開業医の妻のたわごと

@目標→脳天気

@妄想女なり

@人間万事塞翁が馬

エロイ本

2009年02月18日 22時50分09秒 | Weblog
春寒(はるさむ)や医院に読めるサザエさん 川上弘美作

という俳句を昨日の新聞で見つけた。


「医院の待合室に似合う漫画は確かにサザエさんだろう。

春寒のころにはサザエさんの明るさがことに嬉しい。」と

選者のコメントが添えられていた。


以前、このブログで

医院に「どんな雑誌置いたらエエんかなあ」って書いた事があったけど、

サザエさんは思いつかなかった。


フムフム。


身体も心も寒い今日この頃、

サザエさんはいいかも。


しかもうちは老人の患者さんが多いし。

で、夫にそう伝えたら、「じゃあ、何冊か買おうか。」ということになりやんした。


ところで、

数ヶ月前に、うちのスタッフのひとりA子(40才前半)が

「奥さん、この本を良かったら、待合室に置いてくれませんか?

もう読んだので要らなくなったのです。」と言って、

15冊ほど、単行本を持ってきた。


持ってきてくれたのは次の小説。

宮部みゆき著「火車」「理由」「パーフェクトブルー」「魔術はささやく」

桐野夏生「魂(たま)萌え」

小池真理子「天の刻(とき)」

その他、田辺聖子、新保裕一、、なかにし礼の作品。


田辺聖子は好きな作家だし、

宮部みゆきも結構好きで読んでいるし・・・っと。


桐野夏生「魂(たま)萌え」も以前、評判になっていて読みたい気もするし・・・、

いつまでも若々しい作家小池真理子氏の作品も一度は読んでみようかな・・・。


なんて、思いつつ、

小池真理子の「天の刻(とき)」(短編集)のひとつを、

数日前に読んでみたが・・・、

エ、エロ医・・・もとい・・・エロイ・・・。


夫にも相談したが、

宮部みゆきの作品は

途中で読むのを簡単に止められるような内容では無いし、

他のどの本も待っている間に、ちょこっと読むような小説では無い。

との意見で一致した。


で、受け取ってしまった私が悪いのだが、今、困っている・・。

何で、「待合室にどうぞ」と言ってA子が私に渡してくれたのか、

真意がワカラン。(結構色々くれる。先日も手製の梅干しをもらった)


今日、

A子をつかまえて

「あの~、待合室で読み始めて続きを読みたくなったら、

私だったら持って帰りたくなるような本ばかりだし、

内容もあまり待合室にふさわしくなような気がするから、

ご好意だけいただいて、あなたに返したいのだけど。」と言ってみた。



すると、

「○○クリニックって大きく書いておけばいいのではないですか?

それとも奥さんが置かないと言われるのなら、

ブックオフにでも持って行ってください。差し上げたのですから。」と

A子に言い切られた。


あ~ん、負けたあああ。

売るぞ~、ブックオフに。


けど、万一、また返してくださいって言われたら・・・、

私は返さないと、訴えられるのでしょうかあ?


誰かあ~、たすけて~!!!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする