昨夜はへこんだまま寝たが、
今朝、起きた瞬間に同級生のA子の事を思いだした。
A子は私の高2の時のクラスメートで今、小学校の教頭をしている。
高校2年の時の彼女は
テニスクラブ員で、いつも真っ黒に日焼けし、
元気いっぱいの溌剌とした女の子で、
男子にモテモテのいわゆる「マドンナ」だった。
私のほうが、顔は勝ってる(ん?)し、成績もいいのに(ん?)
なぜ???なぜ?なぜ???という疑問が、
いつも私のドタマに渦巻いていた・・・
イヤ、嫉妬していたワケでは無い。
我が校には他にもマドンナが、わんさかいて(美人で女医になった人など)
私は、ビン底メガネをかけ、その他大勢に埋もれていたし、
彼もひとり(笑)いたので、
それなりに満足な生活を送っていたからいいのだが
(今も当時の男どもが、いっぱいモーションかけてくるもんねぇ~。エッ?妄想?)
殆どのマドンナ達は今、かなり辛酸なめ子的生活を送っているのだ。
(幸福か否かは本人の尺度によるので、客観的な私見だが)
そのA子、
同級生のB夫(私の高3の時のクラスメート)と結婚したので驚いた。
B夫は高校時代バンドを組んでいて、
そこそこのイケメンだったが、
勉強に縁のないようなチャラチャラした男子だった。
大学時代に偶然、私の大学の学生協で彼と出会った事があるが、
「エリリンちゃん、ラーメンおごって!」と、親しくもない女に
平気で言う男だった。
当時彼は浪人中だったらしい。
のちに彼は無名の大学(失礼!)を8年かかって出ている。
月日が流れ
40歳過ぎの時、高校のミニ同窓会で、ふたりに会って驚いた。
A子は男のようなショートカットで、
頬はこけ、あごはとがり、目は鋭いものの、深い憂いを帯び、
顔には多くのシワが刻まれていた。
まるで違う・・・昔のあの彼女はどこへ???・・・
一方、
夫のB夫は脳天気に磨きをかけていた。
体重は150kgぐらいあるのだろうか。
可愛かった顔はアンパンマンのように肥大し、見るかげもなかった。
風のたよりに聞いた。
B夫は建築学科を出て建築士の免許を持っていたのに
その仕事は長続きせず、
たこ焼き屋や、スナックなどを経営し、店を3軒も潰した・・・と。
数年前に彼はまた借金をし、
介護福祉施設を立ち上げた。
今は夜昼休みなく働いているらしい。
そう、良い意味で言えば、
彼は色んな能力があり、チャレンジ精神旺盛なのだ。
彼の生き方を同級生のC男は
(ブログで話題にしている国立大医学部教授だよ~!)
彼を称して「無茶苦茶なヤツだ。」と言った。
別の同級生D男は
(京大卒、某メイカーの海外駐在員歴が長くC男の親友で、私と友を車でドイツ、スイス、米国を案内してくれた)
次のように言った。
「B君の生き方は羨ましいです。
色んな才能があるし、自分の想いに忠実に生きていくなんて
僕にはマネが出来ない。
きっと、C男君は羨ましいの裏返しに批判しただけですよ。」
A子は数年前、妹を癌で亡くしている。
B男の兄は数年前、離婚した為、毎晩、AB夫妻の家に食事の為にやってくる。
B男は数年前にバンドの再結成をした。
ギター、練習の場所、諸々にお金がかかることだろう。
少し前にライブを観に行った時も、
A子はかいがいしくB男の世話をし、
私の姿を見つけては「エリリンちゃ~ん、(*^。^*)」って
ニコニコしながら手を振ってくれた。
小学校の教頭という仕事で家族を支えながら、夫の放蕩も許す女。
いつの間に、あの可愛いだけのマドンナが、
あんな素敵な女性に変身したのだろう。
幾多の試練を乗り越えて・・・
顔がやつれてしまっても・・・
★人に幸せだけを見せてる女★・・・
へこんだ時は
彼女を思い出そうと思う。
追記:へこんだ私を励ましてくれたブログ仲間のみんな、本当に有り難う。
嬉しかったです。心配かけて本当にごめんなさい。
今朝、起きた瞬間に同級生のA子の事を思いだした。
A子は私の高2の時のクラスメートで今、小学校の教頭をしている。
高校2年の時の彼女は
テニスクラブ員で、いつも真っ黒に日焼けし、
元気いっぱいの溌剌とした女の子で、
男子にモテモテのいわゆる「マドンナ」だった。
私のほうが、顔は勝ってる(ん?)し、成績もいいのに(ん?)
