ただ、スピリッツに関しては筆者は手放しで肯定できない部分はいくつ
かある。滝と風見に面識がなかったというのはかなり不自然だし、村枝
氏が内容に取り込んだ地獄大使と暗闇大使の因縁を描いた平山プロデュ
ーサーの小説版には滝と風見は面識がある描写が存在するのだ。谷のオ
ヤジさんも立花とはゼクロス誕生以前から面識があったのでは?と思い
たいし(ここは筆者の願望)筆者が絶対に否定したいのは、ゼクロスが
バダンの手先として多くの人を手にかけていたという描写だ。ゼクロス
は訓練中の事故で自我を取り戻しているのでまだ悪事をしていないと筆
者は解釈しているからだ。ただ、正義側のライダー全員が悪の元にいた
時代に悪事に手を染めていないか?というと微妙で、ファースト1号は
ビルを倒壊させて警備員を死なせてしまっている。これは悪に洗脳され
たとはいえ弁護ができない!しかし、これは平成の作品なので一応セー
フにしよう(どこがセーフ?)。昭和ライダーが悪に手をかけていたと
思いたくないのだ(ライダーマンは研究だけしていた?と思いたい)。
よく考えたらスピリッツ自体が平成時代の作品なので、それはそれで良
いのかもしれない。ただ「自分には思い付かないアイデア」と脱帽する
しかないと思った部分は、ストロンガーも最後の切り札のウルトラサイ
クロンを使う事ができ、なんと後に埋め込んだ超電子ダイナモのお陰で
助かってしまうという驚きの描写だ。このエピソードでは後にタイガー
ロイドになる三影も登場し、ゼクロスもいきなりではなく、量産戦士の
コマンダーと呼ばれるリーダーだったという描写もうなるものがあった。
写真は滝の変身…ではなくコスプレをするオリジナルの仮面ライダー。
仮面ライダードクロとか特に名前はない。フィギュア化はこの作品オリ
ジナルキャラを含めて連載前からしない方針が確約されているらしい。
しかし、手作りで製作している人は多いようだ。滝ライダーと量産戦士
だけは特例としてフィギュア化してもらいたいものだ。
~PS~
過去の記事と被る部分はありますが…集大成という事で!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます