
ちょっと小さい頃を思い出します。


ちなみに、ここの部屋にはTVがありません。
でもTVは不要です。


窓の外から聞こえてくる音だけで、ゴロリ。
これで満足です。

この部屋、設備は綺麗だし、ソファも気持ちいい。
アメニティもいいものが揃っている。
今回は1泊ですが、何日か滞在したくなります。



さて、風呂にも入り、お腹が空いたところで夕食へ。
ここはフレンチです。
地のもの、旬のものをふんだんに活かした料理ばかり。
シアターにいるかのような雰囲気のダイニングで、シェフたちの腕前を見ながら料理を堪能します。

料理は本当に美味しかった。
コースで出てきたものの中、一番気に入ったのは

相模湾・金目鯛のアラ・バプール 青柚子のブイヨン
~夏香草と枝豆・オカヒジキ・隠元・モロヘイヤ・キヌサヤ~

鯛の美味しさもさることながら、野菜が負けていない。
採れたての味ってのはすごいもんだ。

お酒もいい具合に入り、幸せな気分で寝られました。



翌朝、日の出に合わせて露天風呂に。
気兼ねなくいつでも入れるのが嬉しい。
途中、雷が鳴り出して撤退を余儀なくされましたが、
朝風呂でしっかりと目が覚めます。


それにしても、ここの朝食の充実ぶりには感嘆。
写真、撮ってきたかったなぁ~。

牧場の牛乳(濃厚でうまい!)オレンジとグレープフルーツのミックスジュース
ボウルに入った生野菜(自家製ドレッシング)
自家製の七種のパン(自家製ジャム、白桃・苺・ブルーベリー)
野菜がふんだんに入ったスープ
自家製ソーセージ、野菜のソテー、オムレツ(妻はスクランブルエッグ)
ヨーグルトにフルーツ

最近ホテルなどでもこういうサービスありますが、
ここまで充実した朝食は初めてです。
味も満足。お腹も満足です。

そんな豪勢な朝食に興奮した妻は早速スープを一口。
しかし、このスープ思った以上に熱かったらしく、
上あごの皮がペロンとめくれるダメージをくらっていました(笑)
その後は「美味しい」「しみる~」を交互に繰り返していました。
ありがとう、妻。
おかげで注意してスープを飲んだよ。(それでも熱かった)


「アルカナ イズ」
宿の雰囲気、食事、バトラーのサービスなど、
気持ちよく贅沢な時間が過ごせました。
(その分、お値段もはりましたが…)
今回の目的、ひとつ達成です。
コメント (2)
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こだま12号車の悲劇

2007年08月24日 11時20分56秒 | 旅路
週半ば、伊豆へ旅行してきました。
今回の目的は(またも)温泉でのんびりすること。
および妻の宿願(これは後ほど)をかなえることでした。

そんなわけで、品川から“こだま号”に乗車し、まずは三島へ!
意気揚々とスタートした2人でした。

異変に気づいたのはそれから20分ほどしてから。



あ、あつい…



昨今「ちょっと冷房効きすぎじゃないか?」と思うことのある新幹線。
なのに、車内に入った時から涼しさのかけらも感じられない。
明らかに温度が上昇していて汗がにじみだします。
窓際を陣取った上に、暑さに弱い妻の顔はすでに上気しています。


これって、空調切れてないか?

誰もがそう思った頃、車掌さんが切符拝見で巡回を始めました。
当然のように乗客から次々に
「暑いんですけど」
「冷房効きませんか」
「みんな汗かいてるだろ、どうにかしろよ!」
などと直訴や怒りの嵐。
言われている車掌さんも汗たらしていました。

その後、自動扉を開け放したりしていましたが、肝心の空調は復旧の兆し見えず。
新幹線なので窓も開けられない。

車内はイライラ状態MAX。
何のアナウンスもないことがさらに拍車をかけ、
“イライラ”という文字がこだまの12号車を漂い続けます。


結局、このまま目的の三島駅に着いてしまいました。
われら(特に妻)はJR東海にご立腹。

三島駅に降り立つとなんとも心地よい風が


暑さから開放され、ふと前後の車両の乗客を見るとみな涼しい笑顔。
かたや残された12号車の乗客はうちわなどで必死に扇いでいます。

12号車だけだったんかい

お年寄りの方も大勢乗っていたし、しかも指定席。
ちょっと機転利かせて他の車両に振り分けるとかなんでしないんだろう。

JR東海!
新幹線でボロ儲けしてんだからちゃんとアナウンスくらいしろ!

とまぁ、温泉着く前に湯気だした旅行でした。
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