なぜ???なぜ?なぜ???という疑問が、
いつも私のドタマに渦巻いていた・・・
イヤ、嫉妬していたワケでは無い。
我が校には他にもマドンナが、わんさかいて(美人で女医になった人など)
私は、ビン底メガネをかけ、その他大勢に埋もれていたし、
彼もひとり(笑)いたので、
それなりに満足な生活を送っていたからいいのだが
(今も当時の男どもが、いっぱいモーションかけてくるもんねぇ~。エッ?妄想?)
殆どのマドンナ達は今、かなり辛酸なめ子的生活を送っているのだ。
(幸福か否かは本人の尺度によるので、客観的な私見だが)
そのA子、
同級生のB夫(私の高3の時のクラスメート)と結婚したので驚いた。
B夫は高校時代バンドを組んでいて、
そこそこのイケメンだったが、
勉強に縁のないようなチャラチャラした男子だった。
大学時代に偶然、私の大学の学生協で彼と出会った事があるが、
「エリリンちゃん、ラーメンおごって!」と、親しくもない女に
平気で言う男だった。
当時彼は浪人中だったらしい。
のちに彼は無名の大学(失礼!)を8年かかって出ている。
月日が流れ
40歳過ぎの時、高校のミニ同窓会で、ふたりに会って驚いた。
A子は男のようなショートカットで、
頬はこけ、あごはとがり、目は鋭いものの、深い憂いを帯び、
顔には多くのシワが刻まれていた。
まるで違う・・・昔のあの彼女はどこへ???・・・
一方、
夫のB夫は脳天気に磨きをかけていた。
体重は150kgぐらいあるのだろうか。
可愛かった顔はアンパンマンのように肥大し、見るかげもなかった。
風のたよりに聞いた。
B夫は建築学科を出て建築士の免許を持っていたのに
その仕事は長続きせず、
たこ焼き屋や、スナックなどを経営し、店を3軒も潰した・・・と。
数年前に彼はまた借金をし、
介護福祉施設を立ち上げた。
今は夜昼休みなく働いているらしい。
そう、良い意味で言えば、
彼は色んな能力があり、チャレンジ精神旺盛なのだ。
彼の生き方を同級生のC男は
(ブログで話題にしている国立大医学部教授だよ~!)
彼を称して「無茶苦茶なヤツだ。」と言った。
別の同級生D男は
(京大卒、某メイカーの海外駐在員歴が長くC男の親友で、私と友を車でドイツ、スイス、米国を案内してくれた)
次のように言った。
「B君の生き方は羨ましいです。
色んな才能があるし、自分の想いに忠実に生きていくなんて
僕にはマネが出来ない。
きっと、C男君は羨ましいの裏返しに批判しただけですよ。」
A子は数年前、妹を癌で亡くしている。
B男の兄は数年前、離婚した為、毎晩、AB夫妻の家に食事の為にやってくる。
B男は数年前にバンドの再結成をした。
ギター、練習の場所、諸々にお金がかかることだろう。
少し前にライブを観に行った時も、
A子はかいがいしくB男の世話をし、
私の姿を見つけては「エリリンちゃ~ん、(*^。^*)」って
ニコニコしながら手を振ってくれた。
小学校の教頭という仕事で家族を支えながら、夫の放蕩も許す女。
いつの間に、あの可愛いだけのマドンナが、
あんな素敵な女性に変身したのだろう。
幾多の試練を乗り越えて・・・
顔がやつれてしまっても・・・
★人に幸せだけを見せてる女★・・・
へこんだ時は
彼女を思い出そうと思う。
追記:へこんだ私を励ましてくれたブログ仲間のみんな、本当に有り難う。
嬉しかったです。心配かけて本当にごめんなさい。