寺社縁起研究会・関東支部

@近畿大学東京センター

ワークショップ「和漢の故事人物と自然表象――16、7世紀の日本を中心に」

2018年12月08日 | お知らせ

ワークショップ「和漢の故事人物と自然表象――16、7世紀の日本を中心に」のご案内を掲出いたします。
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日時:12月23日(日)10時45分~、12月24日(月)10時~


場所:東京大学東洋文化研究所大会議室 〒113-0033 東京都文京区本郷 7-3-1(本郷キャンパス)

主旨:16,7世紀の日本は、和歌漢詩、物語草子、説話・唱導、また注釈世界の広がりとともに、絵画化の動きとも連動しながら「自然」にまつわる多様なモチーフが視覚的イメージを獲得し、主題化し、さらにメディア間を横断しながら、世界観を転換させていった過渡期であった。本ワークショップでは、この時期とくに隆盛をみる「自然表象」、またそこに付随あるいは並列して表象されてきた「人物故事」に着目し、それらが〈和/漢〉のことば、イメージ、文化領域を交叉させながら、中世から近世へいかに展開・変容していったか、そのプロセスを文学―美術―芸能にまたがる領域から光をあててみたい。その中で、そうした「自然」と「人間」にまつわる表現が根差す「自然観」を動態的に捉えることを目指したい。


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